テレビで見た托鉢を実際に見てみたいという家内の要望で、15年ぶりにラオスの古都ルアンプラバンとビエンチャンを旅行することになりました。15年前と比べるとずいぶん発展し、旅行もしやすくなっていました。一方、ラオス人の穏やかな人柄は今も昔もそれほど変わることがなく、のんびりと旅することができました。<br />特にルアンプラバンは良かったです。

ルアンプラバン（ラオス旅行記）

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2014/12/26 - 2015/01/02

132位(同エリア1790件中)

#世界遺産

CHUCKさん

テレビで見た托鉢を実際に見てみたいという家内の要望で、15年ぶりにラオスの古都ルアンプラバンとビエンチャンを旅行することになりました。15年前と比べるとずいぶん発展し、旅行もしやすくなっていました。一方、ラオス人の穏やかな人柄は今も昔もそれほど変わることがなく、のんびりと旅することができました。
特にルアンプラバンは良かったです。

エリア

ルアンプラバン(ラオス)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 5.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 2.5

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 10万円 - 15万円

交通手段: 徒歩

航空会社: タイ国際航空

旅行の手配内容: 個別手配

前日、Novotel Suvarnabhumi Airportに一泊して、15年ぶりのラオス・ビエンチャンに到着。国内線ターミナルに移動です。
15年前は、国内線搭乗時にセキュリティチェックの機械もなかったですが、さすがに今はありました(^_^;)
機内はほぼ満席で、約45分のフライトでした。
ルアンプラバンの空港から市内まではプリペイドタクシーで50,000KIP。3組相乗りとなり、タクシーの運転手は150,000KIPの荒稼ぎでした。
宿泊はトリップアドバイザーの評価１位のThe Belle Riveと言うホテルの予定でしたが、まさかのWブッキングでMekong River View Hotelに変更になってしまいました。こっちの方が宿泊代は高いのですが、当然、差額は負担してくれるとのこと。文句を言っても部屋がないものは仕方がないので、提案に応じることにしました。
結果はこちらのホテルもとても快適で、値段も少し安くしてもらい大満足でした。
部屋は、地球の歩き方に載っているのと同じ部屋のようで、インテリアがラオステイストでとても素敵でした。ダブルベッドは小さめですがなんと電動式でした。
部屋においてある飲み物はすべ無料で、しかもなくなったら無料で補充してくれるそうです。ミネラルウォータを買いに行こうと思っていたので大助かりです。
レセプションには、珈琲と紅茶が24時間用意されてて、午後にはケーキも無料でいただくことができます。
部屋で一休みしたら夕食へ。ホテルの裏手にあるナムカーン川沿いにはレストランがたくさん並んでいます。実は、Tamarindという人気のレストランを目指していたのですが、手前にTree Sweet Tamarind Restaurantという紛らわしい看板をあげた安レストランがあり、間違ってこちらに入ってしまいました。
ちなみにTamarindは翌日休みで、3日目は満席と結局、入れず残念でした。
15年前のルアンプラバンを彷彿とさせるような小汚いレストランで、客も数名程度でしたが、値段は手ごろで、味も３日間食べたなかで一番良かったです。
ちなみにラオビール（大）10,000KIP、カオ・ソーイ12,000KIP、シーフードチャーハン20,000KIPでした。
シーフードチャーハン
一晩あけてホテルのレストランView Point cafe/Restaurantで朝食。
このホテルは欧米人が多く、名前がMekong River View Hotelと言うだけあって、朝食はメコン川が見渡せるテラス席でいただけます。
メコンは何度見ても癒されます。飛行機での長時間移動の疲れもふっとんで、すっかりリゾート気分です。
食事はビュッフェ形式に加え、卵料理、パンケーキ、ラオス料理（麺、チャーハン、野菜炒めとごはん）などがオーダーでき、どれもおいしかったです。
ビュッフェにあったものを取ってきました。種類はそれほど多くありませんが、どれもクオリティは高いと思います。
