2016/01/01 - 2016/01/04
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soyoharuさん
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一人旅で台湾を訪れたのが今年の6月。
旅行記で「また訪れることになりそう」という予感を書いたとおり、今度は家族で再訪しました。
今回の行き先は台南。台湾の京都ともいうべき古い町並みや寺院が数多くあり、台湾一美味しいと言われる小吃のメッカ。
元旦に、関空からピーチで元日出発しました。
今回の宿は、「老古石渡」という部屋貸しスタイルの民宿。トリップ○ドバイザーなどではあまりランクが高くなく、日本語の口コミもほとんどなかったのですが、写真からピンとくるものがあり、facebook経由で申し込んでみました。
これが大当たりで、古い下町の空き部屋をリノベして貸してくれる感じで、まるでお家に泊まっているかのような快適さ。
ふらふら通りへ歩き出て、ちょっと小吃をつまみ、そして気が向いたときに部屋に戻る。
一度こういうスタイルで泊まってみたかったので、いい経験ができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 自転車 タクシー
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
高雄駅から台鐡自強号に乗り約30分ほどで台鐡台南駅に到着。
この日は元日。
関空から高雄国際空港へ降り立ってから、約4時間立っています。
(まっすぐ空港から向かったわけでなく、高雄MRTの美麗島駅を見学し、牛肉麺を食べたりしてたのです。)
車窓からたくさんの池と噴水が見えるなぁと思ってたら、旦那が「あれは何の養殖かなぁ?」とつぶやいていたので、よく見てみたら噴水と思しきそれは何やら水中を回転しているポンプのようなものでした。
後から調べたところ、サバヒーという台南でよく食べられている魚の養殖池がたくさんあるとのことです。
さぁ、そんな景色を楽しみながら、台南へやってきました!台南駅 駅
-
予約した「老古石渡」は文賢路と信義街が交差する当たりです。
台南駅からは徒歩35分ほどかかるとのことで、タクシーを使いました。
タクシー運転手さんに伝える目印は2つほど。
一つは、この写真の金華路の「集福宮」の門(鳥居みたいな?)の前で止めてもらうルート。集福宮 寺院・教会
-
もう一つはこの写真の奥に見えている「免悦門」。
タクシーは見えているのと反対側に止まります。
なんでも1853年に建てられたお城の門が残っているものだそうで、とても趣ある遺跡。
その横に老古石渡の母屋があります。
貸し部屋スタイルなのでフロントはありませんが、こちらにオーナーさんあるいはスタッフさんが9時から6時まで1Fのカフェに詰めておられます。
カフェの扉をたたいてみると、中からオーナーの奥様が。
さっそくお部屋へ案内してくれました。
少し歩きます。 -
この辺りは「信義町」という古い通りです。
免悦門のあたりはリノベされて新しいお店が林立していて、若い人も集まっているらしい。 -
ここが私たちの泊まる「吉福居」のお部屋。
老古石渡の母屋から徒歩1〜2分です。
おー、めっちゃ古いのにかわいい色合い! -
お部屋が広い!
ダブルベッドと、手前にはフローリングのフリースペースがあって、布団を引いたりご飯を食べたりできるもよう。
フリースペースの向かいにはテレビとお茶セットがあります。 -
さらにはこのお部屋、ロフトがついているのです!
玄関から見えないので、洗濯物を干したりにも使えそう。
階段下のデッドスペースを利用してポットと冷蔵庫がついています。
ちなみに、エアコンはついていますが、冷房のみ。
気温は1月で晴れた日は24〜26度で日本の9月、雨の日は21〜23度で日本の10月って感じでしょうか。
暖房はあればいいけどなくても過ごせました。 -
部屋の奥には、こんな形の窓がついた扉があります。
影が素敵でしょ。 -
扉の奥は洗面所とトイレとお風呂。全て別です。
そして小さなお庭があって写真の扉から庭へ出ることもできます。
お風呂はバスタブとシャワースペースが別!
バスタブは広すぎるくらいで、ためるのにすごく時間がかかります。
お湯を使いすぎるとぬるくなって20分待たないと戻らなくなるので、シャワーを浴びながらお湯をためることをおすすめします。
ちなみに、隣も老古石渡のお部屋で、隣とボイラーは共通なので、タイミングがかぶらないように入る時間を工夫することも必要。
などなど、お湯に関して便利すぎる日本には及びませんが、なんのなんの、これだけの設備を備えて1部屋10000円ならまぁ納得! -
これはトイレから見えるお庭の景色。
落ち着きます。 -
これが部屋の玄関。
カギはあまりしっかりしてませんが、この通りは落ち着いていてそんなに治安の面でも不安は感じませんでした。
台湾のおうちは割と「玄関」という感じのスペースがなくて、外扉からすぐリビングスペースになっている感じです。
ここが宿だからというわけでなく、一般のおうちもわりとこんな感じのところがありました。
一応ロールカーテンで夜は目隠しできます。 -
さ、スーツケースをおいたら、とにもかくにも街へ繰り出してみましょう!
見てください、玄関あけたら、すぐ普通の通りです。
まさに「暮らすように」でしょ? -
戸締り 戸締り。
-
もうすでに外は薄暗く、影が長く伸びています。
奥に地元の寺院が見えます。 -
-
免悦門にのぼって、夕暮れの信義街を眺めてみる。
猫が走っていきました。 -
麻雀中?
