Solitary Journey ［1590］ 【番外編】旅行疲れを取るために清盛所縁の音戸の瀬戸で寛いできました。＜坪井広場横断歩道橋＞広島県呉市

2015/05/05 - 2015/05/05

■旅行疲れを取るために清盛所縁の音戸の瀬戸で寛いできました。

▼音戸の瀬戸／広島県呉市警固屋〜音戸町
　平正盛（清盛も祖父）忠盛（父）が瀬戸内海の海賊追討などをして、平氏は、瀬戸内海に深い関係をもつようになり、殊に１１４６年（久安３年）清盛公、安芸守に任ぜられ、以後十年間国司として、安芸の国との関係を持ち続ける。　これを機会として、安芸国宮島に鎮座する厳島神社への信仰がはじまる。
　厳島神社は、祖父以来関係が深い瀬戸内海の霊島である。　安芸寺時代の清盛は、軍事力、財政力は有しつつも、中央政界で伸びていなかった。　そこで、清盛公が霊験あらたかな厳島神社に今後の栄達、繁栄を祈願するようになったと思われる。
　かくて、清盛公は熱心に厳島神社を崇拝し、華麗なる社殿を建立し平家の氏神として敬い数回参詣している。　清盛公の音戸の瀬戸開削と厳島詣との関係の一考を要す。
　音戸の瀬戸開削のことを、厳島神社に残る「史徴墨宝考証」のなかに「清盛音戸をして芸海の航路を便にし厳島詣に託して促す」と記している。
　１１６４年（長寛ニ）清盛公は音戸の瀬戸開削工事に着手（壮年説、安芸守説もあり）し、竣工まで十ヶ月を要して、さすがの難工事も完成の日戸なった翌、永久元年七月十六日引き潮を見はからって作業が行なわれることになった。
　この時を期して是が非でも完成させねがならず、清盛公の激励、役人、人夫の血のにじむような努力が続けられたが、すでに夕日は西の空に傾き、長い夏の太陽の光りも、はや、足もとも暗くなりはじめた。
　今ひと時の陽があればと、さすがに権勢を誇る清盛公もいらだち、遂に立ち上がり、急ぎ日迎山の岩頭に立ち、今や西に沈まんとする真赤な太陽に向い、右手に金扇をかざし、日輪をさし招き「返せ、戻せ」とさけんだ。
　すると不思議なことに日輪はまい戻った。　「それ、陽はあるぞ。」と必死の努力により、ついに音戸の瀬戸の開削工事は見事に成就した。
　ときに清盛公、四十ハ歳であったと伝えられている。　〜呉市の史跡を訪ねてより

▼音戸大橋／広島県呉市警固屋〜音戸町
　幅９０ｍの音戸の瀬戸に架かる主橋梁長１７２ｍの真紅の橋。１，０００トン級船舶の航行を可能とするため螺旋(らせん)式とループ式の取付道路をもつ高架橋として、総工費３億６，２００万円をかけて１９６１（昭和３６）年１２月に完成しました。
▼第二音戸大橋（愛称：日招き大橋）
　「日招き大橋」の愛称で親しまれているこの橋は、２０１３年（平成２５年）３月に完成しました。アーチの間の長さが２８０ｍで、アーチの中央部は国内最大級の海上クレーン船で一括架設しました。この吊り荷の重量は約３,５００ｔでジャンボジェット機の２０機分に相当します。
▼第三音戸大橋（正式名称：坪井広場横断歩道橋）
　第二音戸大橋の音戸側に架かる歩道橋。２０１３年（平成２５年）１２月２７日に供用を開始しました。 歩道橋の上からは、音戸の瀬戸が一望でき、２本の真紅の橋も綺麗に眺めることができます。 周辺の「日招き広場（正式名称：坪井コミュニティ広場）」には駐車場やトイレ、スロープも整備されています。

【手記】
　旅行記番外編。ＧＷの旅行（４／２９〜５／３）疲れを取るために買い物ついでに清盛所縁の音戸の瀬戸で寛いできました。自宅から３０分ほどの至近距離です。以前にも同じようなブログを載せましたが、ご容赦のほど…。

※未だ手付かずになっている旅行記が合計３１編（春の車旅１１編とＧＷ車旅記１８編と花田植え記２編）が残っております。どないしょう〜＾＾；

エリア 呉・海田・安浦(広島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

■てつのくじら館／広島県呉市宝町　　〜通過
　ＧＷの旅行（４／２９〜５／３）疲れを取るために買い物ついでに清盛所縁の音戸の瀬戸で寛いできました。以前にも同じようなブログを載せましたが、ご容赦のほど…。
　　てつのくじら館訪問記　→　http://4travel.jp/travelogue/10971382

