2009年夏【5】ﾄﾞｲﾂﾛﾏﾝﾁｯｸ街道と名峰ｱﾙﾌﾟｽﾊﾟﾉﾗﾏﾊｲｷﾝｸﾞ･ﾊﾟﾘの旅（パリ街歩き開始・ナポレオン1世の墓のある「アンヴァリッド」へ）

2009/07/14 - 2009/07/21

2009年夏の旅は、ヨーロッパ旅行の定番の人気コースに参加します。

ANAﾏｲﾚｰｼﾞｸﾗﾌﾞ　会員限定ﾂｱｰ・CLUB　ANAで航く
ドイツロマンチック街道と名峰アルプスパノラマハイキング・パリ７日間

(行程）
2009/07/14　国内線で羽田へ、成田前泊
2009/07/15　NH209便でフランクフルトへ、バスでローデンブルク移動
2009/07/16　午前中ローデンブルク観光、その後シュバンガウへ
　　　　　　ﾉｲｼｭﾊﾞﾝｼｭﾀｲﾝ城観光、その後フュッセンヘ
2009/07/17　バスでスイスのブリエンツへ
　　　　　　ﾌﾞﾘｴﾝﾂｧｰ･ﾛｰﾄﾎﾙﾝ山頂へ、
　　　　　　下山後ﾌﾞﾘｴﾝﾂ湖遊覧船に乗りｲﾝﾀｰﾗｰｹﾝへ
2009/07/18　ユングフラウヨッホ観光とパノラマハイキング
　　　　　　下山後ジュネーブへ、TGVでパリへ
2009/07/19　パリ自由観光
2009/07/20　パリ半日自由観光
　　　　　　NH206便で帰国
2009/07/21　午後成田着、国内線で羽田より帰宅

旅もいよいよ終盤、本日はパリでの自由行動日です
旅行前から計画していた、ナポレオンのお墓がある「アンヴァリッド」に行ってみたいと思います

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ANAセールス

７月１９日(日）今日はパリでフリータイムです
ホテルでゆっくり朝食を済ませ外に出て見ました。
このガラス張りの建物が宿泊ホテル、「プルマン・ベルシー」です

ホテル玄関前はちょっとした休憩スペースがあります。
昨日までの疲れが溜まったのか、体調が優れません。
椅子に座って半分ダウンしています

それでも近くの再開発地区ベルシー・ヴィラージュに足を延ばしました。
倉庫街にお洒落な店が古い線路の両脇に並び、頭上はブルーのシートで街の雰囲気を盛り上げています。
朝のせいか、未だ余りお客さんはいません

体調が良くないので、早々にホテルに戻りました。
ついでと言っては何ですが、部屋の紹介をしておきます。
ゆったりしたツインでアメリカン・タイプの造りです

入口ドア方向を見ています。右側にバスルームがあります

奥のほうに小さいながら、テーブルとイスがあり、壁との間でスーツケースを広げることが出来ました。ここにドアがあるので、コネクティング・ルームだったようです。
私はここでダウン。頭痛薬を飲んでベッドでもう一度休みます。

その間、主人は初めてのパリ見物に出掛けました

ここからは、主人のプチ旅です。
ホテルの裏側はチョット広い道路になっています。
ブルーのガラス状の建物がホテルです

道路を渡ると、セーヌ川が見えてきます

でもイメージとは違って、適当に駐車された車があったり、ゴミが落ちていたり・・・
あまり綺麗でない川縁です

今度はベルシー駅方向に行って裏びれた線路を見てきました。
そして初めてのフランスで全く経験のなかった地下鉄にチャレンジです。
切符の買い方も判らず、自販機前で苦労し、オペラ座方面で、乗換なしで行ける所まで行きました

着いた所は終点のサン・ラザール駅です。
地上に出て辺りを見るとビルばかり。
鉄道の駅舎も歴史を感じさせる建物でした。

駅の向いにはホテルです

大通りに沿ってバイクや車が駐車され、その道を取り囲むように、高さがほぼ同じ古いビルが並んでいました

こちらの建物もホテルでした。Hotel Londres ＆ New Yorkとなっています。
何故ここパリでニューヨーク？

駅前は駐輪場状態で雑然としていますが、サン・ラザールの駅は立派です。

低層階は店舗で2階から上はいわゆるマンションになっているような建物です。
地図も持たず、全く道が判らないので、迷わない程度に駅前をぐるっと回って、地下鉄でベルシーに戻りました

主人がホテルに戻った頃、やっと体調が回復しました。

ベルシー・ヴィラージュで昼食にしたいと思います。
ちょっとお洒落なイタリアンの店です。
少し眠って体調が良くなったので早速ロゼを頂きます。
お酒が飲めるという事は回復した証拠です、良かったです！

