2015/06/15 - 2015/06/15
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j-ryuさん
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☆福島県の季節の移り変わりを山野草や風景を中心に紹介している「福島・四季・彩々」、このシリーズは回を重ねてもうPart,48になりました。
今回も山野草やら、滝やらと場所も素材もまとまりのない写真ばかりなので「福島・四季・彩々」で括りました。
福島の水無月の自然の移ろいをご覧ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
☆ノアザミ(野薊/キク科アザミ属)
隣り村の東野の清流近くの棚田の土手ではノアザミが花盛りでした。
ノアザミそのものは珍しい花ではありませんが
この棚田の土手は入れ替わり立ち代り様々な野の花が咲きまるでお花畑のような土手でお気に入りの場所です(^^♪。 -
☆ノアザミ(野薊/キク科アザミ属)
日本にはアザミの仲間が60種ほどあると言われますが
いの一番に咲くのはノアザミ(野薊/キク科アザミ属)です。
井上陽水さんの代表曲『少年時代』の歌詞にある
“夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう・・・・♪”のアザミは
花の時期からすると、夏の終わり頃から咲き始めるノハラアザミ(野原薊)だと思われます。
ノハラアザミも花はそっくりですが、花の時期が遅く総包(ガクを包むふくらみ)がノアザミの様に粘々しません。 -
☆アヤメ(菖蒲、文目/アヤメ科アヤメ属)
棚田の土手ではアヤメ(菖蒲、文目、綾目/アヤメ科アヤメ属)も花盛りです。
この土手は隣り村ですがアヤメは私の町の花でもあり、
地元では昔“カッコウと”呼んでいました。
花色は紫色が基本で、株により濃淡があります。
”カッコウ”は、カッコウ(郭公)という鳥が渡ってきて鳴く頃
すなわち初夏の頃に花を咲かせる植物の総称で
カッコウと言う名の花は地方により様々でアヤメとは限らないようです。 -
☆アヤメ(菖蒲、文目/アヤメ科アヤメ属)
山野草愛好家の多くは希少種を珍重する傾向が大きいように思えますが
たとえありふれた花でも里地里山の花は人と密接に関わってきたかけがえのない地球の仲間たち。
かつてはどこででも見られた桔梗や風車は、気がつけば今や絶滅危惧種
このありふれた自然が基本の基で、失ってから気付くことのないよう
いつまでも大切に守っていきたいものです -
☆ウメガサソウ((梅笠草/イチヤクソウ科ウメガサソウ属)
今年も隣り村の里山でウメガサソウの群生が見頃になりました。
ウメガサソウ((梅笠草/イチヤクソウ科ウメガサソウ属)は北海道〜九州の山あいのやや乾き気味の林床に広く分布しますが、数はそう多くないようです。
私の町の里山にも自生していますが、群生はせずポツポツと咲いています。
樹高は5〜8cmと小さく、梅の花に似て笠のように下向きにさくので梅笠草と呼ばれます。 -
☆ウメガサソウ((梅笠草/イチヤクソウ科ウメガサソウ属)
樹高5〜8cm?これって野草じゃないの?と思いでしょう。
でも、これでも立派な常緑の小低木なんです。
根毛が発達せず、菌類と共生して栄養を得ているので人的栽培は困難なようで
関西や九州では絶滅危惧種に指定している県が多いようです -
☆ウメガサソウ((梅笠草/イチヤクソウ科ウメガサソウ属)
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☆北限のヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科アジサイ属)
近くの川沿いの林縁で北限のヤマアジサイが見頃になってきました。
ヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科orユキノシタ科アジサイ属)は主に福島県以西、本州・四国・九州に分布する落葉低木で落葉広葉樹林の谷筋など湿度の高い場所に自生しサワアジサイとも呼ばれます。 -
☆北限のヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科アジサイ属)
樹高は1〜2m、葉はやや細め小ぶりで対性し園芸種のような光沢はありません。
花期は6月〜7月、中心部に多数の細かい両性花を咲かせ周囲に3〜4枚の花弁状の装飾花をもちます。 -
☆北限のヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科アジサイ属)
西日本のヤマアジサイの花色(装飾花)は薄紅色から白色、紫色を帯びるもの青色のものなど多様なようです。
私の地域で見られるヤマアジサイの装飾花はほぼ白花でかなり地味ですが
