初春のレッサーパンダ紀行【1】 南紀白浜アドベンチャーワールド タレント揃い!! シンシン君&ライラちゃん、シンシン君&后ちゃんのWペアリング、可愛すぎる娘ちゃん&息子君、そして、エレガントなポリンちゃん
2015/03/08 - 2015/03/08
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jilllucaさん
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シンシン君とライラちゃん、シンシン君と后ちゃんのペアリングの様子を知りたくて、南紀白浜アドベンチャーワールドに行ってきました。
今日のアドベンは、
メイン放飼場が、
〜11時40分 シンシン君&ライラちゃん
11時40分〜13時40分 娘ちゃん
13時40分〜14時15分 ポリンちゃん
14時15分〜 シンシン君&后ちゃん
ハロールームはもちろん息子君が終日担当で、
12時〜12時15分 レクチャータイム
13時〜13時25分 アニマルカーニバル
に参加。
ウエルカムルームは改装中でクローズでした。
シンシン君とライラちゃんのペアリングについては、昨日、今朝と交尾が見られたそうで、キーパーさんも一安心といったところでしょうか?
シンシン君と后ちゃんのペアリングは、后ちゃんに発情が来ておらず、暫くは后ちゃんの発情待ちのようです、また、后ちゃんが少しシンシン君を怖がっている素振りがありますが、キーパーさんによると喧嘩はしないとの事。
ウエルカムルームの改装については、春休み前までに改装を終えたいそうで、改装後には息子君のウエルカムルームデビューが予定されているとの事、工事の目張りの隙間から僅かに中が覗けたのですが、ルーム内に展示場が対角に2つ作られている様にも見えました、もしそうなら、その2つを空中渡り廊下でつないで茶臼山や円山の屋内運動場の様になれば嬉しいですね。
バックヤードのコトおばあちゃんも元気との事でした。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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いつもは始発駅の新大阪駅から特急「くろしお1号」に乗るのですが、今朝は出遅れてしまい、梅田から地下鉄で天王寺駅へ先回り、天王寺駅からなんとか「くろしお1号」に乗ることが出来ました。
「くろしお1号」はアドベンが既にオープンしている10時10分頃に白浜駅に到着。
そうそう、3月14日のダイヤ改正で「くろしお」から車内販売が撤退するとか・・・普段そんなに利用するわけではないのですが、無くなるとそれは不便に感じてしまいます。
白浜駅からはタクシーでアドベンへ、春休み前の普通の日曜なのにアドベンへの道路は珍しく入園渋滞が出来ていました。
先週金曜日にNHKで関西だけで放送された「アドベンのチームパンダ」のドキュメントの影響かもしれませんね。
渋滞の影響でアドベン着は10時25分頃になってしまいました。
アドベンの入園料は大人4,100円、僕は年間パスを提示して入園です。 -
エントランス入ってすぐにウエルカムルームがありレッサーパンダが展示されているのですが、現在は改修のためにクローズされていました。
もともと若いレッサーパンダ向けの展示施設ではありませんでしたし、まだ0歳児のライラちゃんの娘ちゃんが軽々と脱出を成し遂げたこともあり改修に至ったものと思われます。 -
後にキーパーさんにお伺いしたところ、春休み前を目途に再オープンしたい意向だそうで、再オープン以降はライラちゃんの息子君の展示を考えておられるようでしたが、もし、屋内展示室として十分な施設に生まれ変わるのなら、息子君、娘ちゃん、后ちゃんを中心に期間毎に展示個体を入れ替えてもらえれば嬉しいですね。
改修工事中のウエルカムルームは目張りがされていましたが、僅かな隙間から中を覗きこむと・・・新しい展示室は2マスあるようにも見えました、もしそうなら、2マスをつなぐ空中廊下なんかあってパンダが縦にも動ける施設だといいと思いました。 -
ウエルカムルームから大スロープを降りてレッサーパンダ舎へ。
放飼場の中に置かれていた台が以前ウエルカムルームに置かれていたアスレチックに代わっていました。
ウエルカムルームには新しいアスレチックができるのでしょうね、楽しみです。 -
朝一番の展示はシンシン君とライラちゃんのご夫婦でした。
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東屋でのんびりしているのがシンシン君。
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そして、木の上で干されたヌイグルミ状態になっているのがライラちゃん。
昨年は2月1日に最初の、2月10日に2度目の交尾が確認され、6月6日に2匹にとって初めての赤ちゃんが生まれたのですが、今年はなかなかライラちゃんに発情が来ないように思われ、ファンの方が発信される情報にもまだ2匹の交尾についての情報は見受けられていませんでした。
「ひょっとしたら今年はないの?」とも思わせる、朝10時30分の2匹でした。 -
シンシン君&ライラちゃんに動きがないので、12月2日生まれのジャイアントパンダの双子ちゃんに会いにブリーディングセンターに行くことにし、その前にパンダラブにも寄ってみました。
