2015/12/27 - 2015/12/27
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ぱっしょんKさん
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名古屋の友達と26日の夜にあったのですが、さらに盛り上がり日曜日の夜も遊ぶことになりました。でも日曜日の昼間は友達は仕事なので時間がたっぷり余ってしまいました。
青春18きっぷの有効期間ですから、普通電車で奈良に行くことを思いつきました。
平城京跡、西ノ京行ってから奈良市内に戻り世界遺産古都奈良の文化財登録の寺社を全て回ってしまう計画で出発したのですが。。。
時間が全く足りず、平城京跡と西ノ京で終わりになりました。
残りは正月休暇に引き継ぐことになりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
結構名古屋の友達と遊ぶ時は尾張一宮に泊まることが多いです。
名古屋のホテルは中国人ツーリストでビジネスホテルが取りづらくなっているそうで。。。
東横インを5時45分に出て尾張一宮駅から出発です。 -
6:01発名古屋行き快速でまずは名古屋に向かいます。
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日曜日のこの時間はあんまりお客さんもいません。
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313系8両で来ました。快速名古屋行き。
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写真撮影して一番後ろの車両に乗り込みました。
やっぱり他の乗客はいませんでした。 -
10分で名古屋到着。
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名古屋からは関西本線の6:24発亀山行きに乗り込みます。
車両は再び313系。 -
亀山までは1時間20分。7:46着。外も明るくなりました。
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8:03発の加茂行き普通に乗ります。
ここからはJR西日本キハ120系で行きます。 -
1時間半かけて加茂駅到着。
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ここからは大阪天王寺行きの大和路快速で奈良まであと少し。
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これから乗る9:37発大和路快速は221系電車で運行です。
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天王寺から大阪環状線に入って大阪駅まで行きます。ここから東は亀山まで1時間に1本しか走っていないのに、大和路加速はバンバン走っています、
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221系列車の中はいつ乗っても思うけど落ち着いた色です。JR東海の青くて明るい車内と大分趣が違います。
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奈良駅到着は9:55。約4時間で到着。
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駅西口に出ました。
こちらにはぐるっとバス乗り場があります。 -
来ました!ぐるっとバス平城京ルート。
乗車賃は100円です。 -
朱雀門停で降ります。
この旅一つ目の世界遺産登録遺産、平城京跡に到着です。 -
まずは平城京歴史館に行ってみます。
遣唐船がありますね。 -
せんとくんが出迎えてくれました。
中に入ります。入場料は500円。
中は平城京の様子などをCGを駆使した映像などで紹介しています。中は撮影禁止です。 -
歴史館から直接遣唐船の上に出られます。
当時の船を再現しています。 -
再建された朱雀門から平城京跡に入ります。
手前に世界遺産の石碑がありました。 -
この朱雀門の中はいわゆる宮中。政治の中止となったところです。
今立っているのが街だったところ。 -
朱雀門の碑がかかっていました。
奈良時代もこんな感じだったんでしょうかね〜。 -
今入ってきた南側を眺めると広い道が。ここは朱雀大路だったところ。門の大きさから考えると平城京が都の時代でもこのくらいの広さはあったと思われます。
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そして北側旧城の中。
ありゃ!線路が通ってる。
その向こうに大極殿正殿が見えます。
そちらに向かいます。
ただ近鉄の線路のせいでこのまま朱雀大路を歩くわけにはいきませんね。 -
ちょっと迂回すると踏切がありました。
ここを越えると、 -
第一次朝堂院に入ってきます。
-
ここが第一次朝堂院です。
その奥北側が第一次大極殿。 -
第一朝堂院の建物の基石が残っていました。
ここは平城京で一番大切な場所。政策を決めたり、元日や節句のお祝いしたり、国外からのお客をもてなす宴会が行われた場所。まさに当時の政治の最先端の場所でした。
天皇はこれからいく大極殿に。臣下はこの朝堂院に並んで行事を行ったそうです。 -
当時のイラストがあります。雰囲気はこれでわかります。
ちなみに今いるのが奈良時代前期の大極殿と朝堂院。東側に奈良時代後期にできた第二次大極殿と第二次朝堂院があります。第二次朝堂院ができてから、ここはもっぱら宴会に使われたようです。 -
この土手みたいなところに回廊があったようです。
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大極殿への境目も回廊と門で仕切られているようです。
