2015/05/02 - 2015/05/03
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ミズ旅撮る人さん
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北陸自動車道を東から西へ。新潟県側から石川県側へ走りました。
新しくなった糸魚川駅に寄り、滑川を経て、富山市へ。
途中2000m級の白い雪を頂いた山々が連なる風景が、とても綺麗でした。
富山駅周辺は、路面電車が発達していて移動がとても楽です。
富山城までの4駅を利用してみました。
城内の博物館も「富山の薬売り」の説明などが興味深かったです。
また、富山といえば「ケロリン」。銭湯で見かける黄色い桶で有名です。
アニメ「ケロロ軍曹」とのコラボ桶が発売されて話題になっています。
そして、今年(2015)3月に金沢まで開通した北陸新幹線。
金沢駅では見るのもたいへんでしょうが、富山駅は穴場です。
じっくり堪能してきました。
富山の隣の高岡には、ドラえもんトラムが走っています。
富山の旅の締めくくりは、かねてより見たいと思っていた念願の氷見・雨晴海岸からの立山連峰。
魅力満点の富山の旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
新潟県上越付近です。山には詳しくないので、見えているのがどの山だか分かり
ませんが、地図で見ると妙高山から火打山あたりかと思われます。
まだ雪の残った山々が連なって、素晴らしい眺めです。 -
上越市郊外にある五智公園に立ち寄りました。
新潟県ではGWに八重桜が満開でした。
五智公園にはD51が保存されていて、それを見に寄ったのですが、鉄道関係は別の旅行記にまとめたいと思います。 -
国道8号線の上越市有間川付近です。日本海を真横に見ながら走ることが出来ます。
冬季は厳しい日本海ですが、初夏に入ろうかというこの日はたいへん穏やかで、美しい海でした。 -
同じく国道8号線、鳥ヶ首峠付近です。国道に沿ってサイクリングロードがあります。
これは、おそらく昔は北陸本線が走っていた線路を再活用したものと思われます。
現在の北陸本線は北陸自動車道よりも内陸を恐ろしく長いトンネルに継ぐトンネルで通っています。
あまりに日本海に近くて走行に支障があったのでしょう。
この先には、海に山が迫り、通行が厳しいことで古来から有名な「親不知」「市振(いちふり)」の海岸があります。 -
北陸自動車道、名立谷浜ICです。
国道8号線よりかなり高所にあるので、急な坂を登って来ます。
あってもせいぜい畑くらいの山の上にひょっこりICが現れます。 -
北陸新幹線の高架です。
線路が谷渡りをしているのですが、全面覆いが被さっているので車内で見るとトンネルと同じでしょう。 -
「糸魚川・静岡構造線フォッサ・マグナ」の看板がありました。
糸魚川ICの近くに「フォッサマグナ・ミュージアム」があります。
こちらの様子は、福井県立恐竜博物館とともに別の旅行記にします。 -
糸魚川IC付近です。水を入れたばかりの水田と雪の残る山々。
こうした風景が見られるだけで、旅っていいなと思います。 -
糸魚川駅です。北陸新幹線が停車するため、駅舎が建て替えられました。
3階部分を新幹線が走ります。糸魚川駅には新幹線を含めて3路線がありますが、どの路線の改札口も2階にあります。
1階には、手前に見えているキハが収納され、その隣には大きなジオラマセットのあるプレイルームがあったり、「糸魚川ジオパーク・ジオパル」という展示施設があります。 -
キハの車両は、天気のいい日中は駅舎の外に展示されますが、夜や悪天候の時は、手前にあるレールの上を曳かれて、屋内に収納されます。
すると奥にあるプレイルームに行かれなくなるので、車輌の中を通って行く事になります。 -
糸魚川駅の前にあるれんがの門は、かつての車庫を解体して移設したものです。