今日のお外担当は海浜君でした。 -
パンダラブの後にブリーディングセンターに行ったもののかなりの待ち時間で双子パンダの観覧は午後に回し、センタードーム海獣館へ。
まだ展示はされていないのは知っていましたが、3月2日に天王寺動物園からアドベンに移動してきたホッキョクグマのゴーゴ君の様子が少しでも知れたらと思います。
昨年、ご主人のアークティック君が天国に旅立ち一人身になっていたオホトさん。
確かもう23歳でそろそろ繁殖から外して気楽な生活・・・それも、できればできれば屋外でも・・・をさせてあげたいところですが、もう1チャンスだけゴーゴ君との繁殖に挑むそうです。 -
左がオホトさんの展示場、そして、右がゴーゴ君の展示場になります。
ゴーゴ君は検疫中でもちろん展示はないのですが、右側の展示場のバックヤードからはゴーゴ君が扉を叩く音がガンガン響いてました・・・元気そうではあるようです。
ちなみに、後にゴーゴ君が3月16日から展示される事がアドベンから発表されました。
また、通常はジャイアントパンダ以外の動物の名前を公には使用しないアドベンにしては珍しくHPに”ゴーゴ”と言う個体名を載せています。
これにはどうやら隣県である大阪の天王寺動物園で名を馳せ、新聞でも大々的に移動が報じられたゴーゴ君を名前なしで飼育、展示するのは無意味との判断があったそうで、これを機に他の主要動物も個体名を公にする方向に進めばいいなと思っています。
個人的には、早くライラちゃんの息子君、娘ちゃんを本名で呼んであげたい・・・。 -
海獣館の2階では一昨年生まれのライト君がプールで遊びまくっていました。
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人工哺育で育ったこともありますし、以前は少しひ弱で大人しい子とのイメージがありましたが、すごくアクティブになりましたね。
早逝したお姉ちゃんのミライちゃんの分もライト君には是非長生きして欲しいと思うのです。 -
海獣館の次はハロールームへ。
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ハロールームにいるのは、もちろん昨年6月6日生まれのライラちゃんとシンシン君の息子君です。
姉?の娘ちゃんとの体重差の増大により生後21日目から人工哺育で育てられた息子君・・・きっと、逞しく丸々とした男の子に育つようにと願いの込められた名前が付いているはずなのですが・・・。 -
引き続きライラお母さんに育てられ、1月に親離れした娘ちゃんは今や甘さの抜けた大人パンダの表情になりつつありますが、人ママ(キーパーさん)との親離れのない息子君は変わらずのほほんとした表情をキープしていますね。
良し悪しはよく分かりませんが、この子にはこの表情がとても似合うのです。 -
人工哺育で育ち人との距離感を恐れない息子君は今やアドベンのアイドルになりつつあります。
レクチャータイムやアニマルカーニバルの参加、来週には三重県の島ヶ原カントリークラブで開催されるアドベン主催のイベントにも出張するそうです。 -
お母さんのライラちゃんの生まれ故郷である札幌のファンの皆さんからは”スーパー0歳児”の異名を頂いている息子君。
確かに0歳で仕事をここまで見事にこなすこの子は本当に凄いです・・・凄すぎです。 -
心配なのはハードワーク・・・その辺りアドベンさんはしっかりしていると信頼していますが、あくまでも息子君の健康を第一でお願いしたいと思います。
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そして、是非この子が大人になった時に繁殖のチャンスを与えて欲しいのです。
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実際には、息子君と娘ちゃんのどちらがアドベンの所属になるのか(お母さんのライラちゃんがアドベン所属、お父さんのシンシン君は鯖江市西山動物園に所属しているので、将来的には双子の所属もアドベンと西山に分かれることになります)は決まっていないそうなのですが、おそらくは人工哺育で育ったこの子がアドベンに残る可能性が大きいと思います、この子がお父さんになった時こそ、稀代の名パンダの誕生となるように思います。
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ハロールームを離れレッサーパンダ舎に戻ってみると、先ほどののんびりムードから一転、シンシン君がライラちゃんを追尾していました。
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ライラちゃんの尻尾にマーキングするシンシン君。
近くでキーパーさんがメモ片手に2匹を観察しておられたのでお話しを伺うと、ライラちゃんがいよいよ発情に入り、昨日、そして、今朝と交尾が確認できたそうです。 -
レッサーパンダは1回目の交尾から1週間から10日ほど空けて2度目の交尾をすると妊娠の確率が上がると聞いていますので、来週もう1度交尾が確認できれば今年も出産の可能性が格段に上がりますね。
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先月から発情期に入りライラちゃんを追うも、発情に入っていなかったライラちゃんに威嚇を受け悶々と暮らしていたシンシン君、よく頑張ってくれました!!
