2016/01/01 - 2016/01/04
576位(同エリア2313件中)
soyoharuさん
- soyoharuさんTOP
- 旅行記18冊
- クチコミ13件
- Q&A回答0件
- 35,232アクセス
- フォロワー12人
一人旅で台湾を訪れたのが今年の6月。
旅行記で「また訪れることになりそう」という予感を書いたとおり、今度は家族で再訪しました。
今回の行き先は台南。台湾の京都ともいうべき古い町並みや寺院が数多くあり、台湾一美味しいと言われる小吃のメッカ。
元旦に、関空からピーチで元日出発しました。
今回の宿は、「老古石渡」という部屋貸しスタイルの民宿。トリップ○ドバイザーなどではあまりランクが高くなく、日本語の口コミもほとんどなかったのですが、写真からピンとくるものがあり、facebook経由で申し込んでみました。
これが大当たりで、古い下町の空き部屋をリノベして貸してくれる感じで、まるでお家に泊まっているかのような快適さ。
ふらふら通りへ歩き出て、ちょっと小吃をつまみ、そして気が向いたときに部屋に戻る。
一度こういうスタイルで泊まってみたかったので、いい経験ができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 自転車 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて、1月2日朝6時。
家族はまだ寝ておりますが、私は恒例の「朝活」に出かけることにしましょう。
外はまだ夜が明けておらず薄暗いのですが、噂通り、台湾の食堂の朝は早いらしく、開いている店とお客さんがちらほら。 -
赤崁楼付近に美味しい店があると聞いていたので、朝の散歩もかねて店の場所だけ探しておこうとふらふら裏道を歩いていたところ、こんなアートな場所を発見。
何分地図を見るのが苦手な性分で、はっきりした場所は覚えていないのですが、赤崁楼近くです。
ほんとに狭い裏道で、「他人に大っぴらに見せたい」っていう雰囲気じゃなくて、近道してたらふいに現れる感じです。 -
-
-
そろそろ空が白んできましたね。
と、早朝には似つかわしくない音が・・・
これは、銅鑼? -
あぁ、お正月のお祭りがここでも行われているようです。
早朝からご苦労様です。 -
-
教会がありました。
お正月のお祭りはかしこで行われているのですが、クリスマスの飾りはまだ残っていたり、この辺は欧米と似てるのね。 -
-
-
台南版かわいいおうち。
お店・・・かな? -
こちらも。
木で作った「春」の文字。
春ってどういう意味を持つんでしょうね?台湾では?
さてさて、そろそろ家族も起きてそうなので、宿に帰ることにしましょう。 -
8時。
みんなで朝ごはんを食べに出かけました。
やってきたのは康楽街。信義街からはほど近いところです。
台南の朝ごはん有名どころ2トップのうちの一角をなすのが「牛肉湯」らしい。
さぁ、入ってみましょう。康楽街牛肉湯 中華
-
店の中のテーブルについてオーダーし、待っている間。
店主さんらしき方が店の前で牛肉を切って調理しています。
常連さん?お客さんがバイクで通りかかり、にこやかに談笑。 -
さぁ、来ました!
牛肉湯、牛肉飯、青菜の炒め物を頼んでみました。 -
朝から牛肉?
っていうイメージを覆すほどあっさり。
牛肉でだしを取ったスープにほんのり塩気がある感じで。
タンパク質をとれるし、朝食に意外にいけます。
お肉の部位は店によっていろいろ違うようで、こちらのは割と薄くて柔らかいお肉でした。
昨日の魯味意麺の湯麺のスープも味は薄かったので、これが台湾のデフォルトなんでしょうね。
それに比べると日本の食事が塩分過多っていうのは、なるほどうなずける感じ。 -
水仙宮市場まで来てみました。
台南で有名な朝市。
実は、早朝の朝活で、6時半ごろ一度来てみたのですが、お客さんもおらずお店の人もまだ仕込み途中で、カメラ片手の私はかなり場違いな感じだったんですね。
9時すぎ、そろそろいい頃合かなということで、再訪。水仙宮 寺院・教会
-
沖縄の公設市場をもっと過激にしたイメージでしょうか。
肉・魚はこの写真よりもっと強烈な原型イメージを残した感じでディスプレイされています。
子供たちは怖がってすぐ出ようと。
でも、これが美味しい料理になるんだよね。
しっかし、朝の仕込みの場面はこの9時台の比ではないくらい、強烈でした。
血がうっすら流れる床を歩きながら、場違いを謝りつつ通り過ぎたんです。水仙宮 寺院・教会
-
練り物でしょうか?
水仙宮 寺院・教会
-
写真の一番大きい魚は1m以上あったかな。
店のおじさんも写真とってました。水仙宮 寺院・教会
-
千と千尋の神隠しのお肉みたい。
水仙宮 寺院・教会
-
水仙宮 寺院・教会
-
市場の外には青果コーナーがありました。
-
さて、水仙宮市場を後にして、宿へ戻る道すがら。
まったく、台南の街は、100mも歩かないうちにもう気になる食堂が表れてくれます。
次なるつまみ食いはこちら。金得春捲。
人がたくさん並んでいたので、試しに食べてみることに。金得春捲 地元の料理
-
あまり汁気のない生春巻きといった感じでしょうか。
お肉とお野菜がはいってるんですが、最大の特徴は砂糖がかけてあること!
自分では絶対作らない味付けですが、これはこれでアリ・・・でしょうか。金得春捲 地元の料理
-
うーん、これまたおいしそう。
蒸しトウモロコシも人気でした。
が、ちょっとおなかいっぱいなので、横目に見ながら宿へ戻る。 -
宿へ戻り、母屋のカフェにてオーナーさんにタクシーの手配と、次の日のレストランの予約をお願いしました。
かわいい若い人でしょ?
老古石渡のオーナー奥様です。
英語はあまり得意ではないとおっしゃってますが、私もそうなので、片言ですが、どうにかこうにか通じる感じ。ま、通じればいいんです。
他のスタッフさん(お友達?)で日本語ができる方も英語ができる方もいらっしゃいました。 -
さぁ、呼んでもらったタクシーに乗り込み、大通りを走ります。
さて、ここで問題。
写真の信号機を見てください。
よーく見ると、ライトが3つではなく、5つ横1列に並んでいます。
えー「青・黄・赤」じゃないの?
他に何の色が??? -
答えは、こういうことでした。
日本では、2段になって下に表示される矢印マークが全部1段に並んでるんですね〜。 -
さて、本日の行き先は、安平。
台南駅から西へずっといった海辺の古い街です。
台南で最もノスタルジックな場所と言われているところだそうで。 -
記念すべき安平一発目の小吃は、「周氏蝦捲」。
いろいろご飯メニューがありましたが、潔く本家蝦捲を頼んでみました。周氏蝦巻(台南 中山店) アジア料理
-
あつあつジュワーでめっちゃウマ!
-
安平には「延平老街」というお土産屋さんが軒を連ねるメインストリートがありますが、そこは早々に退散し、我々は路地裏散歩を楽しむことにしました。
-
ガジュマルの浸食。
-
うずら卵?
これは食べてません。 -
-
-
-
秘密の花園 in 安平
-
なぜか路地に水槽が。
この辺りがノスタルジックというか不思議というか。
安平のゆるい不思議感、気に入りました! -
こんな感じでゆるーく、歩き回っておりました。
しかし、インターネットでの安平歩き方を見てると、レンタサイクルでまわってる人が多いのだけど、どこにお店があるのでしょうか・・・。 -
さて、レンタサイクル店を探して大通りへ。
プリンの看板を発見!
ここいらで甘いものも食べたいなぁ。
(店の名前は失念しましたが、写真のような交差点でした。 -
ここのプリンはかなりレベル高かったです!
-
さて、安北路沿いにレンタサイクル店「少遊龍自行車」を発見。
ここはかなり大きくて、子供用から2人乗り用、電動自転車まで各種取り揃えてあるところでした。
レンタルバイクもやっていて、日本の免許証で借りれるとのことでしたが、残念ながらヘルメットの貸し出しをやっていなかったため、安全を期して私たちは自転車にしました。
ワクワク! -
安北路を西へ行くと、途中で川沿いにのぼっていく自転車専用道路の分岐があります。
この道路を行くことにしました。
景色がなかなかよい。
あいにく曇っていますが、寒くもなく暑くもなく快適! -
家族4人でサイクリング、しかもここは台湾。
実は下の子が自転車に乗れるようになったのは去年の夏のこと。
なかなか練習しようとしなくて、やきもきしたのを思い出して、感慨にひたっておりました。
乗れるようになって良かった〜(^^♪
どこまでいく〜?
とりあえず、海まで行ってみよう! -
有名どころの「安平樹屋」の裏手を横目に見ながら、まだまだ海を目指してまっすぐ進みます。
-
野良犬?
川岸にはたくさんの水鳥と、それからやっぱり犬の姿がちらほら。 -
河口付近。
遊覧船もやってるみたいです。 -
さてさて、自転車で走ること15〜20分あまり?
そろそろ海の気配かな? -
橋頭海灘公園
-
海です!
-
牡蠣の貝殻?
