2歳子連れ ベビーカーでめぐるGWスペイン・ポルトガル Day1 お父さん、風邪でダウン

2016/04/27 - 2016/04/27

小さかった息子もそろそろ2歳半。今年のGWは日並びが良く、家族で長めに旅行するにはまたとない機会！

ちょっぴり出遅れた2月に航空券の検索開始。う～ん、高い！行き先は値段低めのカナダか？それとも念願の2回目スペインか？

夫婦で迷った結果、やっぱり行きたいのはスペインという結論に。日程を変えつつ探り当てたのは、エアチャイナの成田発、北京トランスファー、ウィーントランジット、バルセロナ行き。国際線は2歳から座席が必要ななか、3人で諸費用込み24万円という手頃な価格でDeal。

もう少し長く行けるなら、そして大人だけなら、ぜひモロッコと抱き合わせにしたかった。けれど11日間とまあまあ長いので、未訪問で路面電車のかわいいポルトガルのリスボンも組み入れ。

子連れ海外はいつものようにベビーカー持参。愛車は初代ストッケスクート（航空会社ではありません）。北欧生まれとはいえヨーロッパのハードな石畳に耐えられるのか？

訪問都市：バルセロナ・グラナダ・マドリッド・リスボン
テーマ：ガウディ・アルハンブラ宮殿・夜行列車・路面電車
キャリア：中国国際航空

本日の訪問場所：成田国際空港・北京首都国際空港

1日目:成田→北京★
2日目:北京→バルセロナ
3日目:バルセロナ
4日目:バルセロナ→グラナダ
5日目:グラナダ
6日目:グラナダ→マドリッド（夜行）
7日目:→リスボン
8日目:リスボン
9日目:リスボン→バルセロナ
10日目:バルセロナ→
11日目:北京→成田

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行に先立って、欧州全域で使えるSIMカードをスペインの通信会社Orangeから入手しておいた。SIMフリーiPhoneに変えてからはじめての海外で、SIMカードの扱いには不慣れな私。ローミングサービスがないのでやるしかない。

結論から言うと、この挑戦はまったくの敗北というほかない。スペインに到着した初日は正しく設定できず、外出中まったくデータ通信できなかった。また、長距離移動中に子どもに動画を見せていたら気づかないうちにプリペイド分を使い切ってしまった。あわててWi-Fi使えるところでトップアップしようとしても画面遷移がうまくいかなくて結局追加できなかった。ポルトガルに入ると、欧州全域で使えるはずのSIMなのに電波が圏外になった。最後にはほぼ携帯持ってないのと同等になって散々なことに・・・。

今回の旅行は日数があるため、洗濯ができるように最後の一泊以外はすべてアパートメントホテルを予約した。これは正解で、子連れの旅では洗濯機がいかに重要かを実感した。息子はまだおむつが取れていないためかなりの大荷物。でも移動が多いのでスーツケース1個、バックパック1個になんとか収めた。

きょうの便は成田空港発。早めに出発して地下鉄→京成で空港へ。ベビーカーはいつものように使い慣れたストッケスクートを持参。重いけど、この安定感は軽量型ベビーカーに代えがたい。

