2015/04/04 - 2015/04/05
192位(同エリア1233件中)
コージ☆さん
桜満開の松江城もみて満足したので,お濠の周りをぐるっと歩いてみました
八雲が書いた本を読んで,見事な松江の描写に感動したので,どんな街なんだろう?と思いつつ…
歩くにはほどよい大きさで,旅行記の写真にはないですが,古いものがたくさん残っているし,しっとり静かな街でした
東京でバタバタ暮らす身には,ホントに癒される街で,また一つ好きな街が増えました
【行程】
1日目は,松江城など市内を散策
『小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が愛した山陰の小京都を歩く【前篇】 ◇ 祝!国宝指定! 桜満開の松江城~お城まつりと武者行列』
http://4travel.jp/travelogue/11000355
2日目は,東出雲町の黄泉比良坂などを訪ね,松江に戻り八雲ゆかりの地を歩く
【参考サイト】
松江城 http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle
武家屋敷 http://www.matsue-tourism.or.jp/buke
小泉八雲記念館 http://www.matsue-tourism.or.jp/yakumo
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【中篇】は,松江城散歩の続きから
ここは,お城の北側で,塩見縄手に向かう途中
名もない広場で人も居らず,緑の芝地にピンクの枝垂れがきれいで,勝手に「桜の園」って名付ける…
チェーホフのファンでもないけど… -
桜の園は,静かな場所で,紅い枝垂桜が品よく並んでいて,とっても気に入る♪
松江城山公園 花見
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稲荷橋のたもとは,ソメイヨシノが満開
この辺は,小泉八雲の旧居に近く,お城の中が八雲の出勤経路だったそうなので,八雲もこの桜を愛でたんでしょうねー -
桜の“ポンポン”状態が見事!
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稲荷橋を通って,新橋を渡る
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小泉八雲記念館
写真やパネルがメインで,八雲に興味ない人は8分で終わるでしょう
詳細は「後篇」で小泉八雲記念館 美術館・博物館
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4つの施設の共通入場券
3日間有効なので,けっこう便利です
わたしは,1日目に松江城と八雲記念館,2日目に八雲旧居と武家屋敷をまわりました
ふつうなら,1日で4施設まわれるハズですが,桜の美しさに時間を忘れたり,武者行列を見物したり…で,非効率なまわり方… -
夕暮れの内濠
松江城のライトアップまで時間があるから,散策
夕方になると,春だっていうのに人通りが少なく,寂しい感じですが,哲学するにはいい環境…なーんてねっ -
塩見縄手をブラブラ
いい雰囲気!
八雲もこの辺に住んでいた(八雲旧居として公開されてて,翌日訪れました)
この辺は,武家屋敷が並んでいたところで,塩見さんていう武士が,えらい出世をしたんで,この名が付いたそうです風流堂 塩見縄手店 グルメ・レストラン
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内濠を時計回りにぐるり
この後,八雲ゆかりのお寺「普門院」などに立ち寄ってますが,「後篇」に書いてます -
大手木戸門跡(お城の正門みたいな所)あたりに来ました
夜もいいー
日中曇っていたら,かえって夜の方がキレイかも?
左から南櫓,中櫓松江城 名所・史跡
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松江城が,国宝に指定されることになって,松江開府の祖「堀尾吉晴」さんも,喜んでいるでしょうねー
実際,築城は吉晴の孫の忠晴さん -
二之丸から見上げると,天守がいい感じ
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本丸に夜襲!
ホントお見事な桜!
ニッポンらしい風景でしょう,実際,それを求めて外国人がけっこう来てます
天守の中に入らないので,入場無料です
1日目の夜は,終わり − 次は,2日目の昼からの散策松江城山公園 花見
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ふたたび塩見縄手
小雨だけど,建物や塀の板が雨に濡れてるっても風情あるねー -
武家屋敷に到着
中級藩士の住んだお家
それにしても,立派な門…これで中級!?
「武家屋敷なんてーのは,どこの城下町にもありそうだし,割愛しようか」とも思いましたが,往時の生活を知ることができて,結果的には入ってよかった!武家屋敷 名所・史跡
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内玄関
この横に,格式ある玄関
要は,家人と客の玄関が別れていたんでしょうね -
座敷
写真スポット!
ここで写真撮る人は,多いでしょう
人形が“実演”してるから,分かりやすいしー -
屋敷の北側にある裏庭
豪華ではないけど,質素な感じながら品があって好感度大! -
奥方の居間
お歯黒道具とタンスが興味深かった -
これが面白い!