通りを歩いていくと、こんな風景がそこかしこに。 -
さて、大通りに出てみました。
金華路と民族路の交差点。文賢路が斜めに出ている目印的な交差点。
記念すべき台南小吃1番目は、その交差点隅に出ている屋台料理に決定。
まだ屋台のおばちゃんも何も焼いていなかった状態でしたが、「気になったものは食べてみる!」がこの旅のルールなので、知識0からメニューを指さして注文してみました。
おばちゃんが後ろの冷凍庫から何か取り出して焼き始めました。
さて、何を食べさせてくれるんでしょうか? -
冷凍庫から取り出して焼き始めたのは、生地のようでした。
そこへ野菜と調味料をのせて・・・ -
ぱたんと半分に折って
-
へらでポンポン。
-
どうやら野菜お好み焼きらしき感じです。
野菜が独特の風味で、おいしい!
皮もモチモチ。 -
まいう〜(^^♪
-
大通りの両側には店舗がずらーっとならんでいて、その前が屋根付きの歩道になっているのですが、たいてい歩道は食堂のオープン席となって占領されている感じです。
なので、通りを歩くときは、人が食べているテーブルの横をすり抜けるか、もしくは車レーンの方を歩いていくことになります。 -
※割とグロ注意。
食堂の店先にはこんな風に食材が並んでいます。 -
お客が注文して、その場で作る感じ?
-
見るものすべてもの珍しく、家族4人地図も見ずにふらふらと歩きまわっていたところ、
「パラリラパラリラ・・・」という大音響を響かせてヤン車っぽいものが集団で交差点に入ってきました。
こっちでもこの手のヤンキーがいるのね〜とみていたところ、
何やら様子が違う。
これは・・・ -
ヤンキー集団と思われたものは、お祭りの神輿集団の先駆けでした。
そういえば、今日は元旦。
台湾では旧正月で祝うと聞いていたのですが、このような新暦の三箇日でも台南の各地でこのようなお祭りが行われるんですね。
中でもここで見たのは一番規模が大きかったです。 -
でっかい神様が歩いてきます。
身長3m弱くらいあるかな。 -
京劇の役者さんみたいな集団。
今待機中。 -
今度はステージにきれいなダンサーさんたちがあがりました。
-
ここは私もおっさんにまじって、カメラ小僧になってみようかな。
お姉さん、素敵です! -
とっても華やかで素敵でした。
しかし、台南の人は皆おとなしいのか、終わった後拍手がなかったのが不思議でした。 -
さて、そろそろ何か食べたくなってきた。
民生路を、台南メイン通りである海安路方面を目指して東に向かう途中
何やらすごい賑わいの食堂があります。 -
意麺魯味っていうお店でしょうか?
日本のガイドブックでは見ない名です。 -
見てください、この賑わい。
ガイドブックに載っていないため、私たちには知識0なのですが、これは放っておくわけにはいきません。 -
なんたって、こんな仙人がつくってらっしゃるんですから!
これは食べてみるしかないでしょう! -
しっかし、メニューの意味も注文方法もわからない。
しばし人々の様子を観察すること5分あまり。
なんとかかんとか、忙しい店員さんの合間を縫って、席についてメニューからあてずっぽうで注文してみました。
店員さんはあまりの忙しさにどなるようにオーダーを通したりしていて話しかけにくいですが、話しかけてみるととってもフレンドリーでした。 -
こちらが、見たところ一番人気の「乾麺」。
魯味っていうのは牛肉風味の餡の意味だと思うのですが、そういう味つけがしてあってとってもモチモチしておいしかったです。
中華風焼きそばって感じですかね。
旦那は「味が濃くておいしい!」と。 -
こちらは「湯麺」。
こちらはあっさりとした汁そば。
普通に美味しかったですが、日本のラーメンとかよりはよっぽどスープが薄味。
私は体があったまる感じでこっちが好き。 -
僕は水餃子が好き♪
-
あー、美味しゅうございました。
さて、店を後にし、海安路を北上しはじめました。
そこで、googleマップを見ながらうろうろしていると、若い台南人のカップルが「May I help you?」と話しかけてくれました。
「神農街」へ行きたいと言うと、すぐそこだから連れてってあげる、と案内してくれることに。
ずいぶんわかく見えたので、「学生さんですか?」と聞くと、「31です。ジモティです」とのこと。
いやーありがとう!
これ以外にも、台南の人は観光客丸出しの我々が困っていると、すぐに声をかけてくれます。
台南ヘ向かう電車の中でも切符から席を確認してくれたり、ここで降りるんだよ、と言ってくれたり。改札はこっち、と教えてくれたり。
台湾の人の優しさが身に沁みます。
そんなこんなで連れてきてもらった神農街。
古い通りをリノベしていつしか若者が集まる素敵な通りになったとのこと。
夜の景色が良いとのことで、なかなかにぎわっています。 -
さぁ、そろそろ21時。
日本だと22時になるので、子供たちはもうだいぶ疲れてきた様子。
部屋へ戻ることにしましょう。
神農街へはまた後日来てみることに。
その2に続きます。
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