冬のレッサーパンダ紀行【８】 南紀白浜アドベンチャーワールド　大きくなったね！！息子君＆娘ちゃん！！ それぞれの未来に向けて急成長中です！！　

2015/01/31 - 2015/01/31

今年初めてのアドベンチャーワールドへの訪問となりました。

この日のアドベンレッサーズは、
ウエルカムルームに后ちゃん、
ハロールームにライラちゃんの息子君、
屋外放飼場がシンシン君＆ライラちゃん→ポリンちゃん→ライラちゃんの娘ちゃんのリレー、
でした。

年が明け、大人組が恋のシーズンに突入となり、昨年生まれの娘ちゃんがいよいよ親離れを迎えました。
親離れ当初はピーピー鳴いていたと言う娘ちゃんですが、さすがに飼育されているとは言え野生動物だけあってもう既に一匹のレッサーパンダとして自信すら感じさせるほどの急成長ぶりで一気に大人びた気がします。
そして、人工哺育で育った息子君も親離れ（人ママ離れ？）はもちろんないものの、レクチャータイムでのお客さんとの記念撮影やアニマルパレードへの参加など０歳児とは思えない活躍ぶり・・・双子兄妹がそれぞれに新しいステージで着実に大人への階段を登っているのを感じました。

さて、気になるペアリングですが。
現在のシンシン君とライラちゃんのペアリングの後に、シンシン君と后ちゃんのペアリングを予定しているそうです。
その準備として娘ちゃんのウエルカムルームでの展示を試みたそうですが、娘ちゃんが持ち前の運動神経でウエルカムルームからの脱出を諮り断念・・・キーパーさんは次の手を模索しているとの事でした。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 南紀白浜(和歌山)

東京での出張を終え、そのまま池袋駅西口から夜行バスに乗り込みました。
東京から南紀白浜への夜行バスは明光バスと西武観光バスの共同運行で、この日の担当は西武観光バスでした。
池袋を２０時４０分に出発して、白浜バスセンターには定刻より早く７時３０分頃に到着しました。

アドベンに行く前に白浜バスセンター近くの白良湯でリフレッシュです。
白良湯はナトリウム塩化物泉の源泉を引き込んだ白浜温泉の外湯で７時からの営業、入泉料は大人４２０円、タオルの販売もありました。

冬期のアドベンチャーワールドの開園時間は１０時です。
白良湯でゆっくりして、白浜バスセンター近くの明光タクシーの営業所からタクシーに乗ろうと考えたのですが、朝の散歩が気持ちいいのと少しでもタクシー代を抑えたい気持ちから一町くらいあるいて第一交通の営業所からタクシーでアドベンに向かいました、タクシー代は１、５００円ちょっとと白浜駅からと比べると若干遠いことが分かりました。

南紀白浜アドベンチャーワールドの入園料は大人４、１００円、僕は１４、４００円の年間パスを提示して入園です。

エントランスを入るとすぐ右にあるのがウエルカムルームです。

今日の担当は誰かな？？

后ちゃんでした！！

后ちゃんは２０１１年６月１４日群馬サファリパーク生まれ、お母さんは彩ちゃん、お父さんは太陽君。
現在のところ、この２匹の両親の唯一の子供で、血統的にも貴重な存在の后ちゃんです。

実は、今年は后ちゃんとシンシン君のペアリングが予定されており、このウエルカムルームを任せられる後任パンダを模索中なのですが・・・なかなか上手く行っておらず、まだ定期的に后ちゃんを放飼場に戻すことが出来ていないようです。
そこら辺の事情はまた後ほど書かせて頂きますね。

ウエルカムルームを後にして大スロープを降りてレッサーパンダ舎へ。

アドベンのレッサーパンダ舎は屋外放飼場が１面あるのみ、ただ、現在はウエルカムルームとハロールームでも展示していますので３カ所でレッサーパンダを見ることが出来ます。

