2016/01/04 - 2016/01/11
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帰国の便に乗るために、昨日の飛行機でヒヴァからウズベキスタンの首都「タシュケント」に戻ってきた。 今晩の便で帰国の途につくのだが、それまでにもうちょっとタシュケントの街を探検してみようかと思う。
ガイド本に載っている興味のある場所はだいたい行ってしまったので、今回はネット上に情報があった「古本市」に 行ってみようかと思う。しかし、ネットの情報だけあって本当にあるのか疑問。果たして「古本市」は本当にあったのか?!
本家ホームページ
http://hornets.homeunix.org/
ここまでのウズベキスタン旅
Day1・2 タシュケントでは地下鉄もバスも25円で乗り放題だったぁ?
http://4travel.jp/travelogue/11100441
Day3 ブハラは半日もあれば全部見れちゃうコンパクトな観光地だった!
http://4travel.jp/travelogue/11105213
Day4 シルクロードの街サマルカンドを一日で回りきってみよう!
http://4travel.jp/travelogue/11109338
Day5・6・7 ヒヴァまでの道のり30kmを たった25円で行く方法とは?
http://4travel.jp/travelogue/11113306
Day8 「歩き方」にも載ってない「古本市」の情報を確かめに行ってみた!
http://4travel.jp/travelogue/11124049
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さて、今日は旅の最終日。夜の便で韓国経由で日本に帰国なのだ。
なんとなく、ウズベキスタンは見尽くしてしまった感があるのだが、とりあえず帰国の便までタシュケントの街をブラブラしようと思う。
まずは市内北の方にある、ハズラティ・イマーム広場付近のモスク郡に行ってみようと思う。宿からは地下鉄でとりあえず「ゴフル・グロム駅」へ移動。ここから歩きで行くと30分以上歩かなければならないようなので、バスを待ったのだが今日は日曜日。ウズベキスタンに到着した時に話した現地の兄ちゃんによれば、日曜はバスの本数が少ないようなことを言っていた。
そんな理由もあるのか?待てど暮らせどバスが来ないので、仕方なく歩いて行く事に。 確かに歩いたら結構な時間がかかる距離だったのだが、結構いい運動になって、逆によかった。 -
ハズラティ・イマーム広場付近にはハズラティ・イマーム・モスクや、バラク・ハン・メドレセ、カファリ・シャーシ廟なんかがある。 それぞれの位置関係はこんな感じ。
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ハズラティ・イマーム広場に到着すると、とりあえず「歩き方」に載っているのと同じアングルで写真を撮ってみる。
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これは別アングルでとったハズラティ・イマーム広場の写真なのだが、広場はこんな感じでかなり広い。
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広場の一番西の方にあるのが、バラク・ハン・メドレセ。
このメドレセも今まで見てきたメドレセと見た目はほとんど同じ。正面の門みたいなのは、やはり綺麗な装飾がされている。 -
内部は派手さはなく、どちらかと言えば落ち着いた感じ。悪く言えば、あまり特徴が無いとも言える。
このメドレセは珍しく一階建てだったのだが、各教室は当たり前のように土産物屋になってしまっている所が、やはり残念なところ。 -
ハズラティ・イマーム広場の北側に位置するのが、カファリ・シャーシ廟。
入り口はモスクのような門なのだが、内部や外にも墓石と思われるものがある。 -
そして、広場の東側、道路に面した場所にあるのが、ハズラティ・イマーム・モスク。
入り口付近に強面(こわおもて)のオッサンが「ドン」と座っていたので、入っていいのかどうか不安だったが、入っても問題ないようだ。 -
建物の中に入ってみると、息を呑む光景が広がっていた。 今まで見てきた物と全く違う、現代的なモスクだった。そして結構な広さ。
