PM2.5まみれの北京　後編

2013/11/06 - 2013/11/11

JALの特典航空券で北京を５泊６日で旅行してきました。

たった６日間の旅行でも世の中から切り離されてゆったりした気分になれますね。
旅行って案外一週間以内とか短い方が楽しめるのかもとか思ったり思わなかったり。

この旅行記では、５・６日目に天安門周辺をブラブラしたのを綴っています。

エリア 北京(中国)

さて５日目。明日で北京とおさらばと思うと悲しい・・・。

一日の入館者数が規制されているという中国国家博物館へ行きました。
９時の開館前に行ったせいか、長蛇の列でした。

この旅行中で何回天安門広場へ足を運んでいるのだろうか・・・。

４階建てで東西に分かれている大きな博物館です。
上海博物館とはレベルの違う大きさでした。

１階の入ってすぐの展示室には、毛主席を称える絵

スケッチをする子供は万国共通ですな。

ルーベンス等のフランドル派の特別展も開催されていました。
たしか５００円くらい取られた記憶。
教科書で見たことあるような絵が展示されており、すごくラッキー！！
まさか中国で著名な西洋美術にお目にかかれるとは思わなかった。

博物館で一番気に入ったのは、アフリカゾーンでした（笑）
この細長い人形はシュールでなんかツボ
お土産屋にあったら買ってしまいそうな勢い。

大雑把な形だけど、アフリカンらしさと生命の力がみなぎる

博物館を出た後は、天安門へと向かいました。
カバンは預けて、財布・カメラ・ケータイ等の貴重品は持って身体検査を受けてから登る事ができます。

博物館の全てを見ることはできませんでしたが、どうしても天安門に登ってみたかったので途中で切り上げてきました。
あとは、共産党の歴史を見たら終わりかな？

１９４９年に建国した時は、広場を人民が埋め尽くしていてすごかったんだろうなぁ。
私も総書記気分を少し味わいました。

いよいよ最終日。昼過ぎの便で帰国です。
帰国前に、朝早くに起きてでもどうしてもやりたかったこと。
それは、ラストエンペラーのような紫禁城を見る事です。
前回北京に来た時に紫禁城を見れなかったときから、ずっと憧れていた光景ががっかりだったとは言わせたくない。
そんな気持ちが私を朝早くから切符列に並ばせました。

朝一番の紫禁城は最高でした。
人が少ないから落ち付いて見れるし、なによりも紫禁城のスケールの凄さを感じることができます。
また朝のピリッとした寒さが清々しい気分にさせてくれて良いですね。

この鶴には長寿の願がかけられているそうです。

バスにのって北海公園へ行きました。
白塔まで行く余裕はないのに入場料３元を払ったことにモヤっとするも、
行ったことがないところに行くのがモットーなので、やっぱり行っちゃいます。

青い空に白塔が映えます。
１７世紀にダライラマが北京に来訪したことを記念して建てられたそうです。
今では考えられないですね。

もちろん例にも洩れず老人たちの憩いの場です。
中国も意外と高齢化？？

寒い北京ではネコちゃんもふっさふさもっふもふ。
ネコちゃんって足が可愛いですよね。

残念ながら帰国の時が迫ってきました。
東直門からエアポートエクスプレスで空港へ向かいます。

イスはリクライニングがなくて硬いし、質は正直よくないです（汗）
値段も３０元と安めなので、しょうがないかな。

北京の郊外には高層ビルがたくさんありますが、いくら１３億の人口がいようと埋まらないんじゃねーの？と心配。

初の北京首都空港ターミナルです。
空港内に噴水があるんですね。

JALの機内食は、当たり前のことですが東方航空とレベルが違います。
鮮度の高い食品が多いです。見た目からして美味しそう。
お金持ちっていいなぁーと羨ましく思った特典航空券の旅でした。