いよいよ今年もレッサーパンダは恋の季節に突入！！

ライラちゃんは娘ちゃんと子離れし、シンシン君との同居がスタートしていました。

こちらライラちゃんです。

ライラちゃんは２０１０年７月１０日札幌市円山動物園生まれ、お母さんはココちゃん、お父さんはセイタ君、双子の姉に昨年１１月に埼玉県こども動物自然公園から南米チリのサンティアゴに移動したリリィちゃんがいます。
札幌時代にファンからもらったニックネームは「世界一可愛いレッサーパンダ」・・・それが素直に受け入れられるくらい何か特別な華を持った女の子です。

昨年、初めて繁殖に挑んだライラちゃん、見事双子兄妹を出産、残念ながら息子君は生後２１日で人工哺育に切り替えられましたが、娘ちゃんを自らの手で立派に育てあげました。

そして、こちらが旦那さんのシンシン君。

シンシン君は２０１０年６月２４日鯖江市西山動物園生まれ、お母さんはララちゃん（すでにお星さま）、お父さんはシュンシュン君です。
世界一可愛いライラちゃんを向こうに観客の皆さんからは「こっちの方が可愛いね」とまで言われることがあるシンシン君なのです。

このペアの子供ですから６が６日生まれの双子がどれほど可愛いか・・・想像に難くないですよね。

前回まではこの時間はライラちゃんと娘ちゃんの同居展示でなかなかレッサーパンダ舎を離れることができなかったのですが、シンシン君とライラちゃんの大人２匹の同居展示になり、しかも、まだ恋のシーズンには早いようでそれぞれ静かに暮らしているようなので、レッサーパンダ舎を離れ息子君のいるハロールームに行ってみることにしました。

途中のパンダラブでは優浜ちゃんが可愛らしくお食事中。

パンダラブのワゴンで販売されているグッズの紹介。

以前はレッサーパンダグッズはほんの数点だけで、しかも、ジャイアントパンダの聖域であるパンダラブでの販売などなかったのですが・・・やはりライラちゃんの出産以来、アドベンにおけるレッサーパンダの地位？向上は著しいものがあるように思います。

こちらがハロールームです。

名前の通り、生まれて間もない（と言っても展示が出来るほどには成長した）動物を”ご挨拶代わり”に展示するのが目的の施設です。
ちなみに、本来の目的の入居者がいない場合はベテラン動物が入居することもあります。

ここ最近は本来の目的通りに息子君が展示されています。

以前、后ちゃんがここで一時暮らした時にもおもったのですが、このハロールームはなんだかレッサーパンダの屋内展示に向いているような気がします。

噂では朝の開園前の時間に放飼場まで出張してグランドを走り回っているという息子君・・・まだ開園直後ですがねむねむのようです。

息子君は昨年６月６日生まれ、先ほど来ご紹介している通り生後２１日目で人工哺育で成長しました。

今や、通常の展示の他に、レクチャータイム、アニマルカーニバルにも出演しお客さんとの記念撮影にも対応、また、必要に応じてその他イベントにも出演し数多いアドベンの動物の中でも最もマルチな活躍をしている息子君です。

ライラお母さんの生まれ故郷の札幌界隈では息子君は「スーパー０歳児」と呼ばれているそうです（笑）

ふと時計（僕は時計をしないので携帯の時計表示ですが）を見ると１０時２８分！！
１０時２０分からの、１２月２日生まれのジャイアントパンダの双子の公開を見逃すところでした・・・あぶないあぶない・・・。

今が冬期で開園が通常より３０分遅い１０時だったのをすっかり失念していました。

急ぎブリーディングセンターに向かうとこの人ごみですが、前回、観覧を断念した時の混雑に比べるとやや落ち着いてきたようです・・・今日がとても寒い日だからかもしれませんが・・・。

いつもはだいたいこの時間の公開では、良浜ママが赤ちゃんを１頭（時に２頭）抱いてお世話をする様子が見れるそうですが・・・今日は珍しく良浜ママ爆睡！！

ママが爆睡なので双子ちゃんもママに預けられずにケースの中でおねむしていました。

生後６０日弱、だいぶんパンダらしくなってきましたね。

ちなみに訪問日の６日後の２月６日にこの子達の名前が発表されました、お姉ちゃんが桜浜（おうひん）ちゃん、妹が桃浜（とうひん）ちゃん・・・どちらが姉で、どちらが妹かは今の段階で全く区別がつきませんが（苦笑）

