2016年3月　一路、最北端へ　（2日目-2）音威子府経由で稚内へ

2016/03/20 - 2016/03/20

2016年3月・稚内に行ってきました。

ここでは前回（→　http://4travel.jp/travelogue/11129421　）からの続き2日目続きの旅行記を掲載します。

この日は「ローカル路線バスの旅」を。今年の秋に一部区間が廃止されることが決まっている天北宗谷岬線に乗ることにしました。

浜頓別から再びバスに乗り音威子府に向かいました。途中、中頓別で一度休憩をし、廃止が予定されていた区間へ。
小頓別を過ぎると、天北峠で越し音威子府駅へ。

音威子府駅で駅そばを食べようかと思いましたが、まさかの売り切れ。折角来たのに残念……。

稚内には宗谷本線で戻りました。普通列車に乗る予定でしたが、1区間でも特急に乗りたいと思い、天塩中川まで特急に乗り、後続の普通列車で稚内へ。

夕食は稚内名物のたこしゃぶを食べることに、ホテルから数分の「車屋・源氏」へ。
たらふく食べ・たらふく飲み、ホテルに戻り、すぐ寝てしまいました。


【行程】


駅前ターミナル（8：38）→宗谷バス・浜頓別高校行き→浜頓別バスターミナル（11：14）
浜頓別バスターミナル（13：57）→宗谷バス・音威子府行き→音威子府（15：28）
音威子府（16：08）→特急・サロベツ→天塩中川（16：38）
天塩中川（17：03）→普通・稚内行き→稚内（18：45→遅れ19：00頃）

ドーミーイン稚内（泊）

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

先ほどの続き、浜頓別バスターミナルで音威子府行きを待ちます。

音威子府まで1,850円になります。

13時45分ごろバスがやってきました。

先ほどよりも小型のバスです。

このバスは稚内から音威子府まで走り続けるバスになります。

最初から最後まで乗ると、4時間半近く乗ることになります。
このバスの座席だとちょっと辛いと思います。

30分ほどで「中頓別ターミナル」に到着しました。

この路線は最初から最後まで乗ると「鬼志別」「浜頓別」「中頓別」の3箇所で休憩することとになります。ただ、3か所は均等な場所にある訳でもなく、稚内〜鬼志別のように1時間半休憩なしの区間もあれば、浜頓別〜中頓別のように30分で休憩の区間もあります。

中頓別のバスターミナルです。こちらも天北線の中頓別駅の跡地に作られています。

この場所は「天北線メモリアルパーク」となっています。

トイレ休憩がてら建物の中へ。

中は待合室になっています。

この区間は1日4往復+都市間バスの1便が走っています。

中頓別〜音威子府間は廃止が検討されている区間になっています。

結局、ここでも乗降はなし。

観光客3〜4名と地元の方1名で終点・音威子府に向けて出発しました。

バスは天北線の廃線跡に沿って走ります。

道路から天北線の橋などが見えました。

このように道路のすぐそばに線路跡がある区間もあります。

浜頓別から1時間半ほどで終点・音威子府に近づいてきました。

バスの料金表を1枚。稚内から乗り続けていると、4,000円になります。

音威子府駅に着きました。

駅舎はJRの駅とバスターミナルが一緒になっている「交通ターミナル」になっています。

音威子府駅 駅

駅の横はバス停があります。

音威子府駅 駅

早速駅に入って、有名な駅そばを。

ポスターが貼ってあります。ここは黒いそばらしいです。

音威子府駅 駅

が、営業時間中にもかかわらず、シャッターが。

貼り紙を見ると「本日のそばは売り切れました」と無情な一言が。

残念……。

音威子府駅 駅

その横に天北線資料館がありました。

音威子府駅 駅

音威子府駅の構内の模型や写真などが展示されていました。

音威子府駅 駅

音威子府駅 駅

駅の時刻表。

営業時間が16：40までです。上下のサロベツの発着時間までは営業しますが、スーパー宗谷の2・4号は営業時間外です。

音威子府駅 駅

JRの窓口の横には宗谷バスの窓口があります。

音威子府駅 駅

音威子府駅 駅

音威子府駅 駅

駅のすぐ横に宗谷バスの車庫があります。

先ほど乗ったバスは回送になり浜頓別方面に戻って行きました。
今度の浜頓別方面のバスは先ほど稚内から浜頓別まで乗っていたバスでした。
私を浜頓別まで乗せた後、回送で音威子府まで来たようです。

