2015/09/19 - 2015/09/20
5位(同エリア24件中)
ぱっしょんKさん
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2015年9月は1カ月間ビザの更新のために日本に帰国した同僚のピンチヒッターでインドのチェンナイへの出張となりました。
9月17日木曜日はガネーシャフェスティバルで1日お休みだったのでチェンナイ最寄りの世界遺産マハーバリプラムの建築群を見てきました。
さらに7月にはインドの山岳鉄道の一つニルギリ鉄道に乗りました。
チェンナイが州都のタミルナードゥ州にはもう一つ世界遺産があります。それが大チョウラ朝寺院群です。
そこで土日を利用して大チョウラ朝寺院群の中で一番先に世界遺産に登録されたプリハディーシュワラ寺院のあるタンジャーヴールに行くことにしました。
19日土曜日仕事が終わった夜に止まっているラダレジデンシーホテルから出発します。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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泊まっているラダレジデンシーホテルから夕食を終わらせてから夜10時に出発です。
ここから40分歩いて近郊電車の駅ヌンガムバッカム駅に向かいます。 -
ありゃま!ホテルから出たら一眼レフのレンズが曇っちゃいました。
湿気も多いし、ホテルもエアコンがガンガンだったから。。。 -
一眼レフをしまってコンパクトカメラにチェンジです。
コンパクトカメラはまだ大丈夫でした。 -
ヌンガムバッカム駅に到着です。
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夜はさすがに人が少ないです。
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駅名表示板。インドっぽいでしょ
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朝4時台から0時台まで結構時間帯は広いです。
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列車に乗りました。
10時過ぎると列車も空いています。 -
近郊電車からここチェンアイエグモア駅で長距離列車に乗り換えます。
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乗り換えまでに1時間くらいあるので通りまで出て駅舎の写真撮りました。
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23:30発のウザヴァンエクスプレスでタンジャーヴールに向かいます。
タンジャーヴール到着は翌朝7:15。 -
もう乗り慣れた寝台列車です。
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この日は3段ベッドのエアコン付き車。
サイドスリーパーを取っていたのですが、場所の交換をして欲しいという人がいたので、それに応じることに。結局普通のベッドの下段になりました。 -
向かいのベッドの家族の一番下の男の子。タミル語で一生懸命話しかけてくれたけど。。。。
ごめんね。英語しかわからないのよ(T_T) -
時間通り7:15にタンジャーヴール駅に到着しました。
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まずは駅構内のレストランで朝食をとります。
イドリーとミルクティーを注文。 -
さぁ出発です。タンジャーヴール駅表示板の横を通って駅を出ます。
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結構味のある駅舎です。
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ここでリキシャをチャーターします。値段がはっきり覚えてないんですが、多分1000ルピーくらいだったんじゃないかと。。
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まず最初は今回の目的地。世界遺産大チョ-ラ朝寺院群のブリハディーシュワラ寺院です。
この寺院は1010年にチョーラ朝のラージャラージャ1世王が建てた寺院。
南方型寺院の最高峰と言われています。 -
そしてここは今でも現役のヒンドゥー教寺院。入場料は無料です。
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敷地も大きいけど、入口の門の大きさもかなりのもの。
この塔門は第1ゴープラムと呼ばれています。 -
第一ゴープラムの柱で熟睡する犬。その無警戒ぶりもかなりのもの。
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門をくぐるとすぐ右側に向かいます。
この先に靴預り所があります。 -
立派な内門、第2ゴープラムが見えます。
これからここを目指して歩きます。 -
既に靴を預けましたので、はだしですよ。石畳の上は気持ちいいけど、砂利踏むとたまに痛いのよね(T_T)
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第2ゴープラムまでやってきました。城壁(城ではないですが)の装飾が結構凝られています。
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内門をくぐるとまずは第一印象
「広っ!!」 -
一番手前のナンディー堂越しに本堂の塔を望みます。
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上の写真の左側からナンディー堂の横を歩きます。こちら側の基台にはちょうこくされたプレートが埋め込まれています。
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1枚目の写真とは反対側に来ました。
真ん中にデンと構えるナンディー像。
インドで2番目に大きいモノだそうです。
写真を撮り終わったら180度回頭! -
本殿まで続く寺院の建物が。
一番手前がポーチ。
残念ながらここには入れません。 -
というわけで外の彫刻を見ながら奥へと進みます。
前殿までくると中に入れました。
前殿を通って本殿まで。
ここはシヴァ神を祭る寺院。
本殿の奥にはリンガが祭られていました。
現役のお寺です。中の撮影はNGです。 -
なかを見た後横側の出口から外に出てきました。
外壁の彫刻なんかを見ていきます。 -
南方型のとがった塔が印象的な本殿です。
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屋根に仏教の大黒天かなとおもったのですが。
大黒天はもともとヒンドゥの神シヴァの化身でマハンカーラ神なので...