僕の応募した白浜（はくひん）はもちろん選外でした・・・。

永明パパ謎の動き・・・かい〜の、ですか？

観客的にも、観客誘導的にも緊張感漂う双子パンダの展示のすぐ横でユーモラスな永明パパが緊張した心を和ませてくれるのです。
繁殖と言う観点から見ても、場の雰囲気作りの観点からみても素晴らしい存在感の永明君・・・国内のクマ科で言えば札幌円山ズーのホッキョクグマのデナリ君と双璧ではないでしょうか？

ジャイアントパンダの双子ちゃんを見終えるとお隣のビッグオーシャンから軽やかな音楽が聞こえてきました・・・ちょうどマリンライブが始まったのです。

このアドベンのマリンライブは素晴らしいです、一見の価値ありです。

特に好きなのがフリスビーキャッチ。
いつもキャッチの瞬間をカメラに納めようと頑張るのですが・・・今日はシャッターが早すぎました。
ちなみに今日はキャッチ成功、今までの観覧経験から言うとキャッチ成功率は６０％台と言ったところでしょうか。

ライブの最期にオールキャスト全員でジャンプをするシーンも大好きです。

質、量共に大満足のマリンライブです。

マリンライブを見終えて遊具などのあるエンジョイドームをうろうろしているとスペースノアと言う遊具にレッサーパンダを発見！！

バロン君（すでにお星さま）かな？と思って見ていたのですが、ファンの方からのご情報によるとライ君（こちらもすでにお星さま）との事でした。

ライ君はアドベン初代の”ふれあいパンダ”だったそうで、その事もあって赤い胴輪をしているんですね。
息子君は決して”ふれあいパンダ”ではないですが、いろんな意味で息子君の大先輩にあたる存在ですね。

ウエルカムルームに戻ると后ちゃんが毛繕い中でした。

やることなすこと可愛らしい后ちゃん・・・早く放飼場に戻り、シンシン君との同居を見てみたいです。

放飼場に戻るとライラちゃんもシンシン君も相変わらず・・・まだ相手の事は我関せずな雰囲気で、付かず離れずの微妙な距離感を保っていました。

あまりに接触がない２匹に「こんなんで今年の繁殖上手く行くのかな？」と心配にもなりますが、ちょうど１年前も、午前中には我関せずだった２匹が午後にはびっくりするほどラブラブになっていた（旅行記→http://4travel.jp/travelogue/10855394 ）ので、まあ、心配はないのかなとも思います。

早目にお昼を食べて、１２時にハロールームに向かいます。

１２時からはハロールーム裏の芝生エリアでレッサーパンダのレクチャータイムです。
アドベンの公式プログラムには記載されていませんが今のところ毎日実施のイベントです。

息子君と人ママ（レッサーパンダのメイン担当キーパーさん）です。

このレクチャータイムはメインキーパーさんがお休みの日は代番さん（アドベンのキーパーさんの仕組みが分からないので正確に代番と言うシステムがあるのか同課は分かりませんが・・・）が実施されますが、やはり育ての親のメインキーパーさんの時は息子君の甘え方が違います、ただ、メインキーパーさんの日は甘え方も半端ではないですが逆に聞き分けもいいように思います。

レッサーパンダの生態や身体的特徴などの一般的な事柄から、息子君がなぜ人工哺育になったのかなどの解説がなされていきます。

ちなみに、このメインキーパーさんが書かれた手記がアドベンのＨＰにございますので、興味のある方は是非ご覧頂ければと思います→http://www.aws-s.com/topics/detail.php?id=top521&c=3

大好きな人ママにぶらさがり〜。

もともとシンシンお父さん似の真ん丸お目目の息子君ですが、人工哺育で育ったからか表情の穏やかさも満点です。

この子のいいところはやんちゃな精神を忘れていないところだと思います、人工哺育で育ったので自分を人間だと思っている節もあるようですが、双子兄妹の娘ちゃんとの同居訓練では臆することなく「遊ぼうよ」と娘ちゃんにぶつかっていくそうです。
人工哺育になってしまった事をいまさら嘆いても仕方がないですし（正しい判断だったと思います）、アドベンと言うある種エンターテイメントな施設に於いて人工哺育で育った息子君が普通のレッサーパンダとは違う役割を与えられるのも仕方のないことだと思います、ただ、願わくばその辺りのバランスは上手く取って欲しいと思うのです。