パンケーキ、他にもいくつかスペシャルメニューが用意されていました。
オムレツ、ハムやベーコンなどが選べます。
部屋で一休みして、ホテルのすぐ近くにある世界遺産都市ルアンプラバンのシンボル　ワット・シェントーンへ。
屋根の曲線がとても美しい。
屋根の上には、王冠のような形をした金色とエメラルドグリーンの装飾が見事でした。
この寺院はとても見応えがありました。失敗だったのは最初にこの寺院に行ってしまったこと。他がいまいち魅力的に感じられなくなってしまいました。
中には補修工事中の建物もありました。
職人が金箔をはる作業中です。金箔1枚いくらで売ってたらけっこう売れると思うのですが、だめでしょうか。
境内では僧侶の日常生活の垣間見れます。
ですが、ずけずけと入り込んでいく、観光客には眉をひそめてしまいます。
境内には黒猫もいました。
ワット・シェントーンからMekong River View Hotelのレセプションに戻って、珈琲と紅茶をいただきます。
Mekong River View Hotelには、ルアンプラバンの街中ならいつでも電気自動車で片道無料で送ってくれるサービスがあり、さっそくプーシーの登り口まで利用させてもらうことにしました。
プーシーへの登り階段。石段の間隔がいまいちでけっこう疲れます。
途中で20,000KIPの入山料を支払います。
山の高さは大したことがないので、すぐに頂上に到着。
こちらはメコン川。
こちらはナムカーン川です。
頂上に建つタート・チョムシー。
プーシーを登ってきた方角とは反対側へ下りて、ルアンプラバン名物カオ・ソイの名店ナーンペー・サブローへ。
「地球の歩き方」に紹介されていて日本人客が多いみたいで日本語の看板とメニューがありました。
ちなみにトイレはクラシックなスクワットトイレでした。
カオ・ソイ15,000KIP。ピリ辛です。
左がマンゴーシェイク　8,000KIP、右がレモンジュース（正確にはライムではないかと思いますが）　10,000KIP。
ゆっくりと昼食を終えたら、ナーンペー・サブローの向いにあるワット・ビスンナラートへ。境内は無料ですが、建物内に入るのは20,000KIP。こちらは明らかにオーバープライスだと思います。
ワット・ビスンナラートを後にして、徒歩でワット・マノーロムへ。
結局のところ、みんなお寺なので、正直、だんだん飽きてきます。
さらに徒歩でワット・タートルアンへ。
今日の街歩きはこれくらいにしていったんホテルへ戻ることにします。歩いても帰れるのですが、トゥクトゥクを拾ってみることにしました。ドライバーの言い値は30,000KIP（約450円）ずいぶん高額です。ロンリープラネットのアドバイスを参考に20,000KIPであっさりＯＫ。
ラオス人なら5000KIPくらいでなんでしょうね。
お寺巡りの後は、泊まれなかったThe Belle Riveのマネージャーの招待で、メコン川のサンセットクルーズへ。
ワインを飲みながらサンセットを待ちます。
船の上からの景色はどんどん変わって、ほろ酔い気分でのサンセットクルーズはご機嫌でした。
船に乗り込んだ時は、まだ日が高かったのにあっという間にサンセットの時間です。
夕日を楽しんだ後は元の川岸へと戻ります。
メインストリートを出て、しばし街歩きを楽しみます。
イルミネーションがきれいでした。
シーサワンウォン通りに到着。
ナイトマーケットは狭い通路に観光客がいっぱいで、すごいにぎわいです。
ナイトマーケットの規模は想像していた以上に大きくて、商品の種類もかなり豊富でした。それでも、これだけ店があると同じような商品を売っている店が何度も現れるので、値段交渉は強気でできそうな印象です。我が家はあまり買い物をしないので、値段を聞くこともしませんでしたが・・・。
ナイトマーケットを楽しんだ後は、フットマッサージ60分（60,000KIP/人）で一日の疲れを癒し、ナムカーン川沿いのレストランへ。
タマリンドをめざしましたが、あえなく定休日のため、それなりに客が入っている斜め向いのROSELLA　FUSION　RESTAURANTに入りました。
それなりにおいしかったのですが、どちらかというと夫婦２人とも昨日のTree Sweet Tamarind Restaurant（この隣のレストラン）の味付けの方が好みでした。
アジア旅行の我が家の定番は、チャーハンとヌードル系。値段が安くて味が無難なので、つい注文してしまいます。
結果的に、チャーハンとヌードルの食べ比べができて、これはこれで楽しかったりします。
いよいよ明日は、早起きをして今回の旅のメインイベント托鉢を見学します。