2016/01/23 - 2016/01/25
124位(同エリア529件中)
ごんじさん
八甲田山と言えばすぐ高倉健主演の映画『八甲田山』を思い起こす私。
猛烈な地吹雪とか、とんでもない積雪量とか、、恐ろしい冬山のイメージ。
はじめは、私の大好きな硫黄泉・酸ヶ湯温泉でまったりするだけの予定だったけど、
近くに山があると登りたくなる病気のため、八甲田山でスノーシューの予定を組み込み。
厳冬期の八甲田山は晴天率がとても低いらしいいので、どうなることやら?
映画のような死の彷徨にならなきゃいいけど・・
不安を抱きながら、行ってきました♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東北新幹線で東京から新青森へ。
新青森から青森へは、乗車券だけで特急に乗れます。
この特急って、3月に北海道新幹線が開通すると廃止されるんでしたっけ?
意図せず、乗り納めできたか? -
この日、西日本では大寒波の襲来が予報されていましたが(奄美大島でも雪が降ったとか!)、
青森は青空でした。
風もなく、寒さもそれほどでもない感じ。 -
着いてまずはザッハトルテを食べに「シュトラウス」というカフェへ。
ザッハトルテといえば、オーストリア・ウィーンのケーキ。
なぜ青森でザッハトルテなのだ? -
なにやら、オーストリアのお菓子マイスターの国家資格を取った方が作られているんだとか。
本場ウィーンでザッハトルテを食べたことある友達は「本場より美味しい」と言っていたけど、
私はチョコレートは得意ではないので、モンブランをいただきました(笑) -
続いて、駅前のショッピングビル「アウガ」へ。
地下1階に市場があり、おいしそうな魚介が売られています。
その片隅にある「りんご箱」という食堂でランチ。
ここは、津軽三味線のライブを聴きながら食事できるのであります。
3000円もする海鮮丼、その名も「神」!!
・・というほど神々しくもなかったかも。。 -
迫力ある生演奏。
20分ほどですが、力強い津軽三味線に食べるのも忘れ聞き入ってしまいました。
しびれる〜。
まぁ、3000円の「神」も、この演奏代が含まれていると思えば納得です。 -
食後は市場でお酒やおやつをたくさん買い出し。
アウガのすぐ裏から発車する送迎バスに乗って、今晩のお宿「酸ヶ湯温泉」へ
向かいます。
・
・
はい、着きました!
あらー、やっぱりここも雪が少ないなぁ。
5mも積もった年もあったという豪雪地だけど、今年はここも少なめです。
宿のうしろには八甲田大岳が見えています。 -
今回、このお宿で2連泊します。
本当は2泊とも湯治部にしたかったんだけど(安いから)、1泊目は満室だったので
旅館部に。 -
夕食まで時間があったので、近所を散歩。
酸ヶ湯温泉と同じ系列の八甲田ホテルまで、徒歩10分ほど。
ところどころ凍っていて、気を抜くとツルッ!
「地獄沼」。
八甲田は活火山です。周囲にいくつも噴気口があり、ガスや温泉が噴出中。
最近でも火山ガス中毒による死者も出ているくらい。
沼の奥の方では湯気がもうもうと立ち込めていました。 -
八甲田ホテルに到着。
地元の人によると「青森で一番宿泊代が高いホテル」とのこと。
本当かどうかわからないけど・・
お土産物コーナーくらい見てみたいと、ためしに中に入ってみたら、
フロントの人の威圧感がすごい(・_・;)
壁を感じて、それ以上中には進めませんでした。。 -
しっぽ巻いて退散〜。
そろそろ日も落ちて寒くなってきたので、お宿に戻ります。 -
夕食メニュー。
-
せんべい汁、バラ焼き、ホタテ、リンゴ、、などなど。
青森の美味しい味覚をいただきました。
その後は、酸ヶ湯と言えば!の巨大混浴風呂で硫黄臭ぷんぷんの白濁の湯を楽しみ、
ゴロゴロしながら、いつの間にか就寝。。 -
2日目!
今日はいよいよ八甲田山でスノーシューです。
お天気はいまいちパッとしないけど・・
宿の送迎バスで八甲田スキー場まで。
ロープウェイ乗り場にある「八甲田パーク」さんの事務所でガイドさんと待ち合わせ。
道具一式なんでもレンタル可、3時間で6000円って・・安くないですか??
100人乗りのロープウェイ、スキー客いっぱいで行列ができていました。
スキーはスキーでも9割がバックカントリー。
そして5割が外国人。ここも多いね〜。
でもバックカントリー、すごく楽しそうだった!! -
バックカントリーとボードの人がほとんどで、スノーシューやっていたのは
我々だけだったかと。
最初はガスがかかって見晴らしよくなかったけど・・ -
だんだんガスが晴れてきました〜。
-
スノーシュー履いていると、新雪の上でもバフバフどこでも歩いて行けるので楽しい!
ガイドさんがいい人で、「せっかく来たんだから時間を気にせず楽しもう!帰りのバスに
間に合わなかったら、俺の車で送ってやるから!」と言ってくれたので
好きなだけ写真撮ったりしてのんびり〜。 -
たっぷり遊んで下山。なんとここにきて青空が!
「下山すると晴れる」・・山あるある。
それにしても、ふわふわモフモフの最高のパウダースノーなのに人が少ない。
朝のロープウェイはちょっと混んでいたけど、リフトはガラガラ。
スキーコース見ても人がまばら。
もったいないなーーー。 -
スノーシューツアーが終わった後も、ガイドさんの観光ガイドが続きます。
まずは「城ヶ倉大橋」へ。
谷底まで122mもあるだって。うひょ〜。
遠くには岩木山も見えます。 -
さっきスノーシューで歩いていた田茂萢岳(たもやちだけ)から大岳まで、
真っ白な八甲田山系が見える!
ガイドさんいわく、ここまで綺麗に見えることは少ないらしい(冬は)。
うーん、今年も晴れ女パワー全開か?うひひ -
ガイドさんお気に入りの景色、酸ヶ湯温泉に向かうカーブの道。
雪の壁と、酸ヶ湯温泉の古い建物、そして奥にそびえる大岳。
うーん、なかなかナイスです。
ちょうどJRバスみずうみ号が通りかかったのでいいアクセントになりました。 -
酸ヶ湯温泉を通り越して地獄沼へ。
沼の奥にあるガイドさんおすすめポイントに行くことに。
ただ、有名な観光スポットではないのでそこに行くためにはラッセル必須とのこと。
誰も行ってないから道が雪に埋もれてしまっているのよね。
15分くらいと聞いて軽い気持ちで歩き始めたけど・・
膝上ラッセル、しんどーい!
一歩ごとにずぼっと足が埋まって、後半はもう足が上がらない(>_<) -
そして着いたポイント、温泉が湧いて冬でも苔が青々と生えているところ。
湯気もうもうの奥には八甲田大岳。 -
風が強いところなので風紋(シュカブラ)が。
でも今日はほとんど無風。 -
ウサギの足跡。
ウサギ、キツネ、テンなどの足跡がたくさんありました。 -
それにしても、今日はなんていい天気なんだ!この空の青さ!
あまりにいい天気でガイドさんも気分良くなったのか、結局夕方まで
あちこち案内してくれちゃいました。
ありがとうございました〜。 -
さて、今日のお部屋は湯治部です。
お値段的には4000円ほど差があるのだけど・・部屋の造りや備品は
旅館部とあまり違わない。布団を自分で敷くくらい。
逆に、トイレや洗面所(部屋の外にある共同のもの)は湯治部の方がいいくらい。
だから人気なのかなー。 -
差があるといえば夕食かな。
こちら、湯治部の夕食。
昨日のと比べると、確かに明らかに品数が少ないし熱々のメニューはない。
でもこれぐらいで十分なんだよね。
今日も温泉に入り浸って、部屋でゴロゴロしていつの間にか就寝。。 -
3日目!
10:00のチェックアウトまで部屋でゴロゴロし、宿の中にある食事処「鬼面庵」で早めの昼食。 -
生姜味噌のおでん。
-
酸ヶ湯そば。
-
そばプリン。
どれも美味しかったです。 -
帰る頃にはちょっと吹雪に。
私がいなくなると雪が降るのね。やっぱり私は晴れ女なのね。ほほほ。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 琉球熱さん 2016/02/03 00:13:20
- 復活?おほほほ
- ごんじさん、ようやく復活だね?
到着直後から食い始めたからビックリ(笑)
しかし、晴れ女パワー炸裂で今年も縁起が良いね〜
こちらは雪山3連敗中、とほほ…
しばらくは、融通の利く近場で我慢することにしましたよ。
天気や雪質を考えたら、3月以降だね〜
- ごんじさん からの返信 2016/02/03 00:43:15
- RE: 復活?おほほほ
- 琉球熱さん、ご無沙汰しております。
いやー、山や旅行には行っていたんですが、大した写真がなくて
旅行記作れていませんでした(笑)
旅行の大きな目的は「食」ですよ!
電車降りて、わき目も降らず小走りに真っ直ぐカフェに向かいました。
晴れ女と言っても、山の中では曇りで、晴れたのは下山してからですから・・
雪山は難しいですよねー。
私も冬靴と12本アイゼン買っちゃいました!
だからどこか行きたいんですが・・
やっぱり1、2月は天気が荒れがちですかね。
私は技術もないのでガチ雪山はまだまだムリそうです。
ごんじ
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