レクチャータイムでお客さんとの記念撮影に応じる、たまにはふれあいイベントもいいでしょう、ただ、それと同じプライオリティで息子君にはレッサーパンダとして暮らして欲しいし、出来ればいつか父親になって欲しいと思うのです。

レクチャータイムが終り放飼場に戻ってみると、シンシン君＆ライラちゃんは収容されており、代わってライラちゃんのおばあちゃん、双子兄妹にとってはひいおばあちゃんのポリンちゃんが出ていました。

ポリンちゃんは２００２年６月１５日よこはま動物園ズーラシア生まれ、埼玉県こども動物自然公園を経てここアドベンにやってきました。

孫とおばあちゃんが同じ園にいるのは当たり前の様にも感じますが、さもありなん・・・これは壮大な経緯の単なる偶然なんです。

ポリンちゃんがライラちゃんのお母さんのココちゃんを出産したのは埼玉にいた時、その後、ポリンちゃんはアドベンに移動、ココちゃんは札幌に嫁ぎ、ライラちゃんを出産しました、ライラちゃんの所有権は彼女のお父さんのセイタ君の所有権を持つ長野市茶臼山動物園に帰属し、ライラちゃんは茶臼山動物園とアドベンとの間の交渉でアドベンへの来園が決まりました。
ライラちゃんは当初、アドベントの動物交換での来園（噂ではシロオリックスとの交換）が噂されていましたが、実際にはブリーディングローンで茶臼山動物園所属のままでの移動だったようです。
現在はアドベンが茶臼山動物園に交換動物を送ったのか、あるいは茶臼山動物園からライラちゃんを購入したのかは分かりませんが、ライラちゃんの所有権はアドベンに移動しているとの事です。
ちなみにシンシン君の所有権は鯖江市西山動物園なので、双子兄妹の所属はどちらかがアドベン、もう一方が西山になっていると思われます。

ご飯を食べ終えたポリンちゃんは早速散策開始です。

今年で１３歳を迎えるポリンちゃんですが、毛並よく眼光も鋭くとても元気そうです。

生まれ故郷である関東のファンの方を中心に人気の高い、と言うかある種カリスマ的存在のポリンちゃん・・・彼女の写真や情報を旅行記にアップした日はアクセス数が普段の倍になったりします。
他の子ではあまりない事象で、ポリンちゃんの衰えぬ人気の凄さがうかがい知れます。

１３時からは息子君がアニマルカーニバルに参加です。

１２時５５分頃、キーパーさんに連れられて息子君はカーニバルの出発点に移動です。

１３時、大きな音楽の音と共にアニマルカーニバルがスタートです。

キーパーさんによると、息子君は時々ギュッと力を込めて握ってくることはあるもののカーニバル中は至って平静だそうで、この辺りにもこの子の大物感をかんじます。

関西人にとっては子供の頃からＣＭで聞きなれたアドベンのテーマソングと動物たちの行進・・・ついつい釣られて歌詞を口ずさみながらパレードに付いて行ってしまいます。

コッツーや、

アルパカ、

干支のヒツジ、他にもリスザルやペンギン、インコ、ワンコなどもパレードに参加していますが・・・、

何よりも極め付けの存在感を見せているのがやはり息子君です！！

多くのお客さんがびっくりして２度見をした後に「きゃ〜、レッサーパンダがいるぅ〜」と叫けび、息子君の周りに集まってきます。

なお、レクチャータイムでもアニマルカーニバルでも息子君と並んで記念撮影はできますがお触りは厳禁です。

まったくもってお人形さんのような息子君ですが、現在、体重は４．１ｋｇ・・・
キーパーさんにお聞きしたところ「そろそろ重いです・・・」との事。

それにしてもこの息子君の落ち着き払った表情・・・０歳児という事を考えると茶臼山動物園のハッピーパンダ・ロン君以上の逸材かもしれませんね。

１４時過ぎ、放飼場はポリンちゃんに代わりひ孫の娘ちゃんが登場しました。

ライラちゃんのシンシン君の同居がスタートしたこともあり１月中旬に親離れした娘ちゃん、離された当初はピーピー鳴いてお母さんを探したそうですが、それは誰もが通る道・・・今では自信に溢れた表情で一匹暮らしを楽しんでいます。