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このモスクの最大の見どころは、写真左の天井の模様だと思う。 サマルカンドにあった黄金の部屋のような豪華さは全体的に無いのだが、それに匹敵するような装飾だった。 思わず「おぉ〜」と声を上げてしまうような感じ。
そして写真左のメッカの方向を示すくぼみは、結構シンプルだが貧弱さは全くナシ。 -
ハズラティ・イマーム広場付近のモスクやメドレセを見終わったら、この前にあるバス停からバスに乗ってここまで来る時に降りた「ゴフル・グロム」駅まで戻る。
「ゴフル・グロム」駅からは、地下鉄に乗って「コスモナウトラル」駅まで移動。 -
ウズベキスタンの地下鉄車内はこんな感じ。 ちなみに地下鉄で写真を撮るのは禁止。
ウズベキスタンの地下鉄はウクライナやロシアとほぼ同じだった。 車両も駅構内も薄暗いのだが、何故か駅の装飾や彫刻なんかはすごく豪華。 -
コスモナウトラル駅を降りて東側の方向へ少し進むと、そこには団地のような集合住宅が広がる住宅街だった。
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コスモナウトラル駅に来たのは、この当たりに「古本市」があるという情報をゲットしたから。コスモナウトラル駅の北東方向にある公園の端っこに古本を売る屋台がある。
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「本当に古本市なんかあるのか?」と、半信半疑で来たのだったが、本当に古本市があった。 日本で言ったらお祭りの出店(でみせ)のような屋台に古本が所狭しと並んでいる。 こんな感じの屋台が、公園の歩道に沿って何件も出ているのだ。
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本は基本的に古本なのだが、並べられている本の種類は小説から雑誌、はたまた教科書的な本まで様々だった。もちろん地元の本ばかりなので、自分は読めないのだが、見ているだけでも楽しくなる。
以前、池上彰さんは「現在それほど発展していない国だとしても、街にどのぐらい本屋があるか?を見れば、その国は今後発展していくかどうか?というのがわかる」という類(たぐい)の事を言っていた。
独裁政権下では、国民が自由にいろいろな情報を得ることができると、知恵のある一部の人が政府に対して反抗する可能性が出てくる。 したがって、そのような社会体制のもとでは、情報統制を行うことが一般的。 結果的に本屋等も少なくなる という理論。
しかし、独裁政権もしくは軍事独裁政権のある国では、街に多少なりとも本屋があったらしい。 当時はまだ軍事独裁政権だったのだが、現在では民主化が進み国が大きく変わろうとしている。
しかしながら、その国のすぐ近くにある国では、現在でも数少ない社会主義国家。 この国では街を歩いていても、ほとんど本屋が見当たらなかったそうだ。 その国では現在でも社会主義体制に変わりが無い。
このような事例を考慮しても、ある程度その理論は合っていると思われる。 ウズベキスタンもかつてはソビエト連邦を構成する国の一つで当時は情報統制があったと想像できるが、現在ではこんな感じで気軽にいろいろな種類の本が手に入るということが、今後のこの国の発展に十分な期待が持てる。 -
この辺りはどうやら本屋街のようで、東京で言ったら神保町のような雰囲気。とはいえ神保町ほどの本屋の数では無いのだが、それでも先ほどの出店のような臨時本屋以外に、こんな感じの常設の本屋が何件かあった。
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さて、この古本市から北側に向かってぶらぶらと歩いてみる。
すると、この辺に百貨店とバス停があって、そのバス停付近で簡易的なスタンド形式で惣菜パンが売られていた。 -
惣菜パンと言っても、日本のものほど凝ったものではなく、ソーセージを巻いた物のように非常にシンプルな物ばかりなのだが、それでも写真下のパンが1000スム(約25円程度)とかなり安くてお買い得。 ちょっとした小腹を満たすには十分なパンで、味も普通に美味い。
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さて、この惣菜パンを購入した場所のすぐ北には、ナヴォイ劇場がある。
ナヴォイ劇場は、この旅の2日目にも一回訪れている。 しかし、その時は「抑留日本人がこの建物を建てた」ことを示すプレートを見忘れてしまったので、ついでにもう一度行って見てみようと思ったのだ。 -
