GW恒例おばさん4人旅。今年は哀愁のポルトガルへ！　その1　リスボン編

2016/04/28 - 2016/04/30

ひねくれ者の選ぶ旅行先、パリやロンドン未体験のメンバーもいるのに、昨年はマルタ、今年はポルトガル。回りの人にはポルトガルって、それどこ？　何があるの？と言われたけど、行ってみるとGWのせいか日本人もたくさん。街はかわいいし、治安はいいし、食べ物はおいしいし、女性旅にはかなりオススメ度の高い国でした！

1日目：リスボン編　→今ココ
ロンドン経由ではるばるたどり着いたリスボン。絶好の好天にも恵まれて、交通機関や観光名所がフリーの1日券を買ったのに、なんとストライキに遭遇。でも、なんとかお目当てのものは楽しめて、よかった、よかった！

2日目：オビドス編　http://4travel.jp/travelogue/11129893
3日目：ポルト編　http://4travel.jp/travelogue/11130268

エリア リスボン(ポルトガル)

窓から見えているのはJAL機だけど、今回のフライトはロンドン経由のブリティッシュエアウェイズ。ワンワールドなのでJALのラウンジが使えます。

12時35分成田発のBA6便。1回目の機内食。

大分近づいてきたかな。

ボケちゃったけど、2回目の機内食。

ロンドン到着は現地時間の夕方5時すぎ。ヒースロー空港の乗り換え経路は分かりやすいです。赤紫のFlight Connetionsの表示に向かって進みます。

乗り換えてリスボン着が23時半。空港からタクシーでホテルに到着したらもう夜中の12時半すぎ。疲れた〜。今回の宿泊はRestauradores広場の前にあるアベニーダパレス。眠くてヘロヘロだけど、ゴージャスなロビーがうれしい！

ホテル アベニーダ パレス ホテル

客室はなかなかステキです。

ソファーとデスク付。

毎日1本のミネラルウォーターとイチゴのサービス。

毎晩ロビーで催される無料のピアノリサイタルの案内。

翌朝。お部屋の窓は中庭に面しているので、街の風景は見えません。

朝食会場へ向かう廊下。「パレス」っぽくてテンションアップ♪

朝食会場の横のお部屋。

朝食会場。このホテルには、日本人は少しいたけど中国人は見かけず、ほとんど西洋のゲストが主流でした。

昨夜暗くて撮影できなかった（疲れててそれどころじゃなかったけど）ホテルのエントランス。

ホテルから歩いてすぐのところにある、Restauradores駅近くのツーリストインフォメーション。手前の発券機で券を取って順番を待ちます。

ツーリスト・インフォメーションで購入したリスボアカード24時間券。これでトラム、バスなどが一日乗り放題＆主要観光地に無料で入れます。

ホテルの隣はスタバ。（一度も利用しなかったけど）

離れてみたスタバのビル。すごくステキな建物。

まずは、フィゲイラ広場から15番のトラムに乗りベレン地区へ向かいます。

10分ぐらい走ると、海が見えてきた！地図情報によると、コメルシオ広場付近。

40分着で到着。なんという駅か忘れちゃったけど、ジェロニモス修道院前を1つか2つすぎた所が、ベレンの塔の最寄りになります。

道路を渡って川の方へ向かい、歩いて7分ぐらいでベレンの塔に到着。リスボンカードで無料で入れますが、塔の中にあるチケットオフィスに並んでチケット交換が必要。ジェロニモス修道院では並ばなくていいように、コンビチケットをもらいました。

ベレンの塔 建造物

川沿いを10分ぐらい歩くと、「発見のモニュメント」。ガイドブックによると、一番前がエンリケ航海王子、右から2番目の両手を合わせているのがフランシスコ・ザビエルだそうです。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

発見のモニュメント近くにある、世界地図。「発見」された年が記されています。日本は1541年。地図の上に団体さんが立ち止まって説明を聞いていたりして、ヨーロッパあたりの地図はよく見えませんでした。

発見のモニュメントから通りを挟んで建っているのが、ジェロニモス修道院。

この階段を降りて地下道を渡っていきます。

修道院の門。繊細な彫刻が美しい！

ジェロニモス修道院 寺院・教会

修道院の中にある教会。ここは無料エリアです。ポルトガルの教会って、こんな風にマネキン？みたいな人形が飾ってあるのをよく見かけました。

ヴァスコダ・ガマの棺

こちらはチケットを見せて入る有料エリア。一番見どころとされている回廊。

航海時代にちなんで、ロープなどの模様になっているんだとか。そういえば変わった装飾。

小腹が空いたので、修道院近くの有名店、Pastéis de Belémへ。

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

もちろん、お目当てはエッグタルト！　皮はパリパリ、中のクリームは素朴な感じであまり甘くなくておいしかった〜！

店頭はすごい混雑ですけど、中は広くて、すぐ座れました。座って食べる場合はテーブルまでオーダーに来てくれるので、列に並ぶ必要はありません。

修道院の前からまたトラムに乗って戻るつもりが。。

なぜか、途中でトラムを全員下ろされて？？　どうやら、この日はストライキだったようです。人の流れに沿って歩いて行ってみると、たどり着いたのは車庫。。だからここでストップなのか。。