駅構内のディスプレーで、その様子を紹介しています。
これは、その一場面です。 -
糸魚川駅の新幹線の改札口です。真新しい施設がピカピカです。
窓口の営業時間が6:30〜22:45となっています。
新幹線の始発は6:00ですが、それは「かがやき」の停まる大きな駅でのこと。
「はくたか」しか停まらない糸魚川では、一番列車は6:47発の長野始発、金沢行きです。
最終列車は22:25の長野止まりで、その5分前に金沢行きがあります。
東京への最終便は20:35です。
新幹線は0時までに運行を終えますが、終電が1時間半も早い駅もあるわけです。
「かがやき」は東海道新幹線の「のぞみ」に当たり、限られた駅にしか停まりません。
「はくたか」は「こだま」で各駅停車です。
その他に「つるぎ」という金沢・新高岡・富山間しか走らない短距離新幹線があります。 -
こちらはJR大糸線と「えちごトキめき鉄道」の改札口です。
「えちごトキめき鉄道」は、JR東日本が運行する信越本線(妙高高原駅〜直江津駅間)とJR西日本が運行する北陸本線(直江津駅〜市振駅間)の2路線を跨ぎ、総延長は98.3kmです。
北陸新幹線の開通に伴い、2015年3月14日、JRから分離独立しました。
旧東日本の部分を「日本海ひすいライン」、旧西日本の部分を「妙高はねうまライン」と呼びます。
この鉄道はディーゼルカーで運行されています。しかし、電車の走行可能な架線の施設はあるのです。
なぜディーゼルなのか。
それは、東西日本で電流の方式が異なることが大きな要因です。
糸魚川付近に「交流」と「直流」の「交直セクション」があり、両方の方式に対応した車両が必要になるのです。
電気を要しないディーゼルには関係なく、しかも車輌の値段が半額以下で済みます。
そのため、えちごトキめき鉄道では、ディーゼルカーを使用する事になったそうです。 -
新潟県内の工事現場では、このように「トキ」をデザイン化したバリケードが見られます。
「えちごトキめき鉄道」も「トキ」を意識したネーミングになっています。 -
そろそろ新潟県と富山県の県境です。美しい山並みが近づいて来ました。
立山連峰と思われます。さすがに雪もだいぶ融けてきています。
富山県編のはずなにの、新潟が長くなりました。さあ、富山県です。 -
北陸自動車道は、ずっと北陸新幹線と並走します。
「黒部宇奈月温泉駅」も、北陸道の真横にありました。
立山連峰を背景にうまく新幹線を撮ることができました。 -
滑川(なめりかわ)市の「古志の松原」のある浜黒崎です。
海を挟んで立山連峰を見ることが出来るので有名な氷見ではありませんが、それに近い風景を見られました。 -
JR富山駅北口です。ライトレールの駅が目の前にあります。
ちょうどグリーンのラインの入ったトラムが停車中でした。
トラムの色は全部で7色。赤・オレンジ・黄・黄緑・緑・青・紫で、虹の構成色です。
富山は南口側にも路面電車(トラム)があるので、北側はポートラムの愛称があります。
綺麗な色とすっきりとしたデザインの車体がとてもステキです。 -
こちらはポートラムの黄色のトラム。どの色もすごく格好いいです。
富山ライトレール(ポートラムの会社名)は、富山駅北口から富山湾に向かって北上し、12駅目の岩瀬浜までを走行します。
3駅目の「奥田中学校前」からはほぼ一直線です。
支線がないので、進行方向さえ間違わなければ簡単です。
ポートラムは、2006年4月29日に開業しました。
以来、同年グッドデザイン賞金賞受賞。日本鉄道賞受賞。翌年、ブルーリボン賞受賞。と輝かしい評価を受けています。 -
富山駅南口です。ちょっと反射で見づらいですが、2階のホームに北陸新幹線が入線しています。
駅前はまだ工事中で新幹線開業後も既存の路線の高架工事が行われ、南北の行き来がしやすいようになるようです。
現在は狭い地下通路を歩いて行くしか方法がありません。 -
南口には、富山地方鉄道のトラム「セントラム」があります。こちらの車両は多