わが社の優秀なインド人スタッフに確認したところ、ダミーの神様だよとのこと。
エクスペディアで見てみたらマハンカーラ神は日本の大黒天とは似ても似つかない怖い姿。
恰幅も日本の七福神の絵のようではありませんでした。 -
本堂の左奥。方角でいうと南西。
本殿の見学を終えたので、周りの祠堂を見ていきます。 -
本殿の南西にある小さな祠堂から見ていきます。
中にはリンガが祀られています。 -
僕が内から出てきたら女性の一群が入って行きました。
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側面に美しいダンシングシヴァの塑像が。
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小さいと思って侮ることなかれ!!
裏側にも素晴らしい彫刻が施されていました。 -
本殿の裏側の彫刻を見ながらを次の祠堂に向かいます。
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でもやっぱり本殿の彫刻がここブリディシュワラ寺院の一番の見所。
足が止まってしまいます。 -
本殿の北側にある大きな祠堂がスプラマニヤ祠堂。
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このスプラマニヤ祠堂の外壁も素晴らしい神々の彫像がぎっしりです。
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一番上に女神が。
正妻のパールヴァティーかな〜?? -
本殿の中から黄色の水が出ていました。
どういう由来なのかわからなかったなぁ〜。 -
先ほどの黄色い水の出ているところのすぐ隣にあるのがチャンデーシュワラ祠堂。
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本殿の前の全室が4層の建物だってここまで来て気づきました。
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記念写真撮っときましょ。
ただインドはほとんどの遺跡で三脚使用禁止ですので毎回記念撮影は苦労します。
こういうお寺では回廊が一段高くなっているので、そこにカメラを置いて撮影しています。
本殿の一番上の冠石は81トンもあるそう。どうやって載せたのかなぁ? -
これがその冠石。
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回廊の中にも祠堂があります。
ここはクロイスターマンダパという名前の祠堂。
中にはリンガが祀られています。 -
一番北東にある祠堂、ナタラジャマンダパ。
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アンマン祠堂。
中は彫刻が施された柱が並んでいてシンプルな外よりも壮観。 -
ガネーシャシュリネ
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こんな小さな祠堂を見ているうちに
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1周しました。
出発点ナンディー堂に戻ってきました。
ナンディーのお尻がキュート。 -
よく見ると基台にタミル文字がありました。
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第1ゴーラムまで戻ってきました。
営業時間の書かれたプレートがありました。
このブリハディーシュワラ寺院は6時〜12時半、4時〜8時半が開門時間。 -
8時を過ぎて第1ゴーラム前に花を売るお店が並んでいました。
これでブリハディーシュワラ寺院参観は終わり!
リキシャで次の目的地タンジャーヴールパレスに向かいます。 -
一度パレスまで行ったのですが、パレスは10時からでまだ空いていなかったのでリキシャワーカーのおじちゃんにチャイを飲みたい。と伝えたら、まさかのレストランに連れて行かれました。
道端で立って飲めればよかったのに。。。 -
10時過ぎてパレスに行ったのですが、まだ空いてない(T_T)
インド時間炸裂です。 -
待つこと15分
あ!空いたっぽい。
入場料はパレスと美術館セットで110ルピー。 -
チケット売り場のすぐそばにタルバールホールと呼ばれるマハラジャの謁見の間があるのですが、とりあえず後回し。
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見張りの塔、ベルタワーの前を通って、
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最初に見るのはこの中
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美術館アートギャラリーです。
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中にはチョーラ朝時代の石像やブロンズ像がたくさん並んでいて、
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こんな感じで像の間をすり抜けて通路がある感じです。
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元は王宮の一部です。中庭は日が差して明るく、白色の壁が非常に目に映えます。
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ガネーシャ発見!!
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こっちはシヴァ神
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こんな感じでたくさんの神像が並んでいます。
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中庭に出てきました。目の前には8階のタワーアルセナル塔がそびえ立ちます。
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以前訪れたジャイプールの風の宮殿を彷彿とさせるピンクの壁が非常に綺麗な建物です。
このアルセナル塔には登ることができるようです。 -
でもその前に展示してある神像を先に見てしまいます。
11世紀に作られたブッダの像がありました。
ブッダはもちろん仏教の開祖でもありますが、インドでは大乗仏教の教義がヒンドゥー教に取り込まれたため仏教はヒンドゥー教の一派だと見なされています。
そのためブッダはヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の24番目の化身とされています。 -
ビクシャダナール像
シヴァ神の乞食体だそうです。 -
軍神ムルガン(スカンダ)仏教にも伝わり、韋駄天となった神。
シヴァの次男に当たる神です。 -
マヤクスダルバーホールに入ります。
中には銅像が展示されています。 -
このホールも元々は王宮の一部。装飾も素晴らしいものでした。
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そのスペースを利用して銅像の展示がされていました。
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クリシュナの銅像。クリシュナ神はヴィシュヌ神の8番目の化身。
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装飾がきれい!!
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この大理石の像はこの宮殿の持ち主だったラージャセルフォージ。
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壁に埋め込まれた時計がとてもオシャレに見えました。
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さて!銅像を見ていきましょう。
右の銅像はパールヴァティー。
左はリシャバヴァガナデヴァールって読むのかな?
