灼熱のスペインを駆け足で③　セビージャ前篇　（大聖堂）

2015/06/24 - 2015/07/03

灼熱のスペイン7都市を駆け足で巡る旅　その③

スペイン旅行２日目（到着当日は深夜０時近かったのでノーカウント）

ずいぶん長く旅行しているような気がするのは、２日目にして４都市目の街セビージャ。
今まで散策した町並みや訪れた大聖堂の、見るもの全てに圧倒され、感動しつつも、もうそれらが次々目の前に現れるので消化が追いつきません(笑)
とはいえ、本日も容赦ない夏の日差しに照らされながら濃厚な旅時間を過ごしております。
そして今日も駆け足です(笑)

メインの旅目的⇒アンダルシアで儚く散ったイスラム芸術巡り
サブの旅目的⇒やっぱり美味しいもの食べたいし飲みたいし巡り


初スペインを旅行してみての感想。

一人旅がしやすい！
ご飯が美味しい！
スペイン人意外と（？）働き者(笑)
そしてスペインの夏は灼熱だった～

--------旅の工程-----------


□ 6/24　成田　→　イスタンブール
　　　 イスタンブール　→　マドリード
□ 6/25　マドリード　→　トレド　→　コルドバ
■ 6/26　コルドバ　→　セビージャ
□ 6/27　セビージャ　→　ロンダ
□ 6/28　ロンダ　→　グラナダ
□ 6/29　グラナダ
□ 6/30　グラナダ　→　バルセロナ
□ 7/1　 バルセロナ
□ 7/2 バルセロナ　→　イスタンブール
　　　 イスタンブール　→　成田
□ 7/3 成田到着

エリア セビリア(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここセビージャはフラメンコ発祥の街とも言われている。

「タブラオ」と呼ばれるフラメンコ専用の小さなステージが設置されたライブハウスが街のあちこちにあった。

フラメンコは昨夜コルドバで、疲れと時差ボケで半分朦朧＆半分覚醒した状態で見たわけだが、余力があったらもう一度見に行ってみよう！と、元気な昼間はそう思った。

セビージャで楽しみにしていたのは、

14世紀に建てられた、イスラム式宮殿兼要塞である、アルカサル宮殿と、

写真のこちら、イスラムモスクを後にカテドラルへと改造したセビージャ大聖堂。
（ちょうどいい感じの正面の写真がなかった＾＾；）

宿泊先は、アルカサルとセビージャ大聖堂からほど近い、
サンタクルス街と呼ばれている、旧ユダヤ人街の一角に位置していました。

イスラム様式にゴシック大聖堂に旧ユダヤ人街？

セビージャという街は、時代毎の様々な文化が融合された、エキゾチックでユニークな街なのですねぇ。

ハーブティ屋さん。

かつてはお茶の貿易をしてたんだろうか
と勝手に妄想

NO INGERIR
SOLO MUESTRAS

「食べてはいけません・サンプルです」と書いてあるが！？

たまに食べる観光客の方がいらっしゃるのでしょうか(^_-)

このサンタクルス街。アンダルシアの他の街同様、路地が入り組んでいて、
なかなか迷い甲斐のある魅力的な街だ。

この入り組んだ細い路地とは、強い日差しから身を守るテクニックだそうで、
路地を細くして、影の部分を多くつくっているんだって。

つまり、こう言う事？

こうやって影の部分でみなさんお食事を楽しめるってこと？(^_-)

日差しの下ではギラギラ暑くても、日蔭に入るととてもすごしやすいんですよねぇ

ところで、こちらはセビージャ駅です

コルドバからセビージャへはＡＶＥでわずか45分の距離。

実は、コルドバからゼビージャへの車中の様子を全く覚えていないんですよ！

前日のマドリーからコルドバへの車中は、あたしが電車乗り遅れ一本ずらした、という事件があった後で、しっかりせな！と思っていた（？）からか鮮明に覚えているのですが、コルドバ⇒セビージャの記憶は皆無(笑)
きっとボケ〜としている間に到着したのでしょう。平和でなによりです。