なお、バックヤードの寝室でも親離れ、子離れのためにライラちゃんと娘ちゃんの寝室の間にはポリンちゃんを配しているとの事です。

成長と共に顔の白い部分が増えたような気がします、その辺りはお父さん似ですが、目鼻立ちは完全にお母さん似ですね。

親離れをしたからか娘ちゃんの表情から一種の甘さが消え、１匹のレッサーパンダとしての自覚、自信が溢れ出て見えます。

以前、息子君とのお試し同居をした際には見慣れない仔パンダに怖がっていた娘ちゃんですが、精神的に成長した今なら対等な立場で息子君を受け入れられるような気もします。

神様がこの子に気まぐれに与えた他のパンダでは見たことのないチャームポイント・・・鼻上のピョン毛は健在！！

キーパーさんにお聞きしたところ「長くなってるかも・・・」ですって！！
可愛すぎます！！

全くの予想で何の情報を持っている訳ではありませんが、
繁殖の観点で考えると、やはり人工哺育で育ったという事はそうしてもネガティブに捉われてしまいます、また、各園ともに男の子より女の子を所有しておきたい傾向が見られます。
今後、息子君と娘ちゃんはが大きくなった時に、どちらかの所有権を持つ西山動物園はきっと娘ちゃんを選択することになると思うのです、また、アドベンにとってもここまでイベントなどに参加できるようになった息子君に残ってもらうことはそんなにネガティブなことではないと思うのです。

娘ちゃんは将来、西山に移動してソウソウ君とペアを組むのか、あるいは西山所属のままでどこか他の園に移動するのか、あるいは、西山所属のままでアドベンに残るのか・・・いずれにせよこれだけの器量持ちですので、どこに行ってもキーパーさんやお客さんから愛されるのは間違いないと思います。

親代わりのキーパーさんとこれからも密な関係を保って行くであろう息子君と親離れをはたした娘ちゃん・・・２匹はいよいよ大人のパンダとしての違った道を歩き始めたのです。

ウエルカムルームの后ちゃんは爆睡中！！

あ、そうだ書くと言いつつ忘れていました！！
シンシン君とのペアリングのために后ちゃんを放飼場に戻す一つの手立てとして、実は娘ちゃんのウエルカムルームでの展示が試されました、が・・・・、運動能力の高い娘ちゃんはあっさりとジャンプ一番！！展示スペースからの脱出を諮ったそうです。
その結果、娘ちゃんは放飼場に戻り、后ちゃんが再びウエルカムルームに帰ってきたのです。

前々から書いてますとおり、このウエルカムルームの展示場はレッサーパンダの展示には圧倒的に向いておらず、ここ最近は運動能力がおちたリンおばあちゃん（すでにお星様）や運動音痴（走るのは得意ですよ！！）の后ちゃんだから成り立っていましたが、他の若いパンダ、下手したら１３歳のポリンちゃんでさえあっさり脱出できてしまいそうです。
ここはやはり、ウエルカムルームは大規模に改修してパンダの興味が脱出に向かないような快適な展示場に作り替えるか、あるいは、他の動物に場所を譲るのが最適ではないかと思います。

確かに可愛らしさでは他の動物を遥かにしのぎウエルカムアニマルにふさわしいレッサーパンダですが、彼らは絶滅危惧種・・・特に若くて貴重な血統の持ち主である后ちゃんをここに縛り付けておくのは、そろそろ時代が許さないのかなと思います。

この旅行記へのコメント （5）

• まみさん 2015/03/10 12:48:21

  なんと、池袋から夜行バス

  jilllucaさん、こんにちは。
  このアクセス方法は私にとって利用しがいがあります@
  朝湯も入ってさっぱりできますしね。
  また2日通うのに、去年私がしたように白浜のホテルで３泊する必要はなく、帰りも夜行バスが利用できれば１泊ですむわけですよね。
  
