プチ弾丸＠コペンハーゲン④　出発までは青空のもと

2015/05/03 - 2015/05/07

滞在中続いた悪天候ですが、こういう時は最後だけは快晴というパターンが多いので、前日から早寝で臨んだ最終日。
翌日は案の定、早朝から抜けるような青空。

フライトは午後３時台なので昼過ぎまでは街で過ごせます。
早めの朝食、早めのチェックアウトで行動開始。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

クリスチャンボー宮殿近くのバス停で降りて、ニューハウンを目指しますが…その前に、この旧証券取引所の屋根に注目。

Borsen 旧証券取引所 建造物

ドラゴンがとぐろを巻いています。その上には３つの王冠。これはデンマーク王室が北欧の３つの国の統治をしていたときの名残だそうです。
初日のセグウェイ・ツアーでは疾走しながら紹介されただけだったので、晴天時によく見えるところに来れてラッキーでした。

Borsen 旧証券取引所 建造物

５分ほど歩いて到着したニューハウン。昼頃には人が多くなって大変だと思いますが、朝のうちはとても良い雰囲気。

ニューハウン 散歩・街歩き

水路沿いにはアンデルセンが住んだ家があります。こちらが一番有名？なニューハウン#20 。窓の下の白いプレートにそのことが書かれています。
ちなみに、住所からすると、向かって右のオレンジの家#18 も旧居だということですが、それを示すものはありません。

ニューハウン 散歩・街歩き

目の前の道が盛大に工事中だったので全景が撮れませんでしたが、こちらもアンデルセンの旧居、ニューハウン＃67 です。

ニューハウン 散歩・街歩き

市内を北上、フレデリクス教会にやってきました。
ここもセグウェイ・ツアーで通りかかりましたが、せっかくの晴天なので改めて。
資金難で100年も中断したという建設だったため、大理石の色に統一性がないのがチャームポイント？（ローカル曰く）とのこと。

フレデリクス教会 寺院・教会

フレデリクス教会のドーム。
ブルーを基調とした鮮やかなフレスコ画が印象的です。

フレデリクス教会 寺院・教会

教会の向かいにあるアメリエンボー宮殿では、定時の衛兵交代中。現在は４棟のうち１棟が工事中なので、２人ずつ計６人が交代します。

アマリエンボー宮殿 城・宮殿

正午のものよりこぢんまりしているかもしれませんが、見物客が少なくかぶりつきです。
熊の毛でできた帽子にたすきがけにしたカバン、脇に刺した銃とまさにアンデルセン童話の鉛の兵隊さんのような出で立ちで、初期の脱出ゲームの門番のようなメカニカルな立ち居振る舞いです。
衛兵さんたちを見送った後、課外授業の小学生（小３位なのに、先生が英語で説明していました）でバタバタしている中で慌ただしくアメリエンボー宮殿の内部を見学。

アマリエンボー宮殿 城・宮殿

何事もなく交代を終えた衛兵さんたちを見送った後、やってきたのはデザイン博物館。ここには何としても来たかった！

デンマーク工芸博物館 博物館・美術館・ギャラリー

デンマークに限らず、ヨーロッパを中心とした工芸デザインが紹介されています。北欧デザインの雄たちの展示が意外とあっさりしていたのが残念。

デンマーク工芸博物館 博物館・美術館・ギャラリー

そんなデザイン博物館で見つけた珍品？
ロイヤル・コペンハーゲンの有田焼風絵皿。
ちょっとブルー・フルーテッドっぽくもあるのですが、構成もモチーフもこれはもろにジャポニズムでしょう！

デンマーク工芸博物館 博物館・美術館・ギャラリー

これはクリスチャニアのお花畑な人たちが使い始めた自転車で、その名もズバリ「クリスチャニアバイクス」。子供や物を箱に乗せて、後ろの自転車で押して運びます。
セグウェイ・ツアーのガイドさんが、「カメラさえ出さなければ全然危険じゃない。食事するところもあるし行ってみたら？」と勧めてくれたクリスチャニアですが、時間がなく行くことができませんでした。

デンマーク工芸博物館 博物館・美術館・ギャラリー

その後さらに北上しやってきたのは、こちらもセグウェイ・ツアーで訪れたカステレット。
五稜郭じゃないよ。
イギリス人が作った要塞です。

カステレット要塞 史跡・遺跡

カステレットの中は兵舎になっています。通り抜けた先から下って行くと、人魚姫の像があります。

カステレット要塞 史跡・遺跡

ここが気に入った理由の一つは、このイングランドのスタイルの石積み教会。
ローカルは「デンマークでは考えられないデザイン」と笑いますが、クライストチャーチに住んでいたことがある私にとっては、今はなきクライストチャーチ大聖堂を連想させる懐かしいもの。
カステレットの堀も、クライストチャーチを流れるエイヴォン川を連想させます。

本当はフレデリクス教会近くのスモーブロー屋さんでお昼をたべたかったのだけれど、営業時間になっても準備中だったため、バスでホテルに戻り荷物回収→鉄道で空港へ。

カステレット要塞 史跡・遺跡

コペンハーゲン空港のSASラウンジは制限エリア内のパスポートコントロール前にあります。まずはシャワー。ホテルもそうでしたが、コペンハーゲン、水は豊富なくせに水回りはいまいち。リノベーションされて綺麗なラウンジ内で、狭くて古い設備ですが、汗を流すには十分です。

SASラウンジ (コペンハーゲン国際空港) 空港ラウンジ

時間になったためゲートがある非シェンゲンエリアへ。
ここから先はがらんとしていてお店はほとんどありませんが、北欧らしい空間です。

現地３日とちょっとの慌ただしい初北欧旅。
噂には聞いていた物価の高さにちょっと驚きつつも、大きなトラブルもなく終了しました。
お天気が良かったらもっと楽しめたのにとは思います。
完全な観光シーズン前で博物館などの開館時間が短かかったこともあり、消化不良気味でもありますが、これは次に訪れる口実にしたいと思います。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港