水ガメが,壁の真ん中に置かれていて,井戸から汲んできた水をここに入れると,家の中で汲んで使えるというもの
チョーアナログ的水道! -
中級藩士のお家ながら,庭は立派
でも,某大名庭園のような派手さだとか成金趣味みたいのはなくて,木々も出しゃばってなくて,落ち着いた感じ -
「もののあはれ」を美しいと感じる年ごろ…なーんてねっ!
いい屋敷でした -
塩見縄手の郵便ポスト
明治4年の形式だそうで,実際に使えるそう -
立ち去ろうとした瞬間,クルマが停まって人が出てきた
ポストを開けてるー
あれー?手紙は,入ってたのかなぁ? -
雨に濡れた塩見縄手を,てくてく
旅行では,雨はイヤがられるけど,松江は雨が似合う街かも!? -
お濠を3分の1周して,北惣門橋着
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向かいに見えるは,歴史館
昨日までは,立ち寄る予定がなかったんで,あの建物なんだろう?って思ってたんですが,せっかくなんで,入ることに
近年オープンしたようで,外も内もキレイです松江歴史館 美術館・博物館
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「鼕」は“どう”と読むそうで,要は,巨大な太鼓のこと
松江祭鼕行列という,松江神社の例大祭に合わせて松江の開府を祝うお祭りに使われるそう
ちょっと叩いてみましたが,低音が響いて,いい感じでした -
こんな様子
(先ほどの武家屋敷の裏山に,「どう展示場」というのがあって,そこでビデオが流されてます)松江祭鼕行列 祭り・イベント
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こんなふうに,みんなで太鼓を叩いてました
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おまじな・いし(石)
願いを書いて(特に恋愛成就)置いておくそうです
1個100縁!だそうです
どこかの神社でも,こういうのがあったなぁ -
実演「陶芸;蹴ロクロ」
女の子が,じっくり観察してました…
徳利や茶碗が出来上がる工程を見てると,けっこう面白い
精神年齢は,この子もおっさんも同じかぁ! -
こんな感じで,ロクロを足で蹴って回してます
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歴史館の“玄関”入ったところ
クツを脱ぐのが面倒でしたが,畳の上を歩く歴史館って珍しいかも
そのうち,クツを履いてない方が楽だと感じるように松江歴史館 美術館・博物館
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休憩所
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古地図が面白い!
まさに,ブラタモリ!
こういうの,タモリさんも好きそうだなぁ -
模型も面白い
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書籍箱と,藩校の教科書など
むかしの書籍は和紙だったから,軽くて持ち運びに便利だったようで
現代は,文庫本が10冊にもなると,けっこう重いし -
床は,タタミ!
これが,博物館に来たというより,誰かのお家に上がっているような感覚になって,なんだか心地よくなってきました
この歴史館は,写真撮り放題です(除く企画展) -
歴史館のとなりに「ホーランエンヤ伝承館」
松江城内にある城山稲荷のお祭りで,唄の掛け合いの言葉が「ホーランエンヤ」というそうです
なお,城山稲荷は,松江旅行記の「後篇」に詳述してます松江ホーランエンヤ伝承館 美術館・博物館
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10年に1度だけ,100隻の船が,豪華絢爛に仕立てた船の行列をするそう
この資料館は,その様子や模型などを展示してます -
なんだ,この顔はー?
ハードロックか歌舞伎か?
しかし,現代日本にも,不思議なお祭りってあるんもんだーホーランエンヤ 祭り・イベント
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大船団のよう
ホーランエンヤ 祭り・イベント
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こんな踊り?舞?
摩訶不思議!
でも,いつか見てみたい!ホーランエンヤ 祭り・イベント
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松江城のお濠には,遊覧船も走ってました
松江城 名所・史跡
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雨粒御伝(あまつぶおんでん)という,松江のキャラ?
心をリセットして,ご縁を運んでくれるそうです
なんだか,よく分からない…
市内に8体あって,それぞれ名前が違ってます
これは,雨粒美伝(あまつぶびゅーでん)だそうで,心を浄化してくれるそうです
先ほどの歴史館には,パワーをくれる雨粒利伝(あまつぶりでん)というのが居ました -
街歩きの楽しみ?の一つ“ご当地マンホール”
これは塩見縄手の武家屋敷かな -
『しまねSuper大使 吉田くん』って,なに?なんで吉田くんなの?
ゆるキャラじゃないよなぁ
だって,カワイくないし〜 -
吉田くんが19人も!
島根県の各地域に1人ずつ
地方の観光地は,涙ぐましい努力をしてます… -
観光地でもないビル
こういうのを発見するのが街歩きの楽しみ
けっこう古くて,建築当初の流行の様式だったんでしょう -
えーっ 松江駅前で,偶然,発見!
