2015/05/02 - 2015/05/05
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akanezumiさん
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海外の予定はしていなかった2015年ゴールデンウィーク。3週間前にJTB旅のアウトレットでチャイナ・エアライン臨時便で行く台北3泊4日のフリータイム格安ツアーを発見して即申し込みした。
台湾初めての私と娘は九分に行きたい!
夫は4回目なので、郊外か高雄に行きたい!と言う。
ということで、台北市内観光もそこそこに初日の夕方は淡水へ、2日目は高雄に行ってきた。
まず、初日の夕方は淡水へ。
2日目は、台北の天気は小雨でイマイチらしいが高雄は晴れということで、台湾高鉄(新幹線)を使って日帰りで高雄へ。
高鉄のチケットは、台北⇔高雄を普通にとるよりも、外国人のみ使える「高鉄パス(新幹線3日間乗り放題パス)」を使ったほうが一人あたり約3千円もお得ということがわかり、現地にてゲット。(高鉄パスの詳細は本文にて)
高雄は気持ちいいくらい晴れていて、日帰りでもかなりいろいろ見て回ることができた。そして海鮮料理の美味しかったこと!
本編は下記の前半部分です。
<旅程>
●1日目:台北(桃園)→台北市内観光(西門・中正記念堂)→淡水→台北
●2日目:台北→高雄(蓮池→旗津→美麗島・六合八夜市)→台北
3日目:台北→十分→九分→台北
4日目:台北(桃園)→帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 船 自転車 タクシー 徒歩
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
福岡から台北へ向かうチャイナ・エアライン臨時便。
-
約2時間半のフライトで、台北桃園空港に到着。
かなり蒸し暑いかと思いきや、この時期は日本とあまり気温が変わらない感じ。 -
ホテルに荷物を置いてさっそく街歩き開始。
今回はゴールデンウィーク直前に申し込んだ格安ツアーだから、ものすごく年季の入った残念なホテルだけど、立地はとてもいい。
にぎやかな西門町界隈がすぐ近く。
「西門紅樓」は赤レンガでできた歴史的な建造物で、西門のランドマーク的な存在。西門紅楼 劇場・ホール・ショー
-
中はマーケットになっていて、若いデザイナーたちによる個性的な商品がたくさん並んでおり、見るだけでも楽しい。
夫は、切り取って組み立てると台湾のいろんな建物が作れるカードみたいなのを買っていた。 -
台湾の渋谷とも原宿ともと言われる西門町界隈だけあって、若い人が多くてにぎやかな街。
-
西門からMRTに乗って隻連駅で降りると、駅前の路地で朝市が開かれている。
お昼時なのでそろそろ店じまいのところもあるけれど、まだまだたくさんの店が出ている。
フレッシュジュースを買ったりしてぶらぶら雰囲気を楽しむ。 -
街中にも、台湾らしい飾り付けのお寺があちこちにあるのね〜などと思いながら、東のアンバサダーホテルの方向を目指して歩いていく。
正確には、ホテル向かいのJTBマイバスデスクに向かっているのだ。
「高鉄パス」引換証は、事前にネットなどで購入することができるが、私たちは直前に高雄行きを思いついたのでネット購入は間に合わなかった。
現地で「高鉄パス」を扱っているJTBマイバスデスクは、予約不可・対面販売のみということで、市内観光がてら直接購入しに来たというわけ。 -
無事「高鉄パス」引換証をゲットして、近くでお昼を食べることに。中山北路二段の大通りを南に行ったところの「高記」というお店に入った。
なかなかモダンな店内。 -
私の持っているガイドブックには、おすすめ小龍包第4位にランクインしていた。
皮が若干厚めかな?
絶賛とまではいかないけど、肉汁たっぷりで美味しい。 -
お店の人おすすめの豚の角煮は美味しかった!