彩です。この写真には3両のセントラムが写っています。
左がデ7000形、真ん中は紅白に「ドキンちゃん」のようなキャラクター、右がポートラムと同じデ9000形車輌の黒一色です。
他に白と銀があります。また、レトロ電車や、サントラムという3輌編成のお洒落な車輌も走っています。 -
富山駅の1階部分に新しく出来た電停に停車中の黒いセントラム。都会的で格好いいの一言です。
以前の電停は、駅から少しだけ離れた場所にありました。
新幹線のために駅舎を改修した際に、電停を駅舎内に設けました。
ホームは3つあり、突き当たり部分では自由に各ホームを行き来できますが、トラムの出入り口付近では危険なので、警備のおじさんが交通整理をしています。
トラムが近づくと遮断機はないものの、警報が鳴り、信号が赤になります。 -
駅の外側から電停を見ています。右は、平成5年に導入された「デ8000形」です。
富山地方鉄道、通称「ちてつ」は3系統あります。
1系統は南富山駅から富山駅。
2系統は南富山駅から富山駅に寄って、更に大学前まで行きます。
3系統は環状線で、おおまかに言って、富山駅から富山城をぐるっと回って戻って来ます。
右のトラムは「南富山駅」行きなので、1系統です。
黒いセントラムは「Loop Line」と書かれているので3系統の環状線です。 -
富山中心街は、綺麗なハンギングバスケットで飾られています。
それらに水をやるのは、こんなたいへんな作業なんです。 -
「シクロシティ富山」のレンタサイクルです。従来の同じ自転車をずっと使い続ける方式ではなく、基本料金を払って30分以内で利用します。
一旦ステーションに返した後、また30分以内ならどれだけ使っても無料です。
交通系ICカードを利用して、借り出し・返却が簡単に出来るので便利です。
30分を越えると追加料金が発生するので、借りる前によく行程を考える必要があります。同じシステムのレンタサイクルは金沢にもあります。
また、富山市の運営する従来型のレンタルサイクルもあります。 -
環状線のセントラムに乗って、富山城に来ました。
「ちてつ」は均一料金(200円)なので、4駅先の国際会議場前まで行きます。
富山城はお堀を挟んで、すぐ前です。
この富山城は、戦後造られた物で、本来の富山城の復元ではありません。
昭和29年、富山産業大博覧会が行われた際に、旧本丸鉄(くろがね)門の石垣の上に作られた鉄筋コンクリート造りの建物です。
そのため、建物は城の天守にしては薄っぺらく、こぢんまりとしています。富山城 名所・史跡
-
富山城址公園の見取り図です。地図の右側が北で、富山駅の方向です。
道路にあるオレンジの線がトラムの路線で、左側の「富山国際会議場」の前に電停があります。
ここが富山城に一番近い電停になります。
全体図を見ると分かるように、現在の富山城はお堀端、随分と外れにあります。
城址公園の敷地内には、富山城の他、千歳御門と庭園、そして「佐藤記念美術館」があります。
それ以外は広い芝生の広場が広がっています。富山城 名所・史跡
-
昭和29年に建てられた富山城は、「富山市郷土博物館」として活用されていま
す。
室町時代以降、全国有数の豊かな土地であり、戦略的にも重要な場所であったことから、諸氏が奪い合いました。
落ち着いたのは、1583年佐々成政が越中平定を果たして後です。
1605年、加賀藩(金沢)の前田利長が富山城に移り、城下町を整備しました。しかし、1609年に大火に見舞われ城は消失。
1615年一国一城令によって廃城となりました。
博物館内は、原則フラッシュ撮影のみ禁止です。
また、撮影自体が禁止のものも一部あり、それは他の展示物より厳重にされているので、マークを見なくてもわかります。富山市郷土博物館 美術館・博物館
-
富山の薬袋です。
1639年加賀藩から分離して富山藩の成立以降、十万石の城下町が形成されるようになりました。
「富山の薬売り」は江戸時代中期ころに発達しました。
