2016年春　高雄4泊5日　②東港、枋寮-日本人が神様の東龍宮、竹田-美崙珈琲

2016/03/18 - 2016/03/22

明けて三日目。
今日は台南人鄭小姐に、南の枋寮にある日本人が神さまとして祀られている廟・東龍宮に連れて行ってもらいます。

エリア 屏東(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

待ち合わせは11時とゆっくりに設定しましたので
しばらく愛河畔を散歩。

台湾観光局のキャラクター、オーベアくんかと思ったら

高雄市観光局独自のキャラクター
【高雄熊−日本名：ヒーロー】くんでした。
花柄パンツが可愛いですね。
http://khh-hero.tw/index.php?option=aboutus

河畔のブーゲンビリアが綺麗でした。

新しいベニスのゴンドラ型の遊覧船が走り始めたみたいです。

ライオンさん、ひなたぼっこ。

高雄市立歴史博物館
(旧高雄市役所、1939年竣工)

向かいのバス停には不思議なオブジェが。

鹽[土呈]埔駅から技撃館駅へ。

ここが高速道路インターに一番近い駅なので
高雄ではここで待ち合わせることが多いのです。

高速1号線から快速公路88線に入り
ICを降りて国道27号線。
まずは漁港の街・東港へ。

東港を代表する廟、東隆宮へお参り。

どこかの廟の神さまが、東隆宮の神さまたちにご挨拶に来られたようです。

境内はとても賑わっていました。

お昼ご飯は廟から徒歩3分ほどの
葉家肉[米果]

屏東縣東港鎮光復路三段154號

満席です。

東港名物、肉[米果]
http://www.tabitabi-taipei.com/topics/20090602/taberu.html

MENUはこの肉[米果]の大・中・小のみ。

昨年GWに西螺で食べた九層[米果]に似た食感で美味。
あちらはタレをかけて食べますが、こちらはスープ仕立て。

全部でいくらになるでしょう？この烏魚子。

中山路に出てしばらく進み右折すると

東港第二市場

特産の櫻蝦を求めて市場に行ったのですが
このお店に引っ掛かってしまいました。

餅米で作られたスイーツ
雙[米羔]潤

1個10元、10個で1個サービスなので1箱100元！

日持ちしないのに(3日間)2箱買っちゃいました。

近くの店で、予定の櫻蝦も1斤(600g)400元でゲットできました。

国道17号線から国道1号線に出て、枋寮まで約30分。

台鐵枋寮駅から徒歩10分ほどの僑徳國小向かいにあるのが

東龍宮。

主神は田中大元帥

田中綱常海軍少将(1842生−1903没)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%B6%B1%E5%B8%B8

台中の大学で教鞭をとっておられる濱屋先生のblogを拝見して
http://taiwanyuri.blog.fc2.com/blog-entry-490.html
ぜひ参観したいと思った廟。

海軍生活の晩年、実務にたけた人材として台湾統治に関わった田中少将ですが、このような方が神さまとして信仰の対象とされておられるのは少々意外でした。

田中大元帥の他に祀られている方々は

乃木大将軍・・・乃木希典陸軍大将
北川神将・・・北川直征陸軍伍長
中山神将・・・中山奇美看護婦
良山神将・・・良山秋子看護婦

細かい細工が見事です。

天井の細工もすごい。

日本と台湾の強い絆を感じました。

来た道を北に戻る道端で寄り道。

屏東特産品｢蓮霧｣の直売場。

英名はワックスアップルですが
見た目は紅いピーマン。

最初に食べたときは違和感がありましたが
今は美味しく食べられるようになりました。

もうひとつの屏東特産品は洋葱(タマネギ)。

大量に買い出しすると車内はタマネギの香りで充満してしまいますから、それでルーフに積んだのでしょうね。

突如発生した渋滞の原因は、神さまの行列でした。
誰も文句を言わずじっと待つのが台湾の慣習。

両側の並木は木綿花、花盛りでした。

竹田文庫で有名な台鐵竹田駅からクルマならすぐですが、徒歩ですと30分も・・・

※未確認情報ですが、竹田駅前でレンタサイクルを借りることができるらしいです。それなら10分ほどで行けそうです。30分毎に10元(最初の30分は無料)。月曜は休みで台数も限られているようですからその点は要注意。

・・・客家集落、竹田郷美崙村−別名：老夫子彩繪村

村のメイン道路の建物に長さ70mにわたって描かれたユーモラスな壁画のテーマは、中華文化圏では超有名な漫画、香港の漫画家･王澤さんの「老夫子(OLD MASTER Q)」。
http://www.oldmasterq.com/

作者王澤さんの娘さんがこのお家の息子さんと結婚されたそうで、竹田郷の郷長さんがその縁で交渉して王澤さんの許可を得て、屏東縣農村風景をモチーフにした原画も描いていただいたとのこと。

原画を元に、映画館の看板繪を描いていたという在住のアーティスト廖長生さん親子が四日間で一気に仕上げた壁画。

向かいは、南欧風の壁画で飾られた『美崙珈琲[火共]焙坊−Villa Maya』

屏東縣竹田郷美崙村通明路16巷40號

中米グァテマラで約30年暮らし
故郷美崙村に戻られた邱錦蘭さんが
三合院様式の実家を改修してOPEN
したカフェ。

月曜日は定休日です。

この人が漫画の主人公・老夫子

こちらが相棒、大蕃薯(サツマイモおじさん？)

グァテマラブレンドコーヒー　60元

お菓子付き♪

別棟で村のおばさま方が手作りスイーツを販売。
マンゴープリン20元。

しっかりマンゴーの味と香りがして美味でした。

おばさま方から差し入れていただいた完熟バナナ。
ねっとりとしていて甘酸っぱく、こんな美味しいバナナは初めて。

洒落た小物が並べられていました。

お許しをいただいて撮影。

おばさま方がこんなのもあるよと
小道具を持ってきてくれて・・・

これは何でしょう？

カカオの実ですって。

ご主人の邱錦蘭さんも出て来られて
刺繍がほどこされたグァテマラ伝統の
ショールを見せてくれました。

着てみて、というお薦めに甘えて

テラスの前で。

ドリップ式のものが販売されていましたので自家用に購入。

焙煎度が三種類、35〜40元／袋。

少しだけ村内をぶらぶら

家畜小屋かな？ブーブー

戯院は映画館ですが、夜だけ上映する屋外映画館だったのかな。

バロック式ファサードの｢裕盛商店」。

また来たいという気にさせてくれるすてきな街でした。

鄭小姐にホテルまで送ってもらいました。

次は５月にまた来るからよろしくね。

部屋で一休みしてから鹽[土呈]埔駅の西側へ

永和小籠湯包

鹽[土呈]區鹽[土呈]街33號

MENUはこれだけ。

小姐二人が一所懸命包むのですが
なにせ客が次々来ますので
ちと待たされます。

これで60元ですよ。
某有名チェーン店の1/3

いただきま〜す。

ぶらぶら散策しながらホテルへ戻ります。

三山國王廟

歩道のタイル装飾がすてき。

安心できる食材を使っていることで信頼されている義美食品･高雄鹽[土呈]店。

大勇路108號

美味しそう♪

明日のおやつに２個購入。

お酒のつまみに、閉店ギリギリで下一鍋の水煎包を購入できました。

もう一品、鶏腿肉フライを。

台湾ビールで

いただきま〜す♪

ジューシーで美味しい！