ということで、この旅2回めのナヴォイ劇場。 相変わらず冬なので噴水は止まったまま。
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どこにプレートがあるのか?わからなかったので、とりあえず南側から建物の回りをぐるっと回って探していたら、建物の北側にこんな感じでプレートが埋め込まれていた。
日本語でも書かれている。要は強制移住させられた日本人がこの劇場の建築に貢献しているという記載。 -
このプレートは建物北側のこの図の位置ぐらいにあるので、訪れた際は是非見て欲しい。
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さてさて、ナヴォイ劇場からまたまた移動。
劇場の北側、すこし離れた場所にある地下鉄駅「ムスタキリク・マイダニ」駅から市街北側へ移動しようと思う。
ムスタキリク・マイダニ駅の入り口には立派な彫刻があるプレート(写真中央の黒いやつ)があったので、遠くから写真を撮ったら、こんだけ離れていても係員に怒られた。 地下鉄構内だけでなく、結構遠くからでも写真を撮っているのが見つかれば怒られるので注意が必要。 -
南北に走る地下鉄のライン(ユーヌサバット線)の北側終点駅「ハビブ・アブドゥラエフ駅」で地下鉄を降りる。 この駅はこれまた初日に訪れた「テレビ塔」の最寄り駅。
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地下鉄構内から地上に出ると、少し離れた場所にテレビ塔(写真左)が見える。
そのまま徒歩で南側へ大通り沿いを歩いて行くと、写真右のようなモニュメントがある公園が見えてくる。 -
今回目指したのは「抑圧犠牲者の博物館」。駅からは少し歩くのだが、場所的にはテレビ塔と大通りを挟んで反対側にある。
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抑圧犠牲者博物館の外観はこんな感じで、若干イスラム建築風。
ガイド本によれば「帝政ロシア時代とソ連時代の政策により抑圧されたウズベク人やウズベク文化を扱ったもの」と書かれていて、「英語による要約もあるので、解説も読み込んでみるとよいだろう」とも書かれていたが、確かに他の展示施設よりも英語の解説は充実していたが、そもそもこの辺の抑圧の歴史や状況に対しての基礎知識が自分には乏しい上に、解説の順番や展示内容も「人の写真」ばかりで、読んでみても「???」的な感じのものばかり(あくまでも自分の感想)。
というわけで、最終的には「さっぱりわからない」状態で終わってしまった。入場料も結構な金額を取られるので、個人的にはあまりオススメしない。
あと、この施設は13:00〜14:00の間はお昼休憩のようで、自分はお昼休憩直前に行ってしまったもんだから、見始めてすぐに「早く出ろよ!」的なプレッシャーを強面(こわおもて)の係員のおばちゃん達から受ける羽目となってしまった。 お昼休憩直前の時間になりそうな場合は無理に入らず、お昼休憩後に行ったほうがゆっくり見ることができると思われる。 -
せっかくなので、この旅の2日目夜に「当然ライトアップされてるでしょ〜」という予想のもとで行ったら、予想を見事に外し真っ暗で全然写真に写らなかったテレビ塔の写真を撮っておく。 もちろん、テレビ塔に登ることもできる。(登らなかったけど)
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さて、帰国便の時間まではまだまだあるものの、この辺で会社へのばら撒き土産なんかを買うために地下鉄を乗り継いで「チョルスー・バザール」へ向う。
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ちょうどお昼ごはんに良い時間だったので、チョルスー・バザール近くにある「歩き方」にも載っている「ビンケット」というレストランに行ってみたのだが、改装中で食べることができず。 仕方なく、チョルスー・バザール内でそこそこ賑わっている適当なレストランに入る。
んで、食べたのが、マンドゥとスープ。 もう、ウズベキスタンの食事の定番になりつつある。
マンドゥはどこで食べても、一人で食べたらお腹いっぱいになる量で出てくるのは当たり前。スープも野菜ゴロゴロで出てくる場合がほとんど。 しかし、どこで食べても味のバリエーションはほとんどなく、大体同じ味と言っても良いと思う。 -