これは「配置販売」という特殊な販売方法を用いたのが功を奏したものです。
薬売りはまず、販売先に薬を無料で置いて行きます。
半年後、使用した分の料金を徴収し、補充していくという方法で、これを藩が優遇し発達していきました。
「反魂丹(はんごんたん)」は、その看板商品です。
この「富山の薬売り」は、現在も行われています。
パッケージがレトロで珍しいのでお土産用にも売店などで売られていました。 -
このように照明と映像で、富山城の敷地や城下町の変化を上映していました。
-
天守からの眺めです。あまり高くないので、視界は周囲のビルで遮られてしまい
ます。
右手に「千歳御門」、正面左に「佐藤記念美術館」が見えます。
富山の城下町は、城から南側に形成されていました。
北側には神通川が流れており、その向こうに明治41年、富山駅が出来ました。
両者が川によって分断され、洪水の被害もあったことから昭和10年に神通川は埋め立てられ、県庁などの建物が建てられました。
駅前繁華街と市街地がようやく一体となって発展していくことが出来るようになったのも束の間、昭和20年8月2日の空襲により市街地はほぼ全焼しました。
その後の復興で城下町の名残は城の石垣のみとなってしまったそうです。 -
富山城北側には、松川の遊覧船乗り場があります。
この辺は桜並木が続いていて、一月前は綺麗だったことでしょう。松川辺り 公園・植物園
-
富山市水道局のマンホールの蓋です。
山と雪のモチーフの優れたデザインです。 -
駅に向かって歩いていくと、NHKがありました。
富山県の形の看板です。 -
富山と言って忘れてはならないのが「ケロリン」。
ケロッと痛みが治まるという意味で名付けられた内外薬品の鎮痛薬です。
ケロリンの実物は知らなくても、ケロリンと書かれた黄色い桶を使ったことのある人は多い筈。
これは、昭和38年に睦和商事の営業マンから風呂桶に広告を出さないかと持ちかけられたのが始まりだそうです。
ちょうど、銭湯の桶が木製のものから合成樹脂のものに切り替えられ始めた頃で、絶好の機会だったようです。
当時は自宅にお風呂がなく、銭湯に通っていた人の多い時代でした。
最初にケロリン桶を置いたのは、東京駅八重洲口にあった東京温泉だったそうです。
これが好評で一気に全国へ広がりました。
映画「テルマエ・ロマエ」で、主人公ルシウスが銭湯に現れたときも、ケロリンの桶がありました。
それにしても、ぴったりな看板。結構、欲しいかも・・・CiC ショッピングモール
-
さて、ケロリンの桶には、関東版と関西版があります。
見ての通り、関西版は小さいのです。
A型(関東):重さ360g 直径225mm 高さ115mm
B型(関西):重さ260g 直径210mm 高さ100mm
なんと100gも違うんですね。
ケロリンの桶は、木桶のタガの部分と同じ段差が周囲にあり、持ちやすく設計されています。
また、印刷も表面に乗せるのではなく、「キクプリント」という特
殊な技術でインクを埋め込んであります。
なので長年使っていても印字が剥げないのです。
桶自体の強度も抜きん出ていて、「永久桶」とも呼ばれています。 -
2014年8月に「ケロリン」とアニメ「ケロロ軍曹」のコラボ商品として桶が発売されました。
ケロリン桶発売五十周年とケロロ軍曹誕生15周年を記念した企画だそうです。
他にも、スポーツタオルや風呂用バッグなどがあるようです。
この店は、JR富山駅の前にある「CIC」ビルの5階にあります。
桶を見ていると、子供を連れたお母さんが「あった!」と叫んで、コラボ桶を掴んで行きました。
その勢いからして、よほど欲しかったんだなと推察します。
純粋なケロリングッズでは、バスタオル・ホディタオル・スリッパ・ストラップなども売っています。 -
富山駅構内の富山地方鉄道(セントラム等)ホームを通り過ぎたところに「とやまの水」と書かれた看板があります。
トイレの入り口脇で、場所はちょっと悪いのですが、気になる存在です。