美味しそうなトマトとモツァレラのサラダ

グレープフルーツたっぷりのシュリンプサラダ
フレッシュなグレープフルーツの酸味がサラダにピッタリで、どんどん食欲がわいてきます！
朝の頭痛が嘘のように回復です

海老たっぷりのクリームパスタ
海老がプリプリで超美味！
今回の旅行では川魚ばかりだったので海産物は久しぶりで、これは特に美味しかったです

カルボナーラ

スライスチーズ？が山のようにトッピングされています。
濃厚でワインにとても合います！
全ての料理をお互いシェアしながら食べました

クリーム・ブリュレ
焼けた表面をスプーンで割るのが楽しみの一つです

２種のアイスクリーム
バニラとチョコレートです

食後はエスプレッソ
完食です、とても美味しかったです！

食事を終えて、タクシーで出かけます。
10分程で目的地に着きます。
私は以前フランスに来た時、パリ市内は一通り観光はしていますが、アンヴァリッドは、車窓からの観光で中は見ていないので是非訪れようと思ってました。
ナポレオンの墓があるアンヴァリッド、先ずここからスタートです。

入口の門柱の上には金色の像が乗せてあります

立派なフェンスに囲まれた正門を通ります

広場のような石畳の通路を軍事博物館の建物まで歩きます

中庭も広大で、その先に金色のドームが見えます

軍事博物館の回廊の一角には古い大砲が置かれています。
この奥には世界各地の鎧や武器が展示されています、ちょこっと見学して、目的のナポレオンの墓の方へ歩きます

そして、これが見たかった、ナポレオンの棺です。
地階に置かれ、上階まで吹き抜けになっているので、一階から棺を見下ろすことが出来ます

1677年から1706年にかけて建設された王家の教会です。一階の回廊、柱は大変立派な造りで高い天井は大聖堂のようです。
日本語のオーディオガイドを聴きながら歩きます
右手のキリスト像の裏側から地下に降りる階段がありました

シャルル・ド・ラ・フォスによる天井のドームも見事な造りです。明り取りの窓間には彫刻が施されており、天井画も見事です

天井や柱の上など各所に絵画が描かれています

地階には様々な像があります

中心にある緑色の花崗岩の台座にのったナポレオンの棺を取り囲むように月桂樹のモチーフが彫られています。墓を取り囲む回廊にはシマールによる浅彫の10体の彫像が並んでいます。この10体はナポレオンの10の偉業を表しているそうです

ナポレオン一世以外に彼の兄弟や息子ナポレオン二世もここに墓があります

浅浮彫の彫像を側面から見て見ます

台座には　TURENNE　と書かれていますが、何なのか解りません

回廊の外周もレリーフが飾られていました

両側に何枚も似顔絵が飾ってありました

この建物の断面模型がありました。ドームの内面まで再現されています

礼拝室のように見えますが、この両側に階段があり、ここから下に降りられる様になっていました

内部を一通り廻って外にでて、入口からドームを見上げます。神殿のような造りでドームの金色の装飾が豪華さを増しています

ここからは写真に見えるエッフェル塔まで歩きます

庭の花壇には沢山の花が咲いています

ラベンダーや白妙菊

こちらはダリアみたいです

庭の反対側まで来たら、やっと建物が屋根まで収まる写真になりました

あのドームの下に棺が納められていて、ナポレオン一人の墓所かと思うとため息がでてしまいます

街中をエッフェル塔目指して歩き、この銅像までやってきました。

士官学校の建物もどっしりしています

士官学校前からは待望のエッフェル塔が見えてきます

世界各国語で「平和」の言葉がガラスに書かれています。チョット変な文字で和平とも書かれています。
日本語、中国語、英語、他

平和のモニュメントを通りすぎるとエッフェル塔が足元から頂上まで見えます。
前の芝生には沢山の人が寝そべったり寛いでいます

入場待ちの行列はものすごく長く、上るのは諦めて塔の下を通過します。
エルベ宮のテラスからエッフェル塔をバックに記念撮影です

フランス国旗が大きく広がっています

セーヌ河の端で、欄干の像をバックに入れました。さすがに近いので塔の頂上は入りきりません

地下鉄を使って凱旋門にやって来ました。
凱旋門の周りは広い周回道路があり、チョット近づき難いです。門の最上部には人影も見えます

私だけでなく、主人もここで記念撮影です。
シャンゼリゼ通りに出て、タクシを捕まえ、ドゴール広場からセーヌ河沿いを走ってホテルに戻ります。

スーパーで買った白ワインを部屋で飲もうとしましが、部屋にはワインオープナーがありませんでした。
仕方なくフロントに相談すると、後で部屋にオープナーを持って来てくれました。適当に買っておいたつまみで乾杯し、夕食替わりです