-
1月の海。
釣り人がちらほらいるくらいですかね。
波打ち際にはカニがたくさんいました。
と、ここまでどんよりした曇り空でしたが、とうとうポツポツ降り始めました。
雨かぁ。
とりあえず、自転車に乗って次へ行ってみよう。 -
小雨の降る中、安平樹屋へやってきました。
徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー
-
もともとイギリスの貿易会社が持っていた倉庫がガジュマルに浸食されてこの姿になったのだそう。
中は迷路のようになっていて、かくれんぼしたら抜群におもしろそう。徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー
-
思い思いに写真を撮る人々。
退廃的な空気感がいいんでしょうね。徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー
-
雨もやみそうにないので、樹屋のそばのカフェで休憩。
徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー
-
-
子供たちはソフトクリーム。
私はちょっと肌寒かったので、あったかいお茶をいただきました。 -
雨の合間を縫って、樹屋からほど近い「茂記安平黒豆花」へ。
豆花を食べたかったんだぁ♪
黒豆の豆花?ということで、入ってみました。
冷たいレモンと黒タピオカ味と、ホットの紅豆味を頼んでみました。
レモンの酸味と黒タピオカのプニプニ感と豆花のホロホロ具合がめっちゃおいしい。
ホットの方は、安心できる味でしたが、豆もあっためてくれるともっと美味しかったかも。 -
さて、安平のもう一つの見どころである「安平古堡」にもやってきました。
安平古堡の前の通りは、これは常設なのか、それとも新年だからなのか、縁日みたいににぎわっています。
薯塔?というのか、ジャガイモをくるくる薄くらせん状にむいて串に刺して揚げたおやつが大人気でした。安平古堡 史跡・遺跡
-
安平古堡に入ってみようにも、雨が。。。
しょうがないので、縁日で何か雨宿りしながら食べられるものということで、蚵仔煎を食べてみました。
ドラム缶みたいな鉄板で焼いていて、豪快!
牡蠣がうまい!
でもここの餡はかなり甘めでした。 -
雨の縁日。
けっこうな人出です。 -
小雨になったすきを狙って、少しずつ移動。
お寺の前の広場が屋根付きになっていて、皆さん思い思いに雨宿り。 -
-
ご近所の方も、観光客も、そろって雨宿り。
-
しかし、雨でも楽しんでしまうのが子供たち。
小さな公園の遊具を見つけては、「ちょっと遊んでくる〜!」 -
ほら、雨また降ってくるからそろそろ行くよ〜。
-
何やら素敵なお店。
フルーツのデコレーションで形作られているのは台湾の地形かな? -
安北路沿い、小学校の前に、けっこうな行列のお店を見つけました。
みると、ほとんど台湾の方のよう。
炸鶏?フライドチキン? -
15分以上は並んでいたでしょうか?
-
向かいの小学校にて、買ったチキンをいただきました。
ジューシーでおいしい!
こちらの小学校は日本のよりオープンな感じで、まずぐるりを目隠し目的の塀でなく、目の粗い生垣で囲まれています。
そして、誰でも入っていいようです。トイレも開放していました。
変な犯罪とかないんですかね〜。 -
素敵な案内板。
音楽室でしょうか? -
さて、そろそろ日が暮れかけてきて・・・。
レンタサイクル店に返しに行き(すでにこのころはけっこうな雨でずぶ濡れの私たち)、タクシーを呼んでもらって待ってます。 -
レンタサイクルの店員さんは気のいい人たちだったので、写真撮らせてもらいました。
バイクみたいに2人乗りできる電動自転車と、文字通り2人で漕ぐ自転車。間には子供の席もあります。
こういうキワモノ系もおいてる品揃えが魅力♪ -
小遊龍自行車店(レンタサイクル)の前はバス停になっていますので、バスを利用して安平に来られる方は、写真のバス停を参考にされると便利かもしれません。
-
雨の中、タクシーで台南市街地へ帰ります。
途中、どうしても寄ってほしいお店があって、googleマップで運転手さんに説明していっていただきました。
再發號肉粽。
100年続くちまき専門店だとか。
こちらでテイクアウトして、今日は宿でゆっくり夕飯にしましょう。再發號 百年肉粽 地元の料理
-
さて、免悦門でタクシーを降り、信義街に戻ってきてみると、部屋の近くの集福宮というお寺の周りに人が集まっています。
なんだなんだ? -
これは・・・
なにやら準備されてます。
ひょっとして、今日は信義街でも新年のお祭りがあるのかもしれません。 -
あー、おなか減った。
部屋に戻って、用意しておいたビールも冷えております。
さぁ、ちまきだちまきだ! -
でーん!
ビールの350mm缶と比較してみてください、このボリューム。
頼んだのは具全部入りの「スペシャル」的なメニューのやつ。120元でした。
すっごいボリューム。
具は、お肉、卵、魚の卵みたいなやつ、シイタケ、栗、タケノコ・・・とにかくよくわからんものもいっぱい。
おいしーい!!!
私の台南飯ベスト1に決定! -
と、外で何やら「バーン!!!」とすごい音がして、何か光っています。
なんだろう、と外へ出てみると、お祭りがはじまったようです!
爆竹がすごい! -
部屋から出て見学中。
-
-
おぉ、この衣装は・・・!
ある年代以上の人なら、おでこにおふだを貼りたい衝動にかられてしまうことでしょう。
キョンシー!!!
(あくまでも、衣装の話です#) -
信義街の屋根の上に上がる花火。
あけまして、おめでとうございます!!!
なんだか幸せな気分に浸りながら、部屋に戻り、2日目を終えました。
その3へ続く。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- しーふぁんさん 2017/04/23 12:26:00
- すごく素敵ですね!
- 初めて伺いました。
すごく素敵な写真と美味しそうな料理、素敵な人たちですね!
台湾は台北しか行った事がないので、ぜひ行ってみたくなりました!!
素敵な旅行記ありがとうございました^^
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
台南(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
87