■大和ミュージアム／広島県呉市宝町　　〜通過
　大和ミュージアム訪問記　→　http://4travel.jp/travelogue/10807964

■海上自衛隊呉造修補給所／広島県呉市昭和町
　艦艇一般公開訪問記　→　http://4travel.jp/travelogue/10639643

■海上自衛隊呉造修補給所／広島県呉市昭和町
　呉海上花火大会訪問記　→　http://4travel.jp/travelogue/10799211

■某スーパーにて／広島県呉市警固屋
　ひとりもんですから買い物は必須科目なのであります。

▼音戸大橋／広島県呉市警固屋〜音戸町
　音戸大橋までは自宅から３０分ほどの至近距離です。
　音戸大橋は幅９０ｍの音戸の瀬戸に架かる主橋梁長１７２ｍの真紅の橋です。

▼音戸大橋／広島県呉市警固屋〜音戸町
　時期が遅かったので元気そうなツツジをアップで撮りました。

▼音戸大橋／広島県呉市警固屋〜音戸町
　音戸大橋ツツジ訪問記　→　http://4travel.jp/travelogue/10561671

▼音戸大橋／広島県呉市警固屋〜音戸町
　１，０００トン級船舶の航行を可能とするため螺旋(らせん)式とループ式の取付道路をもつ高架橋として、総工費３億６，２００万円をかけて１９６１（昭和３６）年１２月に完成しました。

▼音戸大橋／広島県呉市警固屋〜音戸町
　螺旋(らせん)式道路

▼音戸の渡し船／広島県呉市警固屋〜音戸町
　急潮と行き交う船の多さで知られる音戸の瀬戸９０ｍを片道３分で結ぶ日本一短い定期航路です。

▼音戸の渡し船／広島県呉市警固屋〜音戸町
　時刻表はないそうです。

▼音戸の渡し船／広島県呉市警固屋〜音戸町
　４５年くらい前に乗った記憶がある。

▼第二音戸大橋（愛称：日招き大橋）
　

▼第三音戸大橋（正式名称：坪井広場横断歩道橋）
　

▼清盛日招像／広島県呉市警固屋
　平清盛が夕日を招き返して1日で切り開いたという伝説のある名勝地です。

▼清盛日招像／広島県呉市警固屋
　音戸の瀬戸開削８００年を記念して1967年に建立した高さ２．７メートルの銅像。日没の方向に扇を向けて立ち、海上交通の安全を見守っています。

▼ひまねきテラス／広島県呉市音戸町坪井
　坪井コミュニティ広場

▼坪井コミュニティ広場／広島県呉市音戸町坪井
　広島市方向

▼坪井コミュニティ広場／広島県呉市音戸町坪井
　自衛艦が停泊しています。

▼坪井コミュニティ広場／広島県呉市音戸町坪井
　自衛艦

▼第三音戸大橋（正式名称：坪井広場横断歩道橋）／広島県呉市音戸町坪井
　第二音戸大橋の音戸側に架かる歩道橋です。

▼第三音戸大橋（正式名称：坪井広場横断歩道橋）／広島県呉市音戸町坪井
　２０１３年（平成２５年）１２月２７日に供用を開始しました。歩道橋の上からは、音戸の瀬戸が一望でき、２本の真紅の橋も綺麗に眺めることができます。

▼第三音戸大橋（正式名称：坪井広場横断歩道橋）／広島県呉市音戸町坪井
　周辺の「日招き広場（正式名称：坪井コミュニティ広場）」には駐車場やトイレ、スロープも整備されています。

▼第二音戸大橋（愛称：日招き大橋）
　「日招き大橋」の愛称で親しまれているこの橋は、２０１３年（平成２５年）３月に完成しました。

▼第二音戸大橋（愛称：日招き大橋）
　アーチの間の長さが２８０ｍで、アーチの中央部は国内最大級の海上クレーン船で一括架設しました。

▼第二音戸大橋（愛称：日招き大橋）／広島県呉市音戸町坪井
　この吊り荷の重量は約３,５００ｔでジャンボジェット機の２０機分に相当します。

▼音戸の渡し船／広島県呉市警固屋〜音戸町
　高速ジェットの通過で渡し船が波で揺れています。

▼音戸大橋／広島県呉市警固屋〜音戸町
　音戸の瀬戸

▼音戸大橋／広島県呉市警固屋〜音戸町
　

▼第三音戸大橋（正式名称：坪井広場横断歩道橋）／広島県呉市音戸町坪井
　音戸の瀬戸の景色を見ながらのんびりしました。

▼第二音戸大橋（愛称：日招き大橋）／広島県呉市音戸町坪井
　砲弾型鋳物かんぬきの実物展示

▼ひまねきテラス／広島県呉市音戸町坪井
　食事しようと思ったが、「ちりめん食堂」と言うだけにちりめんを使ったメニューばかりだった。

▼自宅にて
　毎日庭のテッセンの花がきれいに咲いてくれて癒されます。

▼自宅にて　テッセンの花
　マクロで・・・

▼自宅にて　テッセンの花
　中国５県と九州北部を周ってきた旅の疲れが相当なものでしたので５月の４日５日６日は自宅でのんびり〜。

▼自宅にて　テッセンの花
　年齢的に疲れが取れないんでしょうネー。非常に勿体ない３日間でした。

▼自宅にて　薔薇の花
　身体を少し動かしたので少しは疲れがとれたと思う。

　　　それでは、また〜。　　ＴＨＥ　ＥＮＤ．