右側の白いもちもちした皮にはさんで食べる。 -
お腹がいっぱいになったところで、中正紀念堂へ。
八角形の屋根が特徴の、蒋介石を記念するモニュメント。
写真で見ていたよりかなり大きいな〜。国立中正紀念堂 建造物
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蒋介石の銅像を守っている衛兵たちの、1時間おきに行われる交代式を見にやってきた。
これから任務につく衛兵たちが、エレベーターからさっそうと登場。 -
きびきびと衛兵たちが行進していく。
観光客もかたずをのんで見守っている。 -
正面に鎮座するのが蒋介石の銅像。高さ6.3mもあるそうだ。
1時間の任務を終えた衛兵が、持ち場を離れていく。 -
新旧の衛兵で交代式の儀式。銃のようでもあり槍のようでもある武器を巧みに動かして、とにかく凛々しい。
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新しく持ち場についた衛兵さん。どんな訓練を受けたら、微動だにしない直立不動の姿勢を保てるのだろう・・・
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衛兵交代式を見終えたら、MRTに乗って北の終着地点、淡水へ。
駅前から続くメインストリートは淡水老街と呼ばれ、土産物店や屋台が立ち並んでいる。
台湾も3連休中の土曜日ということで、ずいぶん賑わっている。淡水老街 散歩・街歩き
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淡水名物全長50センチの超ロングソフトクリーム。
夫が試しに買ったけど、途中から溶けだしてぐにゃりと曲がり、大慌てで食べていた(^_^;) -
いろんなお店が並んでいるけど、怪奇博物館、
何だこれ? -
店頭のガラスケースにちょっと変わった甲羅のカメがいた。
店内にはもっと大きくて珍しいカメがいるよ、みたいなことが書いてあった。 -
夕日が美しいという淡水のリバーサイド。
少し曇っているけど、今日は綺麗な夕日が観られるのか!? -
フェリーで対岸の観光スポットである漁人埠頭へ移動。
淡水漁人碼頭クルージング 船系
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フェリーを降りると、情人橋(恋人橋)と呼ばれる全長164mの白い橋が見える。
2003年のバレンタインデーに開通したことから名づけられた橋で、カップルをはじめとして、大勢の人が夕日を見ようと橋の上に陣取っていた。情人橋 現代・近代建築
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雲の合間から落ちていく夕日が顔をのぞかせている。
今日一日曇り空だったわりには、思ったより夕日が観られたんじゃないかな。 -
夕暮れ時の港を望む埠頭。カフェや魚介の屋台などが並び、にぎやかではあるけれどどこかのんびりした雰囲気。
-
再びフェリーに乗って、淡水駅側まで戻ってくる。
オカリナを演奏する大道芸人が上手で、海辺のこの場にとてもマッチしていた。
そしてこの後士林夜市で降り、軽く晩御飯を済ませたのだが、あまりの激混みに疲れ果て写真を1枚も撮ってなかった(>_<)淡水MRT公園 広場・公園
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さて、ホテルに戻る前に台北駅でやるべきことを済ます。
昼間ゲットした高鉄パスはあくまでも引換証なので、そのままでは新幹線に乗れない。高鉄の駅の窓口で引換証とパスポートを提示して、写真のようなパスを発行してもらう必要があるのだ。
高鉄パスとは、台湾高速鉄道(新幹線)の普通車指定席および自由席が、連続した3日間で何度でも乗り放題という外国人専用のフリーパスのこと。
乗車するときには、パスとパスポートを改札口で提示する必要がある。 -
夜の9時半だったが地下1階の窓口は開いていた。
パス発行と明日の朝の新幹線指定席の予約をお願いしたのだが、その手続きにえらい時間がかかること!
パスポートを何回も確認したり、両面テープを切ったり貼ったりの手作業で、3人分で10分以上待たされただろうか・・・
高鉄パスを利用する人は、くれぐれも時間に余裕を持って窓口に行ってください。
朝早い便に乗る予定ならば、前日までに手続きすることをおすすめします。 -
2日目。高雄に行くべく昨日予約した高鉄、台北7時45分発に乗る。
9時半高雄(左管)着なので、わずか1時間36分の移動。
台北⇔高雄の往復指定席料金が日本円にして約13,000円に対し、高鉄パスが9,400円だったので、私たちは1日しか利用しないけど、これを使わない手はないよね。台北駅 駅
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うわさに聞いていたとおり、日本の新幹線とほとんど変わらない乗り心地。
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爆睡していたら、あっというまに高雄(左管)駅に到着。
「これ今から取り付ける標識?」と思っていたら、こういうオブジェだった。高鉄左営駅 駅
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蓮池潭を目指すことにするが、1周すると約5キロもある湖らしい。少し時間を短縮するために、まずは駅からタクシーで龍虎塔のそばまで行ってもらう。
おー、ガイドブックでお馴染みの、龍と虎の口と二本の塔だ!左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖
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龍の口から入ると壁面には、鮮やかで立体的な絵が続いている。
虎の口の中も、モチーフは違うがやはり鮮やかだった。 -
龍の塔の上からの景色。天気がいいのでジグザグ通路の見晴らしがいい。
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龍の塔の階段の途中。ここにも龍がいるんだな。
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八角形の窓ごしに隣の虎の塔を見てみる。
その後虎の塔にも上って、龍の口から外に出た。 -
イチオシ
龍の口から入って虎の口から出たおかげで、心が清められたと期待しよう!