中心部に咲く実際の小花は微妙な色彩変化があります。
特に蕾の頃はオレンジ色や水色、青、青紫など様々で興味深いですよ。 -
☆北限のヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科アジサイ属)
アジサイの装飾花(この写真で言えば、大きな花)を見て、アジサイが咲いたと言う人が多いですが、実際の開花は中心部の小さな花が開花して本当の開花です。
気象庁のアジサイの開花発表も、この小花の開花をもって発表しています。
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/ajisai2010.pdf -
☆福島の野生アジサイetc。
福島県の奥羽山系ではこれから鮮やかな青のアジサイが咲き出します。
これはヤマアジサイの亜種エゾアジサイで日本海側に多く自生分布します。
また福島県ではヤマアジサイの他コアジサイ、タマアジサイ、クサアジサイなど
北限のアジサイの宝庫です。
他にはツルアジサイやイワガラミもアジサイの仲間です。 -
☆フジウツギ(藤空木/フジウツギ科フジウツギ属)
福島と茨城の県境の八溝山麓でフジウツギが見頃になりました。
フジウツギ(藤空木/フジウツギ科フジウツギ属)は東北〜兵庫県の太平洋側や四国の渓流沿いや崖、荒地に自生します。 -
☆フジウツギ(藤空木/フジウツギ科フジウツギ属)
初めて見たとき何をキーワードに花名を検索すれば良いのかとても悩ましい花でした。
ユキノシタ科?スイカズラ科?クマツズラ科?
見たことがあるようでないような花だし
花色も紫と白が混じっているし・・・・(^_^);。
-
☆フジウツギ(藤空木/フジウツギ科フジウツギ属)
それもそのはず、フジウツギ属は世界に100種くらいあるそうですが、
日本にある自生種はフジウツギ とウラジロフジウツギのわずか2種しかありません。
一つの花序で2色混じりのキレイな花ですがサポニンを多く含む全草が有毒で昔は魚獲り利用したそうです。 -
☆ウツギ(空木)etc。
日本には〇〇ウツギ(空木)という植物がたくさんありますが
これは植物学的に同じ種と言うより茎が空洞orスポンジ状になっている植物で
花がロート状(ラッパ状)になっている花の総称がほとんどです。
ユキノシタ科・・・・ウツギ(空木)、ヒメウツギ(姫空木)
アジサイ科・・・・・ノリウツギ(糊空木)
ミツバウツギ科・・・ミツバウツギ(三葉空木)
スイカズラ科・・・・タニウツギ(谷空木)、ニシキウツギ(二色空木)、ツクバネウツギ(衝羽根空木)
フジウツギ科・・・・フジウツギ(藤空木) -
☆ミヤマカラマツ(深山唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)
隣り村の大滝川の渓流沿いでミヤマカラマツが見頃になりました。
ミヤマカラマツ(深山唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)は全国に分布し亜高山帯下の渓流沿いややや湿った林縁に自生します。
花が唐松の葉に似て、深山に生えるのでミヤマカラマツと呼ばれますが、う〜ん、カラマツには似ているような似てないような・・・(^_^;);。 -
☆ミヤマカラマツ(深山唐松/キンポウゲ科カラマツソウ属)
草丈は30〜40cmほど、花に見えているのは全てオシベ&メシベです。
オシベの花糸の基部は極端に細く、メシベはややこん棒型。
でもオシベもメシベも肉眼ではよう見分けが付きません。
キンポウゲ科らしくハナビラは元々無く蕾の頃はガクに包まれていますが、ガクは開花と同時に落ちてしまいます。
オシベも受粉後に落ちてしまいメシベだけが残ります。
この段階でようやく残ったのがメシベだったのかと分かります(^^);。 -
☆ニホンカワトンボ
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☆暁の滝
ミヤマカラマツ咲く渓流の少し上流に当たる『暁の滝』に寄ってきました。
大滝川砂防ダムを右手見て通りすぎ、林道を道なりに行くと舗装道路が途中から砂利道になります。
車はめったに通りませんが、車1台分の細い林道なのでご注意ください。
道なりに進むと欄干のない小さな橋があるので、その橋を渡り、
渡った左手に駐車スペースがあるので車を止め、
川沿いの遊歩道(暁の道)を10mくらい砂防ダム方面に戻った崖下に『暁の滝』があります。
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☆暁の滝
『暁の滝』は段瀑で滝幅7m、落差は2段合わせてで12mくらいでしょうか。
元々そう水量の多い滝ではありませんが今年はとくにカラカラ天気が続いたのでかなりショボイ滝になってしました(^^);。
