2015/10/03 - 2015/10/05
126位(同エリア226件中)
ごんじさん
福島県檜枝岐村、尾瀬の北にある会津駒ヶ岳に登ってきました。
ここには「駒の小屋」という人気の山小屋があります。
リピーターが多く、駒の小屋中毒者=駒中と呼ばれているとか。
1日28名限定の完全予約制で、週末はなかなか予約が取れない人気小屋。
行ってみたくて、3年前から計画立てては、台風がきたり自分の体調が悪かったりで中止続き・・・
ようやく、3年越しに行ってまいりました〜。
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頑張れば日帰りで行けなくもない山ですが、朝早く出られない用事があったため、
ふもとの檜枝岐村に前泊。
「吉田屋」さんという民宿に泊まりました。
JAスーパーや駒の湯(日帰り入浴施設)のすぐそばなので便利。 -
シンプルな部屋ですが、寝るだけなので不足なし。
テレビもあります(BSは映らないけど・・こういう旅館のほとんどでBSって映らないよね・・) -
畳縁が尾瀬模様!
水芭蕉と“尾瀬”の文字。凝ってますなぁ。 -
お風呂は檜枝岐温泉のお湯を引いてあります。適温〜。
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山人(やもーど)料理の夕食。
山人料理とは・・・檜枝岐村伝統の料理。
山菜、キノコ、つなぎを使わないそば粉100%の裁ちそば、など。
もともとは山仕事をする男たちのための料理だったそう。
特にこの季節はキノコ!
きのこメニューが3つもありました。旨し。 -
さっき採ってきたばかりという立派なナメコ。旨し〜〜。
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さて、2日目。
これから山に登るというのに、のんびり7:30〜朝食をいただきます。
味噌汁の具はナメコ。旨し。 -
登山口まで、民宿のご主人に送ってもらいます。
このご主人、親切な人だと思うんだけど、なんせ愛想が・・
無表情なので怒っているみたいで・・ちょっと笑顔があれば・・ -
滝沢登山口。ここから登ります。
事前の計画では、キリンテ登山口から登って滝沢登山口に下りるコースを考えていたけど
宿のご主人(実は尾瀬ガイド協会会長)が逆コースの方が楽だというので
アドバイスに従って変えました。 -
最初の30分くらいは急登。
でもブナ林のなか、とても気持ちよく登れて、そんなにキツさは感じなかったな。
下の方は紅葉はまだまだ。 -
ドングリたくさん。
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登るにつれ、少しずつ色づいてきた。
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下りてくる人たくさん、すれ違いが大変。
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1時間半ほどで水場に到着。
この山で唯一の水場で、とっても美味しいそうなので汲みに行きます。
登山道からちょっとはずれて、急坂を下降。
こんなに下るの?とちょっとビックリ。といっても2分ほどなんだけど。 -
水場。冷たくておいしーい。
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ナナカマドも赤くなってる。
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木道が出てきて、そろそろ小屋に着くね〜という頃からガスが・・・
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ガスで真っ白!風が強くて寒いし。なんなのコレ?!
さっきまで青空だったのにー。
下りてきたおじさんが「なぁーんも見えんかった。なぁーんも!しばらく待機してみたけど
ガスが晴れる気がしないから下りてきたわー。がはは」と言うのを聞いて呆然。 -
登り始めて3時間で小屋に到着。
小屋の前のベンチにはたくさんの登山客がくつろいでいますが・・・真っ白(~_~;)寒い(~_~;)
とにかく中に入ろう。。 -
小屋の前には可愛いオブジェ。
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今日は満員〜。
土曜が混むのはわかっていたから日曜にしたのに、満員とは。
おまけに明日も明後日も満員だって。さすが人気の小屋!
詰め込みはせず、1人に1枚布団がもらえるとはいえ、満員だとぎっちり敷き詰めることに
なるので、夜中にトイレに行くときは大変です。
なんせ一番奥の布団だったし。 -
ヤマネ!見たい見たい!