そして、これも定番の串焼き「シャシリク」。
ここのシャシリクは表面にパン粉みたいなものが付いていて、食感が楽しく美味しいシャシリクだった。
単に自分が知らないだけなのかもしれないが、ウズベキスタンの食事はメニューがそれほどバリエーションに富んでいるわけではないので、長期滞在すると飽きてしまうんぢゃないかなぁ〜?と思う。 また、高級なお店は別として、地元の一般人が食べるようないわゆる「大衆食堂」的な店では、メニュー表が無いのがほとんど。 なので、注文する時に苦戦することが予想されるので、ガイド本等のメニュー表みたいなやつは持って行っておいた方が良いと感じた。 -
ちなみに今回食べたレストランは、写真上のように薄暗い店内なのだが、チョルスー・バザール内にあるからか?結構ひっきりなしに客が入ってくる店だった。
店員のおばちゃんはパンチパーマで、日本で言ったら絵に描いたような「肝っ玉母さん」的な風格の人だったのだが、このおばちゃんがかなり優しく、ド観光客の外人(オレ)に臆することなく、丁寧に対応してくれて、しかもお金を払うときには「マンドゥがいくらで、シャシリクがいくらで…」と、ちゃんとそれぞれの金額を計算機で表示させて説明しながら勘定してくれた。 -
あと、ウズベキスタンのレストランでは、店名は全然分からない。 店名を書いた看板のようなものはほとんど見かけない。 一応店名はあるんだろうけど…。
ちなみに、今回食べたレストランの外観はこんな感じ。 -
チョルスー・バザールのような市場は、それこそ今の季節のような寒い時期で、街ではそれほど人がいない時でも、市場内だけは大賑わい。 地元の人達の買い物は、基本的に市場なんだろうというのがよくわかる。
とはいえ、街の中には一応スーパーマーケットも存在する。日本人の感覚ではスーパーマーケットの方が便利なように思えるが、スーパーマーケット内は市場のような混雑っぷりは全然無く、暇そうな感じだった。 -
そんなこんなで、そろそろ帰国便の時間になったので空港へ。
空港で若干嫌なことが…。
タシュケントの空港では、国際線の出国審査の手前に税関がある。入国時に申請して返された税関申告書と照らしあわせて、所持金が増えていないか?を比較的厳しくチェックするため。要はウズベキスタン国内で不法労働していないか?をチェックしたいのだ。
ウズベキスタン周辺の地域で言ったら、ウズベキスタンはかなり経済的にも発展している国なので、出稼ぎ的に働く人がいるのかもしれないが、正直、日本の経済力と比較したら、ウズベキスタンの経済力は比べ物にならないほど弱い。 なので、日本人がわざわざウズベキスタンでお金を稼ぐ必要性もメリットも無いのだ。
しかしながら、ここの空港職員はヒマなのか?日本人に対しても厳しくチェックする。 税関でチェックされたあと、自分は「あそこの小部屋に行け」と言われて、小部屋に行くハメに。 ちなみに金額については事前に確認して結構正確に書いた。
ところがどっこい、小部屋ではあれこれと「えっ?そんなの調べる必要がある?」というぐらいしつこく色々なものが調べられ、しかも係員はかなりムカつく態度の奴らだった。おかげで、街の中ではそこそこ良い印象を持っていたウズベキスタンの印象もこの空港で一気に悪化。 最悪な印象になってしまった。
自分は出国できなかったら面倒なので、結構真面目に対応していたのだが、後から考えたら、空港職員の奴らはヒマだから必要もないのにあれこれと調べている模様。ついでに遊び半分で観光客をからかっているみたいだ。
小部屋に行かされるのも、別に書類に不備があるからではなく、ランダムに「行け」と指示されるだけで、実際に行っているかどうかもチェックしている人間もいない。 したがって、今考えたら「小部屋に行け」と言われても正直行く必要は全然無く、そのまますぐ近くにある出国審査に行ってしまっても全然問題無いと思われる。 素直に小部屋に行くだけ時間の無駄なのだ。
こんな無責任なことを書いて申し訳ないが、もしこれからウズベキスタンに行こうと思っている人は、出国時に指示されても税関後の小部屋に行く必要は無いですよ。
というわけで、なんだか納得出来ないイライラ感を抱えつつも、帰国便はまず韓国を目指す。 -
韓国トランスファーの時間はかなり短いうえに、ウズベキスタン・タシュケントの空港では、トランスファー後の韓国→日本便のエアチケットが発行されなかったので、トランスファーで発券手続きをしなければならなかった。