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ここが大極殿正殿。天皇が儀式の時にいた場所です。
この建物は2010年に復元されたもの。
中が見学できますので入ってみます。 -
中には高御座(たかみくら)の外観復元模型がありました。
儀式の際に天皇が座った玉座の復元模型です。 -
大極殿正殿の中はこんな感じ。
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正殿からの眺め。なるほど確かに見晴らしはいいですね。
次の目的地に向かいます。 -
一条通りに出てきました。
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出口を出るとすぐに佐紀町停(ぐるりんバスの大極殿停)があります。
ここから近鉄の大和西大寺駅までバスで行きます。 -
奈良交通のバスで約5分。大和西大寺駅に到着しました。
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近鉄奈良線と近鉄京都線・橿原線が交差するターミナル駅です。
が、駅舎は思っていたより小さい平屋の建物でした。 -
橿原線の普通電車で西ノ京に移動します。
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橿原神宮行き普通に乗り込みます。
ちなみにこの駅の近くに名前の由来になっている西大寺は現在もあります。奈良時代の女帝称徳天皇が建てたお寺です。今回は行きませんでしたが。。。
東大寺に行ったんだから西大寺にも行った方が良かったかなと今になって反省。 -
2駅4分で西ノ京駅に到着です。
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外に出るとすぐに薬師寺参道の看板が。
この日2つ目の世界遺産はこの薬師寺です。
薬師寺は天武天皇が皇后(持統天皇)の病気回復を願って建てたお寺で飛鳥時代末期に飛鳥の都に建てられた由緒あるお寺です。平城京に遷都された際にここに移されました。
当時から残っているのは五重塔である東塔だけです。 -
まず玄奘三蔵院伽藍に行ってみます。
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大唐西域壁画が日時限定で見れるようですが、次の公開は1月1日より。
残念〜!
看板の下にある本日は公開しておりませんの文字がやけに目に付きます。 -
このまま引き上げるのもなんなので、
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玄奘塔の写真だけはとって引き上げます。
壁画はこの中なのかな?
この玄奘塔は1991年に造営された新しい建物のようです。 -
薬師寺メインの白鳳伽藍に向かいます。
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なんかあっちゃこっちゃ工事してます
大講堂の前も工事中。
んんん??? -
なんだあのテントみたいなの?
なんか嫌な感じが。。。
右に見えてるのが金堂だから、場所から言えば国宝の東塔があるはずだけど。。。
残念ながら唯一創建時からの建物、東塔は2018年まで分解修理中で五重の塔の姿は見れません。残念(T_T) -
大講堂を裏から撮影。
東塔の工事現場の裏側に分解した東塔の部品が展示されていましたのでそちらをまず見てみます。 -
展示されている国宝東塔基壇断面図です。
今回の解体工事で発掘調査をして1300年ぶりに土台の部分が出てきたんだそうです。
これは重い建物が倒れないように土を棒で固めてその上に土を重ねてまた棒で固める版築という技法で基台が作られています。
これはその表面を剥ぎ取ったもの。灰色の粘土層と茶色の砂土層交互に25段以上積み重ねられているのがわかる貴重なものです。 -
他にも柱などが展示されています。古さに圧倒されそうです。
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東塔の基台部分から出てきた、和同開珎。
中学校の社会の教科書に出てきましたね!! -
屋根の上に載ってて普段見ることができない相輪の基台と
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相輪本体。東塔が復建されれば、はるか上部に行ってしまうので、じかに見ることができる今はある意味貴重な時間なのかも。
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こちらは国宝東院堂。
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東院堂の御本尊は聖観世音菩薩立像。
素晴らしいプロポーションの美しい立像で国宝に指定されています。 -
いよいよ回廊の中に入ります。
この中門を入ります。 -
本来は東塔がある場所。外から眺めたようにテントで囲まれています。
2018年に完成予定。 -
東塔と相対する西塔を見てます。
この西塔は昭和56年に再建されたもの。
今解体されてる東塔ももともとはこのくらい鮮やかな建物だったんだそうです。
1階のみ中が公開されています。 -
いよいよこの伽藍の中心金堂に足を向けます。
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この金堂の中には有名な薬師三尊像が収められています。
真ん中に病気から救ってくれる薬師如来坐像。右にちょこっと見えていますが日光菩薩立像反対左側に月光菩薩立像が鎮座しています。 -
最後に2003年に復興された大講堂の中に入ります。
薬師寺で一番大きなお堂です
中には国宝の日本最古の仏足石が収められています。 -
この興楽門から外に出て薬師寺見学は終了!