遊びに来てはくれませんでした・・
っていうか、ネズミだったとしても「つぶしたり」できないよね。。 -
おじさんの言う通り、今日はガスがはれる気配すらないので、予定していた中門岳に行くのは断念。
がっかりだよ・・・
とりあえず、小屋から10分の会津駒ヶ岳山頂を目指します。
山頂くらいは踏んでおかないとね。 -
雨は降っていないんだけど木道が濡れていて滑りそう。
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ハイ!着きました、会津駒ヶ岳山頂。ガスで真っ白でぇ〜す。。
風が強くて寒くて、誰もいない。。 -
晴れたら富士山も見えるんだって。へー・・・
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ガスガスの中でも草紅葉はきれい。
太陽の日射しがあれば、もっとキラキラ輝いていたんだろうなぁ。残念。
寒いので、さっさと小屋に戻ります。 -
この小屋は素泊まりのみです。
食事は自炊室にみんなで集まって、それぞれ調理して食べます。
ガスコンロや鍋のレンタルもあり。
ちなみに・・鍋はレトルト食品を温めるだけにしか使えません。
なんですと?鍋料理をしようと思っていたのだが??
小屋のお姉さんに「予約の電話のとき言わなかったかな??ここは水が貴重品だから
汚れた鍋をしっかり洗えないでしょ??不衛生だから料理は禁止!」と
キツク言われてしまいました。
まぁ確かに言われてみればそうなんだけど、そこまで思い至らないよー。
そもそも聞いていないし・・
小屋のお姉さんは怖いって噂だったけど・・うんちょっと怖かったよ(*_*) -
念のため持って来ていた小さな鍋があったので、それでなんとか鍋をして食べました。
JAで仕入れた豚肉とキノコと鍋キューブだけの簡単鍋だけど、美味しかった〜。
常連さんはすごいオシャレな料理を作るという話だったので、他の人がどんな料理を
作っているのか、チラチラ観察。
でも我々と同じタイミングで食べた人はそれほど凝った料理を作る人はいなくて
カップラーメンの人もいたくらい。
肉を持って来ていた我々が一番ゴージャスだったかも(笑)
でも次の回は常連さんが多かったらしく、自炊室からすごーくいい匂いがしていまいた。
大きなフライパンでなにか、ジュージュー炒めていたのが見えたし。 -
電気も通っていないので、暗くなったらランプの登場です。
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さて翌朝。
昨日のデジャブか?と思えるような真っ白なガスガス空・・・
うん・・雨が降っていないだけマシと思おう・・・ -
キリンテに下りると時間がかかるし、景色も望めないのでやめ。
滝沢登山口にピストンします。
あー、3年越しにようやく来た会津駒だけど、リベンジだねー。 -
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昨日より紅葉が進んでいる気がする。
下山すると晴れる、山あるある。 -
2時間で下山。
今日もたくさん車が止まっています。
また民宿のご主人に迎えに来てもらいました。大変助かります。 -
「駒の湯」に直行してもらい、貸し切りのお風呂でまったり〜。
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バスまで時間があるので、お昼ご飯を食べようと蕎麦屋に行ってみたけど
どこもまだ営業していない・・がーん。
JAでパンでも買おうと思ったら、JAもお休み・・がーん。
た、食べものをくれーー。腹減ったーー。
と、ヨロヨロ歩いていたら、桧枝岐歌舞伎の舞台の案内板が。
ちょっと寄ってみます。 -
地方に残る素人歌舞伎の中でも、桧枝岐歌舞伎は有名だもんね。
一度見てみたいのよね。 -
かやぶき屋根の舞台、なかなかいい感じ。
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振り返って、こちらが客席。ローマ劇場みたい。
石垣が上のほうまで積まれていて、結構な勾配。登ってみたけどちょっと怖かったり。
でもいい雰囲気だよね〜。こりゃやっぱり見に来ないと! -
上の方の客席から見下ろすとこんな感じ。
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歌舞伎舞台のそばに、こんなのが。
大きすぎて最初わからなかったけど、この両脇にあるのって糸きりばさみよね?
たくさんのはさみもお供えされているし・・
あっこれ、縁切り神社か。
なんかちょっと怖いかも・・ -
縁切り神社の向かいに、歴史を書いたパネルや衣装などが展示されている歌舞伎の案内所がありました。
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トイレの男女表示もこんなになってた〜。
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今回ゲットしたお土産。
駒の小屋オリジナルのTシャツです。
あそこの小屋はオリジナルのかわいい手作りグッズがたくさん売られていて
目移りしまくりなのだ。
Tシャツと、ホシガラスのフェルト人形を買っちゃいました。
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