2015/01/25 - 2015/01/26
17位(同エリア335件中)
ottoさん
湯の花温泉で聞いたところ天気予報は悲観的で午後からは雨風が激しくなるとのこと。
何はさておき川下りをするなら早いうちにとホテルをチェックアウトすることにしました。
亀岡駅経由で乗船場まで送ってもらえるので10時開始に合わせて出発し城船場の2階に上がり待合室で登録して舟がでるまで待ちました。お土産や関連グッズの売店には飲み物やおやつも売っています。
我々2人の他にイギリス の4人グループとお一人旅の若い女性が舟友となって賑やかに川を下りました。
一昨年台風18号の被害にあった名勝嵐山渡月橋一帯は護岸工事中でしたが古都の風格を湛えて静かに息づいていました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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エアコンの調節が上手くできなかったので少し寒く感じて早くに目覚めました。
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早朝一番風呂に入りました。昨夜はぐっすりと眠れて目覚めがいい気分です。風呂上りの冷たい水のサービスが嬉しく、あれだけ夕食で満腹だったのにお腹が空いてきました。
おもてなしの宿 渓山閣 宿・ホテル
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7時開場、食堂の大窓から日本庭園が眺められます。石亭風です。
おもてなしの宿 渓山閣 宿・ホテル
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朝食は和と洋のバイキングで選ぶのに目移りしながら和食の品々を選んでどれも美味しく頂きました。
香り高い珈琲を喫した後..... -
玄関ロビーに差し掛かりふと見れば早咲きの白梅がほころび初めています。
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川下りについて。。。冬はお座敷舟が運行すると聞きましたが宿の話では天候により水量が多すぎる日は欠航することもあるそうです。昨日はお天気なのに欠航で、今日はどうかな?と聞くと「まだ連絡がないのでわかりません」と答えが返ってきました。
ロビーで待つ間にピアノの調べが聞こえてきました。自動ピアノらしく珍しそうに覗き込んでいる人がいました。おもてなしの宿 渓山閣 宿・ホテル
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道路から本館を見返り見送りのスタッフの方々と名残を惜しみました。
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午後の天候が心配なので早めの 9:00 にホテルから亀岡駅経由で乗船場まで送ってもらい20分で待合所に着きました。
イギリス人カップルが2組とお一人旅の娘さん、我々6人が舟友です。
料金は税込みで4100円です。 -
保津峡は京都府立保津峡自然公園に指定されており、亀岡市から
嵐山・渡月まで11.5km(直線距離に7.3km)あります。保津峡 自然・景勝地
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2011年堤防嵩あげ改修工事で乗船場は移動したそうですが..
舟の天井と側面に簡単な覆いをかけ中には石油ストーブが一つ置かれています。保津川下り 乗り物
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船頭さんは4人、舟は棹と舵と櫂が一体となって呼吸を合わせないと安全な操行は不可能で、120人いる船頭さんの中でも期待の若手兄弟が今、舳先と舵をになっているのだそうです。
息もピッタリのチームワークが素晴らしく、ベテランの陽気なオヤジさんがジョークを飛ばし、急流の水しぶきを浴びながらあっという間の楽しいクルージングでした。 -
請田神社が崖の上に建っています。水上交通安全の神様?
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曇りがちながらも舟が出てラッキーです。
何の弾みか「わしが言うたこと通訳したって!」と言われ、それなりに頑張りましたが... -
2時間弱かけて下る間、両岸には巨石、急流の連続で見所は大高瀬、二股の瀬、殿の漁場、女淵、烏帽子岩、鎧岩、かえる岩、書物岩、ライオン岩などの名が付いています。
コレは屏風岩。 -
ほんと烏帽子に見えます。
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ライオンにみえるかどうか?
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孫六岩
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急流に差し掛かると波しぶきを浴びるので防水対策が必要です。
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窓を開けないとよく見えず写真も撮れないし開けっ放しだとカメラは勿論、服もびしょびしょになるしで大変です。
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ぶつかりそうな大岩も舳の若い船頭さんの巧みな竿さばきで避けて通りほっとします。
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「ほい閉めて!」 と合図が飛びますが....