もしや…松江駅 駅
-
『はじめ人間ギャートルズ』じゃないかーっ!
マンモスのお肉が美味しそうで,子供のころ夢中でテレビ見てたよな〜
この漫画の作者の園山俊二さんは,松江出身の人だったんです!
奇しくも,園山さんは,小泉八雲が教鞭をとった学校の後身『松江北高校』出身
でも,新聞連載の『ペエスケ』は,そんなに面白くなかったような…
ということで【中篇】終わりです
【後篇】は,マニアックに小泉八雲ゆかりの地を訪ね歩きます…
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この旅行記へのコメント (2)
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- 前日光さん 2015/05/22 21:38:56
- 夜桜もいいですねぇ〜〜(^-^)
- コージさん、こんばんは。
塩見縄手、い〜い感じですよねぇ〜
私も大好きな街並みです。
今回は、堀川遊覧船には乗らなかったのですか?
船の上から、松江城をチラ見するのもいいもんですよ〜
低〜い橋の下を潜る時には、船に乗ってる人も、頭を低くしてぶつからないようにするんですよ〜(>_<)
コージさんの、乗船感想が聞きたかったです〜
武家屋敷も何度か行ってますが、私が気づかなかったいろんなことが分かって、やっぱり他人の目の付け所は面白いです。
新しく出来た歴史館は、土産を買って、休憩所で休んだだけでしたが、きちんと中を見て歩くと新しい発見がありそうですね。
しまねsuper大使の吉田くんですが、これは島根県の知名度の低さを逆手にとった自虐ネタが元になっています。
「自虐カレンダー」が作製され、そのキャラが吉田くんというわけです。
カレンダーの作製者は、「秘密結社 鷹の爪」の蛙男商会、その代表フロッグマンさんが島根在住なんです。
吉田くんは、島根県吉田村出身という設定になっています。
このカレンダーがバカウケして、一昨年これを入手出来なかった私は、昨年やっとのことで、「日本橋島根館」でゲットできました!
カレンダーのコメントを一部紹介しますと。。。
・日本で47番目に有名な県
・島根って、鳥取のどのへん?てきかれた。
・県のスローガンは「リメンバーしまね」…すでに後ろ向き。
・世界遺産があると言っても、信じてもらえない。
・いいえ、砂丘はありません。
等々、笑えますが、おもしろうてやがてかなしき…の気分になります。
最近の島根は頑張っているので、最下位はとっくに脱出していて、このところ北関東3県が、かつての島根と同じ立場になっています(涙)
島根には、「しまねっこちゃん」というかわいらしいゆるキャラもいますが、出雲空港に降り立つと、この「吉田くん」が不機嫌な顔で迎えてくれて、それこそ自虐的に「島根に来たぞ〜」という気分になれて、なかなかです。
以上、いろいろ語りたいことはあるのですが、今回はこの辺にしておきますね。
ではでは〜^^;
前日光
- コージ☆さん からの返信 2015/05/25 21:36:34
- さすが!
- 前日光さん こんばんはー
メッセージありがとうございます!
“山陰のプロ”の前で,旅行記アップするのが恥ずかしくなってきましたよ〜
シャイでウブな年ごろなもんで(笑)
前日光さんの一つ一つのコメントが,もう“通”ですよね
「参った」って感じです
堀川遊覧船は実は乗りたかったんですが,おっさん一人で乗るのも,気恥ずかしいし,絵にならないし
かと言って,その辺の女の子に「Hey彼女!いっしょに船乗らない?」って言う勇気もないし…
しまねsuper大使の吉田くんは,そんなに人気だったんですねー
「しまねっこ」は,そこそこカワイイですが,今やゆるキャラ全盛ですから,くまモンとかふなっしー並みにはならないでしょうから,逆に,カワイくない吉田くんみたいな方が流行るかもしれませんねー
自虐ネタには笑えますね〜
ご存知かもしれませんが,高知には,キモいキャラの「カツオ人間」ってのがあって,個人的にはファンで,携帯のストラップにしてるんです
でも,みんなに「キモ〜い」って言われてますけど…
それにしても,島根とか松江って,いい所なのに知名度がいまいちなのが,不思議ですね
日本神話を知ってれば,最高に面白い場所ですしね!
前日光さんは,ほぼ島根県は,行きつくした感じですけど,季節が違えばまた魅力も違うでしょうから,今年も吉田くんに会いに行かれるのでしょうか?
わたしも,いろいろ語りたいことはありますが,今日はこの辺で勘弁してあげよう(笑)
ではでは…
コージ☆
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