左の神は初めて知りました。
2人とも穏やかな表情の銅像です。 -
上の2体、裏から撮ってみました。
ちょっと変わった写真が出来上がったでしょ? -
結構大きな11世紀のパールヴァティーの銅像。
があると思えば、 -
小さなクリシュナもいました。
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本当に天井が綺麗な建物です。
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マヤクスダルバーホールの隣にもホールがあります。
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この中には木像が展示されています。
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例えばダンシングシヴァとか
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ダンシングシヴァ。。。。
他の木像の写真撮ってなかったですね。(笑) -
コインが展示されていました。
ただ、インド以外の場所のものあり、なんでここにあるのか。疑問。。。 -
先ほど見てきたブリハディーシュワラ寺院の模型が。よくできています。
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あとは一番奥のこの建物、
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アルセナル塔の中に入ってみます。
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最初に見た銅像の間を抜けて階段がありました。
これを登ると、 -
塔のテラスのすぐ下まで登ります。
この階段を登ると、 -
なぜかそこには鯨の骨が????
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美術館全体を見る渡すことができました。
入り口で見た、見張り塔ベルタワーがよく見えます。
次はここに行ってみます。 -
見張り塔ベルタワー。
情報では登れるはずだったんですが、登れませんでした。ちらっと聞いたら午後1時から登れるとか。本当の情報か確認できていません。悪しからず。 -
堀に降りることができました。
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基台を見て回ります。
ここから塔に入っていけるようですが、開いてなかったです。 -
こんな狭いところを歩いて一周することはできました。
続いてダルバールホールに向かいます。 -
ダルバールホールはアルセナル塔の庭園の裏側にあります。
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これがダルバールホール。
おそらくマハラジャの謁見に使われていたと思われます。
中に入ります。 -
中はとてもカラフル。あんまり見ない色使いです。
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装飾も結構細かいです。
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柱の原色に目がいきましたが、天井を見上げ見るとかなりの彩色が残っていてびっくり!
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マハラジャらしき壁画がありますがなんかイスラムっぽいのよね〜。
ここはイスラムの支配の歴史のないタミルナドゥー州。
王室博物館に向かいます。 -
王室博物館は別途入場料が必要です。2ルピーでした。
昔の王の住居に入っていきます。 -
こちらの住居はあまり
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手入れされていませんな〜!
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住居跡が展示場になっていました。
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時代物のアンティーク品が展示されています。
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結構価値ありそう。
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なんでも鑑定団に出してみたいですね。
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あのスーツケース欲しいなぁ〜!
そんな気持ちを見こうされてか立ち入り禁止(T_T) -
壁の上部にヒンドゥーの神々大集合!!
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このゲートの左から入るとタルバール・ホール、
右から入るとサラスヴァティー・マハル・ライブラリーがあります。 -
この奥右側がサラスヴァティー・マハル・ライブラリーになっていますが中は撮影禁止。マハラジャセルフォージさんの集めた文献、書籍などのコレクションが展示されています。
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歩いて王宮を出ます。
大通りイーストメインストリートまで出ると最後の見どころ -
サルジャ・マディがあります。
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外の階段を使って上に登ります。
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ここも王宮の一部。内部はやっぱり豪華な装飾。
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そこを利用して古い陶器などが展示されていました。
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結構広いスペースですが、王室博物館のように人が住んでいた雰囲気は残っていませんね。
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階段の降り口のところから先ほど見たアルセナル塔が望めました。
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一階まで降りてきて隅っこに彫刻があるのに気付きました。
これなかなかの出来ですよ。
タンジャヴェールの見学終了!
リキシャで駅に戻ります。 -
駅でリキシャを降りました。時間は12時半。お昼ご飯を食べるところを歩いて探します。
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見つけた!ホテルニューテヴァースで食事をとることに。
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ここはヴェジタリアンレストランでしたのであっさりヴェジカレーを。
これはターリと言ってランチのセット。南インド昼食の定番メニューです。
値段は100ルピー。(日本円で約156円) -
駅に戻ります。
パイナップルとか吊るして売ってます。南国ですね〜! -
タンジャヴェールジャンクション駅に到着です。
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ホームに入ると
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列車が一本止まっていますがこれは僕の乗る列車ではありません。隣のホーム2番線からの発車のようです。
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14時30分定刻にBhubaneswar Expが到着しました。
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エアコン付き3段寝台車でチェンナイに戻ります。
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綺麗な夕焼けに出会うことができました。
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扉を開けることができるのでこんな写真も撮れるんですが、落ちる危険があるので真似しないでください(笑)
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列車の中ではチャイと
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車内販売の弁当を食べました。
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チェンナイエグモア駅の手前チェットペット駅で列車がストップしました。
10分経っても動かないので、扉開けて降りちゃいました。
この駅は普通は長距離列車は通過して近郊列車は停車する駅。乗り換えできるからね!! -
近郊列車でヌンガムバッカム駅まで戻り、歩いてホテルラダレジデンシーまで戻りました。
寝る前に1階のビュッフェレストランでビールとサラダで乾杯!!
今回の旅行終了です。
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