国後を臨む羅臼の町（羅臼の宿まるみの豪快＆豪華夕食）など＠2015年11月道東の旅。

2015/11/21 - 2015/11/23

２日目の宿泊は「羅臼の宿まるみ」です。
１５年くらい前から何度か泊まっている宿ですが、どんどん、大きく綺麗になってきていますね。
でも、最大のウリは豪快＆豪華な夕食。この旅行記で簡単にご紹介します。

最終日には羅臼の展望台、開陽台、摩周湖展望台、美幌峠で、雄大な北の大地の景色を楽しみました。

11月下旬。本当の冬が来る前の道東。
札幌に住んでいた私も、この時期の道東は初めてでした。

オホーツク海側と太平洋側では天気が違うものなんだなぁと肌で感じたり、
太陽が出ていても身を切るような寒さに、あらためて本当の冬の厳しさに思いをはせたり・・・
観光シーズンを外した旅も良いものですね。

エリア 羅臼（らうす）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日の宿泊は「羅臼の宿まるみ」です。
国後を臨む新館のお部屋に通されました。

１５年くらい前からこの宿には数回泊まっていますが、新館は初めてです。
（そもそも最初は本当の民宿。「新館」なんて、ありませんでした。）

小上りの畳スペースもあって、なにより２面の窓。
良いお部屋で嬉しいです。

そしてシャワーと岩盤浴ができるバスルーム。
（サウナと露天風呂のある大浴場が別にあります。）

月が明るいですが、とても風の強い夜。

羅臼の海岸線。西側。

東側。明るい所が羅臼の中心。
ずーっと行くと相泊で道は途切れ、そのまた先に知床半島の先端があります。

海上に漁をする船の明かりが一晩中浮かんでいました。

羅臼の宿まるみは、豪華な海鮮の夕食で有名です。
写真は２人前の夕食の一部。

ズワイガニにタラバガニ。

手作りのいろいろな珍味類。

この珍味類は通常だとバイキング（ビュッフェ）方式で用意されているのですが、この日はグループが入っていたので、個人の宿泊客には取り分けてくれていました。

ソイ、ツブ貝、帆立、北寄、サーモン、水だこ、ブリのお刺身。
これらも通常はバイキング。

私たちはサーモンが要らないし、上の珍味もあんなに沢山食べられないので、バイキング（ビュッフェ）にして欲しかったなぁ。

毛ガニのお刺身。

暖かいものをと持ってきてくれた、ジャガイモごろごろのクリームシチュー。

帆立、ツブ貝、鮭のハラス、タラバガニ（アブラガニかも？）、イカはテーブルで炙っていただきます。

鰈の煮つけ。蟹の炊き込みご飯にイクラ。

はっきり言って、食べきれません。
ここの食事が楽しみだったのだけど、もう、こういう豪快な食事は無理だな。
（食事を残すことに罪悪感があるので、お腹も心も辛いです。）

