今は亡き　　ＪＲ西日本＆東日本＆北海道「トワイライトエクスプレス」　　～北海道＆新潟～

2014/09/28 - 2014/09/29

今は亡きシリーズ、

今回は、ＪＲ「トワイライトエクスプレス」をご紹介します。

2015年3月12日に廃止となる寝台列車に、お別れ乗車をしてきました。


★「今は亡き」シリーズ

元祖トロッコ列車「清涼しまんと号」(高知)　　
http://4travel.jp/travelogue/10578328
変な駅名「福井鉄道 福井新＆武生新」(福井)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10416028/
寝台列車「北陸」（石川)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10425377/
日本一長い駅名「ルイス・C.ティファニー庭園美術館駅」（島根)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10520280/
大分ホーバークラフト（大分)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10521685/
チンチンバス(京都)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10528694/
島原鉄道「観光トロッコ列車」（長崎)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10534130
ＪＲ九州「あそ1962」（熊本)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10521975/
ＪＲ九州「ゆふＤＸ」（大分)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10557938/
グリュック王国（北海道)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10568982
カナディアンワールド（北海道)
http://4travel.jp/travelogue/10569427
ファンタジードーム(北海道)
http://4travel.jp/travelogue/10569782
ルネスかなざわ（石川)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10578273/
アリバシティ神戸（兵庫)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10595994/
長良川鉄道トロッコ列車（岐阜)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10620569/
ウエスタン村(栃木)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10578347/
倉敷チボリ公園(岡山)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10627690
「グランドひかり」の食堂車
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10637317/
リーガアクアガーデン＆レオマワールド（愛媛＆香川)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10658665/
利尻・お座敷車＆サロベツトロッコ号（北海道)
http://4travel.jp/travelogue/10583272
TORO-Q列車（大分)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10644889/
きのくにシーサイド（和歌山）
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10667160/
天竜浜名湖鉄道「トロッコそよかぜ」(静岡）
http://4travel.jp/travelogue/10671012
原生花園スタンディングトレイン（北海道)
http://4travel.jp/travelogue/10534497
シーボルト号＆九州グリーン豪遊券（長崎)
http://4travel.jp/travelogue/10587841
瀬戸内おさんぽ号＆下関ふくフク号（広島＆山口)
http://4travel.jp/travelogue/10560785
赤川仮橋(大阪）
http://4travel.jp/travelogue/10465150
新緑山寺御開帳号（宮城＆山形）
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10783633/
ＪＲ北海道「ＤＭＶ（デュアル・モード・ビークル）」(北海道)
http://4travel.jp/travelogue/10462428　　　
JR東日本「レトロ奥久慈号」(茨城)
http://4travel.jp/travelogue/10521494
JR東日本「いわて・平泉文化遺産号」(岩手)　
http://4travel.jp/travelogue/10590418
珈琲園ぶらじる(東京)
http://4travel.jp/travelogue/10683513
JR西日本「トワイライトエクスプレス」(北海道＆新潟)
http://4travel.jp/travelogue/10982824
JR東日本&北海道「北斗星」
http://4travel.jp/travelogue/10431439
JR東海「そよ風トレイン１１７」(愛知＆静岡)
http://4travel.jp/travelogue/10492138
あくねツーリングSTAYtion(鹿児島)
http://4travel.jp/travelogue/10827924
PPAP CAFE　(東京)
http://4travel.jp/travelogue/11200572

エリア 苫小牧(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

北海道の郷土料理「ザンギ」を食した後、
http://4travel.jp/travelogue/10982097
札幌駅に戻ってきました。

2015年3月限りで廃止となる「トワイライトエクスプレス」に乗車します。

ホームの案内板も、あと少しでお役御免となります。

小樽方面より「トワイライトエクスプレス」が入線してきました。

「トワイライトエクスプレス」は、1989年に大阪〜札幌で運行開始された臨時寝台特急列車です。

列車名は、夕方や明け方の薄明を意味するトワイライトが由来となっています。

2014年5月、ＪＲ西日本は2015年春で運行を終了することを発表しました。

車両老朽化や、2016年春の北海道新幹線開業時に青函トンネルの電圧が変更されることなどが、廃止理由として掲げられています。

廃止が発表されて以降寝台券の入手が大変難しくなっていて、私もみどりの窓口で20回程の挑戦の末、ようやく購入できました。

今回の旅は、仕事とからめて「大人の休日倶楽部パス(東日本＆北海道)」を利用しているので、東日本管内の直江津までの乗車です。

ホームは、多くの乗客で溢れています。

とりあえず、8号車(Bコンパート)に荷物を置いて、列車の見学にむかいます。

列車は10両編成で、1・2号車はA寝台個室、3号車はレストランカー、4号車は展望サロンカー、5〜9号車はB寝台で5〜7号車は個室、8・9号車はBコンパートと呼ばれる簡易個室、最後部は電源車となっています。

個室車両の通路です。今回個室を希望していたのですが、寝台券は入手できませんでした。

こちらは「ツイン」と呼ばれる2人用B寝台個室です。まだ乗客が乗車していない個室を撮影だけさせていただくことにします。

こちらは「シングルツイン」と呼ばれる1人用B寝台個室ですが、2人で使用することもできます。以前この車両に乗車したことがあり、なかなか快適でした。

7号車に設置されてあるミニサロンです。

4号車の展望サロンカー「サロンデュノール」(フランス語で“北のサロン”の意)です。

車端部には、シャワー室が2室あります。

列車前方にあるA寝台個室です。中には入れず、外からの撮影となりました。

オープン前のレストランカーです。

札幌〜五稜郭間は、ディーゼル機関車が牽引します。

機関車もどこか誇らしげです。

今まで3度乗車したことがある列車ですが、おそらく私にとっては最後の乗車になります。

出発後、レストランカーでシャワー利用券が発売されるとの放送があり、3号車の列に並びます。

定刻14:05、列車は札幌を出発しました。

シャワーカードも無事購入できました。30分利用で320円です。

8号車Bコンパートの自分の寝台に戻ってきました。

Bコンパートは4人グループの場合は簡易個室となりますが、それ以外の場合は通常の開放型寝台と同様の扱いです。

レストランカーのメニューも置いてありました。

通路の折りたたみ座席に座って、車窓を眺めている乗客もいます。

苫小牧に到着しました。北海道内では、いくつかの駅に停車します。

登別駅です。途中駅からの乗車はあまりありません。

東室蘭駅です。

列車は、噴火湾に沿って走ります。

右手には、有珠山が見えます。

北海道には今朝到着してすぐ本州に引き返す訳ですが、いろいろ予定が詰まっているのでいたしかたありません。

有珠山と昭和新山が並んで見えます。そういえば、2000年3月に発生した有珠山噴火時には、小樽経由で運転されたこともありました。

洞爺では、列車行き違いのため10分停車します。

こういった時間も、気分転換や撮影には貴重です。

貨物列車がやってきました。

洞爺を出ると、新津まで客扱いの停車はありません。

このテールマークも見納めです。

夜の展望サロンカーです。

五稜郭駅です。客扱いはしませんが、ここでディーゼル機関車を電気機関車に付け替える作業をおこないます。

翌朝6:27、直江津に到着しました。

ここで下車するのは大変名残りおしいですが、列車とはさよならです。

ひとつの時代が終わったんだなあと、柄にもなく感傷的になってしまいました。

さてこの後は、富山の郷土料理「鱒寿司」を食することにします。
http://4travel.jp/travelogue/10983305