今年もパパになれたら素晴らしいね!! -
交尾を終えたライラちゃんがシンシン君を拒絶する鳴き声を上げたので11時40分に今日のペアリングは終了、2匹は収容です。
昨年より1ヶ月以上遅い繁殖行動でしたので、交尾が確認できてキーパーさんもホッと一安心ってところだと思います。 -
続いて、昨年6月6日生まれのライラちゃんとシンシン君の娘ちゃん登場です。
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リンゴをもらってご満悦な娘ちゃんなのです。
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1月にライラお母さんとの親離れを経験し急に大人びた娘ちゃんですが、まだまだ生後10ヶ月の女の子・・・仕草や表情の全てがキュートです。
顔の面積に占める白い毛の部分の割合はお父さんのシンシン君似ですが、目鼻立ちはライラちゃん似ですね。
それにしても可愛らしいです。 -
11時40分にレッサーパンダ舎でシンシン君&ライラちゃんペアから娘ちゃんに展示個体の入れ替えを行ったキーパーさんですが12時からはハロールームで息子君のレクチャータイム・・・大忙しですね。
息子君の人工哺育中はジャイアントパンダ担当のキーパーさんも息子君の育児に参加していましたが、現在では主に3名のキーパーさんがレッサーパンダを担当されているように見受けられます・・・もちろん3名のキーパーさんはレッサーパンダだけを担当している訳ではなくシマウマやペリカン、猛禽のトレーニング等も担当されておられるようです。 -
大好きな人ママに甘えまくりの息子君です。
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先ほどは息子君と娘ちゃんの将来の所属先は決まっていないと書き、実際にそうなのですが・・・この姿を見ていると息子君はやはりアドベンと言う日本でも稀有な施設にこそ似合う様に思えてなりません。
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息子君には将来の繁殖も含めて、茶臼山動物園のハッピーパンダ・ロン君を更にスケールアップした活躍が出来る素質を感じます。
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現在は可愛らしさ先行ではありますが、将来は更にレッサーパンダの素晴らしさを発信できる存在になって欲しいと思います。
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そのためにはまずはもちろん健康第一、そして、何度も書きますが是非お父さんになって欲しいのです。
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レクチャータイム終了で、まだ遊び足りない息子君。
45分後のアニマルカーニバルまで暫し人ママとはお別れです。 -
僕もその間を利用して午前中に混雑で会えなかった桜桃姉妹に会いに行くことに。
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12月2日生まれの双子の桜浜ちゃんと桃浜ちゃんです。
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ぐっすりお眠む・・・でも、大きくなったね!!
本日の計測では4500gオーバー・・・すでに生後10ヶ月のレッサーパンダの息子君と並ぶ体重です。 -
もう少しするとハイハイしだす時期だそうです。
ジャイアントパンダもレッサーパンダ同様に暑さには弱い動物ですので、初夏を超えると常時の屋外展示はなくなりますが、この子たちはいつ頃屋外に出て来れるようになるのでしょうね?