林道の直ぐ脇下にあるのですが夏場は木々に覆われ見えないので,
その存在はあまり知られていません。 -
☆暁の滝
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☆雪の暁の滝
1月の雪中の暁の滝です。
冴え渡る厳寒の滝もまた夏とは違った趣があり綺麗です。 -
☆ケブカツルカコソウ(毛深蔓夏枯草/ シソ科キランソウ属)
ケブカツルカコソウは多くの資料では関東〜中部地域の山地の明るい草地などに自生するとあります。
湿地植物ではありませんが羽鳥湖高原では湿地に隣接した草原で咲いています。
草丈(花茎)は10〜25cmほど、名前の通り全草うぶ毛に覆われまるで寒冷地か高山植物のようです。
花の形はジュウニヒトエやキランソウ、西洋ジュウニヒトエとそっくりですが花付きはやや疎らで花色はやや渋めの淡いブルーで白花もありました。
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☆ケブカツルカコソウ(毛深蔓夏枯草/ シソ科キランソウ属)
名前の由来はウツボグサの別名・夏枯草に似て、花後に伸びるランナーを蔓に見立てたようです。
長野県の高原地帯で多く見られるようですが福島県では稀でレッドデータにも登録がないくらい貴重な山野草です。 -
☆トモエソウ(巴草/オトギリソウ科オトギリソウ属
隣り村の山あいでトモエソウが咲き出しました。
トモエソウ(巴草/オトギリソウ科オトギリソウ属)は全国の山や野原に広く分布し明るくやや湿った場所に自生します。 -
☆トモエソウ(巴草/オトギリソウ科オトギリソウ属)&ホソヒラタアブ
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☆トモエソウ(巴草/オトギリソウ科オトギリソウ属)
草丈は50〜100cm、花は4〜5cmと大振りで金色に輝くシベがとても美しい花です。
同じ仲間で中国原産のキンシバイ(金糸梅)やビョウヤナギ(未央柳)などと良く似ますがキンシバイやビョウヤナギが潅木であるのに対しトモエソウは草本で花ビラがやや巴型にねじれるのでトモエソウの名があります。
西日本や日本海側では数が少ないようで24都府県で絶滅危惧種に指定されています。 -
☆トモエソウ(巴草/オトギリソウ科オトギリソウ属)
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☆八流の滝
須賀川市の郊外にある八流の滝へ行ってきました。
八流の滝は阿武隈山地の宇津峰山を源とする塩田川と小倉川の合流地点の近くにあり、でこぼこの江持岩を八條(やすじ)になって流れ落ちるところから「八流の滝」と呼ばれます。
高さは4m、滝幅は8m弱の小さな滝ですが、田園地帯に忽然と流れ落ちる珍しい滝です。 -
☆八流の滝へのルートマップ。
※Googie Mapに加筆。
https://maps.google.com/?ll=37.25759,140.29852&z=14&t=h -
☆八流の滝
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☆八流の滝
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☆八流の滝
八流の滝”は『奥の細道』にも曽良の『随行日記』にも記されていませんが
直ぐ近くには芭蕉の辻と呼ばれる十字路があります。
芭蕉一行は『乙字ヶ滝』で一句詠んだ後は随行日記によればこの辺りを通って郡山の守山に向かったと思われます。
江戸時代の女流俳人、市原多代女は『眼に散りて向かひかねけり滝の月』の句を残しています。
遠い旅などままならない時代、こんな小さな滝ですが当時は手軽に行ける身近な名所だったのでしょう。 -
☆八流の滝
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☆八流の滝
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☆2014年1月、厳寒の八流の滝
こちらは一昨年の冬の八流の滝。
緑の季節とはまた違った趣があります。 -
☆八流の滝
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☆八流の滝
滝の傍らではたくさんのヤマアジサイが咲き始めていました。 -
☆八流の滝
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☆八流の滝
滝の岩盤や側壁を形成している岩はこの地域特産で江持石(えもちいし)と呼ばれています。
福島県須賀川市一帯で採石される新生代新第三紀の安山岩や同質の凝灰岩の石材は須賀川石と呼ばれ、灰色や淡紫色を呈し、白河石と並んで古くから採石されてきたた軟石の一つですが、同市内の江持産の硬いものは江持石とよばれ土木・建築用の他、硬質のものは墓石としても利用されてます。