  ところでウェルカムコーナーで后ちゃんはおとなしくしていたけど、娘ちゃんは脱出をはかろうとしたんですね。
  たしかにあのウェルカムコーナーで、よく后ちゃんが脱出しないなーと思ったものです。
  
  息子くんと可愛くもたくましさと度胸をのぞかせた表情はとーってもいいです@
  ああ、またナマで見たいものです。
  
  そしてジャイアントパンダの子パンダも見たいなぁ。
  一回り小さいくらい成長した頃でもいいから。どの成長段階でも大人にない可愛らしさがたくさんですよね。
  
  娘ちゃんの鼻の上のぴょん毛、私は気付かなかったのですが、去年撮った自分の写真を、そう疑いながら見ると、分かりづらいですが、ちゃんとありました。長くなっているんですね！　きっとそう、って思います。
  
  人工哺育の子ということでは、埼玉SCZにきたソウソウくんもそうですよね。
  たくましくハナビちゃんとペアリングして、ぜひ埼玉になじんでもらえるといいなと思っています。
  埼玉の情報ってキャッチしにくいので、いま検疫中なんだろうなということしか推測できないのですが。
  （jilllucaさんがこの旅行記を完成させた段階では西山のソウソウくんの移動のニュースはまだだったですね。

  jilllucaさん からの返信 2015/03/11 07:02:00

  RE: なんと、池袋から夜行バス

  まみさん
  
  おはようございます。
  
  > このアクセス方法は私にとって利用しがいがあります@
  > 朝湯も入ってさっぱりできますしね。
  > また2日通うのに、去年私がしたように白浜のホテルで３泊する必要はなく、帰りも夜行バスが利用できれば１泊ですむわけですよね。
  
  そうなんです、夜行バスさへ苦にならなければ非常にお安く白浜まで往復出来て宿泊費も稼げるんですよね。
  でも、最近は双子パンダ人気か結構満席になる可能性が大きいようですよ。
  
  > ところでウェルカムコーナーで后ちゃんはおとなしくしていたけど、娘ちゃんは脱出をはかろうとしたんですね。
  > たしかにあのウェルカムコーナーで、よく后ちゃんが脱出しないなーと思ったものです。
  
  性格の問題なのか、尻尾が短いので身体能力が低いのか・・・、先週末に行った時にはウエルカムルームの改修工事をしていましたので、おそらく若パンダでも脱出ができないような展示室になるのだと思います。
  
  > 息子くんと可愛くもたくましさと度胸をのぞかせた表情はとーってもいいです@
  > ああ、またナマで見たいものです。
  > そしてジャイアントパンダの子パンダも見たいなぁ。
  > 一回り小さいくらい成長した頃でもいいから。どの成長段階でも大人にない可愛らしさがたくさんですよね。
  > 娘ちゃんの鼻の上のぴょん毛、私は気付かなかったのですが、去年撮った自分の写真を、そう疑いながら見ると、分かりづらいですが、ちゃんとありました。長くなっているんですね！　きっとそう、って思います。
  
  娘ちゃんは親離れで逞しさが出てきましたが、親離れのない息子君はのほほんとして可愛いです。
  娘ちゃんのピョン毛は他の子では見たことないチャームポイント・・・ほんと可愛いです。
  顔の白さはお父さん似ですが、目鼻立ちはお母さん似ですね。
  
  > 人工哺育の子ということでは、埼玉SCZにきたソウソウくんもそうですよね。
  > たくましくハナビちゃんとペアリングして、ぜひ埼玉になじんでもらえるといいなと思っています。
  > 埼玉の情報ってキャッチしにくいので、いま検疫中なんだろうなということしか推測できないのですが。
  > （jilllucaさんがこの旅行記を完成させた段階では西山のソウソウくんの移動のニュースはまだだったですね。
  
  噂では、発情中のハナビちゃんも同居で検疫するかも、と聞いていたのですが、どうやら単独で検疫中なようですね。
  検疫期間は２週間とのことですので、来週頭からハナビちゃんとのお見合いが始まるかもしれませんね。
  恋のシーズンに間に合えばいいですね、楽しみです。
  
  jillluca

  まみさん からの返信 2015/03/11 12:29:27

  RE: RE: なんと、池袋から夜行バス

  jilllucaさん、こんにちは
  
  
  > そうなんです、夜行バスさへ苦にならなければ非常にお安く白浜まで往復出来て宿泊費も稼げるんですよね。
  > でも、最近は双子パンダ人気か結構満席になる可能性が大きいようですよ。
  