すごい回送距離ですね。

時間があるので駅から徒歩数分の道の駅へ。

ここにも「おにぎりあたためますか」のポスターが。

さすがに音威子府村にはローソンはないでしょうね。

道の駅にもそば屋があるので、もしかしたら営業しているかもと期待していましたが、残念ながら閉店していました。

まだ列車まで時間があるので、メインストリートを歩いていると、村役場が。

音威子府村は北海道で一番人口が少ない自治体にあります。

そろそろ時間なので駅に戻りました。

普通列車で稚内に帰ろうかと思いましたが、1区間でも特急に乗りたいと思い、天塩中川までの特急券と稚内までの乗車券を購入しました。

改札は発車10分前から開始されます。改札口の上に、次の列車の行き先と乗り場が表示されます。

「特急　稚内」の札の下に「のりば2」の札がかけられています。

音威子府駅 駅

改札を通り、駅舎を見るとこんな立派な看板が。

音威子府駅 駅

改札抜けてすぐ左にあるのが、1番ホームです。
こちらは屋根もなく、主に普通列車用に使われています。

止まっているのは、この後天塩中川から乗る予定の普通列車の稚内行き。音威子府で1時間以上停車して、サロベツに先を譲ります。

音威子府駅 駅

昔ながらの跨線橋です。

こちらで2〜3番ホームに行きます。

音威子府駅 駅

こちらは2〜3番ホームです。

立派な屋根のあるホームです。

音威子府駅 駅

ホームにはこんなものを。

音威子府駅 駅

特急「サロベツ」の自由席は半分以下の乗車率でした。

川が見える進行方向左側の座席に座ることが出来ました。

音威子府駅から、しばらくすると天塩川沿いを走ります。

大きな川ですね。

30分ほどで、天塩中川に到着。

到着直前、前の方に座っていた人が騒いでいました。
どうやら音威子府で降りそびれたらしいです。

ちょうど天塩中川で反対側に名寄方面に行く列車が行き違いで止まっていたので、それに乗り折り返せたようです。
ダイヤ改正直前で良かったですね。ダイヤ改正後なら2時間半待ちでしたから。

天塩中川駅 駅

反対側には名寄方面に行く列車が行き違いのために待っていました。

天塩中川駅 駅

駅舎に入ると、昔の窓口スペースはイベントスペースになっており、そこに宗谷本線の写真が展示されていました。

比較的新しい待合室のようで、お手洗いも綺麗でした。

天塩中川駅 駅

駅を出ると、こんな感じです。

天塩中川駅 駅

これが駅舎です。

2014年に改修されてきれいになったようです。

天塩中川駅 駅

駅のすぐそばにAコープが。
日曜なのでお休みでした。

すっかり今日が日曜だと忘れていましたし、スーパーが日曜休みなんて感覚すっかり抜けていました。

30分ほどで稚内行きの列車がやってきました。

ここで乗っていた人が全員下りてしまい、私ともう一人観光客が乗り込んで2人になりました。

青春18きっぷの時期でこれだから、本数減は止む無しですね。

天塩中川駅 駅

しばらくて天塩川がまた見えてきました。

地平線に沈む夕日。久々に見ました。

写真を撮っていると、同乗者から利尻富士が見えている旨を教えてもらいました。

良く見えてきました。

途中駅で観光客が何人も乗り込み賑わってきましたが、また豊富で降りて行きました。どうやら減便前に宗谷本線の写真を撮っている人たちのようです。

勇知を出発してしばらくしたら、明らかになにかにぶつかった音が。直後に急ブレーキがかかりました。

どうやら鹿を轢いたようです。
ワンマンなので運転手さん自らが長靴を履いて確認していきました。大変ですね。

車両確認をして約20分遅れで出発しました。

稚内駅 駅

ワンマン列車なので、バスのような運賃表があります。

すごい金額になりますね。

ホテルに戻り、夕食を食べにすぐ近くの「車屋・源氏」へ。

名物のたこしゃぶを食べに来ました。人が少ないので、個室に案内されました。


折角なので郷土料理の「礼文」のコースを頼みました。

車屋・源氏 グルメ・レストラン

すぐ準備され、刺身やたこが出てきました。

車屋・源氏 グルメ・レストラン

タコの切り身を鍋でしゃぶしゃぶして食べます。

このタレが美味しかったですね。

車屋・源氏 グルメ・レストラン

八角の軍艦焼

お客さんがいないのでしょうか、ここまで、すぐ出てきました。
お酒を飲んでいるにもかかわらず、食事のいくら丼や味噌汁まで、すぐ出てきたのは頂けないですね。

車屋・源氏 グルメ・レストラン

ほろ酔い気分で部屋に戻り、気づいたら寝ていました。

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車屋・源氏 グルメ・レストラン