２０１５年　旅行納めは高野山へ

2015/12/30 - 2015/12/31

２０１５〜２０１６年の年越しは実家に帰省。
ついでに、１泊２日で高野山にお参りしてきました。
大晦日〜元日にかけて泊まると、特別な法要などに参加できるらしいのですが
元日は家でゆっくりしたかったので、１日前倒しで。
以前、真夏（お盆休み）に訪れたことのある高野山、今度は雪が降ってきりっと冷える空気を
味わいたいと思い、この時期に来てみたのですが・・

エリア 高野山周辺(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 交通手段: 私鉄

経費削減のため、東京から大阪へは夜行バスで。
といっても、女性専用車で３列シート、カーテンで仕切って個室風にもなるという
グレードアップ版で、快適ドライブでした。

難波駅で待ち合わせ、すぐに南海電車で高野山へ向かいます。
特急こうや、２０１５年が高野山開創１２００年なので、それにあわせた特別仕様号で、派手な・・いやリッチな色合いとなっております。

我々が乗ったのは紫こうや号。
ボディの色が紫です。高僧のまとう袈裟の色だとか。

高野山に着きました。
期待していた雪景色は・・全然ない！
しんしんと雪が降り積もる荘厳な雰囲気の高野山を期待してこの時期に来たのに・・
ちょっと残念。

まずは奥ノ院を一の橋から歩きます。
橋を渡る前に、帽子を脱ぎ、合掌一礼をしてから。

一の橋から、一番奥にある弘法大師御廟まで２ｋｍ続く奥ノ院の参道。
大きな杉の並木が続き、たくさんのお墓（供養塔）が立ち並びます。

伊達政宗の墓。

伊達政宗といえば渡辺謙。
渡辺謙が好きなので、ついつい伊達政宗のお墓にもお参りしてしまう私。

石田三成とか、織田信長とか、豊臣秀吉とか、、とにかくいろんな武将のお墓が
並んで建っています。

金剛峯寺へ。
高野山真言宗の総本山です。

根本大塔。
真言密教の根本道場のシンボルとして建てられた、日本で最初の多宝塔。

ちなみに、金剛峯寺も根本大塔も、通常は拝観料が必要ですが
年末年始は無料になっていました。
拝観料割引を含むフリーきっぷを買っていたのに・・意味なかった・・

女人堂。
昔、高野山は女人禁制でした。そのかわり、７つあった入口には高野山に入れない女性の為に
参籠所が設けられていました。
現在残っている女人堂はここ１つだけ。

今日は「一乗院」さんというお寺の宿坊に泊まります。

ちなみに、高野山には約５０ヶ所の宿坊があります。
どこもお庭や食事に特色があって、ホテルを選ぶような感覚で宿坊選び。
以前泊まったところもよかったけど、今回はお料理が美味しくて有名なところに
してみました。

ボアふかふかのスリッパ。

お部屋の中にはコタツが！うれしい〜。
エアコンや空気清浄機、テレビもあるし、部屋の中にあるトイレはウォシュレット完備。
ほとんどホテルと同じです。
もちろん、大きなお風呂もあり（アメニティも充実）

お楽しみ、夕食の時間です♪
なんと部屋食、１人あたり３つのお膳を運んで来てくださいます。

パッと見、「えっこれだけ？少ない・・」と思ってしまった意地汚い私。
でも食べ終わったときにはお腹いっぱいで動けなくなりました（笑）

なんといってもはずせない、ごま豆腐。
とろーんとしていて本当に美味しい。
自分で作ったこともあるけど、このとろみときめ細かさは全然違うなぁ。

上にのっている黒いものは岩茸。

ごま豆腐と並んで美味しかった、寒筍の木の芽和え。
ウド、八幡蒟蒻も入っていて、本当に美味しかった〜〜。

揚げ物は、大きな海老芋と赤梅！
どちらも初めて食べました。特に梅干しの天ぷら！
なんということでしょう、甘いのです。

お腹いっぱいになって速攻寝まして・・
翌朝は６：３０から朝のお勤めに参加します。
宿泊者全員で般若心経を唱えたあと、またお部屋で朝食をいただきます。
あー美味しい。

宿坊をチェックアウト後、お土産を買いに「麩善」さんへ。
さすがにこの時期なので、生麩は作っていませんでしたが、冷凍の生麩まんじゅうは
ありました。
もともと生麩まんじゅう狙いだったので、ラッキー。

ケーブル高野山駅。
ゆるキャラ「こうやくん」は高野山のあちこちにいました。

駅の２階に、休憩コーナーがあります。
暖房が効いていて見晴らしもよくて、ナイススポット！

駅の土産店で売っていた生あんぱん２種。
味は悪くないけど、パン生地がもうちょっとモチモチしていればな〜。

ケーブルカー。なかなかの急勾配。

南海電車高野線・九度山というところは、今年の大河ドラマの主人公・真田幸村が
蟄居生活を送ったところ。
というわけで、赤色＆六文銭のラッピング電車が走っています。

天空（左）と特急こうや（右）
帰りは天空に乗って帰ります。全席指定なので＋５１０円。

天空の車内。
窓の外を正面に見ながら乗れるような座席配置になっています。
と言ってもまぁ、そこまで絶景の車窓ではないのですが・・
でも気持ちはいいかも。

我々の乗った便はガラガラでしたが（１両に３人のみ）、次の便は満席らしい。
中途半端な時間だったからか？

高野山から下山して実家へ。
駅伝見ながら食っちゃ寝、食っちゃ寝。。

今年もよろしくお願いしまーす。