「富山市のおいしい水道水」という表題とともに次の文章がありました。
「源流は、真夏でも冷たい北アルプスの雪解け水です。
立山山麓の自然林が緑のダムとなり、清浄かつ豊潤な水が蓄えられています。
急峻な地形を流れ下る水は適量なミネラル分を含んでいます。
おいしい水道水をぜひおためしください。」
水道水をこれだけ自慢できるとは、羨ましい限りです。
実際、癖のないさらっとした気持ちのいい水でした。富山駅 駅
-
入場券を買って北陸新幹線のホームに行きました。
富山は「かがやき」も停車します。
この先は長野・大宮・東京しか停まりません。
(一部停車駅の異なるものもあります)
東海道新幹線は最大16両編成ですが、北陸新幹線は最大12輌です。
「かがやき」は全車指定席、その他は1〜4号車が自由席です。 -
東京行き「かがやき」が入線して来ました。
アナウンスが入ると一斉に人々が線路脇のガードに駆け寄ります。
老いも若きも、手に手に携帯やタブレットなどをかざしています。
カメラを構えている人が少ないのは、鉄ちゃんではない人が多いからでしょうか。 -
あっという間に、ガードが鈴なりになってびっくり。
途中駅の富山でこうなんだから、金沢はたいへんだろうな・・・ -
ホーム中ほどには、富山名物の「ますのすし」の売店があります。
新幹線が12両と短いので、階段やエレベータは中央に集約しています。
グランクラスやグリーン車は、先頭にあるのでちょっと不便ですね。 -
店内はホームという制約のため、狭いので数人入っていると、いっぱいになってしまいます。
外から眺めるだけにしました。
改札の外の土産物コーナーでたくさん売っています。 -
イチオシ
ちょうど2編成が並んで停まりました。そろい踏みです。
この顔、格好いいですねえ。う〜ん、惚れちゃいそう。すっごいハンサム。
今までの新幹線の中で一番、格好いいと思います。 -
一般席の座席です。ヘッドレストの高さも調節できるんですね。
窓の外から覗き込んでいるので、見づらくてごめんなさい。
この車両は、富山始発、金沢行きの「つるぎ」で、まだ出発まで40分あるため、ドアを閉めたままずっと停車しています。
おかげで近寄って見る事が出来ます。
普通、新幹線が停車するまでガードが閉まっているのですが、停車した後は転落防止の必要がなくなるので、開いたままのようでした。
普通、始発駅でも新幹線がホームに停まりっぱなしということは、まず無いので、こんなにゆったり間近で見る事が出来るのは、ありがたいです。
まさに富山は穴場でした。 -
こちらは、11号車グリーン車です。椅子の雰囲気が変わりました。
普通車は2−3配列でしたが、こちらは2−2配列になっています。
頭の横にある丸いものは読書灯です。 -
そして12号車グランクラスです。グリーン車を越える最上級クラスです。
左上の金色の輪模様がグランクラスのマークで、東北新幹線に初めてグランクラスが現れてからずっと使用されています。
車体に大きく描かれているマークは、北陸新幹線W7系のシンボルマークです。
JRのHPでは、「車両形式(W7系)の「7」の文字を、シルバーの矢じりのような形状で表現し、「輝く未来に向かって突き進む」ことを表現しています。」
とあります。 -
グランクラスの内部です。1−2配列です。シートは3つの部位に分かれ、別々に動かすことが出来ます。
最大45度まで倒すことの出来るシート。
軽食サービス(1回のみ)とフリードリンク(含アルコール)のサービスもあります。
まるで飛行機に乗ったみたいですね。
グランクラスのある12号車だけは、フルアクティブサスペンション(動揺防止制御装置)があり、振動の少ない快適さが保障されています。 -
普通なら人だかりのすごい状態なのでしょうが、撮る人は乗客ばかりです。
自分の乗る車両を撮った後は、それに乗って行ってしまうので、準備中のこの車両を撮影に来る人は全然いませんでした。
W7系を独り占めした気分です。 -
新たな旅へ行ってらっしゃい!