少し離れると、絶好の撮影ポジション。 -
湖沿いに歩いていくと、道路をはさんで見えてくるのが啓明堂。
商売と学問の神様が祀られており、中もきらびやかな装飾だった。啓明堂 寺院・教会
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春秋閣のそばには、鯉のエサ自動販売機が。
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しかし、鯉の姿は全然見えず大量の亀がいた。
エサをあげるとすごい勢いで寄ってくる。
亀って意外に素早いぞ! -
蓮の花が咲き誇っていたことから名づけられた蓮池潭。
今でもたくさんの蓮が咲いている。 -
湖にせりだしているのは五里亭。
遠くから見ても近くから見ても絵になる風流な建物。五里亭 建造物
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この日の高雄はとても暑かったのだが、湖を吹き抜ける風が心地よい場所。
天井や柱の装飾も目にも鮮やかで、ここでしばし休憩。 -
さらに湖畔をすすんでいくと、ガジュマロの樹が多い茂った涼しげな道が続く。
こういう風景、台北では見かけなかったので、やっぱり高雄は南国に近いんだな〜と思う。 -
またしても蓮が覆っている。この先は何があるのかな。
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前方に色鮮やかな巨大な像が見える。
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橋の欄干には、中国歴代の偉人たちの石像が並んでいて、ひとつひとつが凝った彫刻。ゆっくり見たいところだが、とにかく暑いので足早に通り過ぎる。
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目の前にそびえるのは、北極玄天上帝像。玄天上帝は漢民族から篤い信仰を受け、海や星を司る神とあがめられているそうだ。
像の中にも入ることができる。祠が祀られていた。玄天上帝 (北極帝) 建造物
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湖畔で最後に訪れたのは、台湾最大の規模を誇る孔子廟。
ここは訪れる人が少ないようだった。高雄孔子廟 寺院・教会
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イチオシ
孔子廟の裏側に回り、橋を渡るとオレンジ色の花と建物の色がマッチしていてとてもきれい。
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橋から蓮池潭一帯を見渡せる。天気が良すぎて暑いけれど、鮮やかな寺廟を見ながらの湖畔の散策を満喫した(^^)
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地下鉄に乗り込み、旗津風景区を目指す。地下鉄のアニメチックなポスターがほほえましい可愛らしさ。
西子湾駅で降りる。 -
地下鉄の駅前には、レンタルサイクルとバイクのお店がずらり。
自転車は、身分証明書を預けたら一人NT$50〜100で夜の9時まで借りられるというので、NT$50のをレンタルすることにした。
身分証明書といってもパスポートはホテルだし、日本の運転免所証しかないんだけど、と言うとそれでいいって。西子湾駅 駅
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旗津にはフェリーで行くが、バイク・自転車もそのまま乗れる。
人だけの列とバイク・自転車用の列に分かれていて、高雄地下鉄で使えなかった悠遊カードが、なぜかフェリーでは使えた。 -
どどっと乗り込み、わずか5分くらいで旗津区に到着。
旗津フェリー 船系
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フェリーを降りると、南国っぽい港町の風景。
かつてここは台湾本島とつながる半島だったけれど、港が整備され船の往来のために切り離されて今の形になったそうだ。
しかし、日差しが強いよ〜 -
シーフード料理が楽しめる景勝地として、観光客に人気のスポット。
お昼はこれを目的にきたので、どの店に入ろうか物色中。 -
店先にはずらりと海鮮がならび、それを選んで店内で料理してもらう。
適当に声をかけられたこのお店に入る。
貝を数種類と一匹大きめの魚を選んだ。
料理法は素材によってだいたい決まっているらしい。 -
この写真ではあまり美味しさが伝わらないけれど、とにかくどの料理もGOOD!素材が新鮮なのと、味付けが日本人好みなんだろうか。
チャーハンも頼んだが、エビがぷりっぷりで台北で食べたものより美味しかった。 -
魚は蒸し料理で出てきたが、これも何とも言えない美味しさ!