磨いても光沢がでないことから近年は石仏や石灯籠など素朴な味わいを表現する
石彫に愛用されています。 -
☆八流の滝
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☆八流の滝
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☆八流の滝
ヤマアジサイ咲く八流の滝。
滝の向こうには田園地帯が広がっています。 -
☆バイカモ(梅花藻/キンポウゲ科バイカモ亜属)
今年も郡山市湖南町中野という猪苗代湖にほど近い集落を流れる清水川にバイカモ(梅花藻/キンポウゲ科キンポウゲ属バイカモ亜属)を見に行ってきました。
バイカモは北海道〜九州の清流に自生する常緑の沈水植物でたえず清らかな冷水(約15℃くらい)が流れていないと生育できないため
自生地が限られ千葉、長野、京都では絶滅し、23都道府県で絶滅危惧種に指定されています。
元々自生が確認されていない都府県もあるので実質的には全国的な絶滅危惧種です。
福島県でも自生地は限られていて、猪苗代湖周辺は貴重な自生地が何ヶ所かみられます。
この写真を見て、バイカモをご存知の方なら、バイカモが咲いてないじゃんと思いのことでしょう。
そんなんです。
今年はバイカモのハズレ年(?)かも。
下の写真は清水川のほとんど同じポイントを撮影したんですが
今年はとくにこの辺りの花付きが最悪でした。阿弥陀如来座像(中地大仏) 名所・史跡
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☆バイカモ(梅花藻/キンポウゲ科バイカモ属) 2014/7
このポイントは花が咲いていなかったのはもとより
藻自体が昨年より断然減っていました。
今年は桜が散ってから雨らしい雨が降らず
この清水川も渇水状態だったかもしれません。
それで、干上がった場所の藻が枯れてしまったのかも。
上記の写真で見る限り水は例年とそう変わらない水量ですが
それは撮影前の数日間雨が降ったからで
バイカモもようやく一息つけた状態だったのかも。
もしかしたら、このままの水量が維持されれば藻が復活し、
遅れて花が咲くかも。 -
☆バイカモ(梅花藻/キンポウゲ科バイカモ亜属)
上記のポイントは花がほとんど咲いていませんでしたが
他のポイントはやはり例年より花付きは良くありませんでしたが
ちゃんと咲いていて一安心。 -
☆バイカモ(梅花藻/キンポウゲ科バイカモ亜属)
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☆バイカモ(梅花藻/キンポウゲ科バイカモ亜属)
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☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
バイカモ咲く清水川ではヒメフウロは花盛りでした。
日本の野性種は岐阜〜四国の一部の石灰岩地に自生するそうですが
これは帰化植物だと思います。
全草に臭気があり、白毛がまばらにある。
茎は基部で分枝して、高さ30〜60cm、葉は互生し長さ3cm、幅5センチほどで、深く3全裂し小葉はさらに羽状に深裂する。
茎の上部の葉は羽状葉状になる。
葉腋から長い花序を伸ばして、直径1.5cmほどの淡紅色の花を1〜2個つける。
萼片には開出毛と腺毛がある。
花弁には2本、濃色の筋がある。
果実はゲンノショウコに似て長さ2cmほどの嘴状となる。
古くなった葉や、結実期に入った全草は赤く染まることが多い。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
日本に自生するヒメフウロと帰化植物のヒメフウロは
比較する日本産が無いので違いがはっきり分かりませんが
見極めは相当難しいようです。
遺伝子学的にはどうなのか気になるところです。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
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☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
帰化植物のヒメフウロと思われる花は、清水川のはるか上流に当たる
諏訪峠の麓でも見かけました。
日本産の狭い分布域からすると、帰化植物のヒメフウロの繁殖力はかなり強そうです。 -
☆ヒメフウロ(姫風露/フウロソウ科フウロソウ属)
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☆湖南町三代の中ノ入集落の不動明王滝へルートMap.