夫Yが、よりによってこの日風邪気味で体調不良を訴えていた。風邪薬を大量に持って旅を決行。

愛車はチェックインカウンター預けだったので、空港のベビーカーで移動。海外ではゲートまで持ち込めるところが多いのにね。

空港の診療所はちょうど昼休みで閉まっていた。お父さん大丈夫か？

以前、ドラゴンロールを食べてはまってしまった成田空港のすし京辰。制限区域にあるため旅行前でないと食べられない。私たちはラウンジに行くので持ち帰り。

時間が経つにつれてYの病状悪化。せっかく買ったドラゴンロールはおろかラウンジでも口にしたのは白湯のみ。ラウンジがなければ有料休憩室を利用したところだ。

成田空港 国際線 ANAラウンジ (第4サテライト) 空港ラウンジ

ラウンジではあっという間に時間がすぎ、息子はYが食べられないかわりに信じられない量を食べまくる。Yにもおむすびを勧めたりしてごきげんにしている。

成田空港 国際線 ANAラウンジ (第4サテライト) 空港ラウンジ

ゲート集合時刻ギリギリに着いて、優先搭乗で乗り込む。SFC取っておいてほんとによかった。

成田国際空港 空港

息子は離陸前に昼寝した。理想的なタイミング。

成田国際空港 空港

CA北京行き。モニターもあり、設備はわるくない。

日本で乗せただろうにこの残念な機内食。この先も期待できない・・・。

息子はそんなに長く寝なかったけど、起きてからもジュースを飲んだり、機内食のフルーツをつまんだりしてほとんどぐずらず。

Yは睡眠に徹していた。かなり具合がわるそうだ。

北京に到着してから私たちを待っていたのは乗り継ぎ客のための大行列だった。なぜかパスポートコントロールあり、荷物検査あり、次々にちがう行列をクリアしないといけなかったのがきつい。病人と子連れでも容赦なく2時間くらい待たされた。しかも中国人係員、英語何言ってるのか全然わからない。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

航空券を予約するとき、空港を出て少し観光できるかもと思って乗り継ぎ時間を意図的に長めにしておいた。たとえYが元気でもあの乗り継ぎ地獄で観光する意欲が残っていたかどうかかなりあやしい。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

やっと行列から解放されたけど、ラウンジの場所がわからず、人に聞いてたどり着く。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

受付ですかさず睡眠室希望と伝えたら、空いていてラッキー。これでYはずっと寝ていられる。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

真っ先に水をもらってYの枕元に置き、息子とラウンジめし。サンドイッチをおいしそうに食べている。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

いくらでも食べたがるので何巡かする。すごく楽しそう。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

残念ながら時間が遅いので、ダイニングコーナーはかたづけに入っていた。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

Wi-Fiも機械でパスワードを発行して試してみた。最初は接続がわるくてなかなか繋がらないと思っていたけど、要はSNSやGoogle系サービスがまったく使えないのだった。天気予報や普通のウェブサイトはさくさく表示される。メールアプリはいつもGmailを使っているけど、一時的にiPhoneのデフォルトアプリに切り替えた。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

どうやら、ラウンジにシャワーはないようだ。トイレの洗面台で、化粧を落としてスキンケアと歯みがきだけした。

息子がペットボトルの水をベッドに盛大にこぼして、ただでさえせまいベッドがさらにせまくなってしまった。持参していたタオルを敷いてしのぐ。

息子は日本時間の23時に就寝。便がゆるいのが気になる。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

ベッドの端に横になって、あらかじめAmazonプライムでダウンロードしておいた『それでも恋するバルセロナ』を少しだけ見た。 近くからタバコのような臭いがして不快。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

息子のオムツ替えをしていたら、大声で泣き出してしまった。そのときに息子の靴下がどこかに行ってしまった。スペアの靴下を持っていないことにそのとき気づいた。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

受付でデポジットの航空券を受け取り、エレベーターに乗るころに息子の機嫌がなおった。ゲートまでは思った以上に遠く、息子を抱いて急ぐのはきつい。電動カートに乗せてもらえばよかった。

息子はまた飛行機に乗れることを喜んでいる。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

ゲートE60は沖止めのバスの乗り場になっている。なにやらエアチャイナともめてる人がいて、その人が乗り込むまで出発しないようだ。座席に座れたのが救い。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

外は肌寒く、エアチャイナの機体デザインとあいまって社会主義というかどこかソ連っぽい。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

機内は242配列で、事前情報とちがってちゃんとモニターはあった。息子はしばらく起きていたけど、授乳して寝かせた。最初の機内食はパス。

でも薄目に見た隣の人のごはんがエアチャイナ名物型押しライスなのをなんとなく確認した。

私も日本時間の3時から姿勢を変えながら7時まで眠った。息子にしまじろうやティニーを見せていてもわりとすぐに飽きてしまい、YouTubeのアイコンを押してしまう。

次の食事はオムレツかポリッジと言われ、私はポリッジにしてみたら、ただのお粥だった。ポリッジってオートミールのことではないのか。「ちょっとな～」と思っていたらYが喜んで食べてくれた。

オムレツの方もオムレツとはほど遠い炒り卵に何か具が入ったものと中華ソーセージ。息子はソーセージをおいしそうに食べていた。ちなみにチャイルドミールはないのでメニューは大人と共通。

中継地のウィーンに到着。またまたパスポートと搭乗券を見せるのに行列でうんざり。

待合室はせまく、トイレも2室しかないので大行列。ほどなく再搭乗。

また機内食でサンドイッチが出たけど食べたのは私だけ。ウィーン、バルセロナ間も意外と時間がかかる。

Day2につづく。