-
富山駅を出発して、現在の神通川に架かる橋を渡り、高岡へ向かいます。
こんな鮮やかな色の橋はそうないでしょう。綺麗で気持ちいいですね。 -
高岡古城公園。わざわざ「古城」なのがいいですね。
現在は城はまったくなく、「城址」なのですが。
敷地の形は良く残っているので、たくさんの施設が建てられています。
今回は、三の丸にSLを見に来たので、それは別便にします。高岡古城公園 公園・植物園
-
「高岡大仏」です。高岡駅から始まる商店街のすぐ脇にあります。
予想以上に観光客がいてびっくり。外人さんも多かったです。高岡大仏 寺・神社・教会
-
お目当てはこれ。ドラえもんトラムです。高岡市と射水市を結ぶ路面電車です。
JR高岡駅前から富山湾に向かって走る万葉線に2015年8月までの期間限定で、ドラえもんトラムは走っています。
ドラえもんの色である青い車体に、首のリボンの赤いラインを引き、窓には登場人物が描かれています。
運行時間は日替わりなので、HPで確認しなければなりませんが、GWだけは早めに決定公開されたので助かりました。末広町停留場 駅
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窓に描かれたドラえもんには車体にも鈴がついています。
-
スネオやドラミもいます。
出入り口はもちろん「どこでもドア」です。 -
2輌編成の連結器部分には、「ドラえもんの高さ 129.3センチ」と書かれています。
子供が背比べをするのかな? -
天井には「竹コプター」で飛んでいるのび太たちの絵が。
この日は、高岡駅から末広町までの商店街でおまつりがあり、万葉線はこの区間は運休していました。
なので、末広町で待っていて、始発に乗り込みました。 -
トラムが町の中を走っていると、たくさんのショーウィンドウに青いトラムが写っていることに気が付きました。なかなかおもしろい眺めです。
低床型トラムは、予想以上に振動が無く、滑るように走って行きます。 -
車内からは、のび太の顔を透して外を見ます。
-
ドラえもんトラムから降りて、富山湾沿いに能登半島方面へ走り、氷見市の「雨晴(あまはらし)海岸」へ。
ここは海越しに3000m級の立山連峰を臨める珍しい場所として有名です。
私もいつか見てみたいと、ずっと考えていました。
しかし、そこに行ったからといって必ず絶景が見られるとは限りません。
逡巡しているうちに、チャンスはひょっこりやって来ました。
GWで、富山・高岡では宿が取れず、氷見まで来ることになったのです。雨晴駅 駅
-
この日は、雲が低く、空に蓋をしているような天候で、まったく山が見えなくても不思議ではなかったのですが、見えました。
ポスターのように、青い空にくっきりと雪山が連なった風景ではありませんでしたが、残雪の立山連峰が端から端まで続いています。 -
雪はだいぶ融けてしまって理想より山の地肌が多くなっていますが、この天気で見られたことに感謝すべきでしょう。
-
とても雄大な気分になれる場所でした。
いつかまた、晴れた青空の下で、見たいと思います。
もう少し雪があった方がいいので、4月かな? -
氷見のそばには、今年七尾まで開通した能越自動車道が走っています。
これは小矢部砺波JCTで、北陸自動車道に乗り入れることが出来ます。
これを使えばスムーズと思って、高岡北ICから乗りました。
能越自動車道は無料と思っていたら、高岡ICから七尾ICだけが無料区間で、不思議なことに高岡からは有料でした。
しかも、高岡〜福岡間は200円、福岡IC〜小矢部砺波JCT間は210円、それぞれ料金所で徴収されます。
わずかな区間で2回も徴収。しかも、ETCは使えないので現金払いです。
事前に調べた時は「無料」「七尾まで全線開通」の文字ばかりで、北陸自動車道までは410円かかることがわかりませんでした。
一番利用率の高いところだけは有料なんですね。勉強になりました。 -
最後に悔しい思いをした富山ですが、次に金沢へ向かいます。
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