これは日本円で2千円くらいと結構な値段だったが、満足の一品。
どの料理にも生姜とネギがふんだんに使われている。 -
お腹が満足したところで島を自転車で周遊する。つきあたりに海水浴場らしい砂浜が広がっている。
昨日見た淡水とはまた全然違う海の景色だ。旗津海岸公園 / 海水浴場 広場・公園
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遊歩道やサイクリングロードが整備されているので、海岸線沿いにぐるっと回ってみる。高台に灯台が見えるのだけれど、かなり上のほうなので、そちらには寄らずふたたびフェリー乗り場へと向かう。
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帰りのフェリーから見た高雄の街。85大楼のビルも見える。
旗津フェリー 船系
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フェリーを降りて、なだらかな坂を自転車で走っていくと、見晴らしのいい場所に出てきた。西子湾風景区という一帯で、先ほど上るのをあきらめた灯台も見える。
しかし、この後ガイドブックで見たかき氷屋に行こうして迷ってしまい、山道を自転車でさまようはめに(>_<)
アイフォンの地図を頼りに、この道を抜けたら先につながっているはず・・・と進んでいくと、とんでもないアップダウンだった。競輪の練習か!というくらい走って、太ももがパンパンに(-_-)
「私は九分に行きたいから台湾に来たのに、何でこんなにチャリ漕がんといかんとよ!!」と娘はブチ切れ・・・ -
ふーっ〜、何とか平地に降りてきて、愛河のほとりでしばし休憩。この風景、台湾じゃないみたい。
愛河 滝・河川・湖
-
またフェリー乗り場の近くまで行き、ガイドブックで2番目に行きたかったかき氷屋「渡船頭海之冰」に」入る。
ここは大盛りサイズ10人前まで注文できるので有名らしいが、同じ味を食べるより違う物を食べようということで、別々に1人前ずつ注文した。渡船頭海之冰 スイーツ
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1人前でも結構なビッグサイズ。シンプルにマンゴーだけのかき氷がいちばん美味しかったな〜
これを食べてようやく娘の機嫌もなおってきた・・・
駅前で自転車を返し、地下鉄に乗る。 -
イチオシ
美麗駅で降りる。駅の改札を出ると2本の柱に支えられた天井いっぱいのステンドグラスが広がっている!高雄行きが決まり、あわてて情報を集めたときにこの写真を見て、どうしても観たかったところ。
美麗島駅 駅
-
宇宙や海などをモチーフにしてあるのかな〜
どの角度のステンドグラスも素敵!
写真を撮りまくった。
グランドピアノも置いてあり、ちょっとしたイベントもできるスペースのようだ。
駅そばのカフェや土産物店も、お洒落れで洗練された感じだった。 -
駅を出ると、まっすぐな道路にそって六合夜市が開かれている。
まだ明るいこともあって、そこまで混んでいない。
さっきのかき氷でまだお腹がすいてないので、フルーツジュースを飲みながら、マーケットの端まで歩いてみる。六合夜市 市場
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台北の夜市に比べると、圧倒的にシーフード料理の屋台が多い。
-
夜市を一通り歩いてから、美麗駅に戻ってきた。
この駅は駅舎の外観もスタイリッシュでお洒落。
アヒルの植木がいい感じに映りこんでいた。美麗島駅 駅
-
高雄を堪能したので今から台北に戻るとしよう。
帰りの時間に縛られたくなかったので、あえて高鉄の指定をとらなかったのだが、日曜の夜のせいか窓口はひどく混んでいた。
自由席でいいか〜とホームに降りて行ったら、直近の電車の自由席は満席。
結局一本待って自由席で帰ったが、30分ほどのロス。それなら高雄についた時点で帰りの指定をとって、ギリギリ駅に駆け込んだ方が時間を有効に使えたな〜と思った。
でも充実した日帰り旅行で満足♪
明日は、十分と九分に行くぞ〜!高鉄左営駅 駅
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