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前の席に陣取っていたのでカバーの隙間から思い切り冷たい水を浴びました。覚悟の上なので「どうもないよ」と気遣ってくれる親父さんに言いました。
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静かな水面があるかと思うと
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巨岩が迫り
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すばやく棹が突き出され
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無事に離れて....の繰り返し
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「ここは静かやから女淵ていうんやねん」と言う説明に「女淵は 何と訳せばいいのかなのか?」と頭を悩まし苦肉の策で「Lady's pool」などといってみたり...。
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船底に溜まった水を掻き出すのに忙しい親方さん。
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安土桃山〜江戸初期にかけて丹波から京都までの物流は人馬が頼り、舟便は筏流しのみだったのを1606年(慶長11年)角倉了以が幕府に願い出て掘削と通行料金徴収の許可を得て後5ヶ月かけて河川を改修しました。
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嵯峨野線は山陰本線の愛称です。ガードが邪魔して昨日列車からはよく見えなかったのですが、
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トロッコ列車は職員の方が桜の木を少しづつ植えていって人気となり、数年前に桜満開の季節に乗りましたが列車内の案内とパフォーマンスが素晴らしく、とても楽しい観光でした。
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「同じ側ばかり漕いでいたら肩がいたいでしょう?」「どうして右側から漕がないのですか?」と尋ねたら「昔からこのやり方なんよ」との答え。
掌には豆ができて痛そうです。 -
"川下りの渓谷の中央辺りの橋の上が一番の絶景です"と聞きましたが、
見所の鉄橋辺りはフェンスで列車からも舟からも見えにくくなっているようです。
手を振って呼応する楽しみが奪われました。トロッコ亀岡駅 駅
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1885年(明治28年)嵐山、嵯峨野の観光地に近く遊覧船として数多くの文人達にも愛され作品に登場しました。ヨーロッパの皇太子も来られたそうです。
イギリスではゆったりとハウス型河ボートで旅を楽しむようですがこのような急流を小舟で下るのは無いと言ってました。 -
漕ぎ手が一人代わりました。さっきまで艫で舵をあやつっていた3人の子福者だそうです。
トロッコ亀岡駅 駅
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1899年(明治32年)京都鉄道が開通し(後の山陰本線)1948年頃までには産物輸送に活躍した高瀬舟は姿を消してしまいました。
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幌の後方をまくって立ってみたら景色が違って見えるよと勧められました。
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言われたとおり違って見えました。
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歓声をあげながら暫く景色を堪能します。
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〃
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〃
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覆いがなければこのような感じですね.。。。。
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最後の危険箇所だから座るように!と注意があって皆大急ぎで身を縮めて....
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大きな渦です。ちょっと怖かったですね。
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鳥が2羽じっと岩の上に佇んでいます。「生きてるのか?」と思わず聞きました。
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穏やかな流れになりました。
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はるばるやって来たイギリス人もご満悦の様子でした。「めでたしめでたし」
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櫂を握らせて貰っているのは体育の先生。。さすがです。
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此方は英語の先生です。
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昔は高瀬舟で約4時間人力で川を遡ったそうですが現在はトラックで舟を川上の乗船場まで運んでいるとか。下船場はは京都市右京区嵐山の渡月橋です。
「有難う!お元気でね!」手を振って舟友ともお別れの挨拶を交わしました。
英語(あちらでは国語)の先生が名刺をくれました。京都 吉兆 嵐山本店 グルメ・レストラン
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おりてすぐにきれいな公衆トイレがあり助かりました。
さてお昼時です。立派な料亭が立ち並び敷居が高そうな感じです。 -
観光人力車がやって来ました。
旅亭 嵐月 グルメ・レストラン
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護岸工事中でしたがこの松は水害を免れたのでしょうか。
桂川 自然・景勝地
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吉兆の立派な門構えにたじろぎます。
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ここはどうかな?
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雨もよいの空になってきましたが渡月橋の辺りまで来ました。
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嵐月も身分不相応だし..
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此処にしようか。。。
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小督塚がこんなところにあったなんて知らなかった。
小督塚 名所・史跡
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優しい風景です。
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何処へ入ろうか決めかねつつ
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つい清冽な流れに目を奪われてしまいます。
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欄干だけは木製で風情を保っていますがそのために事故も少なくないらしいのです。
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車折神社
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亀岡から流れきて幅広くなった大堰川を渡ります
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嵐山・渡月橋付近をゆっくりと散策しました。一昨年の台風被害からすっかり立ち直ったとは思えませんがやはり古都の風情漂ういいところです。
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天候が悪化しそうな月曜日、人は少なくいたって静かでした。
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屋形船が見えます。
嵐山遊覧船 乗り物
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遥かに東山が望めます。
嘗て歩いた嵯峨野は 古刹も多く、竹林は癒される道ですが次回に再訪することに。
嵯峨野は改めて一日かけてゆっくりと再訪したいところです。 -
いつか旅したいと思っている”戸隠”の名に惹かれて此処に決めました。
戸隠 グルメ・レストラン
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先客が一人、休日明けでもあり店内は静かです。左手の窓越しにヒヨドリが木の枝の餌をつつきに来ていて楽しそうな気配です。
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天ぷらそばを注文しました。手打ち蕎麦は自家製で腰がありご飯にはとろろ汁がかけてあり味はもちろん良かったですし、お昼だからと100円引きの価格サービスがありました。
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渡月橋を北に見て阪急嵐山駅に向かいます。
渡月橋 名所・史跡
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公園を抜けて数分で着きました。
モノカードを買って乗車です。14:14嵐山発ー桂まで普通電車、 -
桂ー南茨木まで準急、大阪モノレールに乗り換えて千里中央に着いたのが15:16 約1時間で帰りました。
夕刻から後、数日間天気が荒れ模様となり、僅かな間隙を縫っての小さな旅ではありました。嵐山駅 (阪急) 駅
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