長期スペイン南部旅・セビーリャ編②　ユダヤ人街など

2014/09/07 - 2014/09/10

セビーリャの続きです。

３泊で、そんなに遠くまで
色々は見られてませんが、
どんなところか雰囲気はよくわかって
面白かった。

３日間とも暮れてくる頃が
とてもキレイでした。
表紙写真は、日が落ちてきた時の大聖堂。

エリア セビリア(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩

２日目は入り口が混み過ぎていて
相変わらずかなり暑いので、
あまりに長時間列に並ぶのは厳しいし
体調も若干悪かったので
（そろそろさすがに疲れが出てきて）

３日目のお昼頃に大聖堂へ。
並んではいましたが、15〜20分？
程度で中へ入れました。

「後世の人が、”気が狂ってたのか！”と
驚くほどデカイ聖堂を作ろう」という
スローガン（？）のもと作られた、

というだけあって、
まあとにかくデカイ、カメラマン泣かせ（笑）。
石の建築でこれだけデカイと
単純に驚きますね。

スペイン内では最大、
世界では第３位の大きさだそうです、
頑張ったのに世界では銅メダルか…。

でも、色が重くないから
まがまがしいような雰囲気はなし。
大聖堂も写真たくさんあると思うので
ざーっくりとちょっとだけ。

当然ステンドグラスは美しかった。

中はどかーんとだだっ広い、
という印象です。

天井が驚くほど高いし。

このバラ窓はキレイでしたね〜。

ここの大聖堂に、
コロンブスのお墓がある、
というのが有名です。

棺を支えているのは、
現在のスペインになるはるか前の

カスティーリャ、レオン、
ナバラ、アラゴン、４つの王国の、
それぞれの騎士だそう。

コレは外に出た後の写真ですが
大聖堂の裏側で、

ガーゴイルではないんだけど
トカゲみたいなデコレーションが
面白かった。

写真の時間は前後してますが、
大聖堂の中から、

このヒラルダの塔へ上ります。
高さは今見直したら98ｍだそう。

この塔、最上階までが、
階段じゃなくゆるい傾斜のスロープが
延々続くので、上りやすかった。
高齢者も上りやすいと思います。

階段じゃない理由が、
どうやら馬で上り下りするため
だったらしい…！

そして最上階へ到着。

セビーリャの街から
さらに遠くまでを一望できる。
さすがの眺め。

闘牛場も見えてます。

天気がよいのもあって、
気持ちのいい眺めですね。

塔には28個の鐘がついている。
この時は鳴ってないですが。

一個がかなりデカイのもありました。

景色を十分堪能し、
記念写真などもたくさん撮って、

またスロープを延々歩いて
降りました。

これは、通り沿いで
やっていたフラメンコのパフォーマンス。

ザ・スペイン、な情景ですね。

若干前後していますが、
大聖堂から数分程度のあたりに
ユダヤ人街と呼ばれる
細い道が入り組んでいる地域があります。

そこを、２日続けて散策しました。

古くからのバルやレストラン、
土産物屋、インテリアショップなどなど
お店もたくさんあって、飽きない。

普通に住んでいる人の
住居もたくさんあり。

これは、古いタイルや皿、
石関係の物を扱っているお店。
色が可愛くて素敵なので目につき、

タイルを購入はできないけど
（重すぎるし本当にインテリアに使うような
量はさすがに買えないから…）
入って中をぐるりと見せてもらいました。

ものすごく古いタイルがたくさんあった。

お茶を、
こういうディスプレーで売るのが
流行っているらしかった。

この後行ったコルドバでも
同じようにして売っている店がありました。

いかにもアンダルシアな
陶器のお皿。
好きなので見てるだけでも楽しい。

実は夕食もこのユダヤ人街の
イタリアンレストランで食べたりしました。

なぜにイタリアンか？
まずガイドブックに出ていた
レストランを探したら、なぜか
どうしても見つからなかったのと、

３食すべてスパニッシュ、が
さすがに若干飽きてきたからです。

でも、ペネロペ・クルスを
ちょいたくましくしたような
美人なお姉さんが気持ちよく対応してくれて
すごくいい店だった。

もちろん、地元の物を食べたい人には
この地区にたくさんバルやレストランもありました。

着いた日に見に行った、
「カルメン」の舞台の、
元タバコ工場で現在大学、も、

後で中も見学しに行きました。
観光客も勝手に入ってＯＫなんですよね。
自由でいいです。

古さがいい味を出している場所で、
こういうところで勉強するなんて
どんな感じなんだろーとちょっとうらやましい。

学生は普通にたくさんいました。

突然関係ない天使ちゃんは、
ホテルの階段に沿ってあった絵。
よく見るとオヤジっぽい子も
いたりしておかしいので

何枚か撮っちゃった。

表紙写真そうですが、
セビーリャは暮れ始めの時間が
本当にキレイでした。

ただ、その暮れ始めの時間は
だいたい夜９時前後です。
この写真もそう。だから一日が長い！
そしてもちろん暑い！

夕方の５時くらいに
太陽が最強になります、マジです。

昼間一度休憩を入れずにはいられませんでした。

グアダルキビル河から分岐して
造られたらしき、アルフォンソＸ?運河沿いにある
オロ・タワーかな？

シルエットになった感じがキレイ。

この運河沿いは、
住人の憩いの場でもあるようで
このくらいの時間でも人がたくさんいました。

観光用のクルーズ船もいた。

昼間はそれこそ暑いので
このくらいの時間に散策するのがオススメです。

もう少し長く滞在できたら、
もう少し街のあちこちに足を伸ばしたいけど、
異国情緒感はたっぷり味わえました。

①で紹介しているアルカサルの
お土産ショップで購入してきた、

タイル柄、のコースター。
ホントの石のタイルではないです、
が、個人的にすごくツボをつかれた商品だし、
ちゃんとそこにある物を生かしたお土産でエライ。

他にもこのタイル柄のポストカードや、
王冠の飾り付きの鉛筆、
（REAL ALCAZARって文字が入ってる　
ホワイトハウスでボールペン記念に
持って帰る的な？　笑）
などなどを買ってきました。