「まあ、乗り継ぎ便も同じ大韓航空なので、いざとなったらなんとかなるだろう」と思いつつも不安を抱えたまま韓国に到着。しかしながら、さすがアジアのハブ空港となっている仁川国際空港だけあって、乗り継ぎの手続きはかなりスムーズ。
ということで時間はギリギリと予想されていた乗り継ぎも、予想外に時間に余裕ができ、ターミナル内でご飯を食べる時間すらあった。
そんな時間を利用して、辛いラーメンとわさびの効いた海苔巻きを食す。 韓国らしいインスタント的ラーメンは「あ〜、韓国」という気持ちになるし、わさびの効いた海苔巻きも、唐辛子とは違った辛さで美味かった。 -
久々にアジア感あふれる食事を楽しんだ後は、韓国から日本へ飛ぶ。
-
と、ここで自分のようなド庶民にはありえない事件が発生。と言っても嬉しい事件なのだが…。
大韓航空なんて、今まで2回ぐらいしか利用したことがないのに、韓国から成田までの便は何故かビジネスクラスにアップグレード。 何を隠そう、恥ずかしながら自分は今までビジネスクラスなんかに座ったことは一度も無く、常に前の席に膝が当たる、あの狭い狭いエコノミーシートしか座ったことがなかったのだ。
アップグレードされていることに気づいていない自分は、チケットに書かれた座席番号の所に来て戸惑ってしまい、思わず客室乗務員に「この席で合ってますか?」と聞いてしまったぐらいなのだ。
韓国から日本までの超短時間でも、今まで座ったことのないビジネスクラスでは自分にとって驚きの連続。 まず「どこまで足が伸ばせるんだ?」と思っちゃうほど足が伸ばせることにビックリ。 しかもボタン一つで自由な角度に座席を倒せること。 そんなことぐらいで驚く田舎者ぶりを思う存分発揮した。
ネット上にある旅行記では、結構たくさんの人がビジネスクラスやファーストクラスに乗っているのを良く見かける。 自分は「飛行機=不快な時間」という認識しか無かったのだが、彼らにとっては「飛行機=快適な時間」だったのね と改めて感じた。
将来当たり前のようにビジネスクラスに乗る人間になってやる!と心に誓った瞬間だった。(とはいえ、そんなお金があったら、さらに別の場所に行く事に使いそうだが…) -
小さな飛行機は別としても、大きな飛行機では、たいていエコノミークラスは機体後方に設置されているので、今まで飛んでいる最中に飛行機のエンジンを前から見るなんてことは無かった。別に何のメリットは無いが、それでもいつもと違う風景に感動。
さてさて、そんなことはともかく、これで今回のウズベキスタン旅も終了。
初めて行った「スタン」の国は、なかなか興味深い国だった。旅の最後に不快な思いをした以外は、概ね人も優しく楽しく旅することができた。 長い歴史と独特の文化が存在することを肌で感じることができる土地であったが、それを上手く表現することに対して、まだまだポテンシャルがあるような気がしたのも否めない国だった。
想像していたほどバリエーションに富んだ観光地でもなかったのだが、日本にいては感じることのできない独特の空気と文化に触れることができ、しかも日本からビックリするほど遠い場所でも無く、意外と気軽に行くことのできる国だなぁ〜と感じた。
ということで「次、どこに行こうかなぁ〜?」と次の行き先を考えている人は、ウズベキスタンをその候補の一つに入れるのも悪く無いですYo!
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Day1・2 タシュケントでは地下鉄もバスも25円で乗り放題だったぁ?
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Day5・6・7 ヒヴァまでの道のり30kmを たった25円で行く方法とは?
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この旅行記へのコメント (1)
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- trat baldさん 2016/04/23 08:30:22
- 書物は古来から文化への出発点なんだよね。
- 人間が紙とペンに類する物を開発しなかったら尻尾も退化できなかったかも(^o^)
日本と云う何でも許される国で暮らしているとボケてしまうけど政治的で有ったり宗教的で有ったり軍事上の理由で色々な制限を受ける中で紙を使った影響力は凄まじいから何所の国でも神経質になると思うけど古本市はチョー魅力!経済力とは別物だね。
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