通りを走っていたバスに適当に乗ってみたけれど、それもやはりこの駅の前でストップして、全員下車。駅だけど、電車も動いてません。くー。1日券買ったのに何も乗れないなんて！

次に行きたかったリベイラ広場へは歩いて行けそうなので、てくてくしていると、なにやらポリスがたくさん。

旗を立てたタクシーが集結。なんとリスボンのストライキはトラムやバス、電車ばかりでなく、タクシーまでも止まるようです。びっくり。

10分ちょっとでリベイラ市場に到着〜。

リベイラ市場 市場

市場そのものは14時までで終了していたけれど、フードコートは営業中。お腹空いたので、何か食べて一休みしよう。

ここのお店で買ったのは……。

こんな感じの組み合わせ。手前のスープCaldo verde　はキャベツ入りじゃがいものポタージュ。右はBacalhau a Brazといって、干しダラと玉ねぎ、フライドポテトの卵とじ。奥はなんとアイスののったサラダ。どれも優しい味でおいしかった！

リスボン名物ケーブルカーの中でも一番有名なビカ Bica 線。どうせ止まってるだろうけどと来てみると、なんと動くっぽい？　ところが、車内に乗って待つこと10分ぐらい？なんと今度は車両故障で動かないとのことで、下ろされた。

この坂を（写真で見ると見えないけど、下の方はかなりの急坂）をえっちらほっちら歩いて登って、上から写真を撮ってると、あれれケーブルカー登ってきたじゃーん。もうちょっと待ってればよかった？

街中を歩いてみても、トラムはやはり止まったままの模様。

気を取り直して街歩き。ガイドブックにも載っている有名カフェA Brasileiraの前にあったポルトガルの国民的作家フェルナンド・ペソアの銅像。（というのは、後からガイドブックを見て知ったのだけれど）。

ア ブラジレイラ カフェ

そこからまたテクテク歩いて、ここはカルモ教会。1755年のリスボン大地震のときにの被害をそのまま残してある建物だそうです。この写真だと分からないけど、もう少し遠目に見ると、壁だけ残って崩れているような様子が見えました。中には入らず、その横の細い道を入って、サンタ・ジュスタのリフトに向かいます。

カルモ教会 寺院・教会

このような橋を渡って、リフト乗り場に行けるようになっています。

橋の上からも見晴らしがいいのですが、さらに右上に写っているリフトの屋上にも上れます（1ユーロかな？　リスボンカードで無料）

高所恐怖症の3人を置いて、ひとりで登ってみました。絶景なのに、もったいなーい。

このリフトに乗って、下に降りてきました。（リフトもリスボンカードで無料）
降りる方の乗り場は空いてたけど、昇る方の乗り場は行列でした。

サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験

ホテルに戻る道すがら、スーパーPingo Doceに寄りました。

さすが新鮮そうな魚介類が並んでいます。

名物バカリャウ（干しタラ）売場。買って帰りたいけど、無理ね−。無難にサーディンやイカのオイル漬けなどお缶詰めを購入。

いったんホテルに戻って部屋で一休みした後、ロビーでやっている7時からのピアノリサイタルをのぞいてみます。

ホテル アベニーダ パレス ホテル

夕飯は、近所にあるRestaurante João do Grãoというレストランへ。誰かのブログで見かけてチェックしていたところ。

ポルトガル名物の微炭酸ワインverdeで乾杯！

お店に入る前、客引きをしていた人にガイドブックを見せて、「Pasteis de Bacalhau （干し鱈のコロッケ）ある？」と聞いていたので、座るなり注文しなくても出てきました。ちょっと冷めてたけど。

手前はPorco a Alentejanaという料理で、なんとアサリと豚肉という不思議な組み合わせ。お醤油ベースみたいな味付けで食べやすい。でもお肉がちょっと堅かったかな。

Caldeirada　魚介のトマトシチュー。おいしくないはずないよね！

ホテルへの帰り道に、ロシオ広場でやっていたマーケットに寄ってみました。

ロシオ広場 (ペドロ4世広場) 広場・公園

ちょっとオシャレな感じのお土産モノやさんとか、食べ物のお店とか。

名物コルク用品の小物。

七宝焼きのような陶器のアクセサリ。かわいいものがたくさんあって、何も買わなかったけど、見てるだけでも楽しめました。

明日はバスに乗ってオビドスに行きます！
http://4travel.jp/travelogue/11129893