秋まで待たないといけないかもしれませんね。 -
13時前にハロールームに戻ると既に息子君の姿はなく、アニマルカーニバルのためのスタンバイに入っていました。
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アニマルカーニバルは土日祝の13時から25分間のダンスと動物たちの楽しいパレードです。
以前はエントランスドームをスタートで途中にゾウも参加していましたが、現在はハロールーム近くのふれあいの里を起終点で行われています。
ちなみに雨の日は代わりのイベントがセンタードームで行われるようですが、その場合は息子君の参加はないそうです。 -
以前はカーニバルの途中と最後に息子君と並んで記念写真が撮れましたが、息子君の人気が高く、また、春になり来園者が増えたこともあり並んでの記念撮影は中止となっています。
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キーパーさんのお話では、息子君のウエルカムルームへの移動後もカーニバルへの参加は当分の間継続の予定だそうですが、気温が高くなる春以降は息子君の体調に十分注意して頂きたいと思います。
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アニマルカーニバルの後は娘ちゃんに会いにレッサーパンダ舎へ。
お顔はライラっちで色柄毛並みがシンシン君・・・(笑)
可愛いなぁ。 -
13時40分、レッサーパンダ舎は娘ちゃんからひいお婆ちゃんのポリンちゃんに交代です。
リンゴをおねだりのポリンちゃん。 -
チャームポイントの尻尾が素敵です。
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ポリンちゃんが埼玉県こども動物自然公園時代に生んだココちゃん(現、札幌市円山動物園)の最初の子供がライラちゃんとリリィーちゃん(現、チリ・サンチェゴ国立動物園)で、そのライラちゃんの最初の子供が息子君と娘ちゃんとなります。
ポリンちゃんには他にも海外に渡った子供がいて、その子達が渡った先で子孫を残しており、ワールドワイドに家系を残しています。 -
いつ見ても美しく気品があってエレガントなポリンちゃん・・・歩く姿も律動的で素敵なのです。
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そんなポリンちゃんですが、今日はなんと僅か35分で収容でした。
僅か35分なら、作業の手間を考えて”出さずにやり過ごす”選択肢もとり得ると思うのですが、そこを”短い時間でも敢えて出してくれる”のが現在のアドベンなのです。
ファンにとっても嬉しいですし、動物にとってもいいことだと思います。 -
ワンポイントリリーフのポリンちゃんに代わり出てきたのは后ちゃんです。
ここ1年ほどはウエルカムルームの担当だった后ちゃんですが、繁殖への挑戦とウエルカムルームの改修とで現在は屋外放飼場に出てきています。
ウエルカムルームの改修の出来次第では担当出来るパンダの頭数が増えると思いますので、そうなれば交代で后ちゃんが屋外に出てくる日も増えると思います。 -
后ちゃんが放飼場に出て暫く時間をおいてシンシン君投入です。
僕は初めて見る后ちゃんとシンシン君との同居シーンです。
あの小さかった后ちゃんが・・・、嬉しいです。 -
が、どうやら后ちゃんはシンシン君を少し怖がっている様子・・・右後ろ足が后ちゃんの心境を物語っていますね(苦笑)
后ちゃんの大ファンの僕にとってはちょっと予想外の展開・・・ですが、こればっかりが仕方ないですね。
陽気でやんちゃだった后ちゃんが大人になり、警戒も覚えたといい風に解釈することにしましょう。 -
でも、リンゴの誘惑には負けて再び東屋に全身を載せる后ちゃん、シンシン君もリンゴ欲しそうですね。
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近い近いっ!!
后ちゃんはシンシン君を多少怖がっていますが、リンゴがあるとは言えこの距離感を許容して喧嘩や威嚇に発展しないのですから、問題はないのかもしれませんね。
キーパーさんも「喧嘩には発展しないのでその点は安心です」とおっしゃっていましたし・・・。 -
后ちゃんに発情が来た時の2匹の様子が楽しみですが、現在のところ后ちゃんに発情の兆しは見られないとのこと。
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お父さんの家系が非常に貴重な血統の后ちゃん、みんなが后ちゃんのお母さん姿を期待しているんだよ。
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でも、今は色気より食い気!!
シンシン君が食べているボールの中のご飯が気になって仕方ない后ちゃんなのです。 -
シンシン君は后ちゃんの事を異性として気にしている様には見えますね。
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シンシン君がこの姿勢を保ってくれるのならば、あとは本当に后ちゃんの発情を待つだけなのかもしれませんね・・・、それが今年なのか来年なのかは神のみぞ知るですが・・・。
でも、もし今年シンシン君とのペアリングが上手くいかなかったら、息子君の社会勉強も兼ねて后ちゃんと息子君で同居させるのもいいと思うんですよね・・・来年の恋のシーズンへの布石も兼ねて。
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