興楽門の前に世界遺産の石碑があります。
門の中を見ると、なるほど!食堂も復興工事中なんですね。
唐招提寺に向かいます。 -
お昼時間は過ぎていますが、何か食べることに。
道途中にあったそば屋さか本さんに入りました。
甘いものが恋しくなってぜんざいを頂きましたが。。。。
写真撮ってなかったみたい。。
美味しいぜんざいでしたよ。 -
上のさか本さんの前の道をさらにまっすぐ進むと鑑真和尚が建てた唐招提寺の南大門に出ます。
ここから入場します。
参観料は600円です。 -
南大門をくぐると広い参道の先に国宝金堂が見えます。
金堂に向かって歩きます。 -
もちろんここ唐招提寺も古都奈良の文化財の指定遺跡の一つ。
この日3つ目の世界遺産です。 -
国宝唐招提寺金堂です。
鑑真の弟子が建てた建物で、現存する奈良時代最大の貴重な建物なんだそうです。
金堂の中には国宝千手観音立像が安置されています。この千手観音立像は非常に立派なものでした。撮影禁止なのが残念。。 -
金堂から裏に回ります。
右側にある鼓楼です。左側には鐘楼があります。建物の形は同じ。このお寺の建て方は中国のお寺と同じです。
中国から来た鑑真和尚が建てたからでしょうね。 -
そして金堂の裏正面にあるのが講堂。
ただしこの講堂、もともと平城京の東朝集殿と言う宮殿の建物を移築したもの。
現在に残る唯一の平城京宮殿建築です。 -
有名な鑑真和尚坐像が収められている御影堂。
中のふすまがものすごく綺麗なようですが、一年に数日のみ解放されるそうです。 -
御影堂からさらに奥に進むと鑑真和尚御廟があります。
五回も渡航に失敗し、失明しながらも日本にやってきて正しい戒律を伝えた鑑真和尚は76歳の生涯を閉じ、ここに眠っています。 -
南大門を目指して戻ります。途中開山堂に寄ってみます。こちらは裏側ですが、表からは鑑真和尚の坐像の複製(鑑真和尚御身代わり像)が奉納されています。
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金堂や講堂の東側にやってきました。この門の中は、
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戒壇があります。
僧になるための授戒の儀式が行われるところ。 -
鼓楼の後の建物を見ていきます。
-
さらに奥にある小さなこの祠、写真右側が経蔵、左側が宝蔵。
これで唐招提寺も一周しました。 -
時間は2時半を過ぎ。
世界遺産古都奈良の文化財の全て回るために急いで奈良市内に戻ります。 -
近鉄西ノ京駅から電車に乗ります。
-
ホームに薬師寺の石碑がありました。
-
14時40分発大和西大寺行き普通に乗ります。
近鉄8000系電車での運行でした。
大和西大寺に着くのは4分後。 -
14時51分発奈良行き普通電車で向かいます。
近鉄3200系列車での運転。 -
奈良到着は14:56。
世界遺産古都奈良の文化財は奈良市内に4つ。8時までには名古屋に帰らなくてはなりません。
これから回るのは無理ですね。
1日で世界遺産古都奈良の文化財を回ろうという計画は甘いものだったとここでちょっと反省。
残念ですが、名古屋に戻ります。 -
近鉄奈良駅からJR奈良駅まで約1キロ歩いて向かいます。
-
友達へのお土産に丁度いいのを発見。
鹿角バームクーヘン!
これ美味しかったです。おすすめです。 -
お店は鹿屋(ろくや)さん。
-
奈良駅で大和釜揚げうどんのお店三条坊さんで天ぷらうどんを頂きました。
奈良から加茂駅まで大和路快速で向かいます。 -
16:18発亀山行きで亀山に戻ります。
帰りもJR西日本キハ120系。 -
17:56発 普通電車名古屋行きで名古屋に戻ります。
名古屋着は19:16。約束の8時に間に合いました。
ただ、古都奈良の文化財めぐりは中途半端になってしまいました。
正月休暇は奈良に決定だな〜。
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