  そうですよね。フライトも限られているので、ピーク時はとりづらそうと思います。増発もするみたいですけど。
  でもたぶん行くとしたらけっこう前に決めると思います。
  なので高速バスは早めにおさよう@
  
  > 噂では、発情中のハナビちゃんも同居で検疫するかも、と聞いていたのですが、どうやら単独で検疫中なようですね。
  > 検疫期間は２週間とのことですので、来週頭からハナビちゃんとのお見合いが始まるかもしれませんね。
  > 恋のシーズンに間に合えばいいですね、楽しみです。
  
  ペアで会えるといいな。楽しみです。
  埼玉SCZは交代展示なので、何度かよってもなかなかそのときの目当ての子に会えないですが。。
  ただ、カフェラテキャラメルが母子で展示されたときのように開園中の展示交代がゼロではないですが、いつもあちこち行ってしまうので、なかなか分からないです。

• shimahukurouさん 2015/02/01 20:24:07

  一週間ですごい成長！！！！！

  jilllucaさん、１週間前にアドベンチャーワールドに行って来ましたが、jilllucaさんの旅行記を見て、たった７日でパンダちゃんのすごい成長ぶりにビックリしました！
  最近旅行記を全く作成していないshimahukurouでしすが、jilllucaさんの旅行記を見て、一週間前のパンダを見てほしい♪と思ったので、今回は頑張って旅行記作成するかも？です。
  
  アドベンチャーワールドのレサパンはライラちゃん＆娘ちゃんのベッピンぶりに度肝ぬかれました。そして鯖江であんなに小さかったシンシン君がこんなに立派（ややブーコちゃん笑）に育っていて、嬉しくなりました。
  ライラちゃんの息子君も至近距離での対面にメロメロ
  jilllucaさんが是非アドベに行ってみてくださいと後押しして下さって訪問しましたが、めっちゃ大満足でした♪
  后ちゃんがちょっと可愛いそうでしたが…
  
  shimahukurou

  jilllucaさん からの返信 2015/02/02 23:06:06

  RE: 一週間ですごい成長！！！！！

  shimahukurouさん
  
  こんばんは。
  
  > jilllucaさん、１週間前にアドベンチャーワールドに行って来ましたが、jilllucaさんの旅行記を見て、たった７日でパンダちゃんのすごい成長ぶりにビックリしました！
  > 最近旅行記を全く作成していないshimahukurouでしすが、jilllucaさんの旅行記を見て、一週間前のパンダを見てほしい♪と思ったので、今回は頑張って旅行記作成するかも？です。
  
  やっとジャイアントパンダっこに会うっことができました。
  前回はあまりの混み具合に観覧を諦めましたから・・・。
  本来午前の部は良浜ちゃんが仔パンダを抱くシーンが見られるはずなのですが、思いがけず良浜ママが爆睡で（笑）
  
  > アドベンチャーワールドのレサパンはライラちゃん＆娘ちゃんのベッピンぶりに度肝ぬかれました。そして鯖江であんなに小さかったシンシン君がこんなに立派（ややブーコちゃん笑）に育っていて、嬉しくなりました。
  > ライラちゃんの息子君も至近距離での対面にメロメロ
  > jilllucaさんが是非アドベに行ってみてくださいと後押しして下さって訪問しましたが、めっちゃ大満足でした♪
  > 后ちゃんがちょっと可愛いそうでしたが…
  
  今、やはりアドベンは行っとくべきですよね！！
  見所がほんとうにいっぱいです。
  
  そして、アドベンのレッサーはほんとタレント揃いで、ポリンちゃん、シンシン君、ライラちゃん、后ちゃん、息子君、娘ちゃんとみんな可愛らしく、個性的なんですよね〜。
  ここまで役者揃いの園も珍しい様な気がします。
  后ちゃんはちょっと可愛そうですが、おそらくは今月半ばくらいからはシンシン君とのペアリングが始まると思います。
  その頃にまた行きたいと思います。
  
  jillluca