上高地ハイキング 8月2日

2015/08/01 - 2015/08/02

自然の中を歩きたくなって、はじめての上高地訪問です。

松本に前泊して、4:45の電車で上高地に向かいました。最初にみた大正池の美しさにもう釘づけです。

大正池からバスターミナル、梓川右岸〜明神池〜梓川左岸と1日かけてハイキング。16時のバスで松本に向かい、松本からはあずさで東京に戻りました。

心配したほどの混雑もなく、天気も良好で、自然満喫のハイキングになりました。

エリア 上高地(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス JR特急

前日の夜の高速バスで、新宿から松本へ移動。ホテルに1泊して4時起きしました。

4:45松本発の電車にのって、新島々から上高地行のバスに乗り変えに乗り換え。もしかして早朝から大混雑で行列なのかしら、、、なんて心配したけど、そんなことはありませんでした。バスも3割ぐらいの乗車率って感じ。

大正池には6時すぎに到着です。バスを降りるとかなり寒い！薄い長そで1枚では足りなくて、もう1枚パーカーを羽織ました。

バス亭からすぐ大正池に降りると、朝もやの残る大正池が見れました。

大正池のバス停を少し戻ったところにある見晴台からの景色。ここの風景が更に素晴らしい〜。朝もやの大正池に、穂高連峰が映り込んで、信じられないくらいの美しさでした。

大正池のバス停で降りた人もここは来ないみたいなのだけど、ここを見逃す手はない。

上高地から新島々への帰りのバスには、整理券をもらっておく必要があるとのことで、まずは、大正池からバスターミナルに向かってハイキング開始。遊歩道が整備されているので歩きやすいです。

見るものすべてが絵に描いたように美しい。

田代池

こんな感じの湿原もあります。

林の向こうに見える赤い屋根の建物は帝国ホテル

ガイドツアーらしきグループもちらほら。ガイドさんがシラカンバとタケカンバの違いなどを説明しているのが聞こえてきて、なるほど〜と感心。やっぱガイドさんがいると勉強になるなー。

というわけで、これがシラカンバ。

これがタケカンバらしい。

シラカンバのほうが標高が低いところ生えるとのことで、上高地はちょうどその境界になるので、両方がみることができるのだそうです。

そして、梓川沿いを歩いていくと、河童橋より下流側はシラカンバがたくさんあったのに、明神池のほうへある行くと、いつのまにかシラカンバがなくなっているのに気づきました。

それ以外にも、この写真のように、川沿いに生える木と川から離れたところの針葉樹とか、狭いエリアに生態系の変化がはっきりと見えるのが面白いです。

河童橋までやってきました。時間も10時くらいになっていて、観光客もだいぶ増えてにぎわっています。

でも、そんなに心配したほどの混雑ではなかったかな。ハイシーズンの上高地はすごい混雑というようなネットの情報をみてたので、すごい心配したんだけど、行列することもなかったし、結構スムーズに過ごせました。

河童橋で少し休憩。河童橋のまわりはいろいろなお店があって、おいしそうなスイーツもいっぱい。5千尺ロッジのオープンテラスにソフトクリームを買いに入ったら、アップルパイが人気らしく、予約の紙がたくさん張ってありました。

河童橋で少し休憩して、梓川右岸を明神池方面にまた歩き始めました。河童橋からすこし横に入ったあたりからの風景。穂高連峰が見えます。

途中の岳沢湿原です。

明神池に到着。300円の拝観料が必要です。

明神池の中は、板が渡してあるところもあるのですが、ところどころに、板がなくて、木の根っこがでてて、木の根っこと岩の間を歩かないといけなくて、ちょっと歩きにくかったです。

しかも、道は行き止まりになっていて、どこまで行って戻ればいいのかもよくわからず、、、

明神池から見あげる明神岳がなかなかの迫力です。河童橋からは遠くに見えたのに、1時間歩いたぐらいでこんなに近くになるなんて〜。

明神池の手前、嘉門次小屋のイワナの塩焼きです。店の前の川の一角につくったいけすから生きたイワナをすくいあげて、さばいて焼いてます。

「しっぽまで食べれます」と言いながら出してくれたので、頭からしっぱまでまるまる食べました。疲れたところに塩味がいい感じでおいしいです。

嘉門次小屋はガイドブックにも載っている店なので、混んでるのかなーって思ったけど、席も空いてるし、イワナも10分ぐらいですぐでてきました。

嘉門次小屋のあたりからみた明神岳

明神池から明神橋へ。
橋を渡ると目の前に明神岳が見えます！

ちかくにいたグループのリーダらしき人が、橋を渡る前に「まだ振り返ってはダメです！」と言いながら、橋を渡ったところで、「はい、振り返っていいよ〜」って案内してました。

振り返ってこの風景は確かに見事ですね。川を渡った河原の上でみんな休憩している理由がわかりました。

ということで、私もこの河原で明神岳を目の前に見ながら、お弁当タイムにしました。

バスターミナルで買った「河童のひるめし」1100円。ちょっとお高いですが、おいしかったです。

ただ、ちょっと風がでてきたので、もしかして、午後は雷とかなっちゃうのかしら、、、なんて心配が頭をよぎり（天気予報に注意とでてたので）、つい、急いで食べてしまったのですが、もう少しゆっくりしてもよかったな。

というわけで、明神橋から梓川左側を歩いてバスターミナルに戻ってきました。

バスまではまだ時間もあったので、カフェタイムにしました。

ミーハーなわたくしは、やっぱりガイドブックに載っていた帝国ホテルのチーズケーキにトライ。おいしかったです。

このあと、16時のバスで松本まで戻りました。整理券があるので、並ぶ必要もなく、時間の10分前にバスターミナルといくと、順番に乗車させてくれます。

松本まで直通のバスにのれて、途中たいした渋滞もなかったので、予定通り17:30に松本につきました。帰りは松本からあずさに乗って東京にもどりました。

最初は日帰りの軽いハイキングのつもりだったけど、前泊して早朝から丸一日の盛りだくさん欲張りハイキングになってしまいました。

でも、早朝の上高地は一見の価値ありですね。行って良かった

途中いろいろな花も咲いてました。これは釣り船草。なぜ名前を知っているかというと、となりにいたツアーガイドから聞こえてきたからでした（笑）

船を釣り下げたような形をしているからそう呼ばれるそうで、色によっていろいろあるとか。黄色なのでこれはキツリフネソウかな。

その他、いろいろなお花たちの写真もまとめて、アップしておきます。