スペインの電車の乗り方をちょっとお伝えすると、、

・まず駅構内に入る為に切符を見せ荷物の赤外線チェックを受ける。
・さらにホームに続くゲートで切符（紙バウチャー、もしくはアプリのQRコード）をスキャンしてもらう。
・スーツケースは車内のスーツケース置き場に置く。
・置き場が満載だったら、座席上の棚に乗せる（乗せてもらう）

スーツケース置き場は座席から視界が外れて心配でしょうが、
第一に駅構内や駅ホームに入るのにチェックが要る為、不要な人物が駅をウロつくという事は起こり得ないと思うので、あまり心配は要らないかな〜
荷物と離れるのが気になる人は棚に乗せましょう。

で、その棚ですが、あたしは手すら届くか届かないかの高い位置で困りました(笑)
ましてやスーツケースを持ち上げるなんぞ至難の業！

でもそこは親切なラテンの国。
困ってる人には、誰かがが必ず手を差し伸べてくれるんです！！
muchas gracias!

セビージャ大聖堂

ファサードからしてむちゃくちゃカッコいい♪

ここからが大聖堂の入口です。

外もかっこよかったけど、
中ももちろんカッコいいです！！

セビージャ大聖堂の見どころの一つ

コロンブスの霊廟
４人の王様に担がれてます

コロンブス・・・言わずと知れた大航海時代に活躍した船乗り。

コロンブスの新大陸発見は、当時スペインとポストガルの間で繰り広げられていた植民地強奪戦において、スペインがヨーロッパ最強の国になるという道を開くきっかけになったわけだ。

スペインに巨額の富をもたらした一方、
侵略され、強奪され、失われた文明も数多い。。

聖歌隊の席

聖歌隊席の正面に、主祭壇

ゴージャス！！

この黄金の衝立、およそ３トンの黄金が使われているのだそうですよ！
３トンって・・よく分かりません(笑)

参事会室

何かと比較されるのが、トレド大聖堂。

トレド大聖堂⇒スペインカトリックの総本山
セビージャ大聖堂⇒スペイン最大のカテドラル

ん〜。豪華VS豪華！どちらも本当に素晴らしい大聖堂なので引き分けです！

ちなみに教会で頂いた日本語訳リーフレットによると、

見学は約90分をお勧めします
迅速な見学の場合には約45分

と書いてありましたが、あたしもだいたい90分くらいかかって見学しました。

さてこの後は大聖堂に付随する、ヒラルダの塔見学が続きます
セビージャ大聖堂の見どころその2

ヒラルダの塔

高さ98ｍ。モスクのミナレットを塔に改造。

てっぺんまでは階段ではなく、このようにスロープになっています。
昔は馬でこの塔を駆け上ったとか。。
馬ですか！

結構というか、もうかなり疲れるんですが、鐘楼があるてっぺんまでは、もう少し

眼下に広がるセビージャの街と大聖堂

緑生い茂る庭は「オレンジの中庭」
この庭を取り囲む回廊がモスクの面影を残しているのだと。
なるほどね確かにモスクには前面に広い中庭を伴っている場合が多いかも。

突然鐘楼が鳴り響き、てっぺんにいた一同皆飛び上がって驚く！

ヒラルダの塔からカメラのレンズを落としてしまった！
という旅行記をどこかで読んだのを思い出した！

急にカメラを持つ手がぎこちなくなった(笑)

オレンジの中庭から
大聖堂と、さっき降りてきたヒラルダの塔

時計を進めて、
大聖堂の夜の顔

ライトアップされて、さらに迫力が増した

セビージャ編は長くなりそうなので、
一旦このへんで。。。


http://www.catedraldesevilla.es/

セビージャ大聖堂のHP
こちらもかっちょいいHPです。