Googl Mapより。
※https://www.google.com/maps/@37.3786643,140.1888359,14447m/data=!3m1!1e3
郡山市湖南町中野の清水川でバイカモを撮影した後は
同じ郡山市湖南町三代・中の入の不動明王滝に立ち寄りました。
地元の人以外は殆ど名前の知らないような滝なので行き方を詳しく説明します。
郡山市湖南町三代地区の国道294号線を猪苗代湖方面から須賀川&白河、勢至堂峠方面に向かいます。
三代のT字路から1kmほどの中ノ入集落への二叉路を左折し(標識あり)、
また1kmほど進むと中ノ入集落に着きます。
集落内の二叉路の『ぶなの森遊歩道』の標識に従い左折し心もとない農道や林道を2kmほど進むと不動明王の駐車場に到着します。
農道は車がすれ違えない細いダート道なのでご注意ください。 -
☆中の入・不動明王滝
駐車場は4、5台駐車できそばには管理小屋があります。
その管理小屋の先に砂防ダムが見え、砂防ダムの少し先に不動明王滝が見えてきます。
砂防ダムの傍らには不動明王滝を背に小さな石の不動明王が安置され、地元では雨乞いのお不動さんとして信仰されてきました。
通称、三代の不動滝とも呼ばれています。
知名度もないローカルな滝ですが、周辺はとてもキレイに整備されています。
左に進む山道は『ぶなの森遊歩道』ですが残念ながらまだ訪れたことはありません。
駐車場は4、5台駐車できそばには不動明王管理小屋があります。
その管理小屋の先に砂防ダムが見え、砂防ダムの少し先に不動明王滝が見えてきます。
砂防ダムの傍らには不動明王滝を背に小さな石の不動明王が安置され、地元では雨乞いのお不動さんとして信仰されてきました。
通称、三代の不動滝とも呼ばれています。
知名度もないローカルな滝ですが、周辺はとてもキレイに整備されています。
左に進む山道は『ぶなの森遊歩道』ですが残念ながらまだ訪れたことはありません。
この写真を見て、水が全然流れ落ちていないじゃんとお思いでしょう。
そうなんです。
この不動明王滝は大雨の後でもない限り水がチョロチョロの典型的“ガッカリ滝”なんです。
それでも数日前に何度か雨が降ったので、まだましな方かも(^_^;)。 -
☆中の入・不動明王滝
この写真は昨年10/14に台風19号が直撃通過直後に撮影したものです。
中の入・不動明王滝は何度か訪れていますが、こんなに水量が多い滝を見たのは初めてでした。
これほど多くなくてもいいかか、通常ももう少し水量がほしいところです。
台風直後は番外ですが、適度な大雨後が狙い目の滝です。 -
☆中の入・不動明王滝
不動明王滝は猪苗代湖に注ぐ舟津川の源流域にあり
わが町隣りの旧・岩瀬村(現・須賀川市)の最高峰・八幡岳(1102m)の
ちょうど反対側に当たります。
落差は5m、滝幅は8m、下流の渓流瀑を含めても8mほどの小さな滝です。 -
☆中の入・不動明王滝
水量の少ない“ガッカリ滝”ではありますが、黒光りした岩盤と白い筋状の滝のコントラストがけっこう美しい滝だと思います。 -
☆中の入・不動明王滝
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☆ウリノキ(瓜の木/ウリノキ科ウリノキ属)
中の入・不動明王滝周辺ではウリノキの花が花盛りでした。
ウリノキは北海道〜西南諸島、東アジアに広く分布し山あいの谷筋などに自生します。
一度見たら絶対忘れないような個性的な花ですが、大きな葉っぱの下に隠れるように咲くので、気付かず見過ごされやすい花です。 -
☆ウリノキ(瓜の木/ウリノキ科ウリノキ属)
樹高は2〜3m、葉っぱが瓜の葉に似るのでウリノキだそうですが、
まったく似てなくもないけど、そっくりでもないかな(^^);。
それより蕾がぶら下がる様子はヘチマやキュウリがなっている感じに似ています。 -
☆ウリノキ(瓜の木/ウリノキ科ウリノキ属)
個性的でとても美しい花だと思いますが、あまり注目されない花かも。 -
☆ママコナ(飯子菜/ゴマノハグサ科ママコナ属)
近くの里山の林縁でママコナが見頃になってきました。
ママコナ(飯子菜/ゴマノハグサ科ママコナ属)は全国各地の林縁や林床に自生し
イネ科やカヤツリグサ科などの植物の根から栄養を横取りする半寄生植物です。
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☆ママコナ(飯子菜/ゴマノハグサ科ママコナ属)
名前の由来は花ビラ下唇の白斑を米粒に見立てた説や若い種子が米粒に似るからと言う説があります。
ママコナの名の由来となった下唇のご飯粒はポリネーター(花粉媒介者)であるハチを誘き寄せる目印で受粉すると白かった突起は地色の赤になりハチを誘引しなくなるそうです。 -
☆ママコナ(飯子菜/ゴマノハグサ科ママコナ属)
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☆ママコナ(飯子菜/ゴマノハグサ科ママコナ属)
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