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☆我が家からほど近い奥の細道・乙字ヶ滝の夕景を中心に撮りまくってみました。<br /><br />乙字ヶ滝は福島県須賀川市と玉川村の境にあり、那須連峰を源流とする阿武隈川がこの地で石英安山岩質凝灰岩の断層をつくり、滝が乙の字の形をして<br />流れ落ちることから「乙字ヶ滝」と呼ばれ、阿武隈川本流唯一の滝です。<br /><br />滝の落差は4、5mほどですが、水かさが増すと100mの川幅いっぱいに落下するようすから小ナイヤガラの滝ともいわれ、「日本の滝100選」に選ばれています。 <br />地元民ながら100選は選ばれたのはどうかな?と思いましたが、<br />おそらく滝そのものの立派さより<br />松尾芭蕉が訪れ俳句を詠んだ歴史&文学的価値が加味されたのでは推測します。<br /><br />「日本の滝100選」にしては昼間観る滝は少々ガッカリ滝ですが、<br />実は乙字ヶ滝は観光客がいなくなった夕景がお薦めです。<br />地元民でもあまり知らない『乙字ヶ滝』の隠れた魅力&ポテンシャルを余すことなくご紹介しましょう。<br /><br /><br /><br />

◆奥の細道・乙字ヶ滝・百景

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2015/07/16 - 2015/07/16

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j-ryu

j-ryuさん

☆我が家からほど近い奥の細道・乙字ヶ滝の夕景を中心に撮りまくってみました。

乙字ヶ滝は福島県須賀川市と玉川村の境にあり、那須連峰を源流とする阿武隈川がこの地で石英安山岩質凝灰岩の断層をつくり、滝が乙の字の形をして
流れ落ちることから「乙字ヶ滝」と呼ばれ、阿武隈川本流唯一の滝です。

滝の落差は4、5mほどですが、水かさが増すと100mの川幅いっぱいに落下するようすから小ナイヤガラの滝ともいわれ、「日本の滝100選」に選ばれています。
地元民ながら100選は選ばれたのはどうかな?と思いましたが、
おそらく滝そのものの立派さより
松尾芭蕉が訪れ俳句を詠んだ歴史&文学的価値が加味されたのでは推測します。

「日本の滝100選」にしては昼間観る滝は少々ガッカリ滝ですが、
実は乙字ヶ滝は観光客がいなくなった夕景がお薦めです。
地元民でもあまり知らない『乙字ヶ滝』の隠れた魅力&ポテンシャルを余すことなくご紹介しましょう。



旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

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  • ☆乙字ヶ滝 ルートマップ<br /><br />※Googie Mapに加筆。<br />https://maps.google.com/?ll=37.25759,140.29852&amp;z=14&amp;t=h<br /><br />乙字ヶ滝は国道118号線、須賀川市と玉川村の境界の旧道・乙字橋の下にあります。<br />玉川村側に7,8台分の駐車場&公衆トイレがあります(無料)。

    ☆乙字ヶ滝 ルートマップ

    ※Googie Mapに加筆。
    https://maps.google.com/?ll=37.25759,140.29852&z=14&t=h

    乙字ヶ滝は国道118号線、須賀川市と玉川村の境界の旧道・乙字橋の下にあります。
    玉川村側に7,8台分の駐車場&公衆トイレがあります(無料)。

  • ☆松尾芭蕉&曽良の石像<br /><br /><br />※『曽良随行日記』の現代訳<br /><br />須賀川市のHPより<br />http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/rekisi/bashou.html<br /><br /><br />元禄2年(1689年)陰暦4月29日(現6月16日)乙字ケ滝29日は珍しく快晴であった。<br />十時ごろ須賀川を発って石河の滝(乙字ケ滝)に向かった。<br />滝壺のやや下流は床滑になっており、其処は徒歩で渡れるのだが、<br />この日は水量が多くて渡れなかった。やむなくさらに下流の渡舟場を渡り、<br />1キロも上に登って滝の南岸に着いた。滝の水かさが増しており、<br />阿武隈川の川幅いっぱいが滝となっている豪快な眺めであった。<br />石河滝を見てから、芭蕉と曽良は再び道を引き返し、小作田村に入った。<br />小作田村は阿武隈川東岸の宿場で「馬次」であった。<br />ここで阿武隈川に別れ、山間の街道を守山へと向かったのである。<br /><br /><br /><br />          <br /><br /><br /><br />

    ☆松尾芭蕉&曽良の石像


    ※『曽良随行日記』の現代訳

    須賀川市のHPより
    http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/rekisi/bashou.html


    元禄2年(1689年)陰暦4月29日(現6月16日)乙字ケ滝29日は珍しく快晴であった。
    十時ごろ須賀川を発って石河の滝(乙字ケ滝)に向かった。
    滝壺のやや下流は床滑になっており、其処は徒歩で渡れるのだが、
    この日は水量が多くて渡れなかった。やむなくさらに下流の渡舟場を渡り、
    1キロも上に登って滝の南岸に着いた。滝の水かさが増しており、
    阿武隈川の川幅いっぱいが滝となっている豪快な眺めであった。
    石河滝を見てから、芭蕉と曽良は再び道を引き返し、小作田村に入った。
    小作田村は阿武隈川東岸の宿場で「馬次」であった。
    ここで阿武隈川に別れ、山間の街道を守山へと向かったのである。



              



  • ☆乙字ヶ滝を眺めるように建つ松尾芭蕉&曽良の石像<br /><br />翁(芭蕉)は『さみだれの滝降りうづむみずかさ哉』と詠んだと<br />曽良の『俳諧書留に記されいますが<br />芭蕉はお気に入りでは無かったとみえて『奥の細道』には記載されていません。<br /><br /><br />奥の細道に記載されている須賀川での句は<br />『風流の初やおくの田植うた』<br />『世の人の見付ぬ花や軒の栗』<br /><br />その他、須賀川では句会が何度も行われ、何種かの句を残しています。

    ☆乙字ヶ滝を眺めるように建つ松尾芭蕉&曽良の石像

    翁(芭蕉)は『さみだれの滝降りうづむみずかさ哉』と詠んだと
    曽良の『俳諧書留に記されいますが
    芭蕉はお気に入りでは無かったとみえて『奥の細道』には記載されていません。


    奥の細道に記載されている須賀川での句は
    『風流の初やおくの田植うた』
    『世の人の見付ぬ花や軒の栗』

    その他、須賀川では句会が何度も行われ、何種かの句を残しています。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />さて、小難しい歴史や文学はこのくらいにして<br />滝そのもの写真をご覧ください。<br /><br />乙字ヶ滝は須賀川市側からも見られますが、観瀑地点は基本的には駐車場や滝見不動堂のある玉川村から眺めます。<br />芭蕉や曽良も須賀川市側からではなく、わざわざ玉川村側(当時は竜崎村)に渡って見学しています。<br />

    ☆乙字ヶ滝

    さて、小難しい歴史や文学はこのくらいにして
    滝そのもの写真をご覧ください。

    乙字ヶ滝は須賀川市側からも見られますが、観瀑地点は基本的には駐車場や滝見不動堂のある玉川村から眺めます。
    芭蕉や曽良も須賀川市側からではなく、わざわざ玉川村側(当時は竜崎村)に渡って見学しています。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />晴天時に青空とシルキーな滝の両立は超難しいです。<br />どうも滝が綿飴に見えてきます(^_^;)。

    ☆乙字ヶ滝

    晴天時に青空とシルキーな滝の両立は超難しいです。
    どうも滝が綿飴に見えてきます(^_^;)。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />滝は基本的には当たり前ですが観瀑地点の柵の内側から見ますが、<br />大きな声では言えませんが、ここは柵を乗り越えた滝のまん前。<br />大雨や長雨の後はこの当たりも水没するので無理ですが<br />柵から下をのぞいて岸の岩盤が見えていれば滝の目の前まで降りて来られます。<br />降りる場所は芭蕉像がある少し手前、古い木製の柵辺りを乗り越えます。<br />もちろん安全は自己責任です。<br />

    ☆乙字ヶ滝

    滝は基本的には当たり前ですが観瀑地点の柵の内側から見ますが、
    大きな声では言えませんが、ここは柵を乗り越えた滝のまん前。
    大雨や長雨の後はこの当たりも水没するので無理ですが
    柵から下をのぞいて岸の岩盤が見えていれば滝の目の前まで降りて来られます。
    降りる場所は芭蕉像がある少し手前、古い木製の柵辺りを乗り越えます。
    もちろん安全は自己責任です。

  • ☆乙字ヶ滝 瀧見不動堂。昨年12月に撮影。<br /><br />阿武隈川を挟んで須賀川市から見た「瀧見不動堂」(808年開基)。<br />手前が乙字ヶ滝の落ち口です。

    ☆乙字ヶ滝 瀧見不動堂。昨年12月に撮影。

    阿武隈川を挟んで須賀川市から見た「瀧見不動堂」(808年開基)。
    手前が乙字ヶ滝の落ち口です。

  • ☆乙字ヶ滝 旧国道118号線の乙字橋<br /><br />赤い欄干が特徴的な橋ですが、2011年の東日本大地震で欄干が一部崩壊し、しばらく通行止めになっていましたが修復が完了し渡れるよになりました。<br />乙字ヶ滝も大昔の大地震でできた断層とも言われてますが<br />東日本大震災でさえこの周辺は震度6強と物凄かったのに<br />滝ができるほどの大地震など想像もつきません。

    ☆乙字ヶ滝 旧国道118号線の乙字橋

    赤い欄干が特徴的な橋ですが、2011年の東日本大地震で欄干が一部崩壊し、しばらく通行止めになっていましたが修復が完了し渡れるよになりました。
    乙字ヶ滝も大昔の大地震でできた断層とも言われてますが
    東日本大震災でさえこの周辺は震度6強と物凄かったのに
    滝ができるほどの大地震など想像もつきません。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />乙字ヶ滝の撮影は日暮れ時がお薦め。<br />晴天の日でも太陽が山の端に隠れ始めれば<br />白飛び(ハレーション)せず、シルキーな滝が撮れます。

    ☆乙字ヶ滝

    乙字ヶ滝の撮影は日暮れ時がお薦め。
    晴天の日でも太陽が山の端に隠れ始めれば
    白飛び(ハレーション)せず、シルキーな滝が撮れます。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />この旅行記の乙字ヶ滝は全部が同日に撮影したものではなく<br />ここ1ヶ月の間に条件が良さげな時に出向むいて撮りました。<br /><br />この日は滝のまん前に来られるギリギリの状態。<br />この滝の写真の右端から水があまり多く流れ落ちていないときが狙い目です。

    ☆乙字ヶ滝

    この旅行記の乙字ヶ滝は全部が同日に撮影したものではなく
    ここ1ヶ月の間に条件が良さげな時に出向むいて撮りました。

    この日は滝のまん前に来られるギリギリの状態。
    この滝の写真の右端から水があまり多く流れ落ちていないときが狙い目です。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />水量が多いとこの辺りも滝壺の一部になってしまいます。<br />悠久の年月が石英安山岩質凝灰岩を侵食し、<br />一部は甌穴になっています。<br /><br />甌穴とは岩盤の窪みに岩石や砂利が入り、そこで水流によって石が回転ししだいに側面が削られ、やがて丸い穴になった状態を指します。

    ☆乙字ヶ滝

    水量が多いとこの辺りも滝壺の一部になってしまいます。
    悠久の年月が石英安山岩質凝灰岩を侵食し、
    一部は甌穴になっています。

    甌穴とは岩盤の窪みに岩石や砂利が入り、そこで水流によって石が回転ししだいに側面が削られ、やがて丸い穴になった状態を指します。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />自然が作り出した石の芸術作品。

    ☆乙字ヶ滝

    自然が作り出した石の芸術作品。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />滝そのもは落差も無いしぱっと見はガッカリ滝かもしれませんが<br />侵食による奇岩は見所の一つです。<br />でも、イエローカード覚悟で滝壺まで降りないと見られない光景です。

    ☆乙字ヶ滝

    滝そのもは落差も無いしぱっと見はガッカリ滝かもしれませんが
    侵食による奇岩は見所の一つです。
    でも、イエローカード覚悟で滝壺まで降りないと見られない光景です。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />落差はともかく、滝の真横はもの凄い水量なので迫力十分です。

    ☆乙字ヶ滝

    落差はともかく、滝の真横はもの凄い水量なので迫力十分です。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />同じ滝、同じポイントでも、撮影日が変われば滝の水量も違うし<br />滝の色合いも空色に左右されるので微妙に違ってきます。

    ☆乙字ヶ滝

    同じ滝、同じポイントでも、撮影日が変われば滝の水量も違うし
    滝の色合いも空色に左右されるので微妙に違ってきます。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />滝周辺は滝壺へ降りるのも、遊泳も禁止です。<br />でも私が小学生の頃までは学校にプールがなかったので<br />許可された川や池で泳ぐのがふつうでした。<br /><br />しかし、さすがに乙字ヶ滝は水流が複雑で危ないので遊泳厳禁でしたが<br />中学生くらいになって少し泳げると生意気になって<br />肝試しとか、度胸試しと称して滝壺で泳ぐのがカッコいいとされていました。<br />しかし、水難事故が後をたたず何人もの小中学生が犠牲になっています。<br />滝の傍らにはいくつも小さな慰霊碑があり、それを見るとふと昔を思い出します。<br />良くも悪くも、昔の子供はワイルドでした。(合掌)<br />

    ☆乙字ヶ滝

    滝周辺は滝壺へ降りるのも、遊泳も禁止です。
    でも私が小学生の頃までは学校にプールがなかったので
    許可された川や池で泳ぐのがふつうでした。

    しかし、さすがに乙字ヶ滝は水流が複雑で危ないので遊泳厳禁でしたが
    中学生くらいになって少し泳げると生意気になって
    肝試しとか、度胸試しと称して滝壺で泳ぐのがカッコいいとされていました。
    しかし、水難事故が後をたたず何人もの小中学生が犠牲になっています。
    滝の傍らにはいくつも小さな慰霊碑があり、それを見るとふと昔を思い出します。
    良くも悪くも、昔の子供はワイルドでした。(合掌)

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />乙字ヶ滝に限らずですが、滝の多くはその成り立ちからして<br />山間部の谷間にあることが多く、地平線や水平線に沈む夕日との共演が見られる滝はほんのわずかだと思います。<br /><br />この乙字ヶ滝は平地にある滝なので、比較的条件はいい方だとは思いますが<br />それでも直接的な夕日とのコラボは見られません。<br />滝の位置からすると地平線ははるか向こうで手前の森に隠れてしまうからです。<br />なので夕日狙いではなく夕焼けを狙うしかありません。

    ☆乙字ヶ滝

    乙字ヶ滝に限らずですが、滝の多くはその成り立ちからして
    山間部の谷間にあることが多く、地平線や水平線に沈む夕日との共演が見られる滝はほんのわずかだと思います。

    この乙字ヶ滝は平地にある滝なので、比較的条件はいい方だとは思いますが
    それでも直接的な夕日とのコラボは見られません。
    滝の位置からすると地平線ははるか向こうで手前の森に隠れてしまうからです。
    なので夕日狙いではなく夕焼けを狙うしかありません。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />夕焼け狙いといってっも晴れていれば良いってもんではなく<br />夕日が沈む辺りは晴れていて、滝側に雲があるのがベストです。<br />この日はスカっ晴れ。<br />空全体が淡い茜色に染まりましたが、結局これでお仕舞い。<br />ある程度滝側に雲があって夕日を反射しないと真っ赤には染まってくれません。<br />

    ☆乙字ヶ滝

    夕焼け狙いといってっも晴れていれば良いってもんではなく
    夕日が沈む辺りは晴れていて、滝側に雲があるのがベストです。
    この日はスカっ晴れ。
    空全体が淡い茜色に染まりましたが、結局これでお仕舞い。
    ある程度滝側に雲があって夕日を反射しないと真っ赤には染まってくれません。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />また別の日の夕方です。<br />この日は少し雲があるので良いかも知れません(^^ゞ。

    ☆乙字ヶ滝

    また別の日の夕方です。
    この日は少し雲があるので良いかも知れません(^^ゞ。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />Oh!! 良い感じに空が染まってきました。<br />でも、これは滝が我が家から車で6,7分と近いからできる芸当です。<br />もし遠来から見える方は天気予報で晴れ時々曇りの日を選んで<br />あとは運任せってことになります。

    ☆乙字ヶ滝

    Oh!! 良い感じに空が染まってきました。
    でも、これは滝が我が家から車で6,7分と近いからできる芸当です。
    もし遠来から見える方は天気予報で晴れ時々曇りの日を選んで
    あとは運任せってことになります。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />真紅の夕焼けはもちろん素晴らしいですが<br />橙色の夕焼けも風情があって良い感じです(^^♪。

    ☆乙字ヶ滝

    真紅の夕焼けはもちろん素晴らしいですが
    橙色の夕焼けも風情があって良い感じです(^^♪。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />滝側に少し雲があるので、夕焼けが反射し川面も橙色に染まってきました。<br />特に甌穴のある窪みは水鏡状態になるのでより夕焼けを美しく映しこみます。

    ☆乙字ヶ滝

    滝側に少し雲があるので、夕焼けが反射し川面も橙色に染まってきました。
    特に甌穴のある窪みは水鏡状態になるのでより夕焼けを美しく映しこみます。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />もうそろそろ夕焼けも終わりのようなので撤収です。

    ☆乙字ヶ滝

    もうそろそろ夕焼けも終わりのようなので撤収です。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />撤収しようとカメラや三脚を片付け始めたら<br />あら不思議、先ほどより紅い夕焼けになってきました。<br />あわててカメラをセットし直して撮影再開。

    ☆乙字ヶ滝

    撤収しようとカメラや三脚を片付け始めたら
    あら不思議、先ほどより紅い夕焼けになってきました。
    あわててカメラをセットし直して撮影再開。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />さすがに日没状態なので滝そのものは暗いですが<br />川面に映るリフレクションは一段と紅味を増してきました。

    ☆乙字ヶ滝

    さすがに日没状態なので滝そのものは暗いですが
    川面に映るリフレクションは一段と紅味を増してきました。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />最後は赤紫に染まって完全日没となりました。<br />もし夕焼けを撮りにきたときは暗くなる寸前まであきらめない方がいいかも。

    ☆乙字ヶ滝

    最後は赤紫に染まって完全日没となりました。
    もし夕焼けを撮りにきたときは暗くなる寸前まであきらめない方がいいかも。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />また、別の日です。<br />この日は全体にうす雲り。<br />滝の撮影には最適で赤い欄干が一段と鮮やかです。

    ☆乙字ヶ滝

    また、別の日です。
    この日は全体にうす雲り。
    滝の撮影には最適で赤い欄干が一段と鮮やかです。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />唐突ですが・・・・<br />実は須賀川市はウルトラマンやゴジラのふる里なんです。<br />と、言うのもウルトラマンやゴジラの産みの親である、特撮の神様『円谷英二監督』の生まれ故郷なんです。<br /><br />それにちなんで円谷監督の業績を称えるためや街おこしをしようと須賀川青年会議所の有志が乙字ヶ滝のほとりのこの場所に1987年にゴジラの卵のモニュメントを設置したんです。<br />芭蕉も草葉の陰でおったまげたと思いますが、残念ながら1997年3/14に放火されてしまい、翌月には完全撤去されてしまいました。<br /><br />歴史的景観にゴジラの卵だなて、快く思わなかったのか、単なるいたずらかはわかりませんが、名物だっただけにとても残念です。<br /><br /><br />でも、現在でもゴジラやウルトラマンでの街おこしは続いていて、近くの福島空港の愛称は『ウルトラマン空港』だし、ウルトラマンや怪獣の大きなフィギアがたくさん展示されています。<br />また市内街中にもウルトラマン関係のアートがたくさん展示されているので、<br />ウルトラマン&ゴジラ好きの方は必見です。ぜひお越しください。<br /><br /><br />すかがわ市M78光の町 HP<br />※http://m78-sukagawa.jp/person/<br />

    ☆乙字ヶ滝

    唐突ですが・・・・
    実は須賀川市はウルトラマンやゴジラのふる里なんです。
    と、言うのもウルトラマンやゴジラの産みの親である、特撮の神様『円谷英二監督』の生まれ故郷なんです。

    それにちなんで円谷監督の業績を称えるためや街おこしをしようと須賀川青年会議所の有志が乙字ヶ滝のほとりのこの場所に1987年にゴジラの卵のモニュメントを設置したんです。
    芭蕉も草葉の陰でおったまげたと思いますが、残念ながら1997年3/14に放火されてしまい、翌月には完全撤去されてしまいました。

    歴史的景観にゴジラの卵だなて、快く思わなかったのか、単なるいたずらかはわかりませんが、名物だっただけにとても残念です。


    でも、現在でもゴジラやウルトラマンでの街おこしは続いていて、近くの福島空港の愛称は『ウルトラマン空港』だし、ウルトラマンや怪獣の大きなフィギアがたくさん展示されています。
    また市内街中にもウルトラマン関係のアートがたくさん展示されているので、
    ウルトラマン&ゴジラ好きの方は必見です。ぜひお越しください。


    すかがわ市M78光の町 HP
    http://m78-sukagawa.jp/person/

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />シルキーな滝はシャッタースピードをマニアルの遅い設定にして撮影していますが、オート撮影の夕日設定にするとこんな荒々しい滝に写ります。<br />って、言うかこの方が見たまんまの滝に近いんです(^_^;)。

    ☆乙字ヶ滝

    シルキーな滝はシャッタースピードをマニアルの遅い設定にして撮影していますが、オート撮影の夕日設定にするとこんな荒々しい滝に写ります。
    って、言うかこの方が見たまんまの滝に近いんです(^_^;)。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />同じよな場所で撮影しているので<br />ぱっと見は同じ日の撮影のように見えますが<br />7月の夕焼けが見られそうなときに出かけて撮りました。<br />中央の岩の露出度で微妙な水量の違いが分かります。

    ☆乙字ヶ滝

    同じよな場所で撮影しているので
    ぱっと見は同じ日の撮影のように見えますが
    7月の夕焼けが見られそうなときに出かけて撮りました。
    中央の岩の露出度で微妙な水量の違いが分かります。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />この日は当初夕焼けそのものは大したことがなかったので<br />内心がっかりしていたのですが、<br />雲に夕日が反映し、その反映した夕焼け雲が水面にだんだん映り込んできました。

    ☆乙字ヶ滝

    この日は当初夕焼けそのものは大したことがなかったので
    内心がっかりしていたのですが、
    雲に夕日が反映し、その反映した夕焼け雲が水面にだんだん映り込んできました。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />昼間、観瀑地点から見る乙字ヶ滝は『日本の滝100選』にしては少々<br />ガッカリ滝かもしれませんが、滝壺から眺める夕焼けに染まる滝は一見の価値があります。

    ☆乙字ヶ滝

    昼間、観瀑地点から見る乙字ヶ滝は『日本の滝100選』にしては少々
    ガッカリ滝かもしれませんが、滝壺から眺める夕焼けに染まる滝は一見の価値があります。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />オートの夕日モードで撮影。<br />これはこれで滝の荒々しさが出ていいかも。

    ☆乙字ヶ滝

    オートの夕日モードで撮影。
    これはこれで滝の荒々しさが出ていいかも。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />西空はたいした夕焼け空じゃないのに<br />滝壺がいつに無く紅に染まってきました。

    ☆乙字ヶ滝

    西空はたいした夕焼け空じゃないのに
    滝壺がいつに無く紅に染まってきました。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />甌穴も紅色に染まりました。

    ☆乙字ヶ滝

    甌穴も紅色に染まりました。

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />約一月通いましたが、条件がうまく揃わないと中々これだけ紅く染まることはありません。<br />

    ☆乙字ヶ滝

    約一月通いましたが、条件がうまく揃わないと中々これだけ紅く染まることはありません。

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br />

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝

    ☆乙字ヶ滝

  • ☆乙字ヶ滝<br /><br /><br />毎度のことながら同じネタで長々と引っ張ってしまいましたが<br />いつも最後までご覧いただきありがとうございます。

    ☆乙字ヶ滝


    毎度のことながら同じネタで長々と引っ張ってしまいましたが
    いつも最後までご覧いただきありがとうございます。

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