ちなみにビュッフェ台はこんな感じ。お刺身だけでも２台あります。
ツブ貝のお刺身が食べ放題って凄いですね。

もうすぐ国後から朝日が昇る。

今日は良いお天気になりそうです。

朝日を待つ羅臼の街。
屋根が白いのは雪です。

空が明るくなって・・・

この地域は風が強いので、窓ガラスに金網が入っています。
ですが、怠け者の私は、窓を開けると寒いので、窓越しに写真を撮っています。

日が昇りました。綺麗。
この宿のもう一つの「ウリ」。美しい日の出の光景。

おはようございます。
いい日になりそうです。

おはようございま〜す。

朝食前に新館の屋上に登ってみました。
寒〜い。

国後です。
誰がどう見ても地勢的には北海道の一部ですよね。

宿を出て、羅臼国後展望塔に向かいます。
途中の道から羅臼岳の素晴らしい姿が見られました。

ウトロ側から見たら、あの雪雲の中に頂上が隠れているかもしれませんね。

羅臼国後展望塔に到着。

羅臼の港を一望。

漁を終えた船が寄港します。

少し先に目をやれば大きな国後島。

最後にもう一度羅臼岳。

私、この山には登っていないので、いつか登頂してみたいのです。

羅臼の町の中にあるこの建物は、

「北の国から・遺言」で純が住んでいた小屋。
（実際のロケにつかわれたものではなく、地元の人が模して建てたもの。観光シーズンはカフェになっている。）

郵便受けも「黒板　純」となっていました。

どんどん車を走らせて、やって来たのは・・・

広〜い、こちら。
地球が丸く見えるというキャッチフレーズで有名な開陽台。

小高い丘。眼下は見渡す限り・・・

平らな大地。

畑地を囲む防風林が、「日本ではない景観」になっています。

展望台があるので行ってみます。
この時期、売店は営業していません。

展望台の上はこんな感じでした。
夏には星空の観察会が行われるということで、段々に座れるようになっています。

知床半島方面。

屈斜路湖方面。

緩くうねる丘陵。

さすが北海道という景色を堪能して、次へ。

道の駅で買い物をしたりしつつ、摩周湖の展望台へ。

湖の中に小島があるのですね。
摩周湖には遊覧船はおろか・・・

湖畔へ降りる道もありません。

観光客は高い所にある展望台から景色を楽しむのみ。

白樺の幹に陽が当たって綺麗。
良い天気で嬉しいです。

最後に美幌峠に寄って、屈斜路湖の眺めを堪能。

中の島の存在感がなかなかです。

今日は「景色を見るだけ」の一日でした。

真っ白な世界になる前の、初冬の道東の景色をたっぷり楽しんだので、良しとしましょう。

峠の周囲は、熊笹の広がる丘。

この雪の路が、長い冬へ向かう路に見えました。

この旅行記へのコメント （4）

• いつのんさん 2016/04/05 18:55:09

  お料理の写真がぶれてマッセ・・・もう出来上がってるのでしょうか（笑）

  
  
  姉ちゃま、御晩です。
  
  エエですね、羅臼の宿とロケーション。
  ＣＰは最高レベルでわ？・・・でも量、食べれないのは同感ザマス。
  
  国後もどえりゃ近くでプーチンさん
  パナマのタックス・ヘイブン？でなんか退陣とかあったらチャンス？
  
  タラバとアブラは区別が一匹まんまじゃないと難しいですよね（笑）
  内子はアブラ大好物で〜〜〜す。
  やっぱ真つぶでしょ、ちょいピリッとくるところお試しあれ〜〜！
  
  残念なのはお料理の写真がブレてるように見えるのは気のせい（爆）
  でも美味しければいいですよね。
  
  ところでいつのんさん？のおごり？？？・・・マジ？
  とてもいい人みたいですね・・噂によると？
  でも貧乏みたいですよ、可哀想・・・アハ！
  
  匿名ちゃん
  
  
  
  
  

  れいろんさん からの返信 2016/04/05 23:34:45

  RE: お料理の写真がぶれてマッセ・・・もう出来上がってるのでしょうか（笑）

  匿名さん、メッセージありがとうございます。
  
  そうなんですよ。いつのんさん、とても良い方で！！
  いつも、おごってくれるんです。女性の財布からお金は出させない人なんです。
  おまけに、北海道グルメにも詳しいの。とっても、楽しみです。
  
  写真のピントが全部あっていないのは、カメラのせいなんです。
  古いコンデジで、暗い所が全くだめなの。
  フラッシュをたくと、白く飛んじゃうしね〜。
  
  11月の台湾まで使っていたカメラを壊してしまい、１月のベトナムから新しいカメラになっています。
  
  真ツブのアブラは食べないよ〜〜。
  もっとも、いつのんさんと言う人は、フグの胆も食べるらしいよ〜。
  「つきよたけ」も、美味しいとか言っていたわ。
  　　　　　　　　　　　　　　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

• お黙り！さん 2016/04/03 14:49:26

  北海道はでっかいぞ〜〜〜

  れいろんさん
  こんにちは。いつも良いホテルに泊まってますね。
  豪華な食事が要らない？もう〜、羨まし話です（笑）
  蟹、かに、カニ・・・・・確か、星のリゾートでも食べてましたよね？
  私、海のもの大好きだから、羨ましくて、羨ましくて！
  あ〜〜〜、食べに行きたい。やっぱり、北海道は海の幸の宝庫ですね。
  
  摩周湖は霧じゃなくて良かったですね。とっても綺麗な湖だから、昔と変わらないのかな？そうですよね、眺めるだけの湖。
  ちょっと、初冬の道東って、想像できなかったけれど、意外と雪少ないんですね。それに、寒くないのかしら？
  「純の家」って、ちょっと笑っちゃいましたよ。ロケに使われたわけではなくって・・・・・・最高です（笑）
  でも、ちょっと行ってみたい（爆）
  マリー

  れいろんさん からの返信 2016/04/04 23:22:29

  RE: 北海道はでっかいぞ〜〜〜

  マリーさん、こんばんは！
  
  羅臼の宿まるみですが、マリーさんが思う水準の良いホテルではないですよ。
  元々、純然たる民宿だったし、今も食事を運んでくれるのはエプロンを着けたおばさん達です。
  極めてざっくばらん。私は好きだけど、マリーさんはどうかな？
  でも、最初からサービスを期待しないので、とても快適。
  感じが良ければ良いのだ！
  
  豪華というより、量のある食事がもう無理〜〜。
  
  手作りの珍味にはスモークサーモンや蟹の外子などもあり、これらは好きなんですが、ほっけの薩摩揚げなど珍しいけどお腹が張る物もあって。
  だって、あれで２人前ですよ。食べきれません。
  お刺身も、せっかくツブ貝があるんだから、それを多めに食べたいの。
  ソイが１匹のってなくて良いのよ。（美味しいけれどね。）
  
  いつかマリーさんと一緒に北海道海鮮グルメツアー行きたいな。
  私、本当に海鮮にはうるさいの。海鮮だけは「いつのんさん」並かも。
  そうね、いつのんさんも一緒に行くのよ〜。
  もちろん、のんおじさまのＯＧＯＲＩ！！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん