2014/11/08 - 2014/11/11
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台北グルメを食べつくす!
そんな目的でふらっと出かけた台湾旅。
食べ続けるのも難しいので、食べる合間でド定番観光地を観光する旅。
そんな台湾旅の4日目。
今日は最終日。悔いのないように台湾を食べつくし、ついでに忠烈祠にも行きますよ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
今日は台湾最終日。夜6時半の飛行機で帰国。指定されたホテルへの集合時間は午後2時半なので、それまで時間を無駄にはしたくない。というわけで、朝から活発に動く。
さて、その前に。日本のガイド本には地下鉄とかセブンイレブンでの買い物とかに便利な、日本でいうSUICAのような「悠遊カード」について紹介されている。
が、その残高照会の方法とか、チャージの方法とかについては、あまり詳しく書かれていないので、ここでおさらい的にに紹介。
セブンイレブンとかでもチャージできるが、他のお客さんがいる時は「おい、混んでんだから、そんなのやるなよ〜!」的な空気を背中にビシビシ浴びるので、地下鉄の駅構内でやるほうが気楽。地下鉄の駅構内にはチャージ機がある。
まず、チャージ機の指定された場所に「悠遊カード」を置く。
(写真:チャージ機の指定された場所に「悠遊カード」を置く(チャージ機の機種によって多少異なる)) -
すると、何も操作せずとも、現在の残高が画面に表示される(この写真の場合、25元が残っている)。照会の方法はこれだけ。残高が残っていて別にチャージする必要が無い場合は、そのまま「悠遊カード」を取ればよい。
(写真:何も操作せずとも画面に残高が表示される) -
カードにお金をチャージしたい場合は、その状態からお金の投入口にお金を投入する。
(写真:表示された投入金額を確認して右上の「Next Step」のボタンをタッチ) -
すると、画面に投入した金額が表示されるので、右上の「Next Step」のボタンにタッチする。
-
チャージが完了し、チャージ後のカード内残高が表示されるので、あとは右上の「print」ボタンをタッチしてレシートをプリントすればよい。レシートが要らなければ「No」のボタンにタッチして終了。超簡単。
台湾に住んでいるならば、大金をチャージしておいても良いが、短期旅行者だったら、帰国時にはなるべくカード内には残したくないので、電車に乗る度にちょいちょい残高をチェック(改札を通る時にもチェックできるが・・・)して、足りなくなったら適宜チャージすればよい。
(写真:チャージされたことを確認して、あとはレシートを印刷するだけ) -
さて、話は元に戻り、最終日の旅行記を。
朝早くから、朝食を食べに出かける。ちなみにこの後朝食を3回摂ることになる。まる1回目の朝食は「魯肉飯」。魯肉飯は初日の夜市でも食べたが、どのガイド本にも載ってる超有名店「金峰魯肉飯」の味がどんなものか?興味があって食べに行くことにした。
金峰魯肉飯は地下鉄「中正紀念堂駅」2番出口を出るとすぐのところにある。お店は朝8時からなのだが、まだ8時前。ということですぐ隣にある「南門市場」をちょっと覗くことにした。
(写真:南門市場。地下鉄「中正紀念堂駅」2番出口を出てすぐのところにある) -
市場にはお土産物や乾物のほかにお惣菜なども売られていて、お客さんはほとんどおらずまだ開店準備中という段階だったが、店員は朝から忙しそうに動いていた。
ただし、この市場の地下にある鮮魚や肉のコーナーに行く場合は、ちょっとした心構えが必要。ここには写真を載せないが、羽毛を剥ぎ取られた鶏(もちろん死んでいる)が大量にいて、店員が地べたで内臓を取り出す等の下処理をしていて、あまり見慣れていない人にとっては、かなりグロテスクな光景だ。
日本や先進国のスーパーなのではすでに下処理済みの綺麗な肉が並ぶが、発展途上国の市場ではまだ毛がついた獣の肉や今回のような顔までばっちり残っている鶏なんかが普通に並んでいてカルチャーショックを受けるが、考えようによっては、頭では分かっていたつもりでも実際に見ることで、これら家畜の命を奪って我々は生きているんだなぁ〜という事を改めて確認できる良い機会なのかもしれない。
(写真:惣菜などが並んで朝から活気があったが地下の肉コーナーに行く時はちょっとした心構えが必要かもしれない) -
さて、8時もまわったので目的の「金峰魯肉飯」に行く。
(写真:金峰魯肉飯) -
開店したばかりだというのに、すでに食べているお客さんもいる。店内には壁にメニュー表が貼られていた。魯肉飯以外にも結構メニューがあるようだ。目的の魯肉飯は「大50元」「中40元」「小30元」だった。ということで「中」を妻と2人でシェアすることに。
これだけどの日本のガイド本にも書かれていれば、さすがに店員も日本語が全然いける。注文は壁に貼られているメニュー表をそのまま小さくした紙と鉛筆が机の上にあって、それに記入して店員に渡せばOKの、旅行者には優しい超簡単方式。
(写真:壁に貼られているメニュー表) -
店内の写真をゆっくり撮るような時間も無くすぐに魯肉飯が運ばれてきた。お〜うまそう。上にはちょっとした漬物も乗っている。早速食べてみると、さすがにこれだけいろいろなところで紹介されているだけあって、納得の美味さ。3日前に夜市で食べた魯肉飯と比べても味の深みが全然違う(夜市で食べた魯肉飯がマズいというわけではない)。ただし、脂身までぎっちり煮込まれているので、全体的に脂っこいところは否めないので、胃に自信があれば朝からでもいけるが、通常朝から食べたら結構パンチがキツイと感じるかもしれない。味が結構濃いのでご飯があってちょうど良い感じだ。上手く作られているなぁ〜と感心する。魯肉飯を食べるならここだ!というぐらいのオススメ。
(写真:さすがに納得の味の魯肉飯) -
さて、事前情報によると、苦瓜(ゴーヤ)のスープも苦さが消えて美味いという情報を得ていたので、魯肉飯を注文する時に一緒に注文していたのだが、朝一すぎてまだ無いとのこと。なので「オーソドックスなスープでいいよね?」と、半強制的に薦められ、結局オーソドックな豚のスープに変更となった。
豚のスープは豚肉がミンチになって「つみれ」状になって入っており、パクチーも大量に投入されていた。ただでさえ味の出る豚肉をさらにミンチ状にして投入するなんて敵無しに決まっている。例えて言うなら、化粧なんてしなくたって綺麗に決まっている藤原紀香が、バッチりメイクをしたら、そりゃ誰も勝てないよ!って感じ。
おかしな例えはほっといて、実際に食べてみると、予想を超える濃厚スープ。その味にアクセントを加えるパクチーの風味がベストマッチ。こちらも結構脂っこかったので朝から行く場合はちょっと注意が必要だ。
(写真:オーソドックな豚肉のスープ。こんなの食べなくても美味いのは分かる) -
レジの横には持ち帰り用の容器が大量にあった。地元の人はふらっと寄ってテイクアウトで買っていって朝ごはんや昼ごはんにするんだろうと思われる。
(写真:レジの横には大量のテイクアウト用容器が。テイクアウトが一般的なのかもしれない) -
ホテルに戻る途中で2回目の食事。2日前に食べたホテル近くの肉まん店「大阿姨手工包子店」が朝からやっていたので、何となく買ってしまった。
(写真:「大阿姨手工包子店」2日前にもここで買った) -
台湾旅で若干野菜不足に陥っていたために、今回は肉ではなく野菜の中華まんを買った。野菜ぎっちりというわけではなかったが、味が優しめで中に春雨とかがあって、食感に変化があり美味い。皮は相変わらずもっちもちだった。
(写真:今回は野菜の中華まんを食す。春雨とかが食感に変化を与え美味い) -
ホテルで旅友と合流して3度目の食事へ。行ったのは「趙記菜肉餛飩大王」ワンタンスープが美味いと有名な店。以前台湾に来たときに旅の兵(つわもの)が連れてきてくれた店なのだが、場所がわからず。と、昨日夜の西門付近をブラついていた時に偶然発見したのだった。
店の前で店員がせっせとワンタンを作っているのが特徴。朝も作っていたが昨日の夜も作っていた気がする。
(写真:ワンタンスープが美味い店「趙記菜肉餛飩大王」。店の前で店員がせっせとワンタンを作っているのが特徴) -
「趙記菜肉餛飩大王」は西門駅東側で駅から徒歩5分ぐらいの場所にあってアクセスも抜群。ちなみに昨日の夜に食べたあっさり麺を提供する「三味香」もすぐ近くにある。
(図:「趙記菜肉餛飩大王」の場所はこちら。西門駅から徒歩5分ぐらいでアクセスも抜群) -
さて席について、テーブルの上にあるメニュー表を見ると台湾語だった。たいしてメニューも多くないし、ワンタンスープを食べたかったので、「う〜ん、これだろう」とみんなで頭をかしげながら想像で注文しようとしていたら、店のおばちゃんが寄ってきて、自分達が見ていたメニュー表を裏返してくれた。裏には普通に日本語でのメニューが書かれていた。どんだけ日本人たくさん来るの? 噂によれば地球の歩き方に普通に載っているらしい。
(写真:テーブルの上においてあるメニュー表は裏返せば日本語のメニューが書かれている) -
「野菜の豚肉入りワンタン」は「大・中・小」とあり、ワンタンの数が「10個」「8個」「6個」と異なる。注意点だが、このワンタン結構でかい。なので一人で食べるなら「小」でも十分。女性だと「小」でも食べきるのは結構キツイかもしれない。
朝から店内は結構賑わっていた。世界各国には朝はどの店もやってないというケースが結構あるが、台湾とか東南アジアの国は朝から店がやってたりして、朝行動派の自分にとっては結構ありがたい。
(写真:朝から店内は結構賑わっている) -
で、注文したワンタンが来た。我々夫婦は3回目の食事だったので「小」をさらに二人でシェアしたが、それで十分なほどの量。ワンタンは野菜と豚肉がたっぷり入っていて美味い。皮はもちもちで分厚く、野菜はチンゲンサイをみじん切りにしたものらしく、食感がシャキシャキしている。スープがあっさり系なので朝食べるにはうってつけなのだ。あと酒を飲んだ後とか。「締めのラーメン」ではなく「締めのワンタンスープ?」
(写真:野菜と肉のワンタン。これでも「小」なのだ) -
さて今日は帰国まで、旅友とは別行動。我々夫婦は「忠烈祠」に行くことに。
地下鉄駅まで向う途中、昨日から気になっていた「苦瓜のジュースにトライしてみたい」と妻が言う。「え〜!それ、かなり苦いんぢゃないの〜!」と制止したいところだったが、トライする前から決めつけるのは、我々の旅スタイルではない。とにかく試してから納得すべきなのだ。
ということで、勇気を振り絞って一杯注文。店の前にはこれでもかっ!ってぐらい、白いゴーヤが並んでいる。苦くないの?これ?
(写真:苦瓜のジュースに挑戦。店の前にはこれみよがしに白いゴーヤが並ぶ) -
おそるおそる飲んでみたが、これが全然苦くなくて美味い。どうやらハチミツを入れているようで、甘さもあって後味が少し苦いだけ。何となく「体に良さそうな野菜ジュース」という感じでグビグビいけてしまった。これは試して正解だったし、今まで「苦そう」と思って買わなかった人にも是非挑戦してもらいたい。
(写真:後味がちょっと苦いだけでグビグビいけちゃう。体に良さそうな野菜ジュースといった感じ) -
そんなこんなで「忠烈祠」に向う。忠烈祠は地下鉄の駅から少し離れた所にある。地下鉄駅からはバスで行かなくてはならない。まず地下鉄で「圓山駅」に行く。圓山駅の1番出口で出ると(圓山駅は出口が二つしかないので迷わないと思う。南側の出口)、その先ちょっと離れた所にロータリーっぽい場所が見える。そこの左側がバス停。
ちなみに、駅のすぐ隣にもバス停があるが、これは長距離バス用のバス停らしく、近距離ローカルバスとは違うみたい。
(写真:地下鉄「圓山駅」1番出口を出てちょっと先にバス停はある) -
日本のように駅前のロータリーにはバスが何台もいるような状況ではなく、普通のバス停の一つのような扱いで、バスは来てはすぐに発車していく感じ。
(写真:バス停はこんな感じ) -
このバス停は結構な本数の経路のバスが止まるらしく、ガイド本には42番と287番のバスと書かれていたが、それ以外の路線番号のバスも忠烈祠に行くバスがあったので、来たバスの番号を確認して、バス停にある路線図を確認して忠烈祠に行くかどうか?を見て、行くようであれば乗ってしまえばいいと思う。
(写真:バス停には路線図があるので「忠烈祠」に行くかどうか確認できる) -
バスは東南アジアのバスのようなボロさは全く無く綺麗だった。しかもシートが日本の路線バスよりも豪華な気がする。バスの中でもWifiが使えるみたいだったが、つないでみようかと挑戦したが繋がらなかった。
(写真:バスは綺麗で座席は日本より豪華) -
バスに揺られること10分ぐらいで「忠烈祠」に到着する。バスの経路は図のような経路を通った。バス内にアナウンスは流れないのだが、運転席上の電光掲示板に次のバス停が表示されるので、よく見ておいた方がいい。「忠烈祠」の一個手前のバス停は「中央電台」なので「中央電台」が出たら降りる準備をすればよい。また「圓山大飯店」というホテルは一瞬そこが「忠烈祠」かと思うような古風で立派な建物なので、その建物が見えてきたら、バスの電光掲示板に注目してもいいかもしれない
(図:バスはこんな経路を通る) -
バスは「忠烈祠」の目の前でなくちょっと手前に停車するので、そのままバスの進行方向へ1〜2分歩くと、立派な門構えが見えてくる。これが「忠烈祠」の入り口。
(写真:バス停からちょっと歩くと立派な門構えが迎えてくれる) -
今回ここに来たのは、中正紀念堂でも見た衛兵交代を見ること。
んで、「忠烈祠」の入り口の門にもすでに衛兵が居た。中正紀念堂の衛兵は紺色の制服だったが、こちらの衛兵は白の制服で「あ〜、場所によって違うのね」と思っていたら、中正紀念堂での紺色の制服は「空軍」でこちらの白い制服(ちなみに夏服)は「海軍」だそう。モスグリーンの制服は「陸軍」だそうだ。
(写真:さっそく衛兵がいた) -
衛兵の前を通って中に入れるのはちょっと奇妙だったが、中に入るとだだっ広い敷地が広がる。正面奥に立派な建物と門がうかがえる。
(写真:門から中に入るとだだっ広い敷地が広がる) -
奥の建物に近づいていくと、台湾らしい立派な建物で門が形成されていて、さらにその奥に本堂があるのがうかがえる。
(写真:台湾らしい建物の門) -
この門をくぐると、中には色鮮やかで立派な本堂が鎮座していた。この本堂の所にも衛兵が二人居た。
「忠烈祠」とは政府が国家の祭典を行い、忠義の精神を表彰し、国のために殉難した烈士を追悼するところ。(台湾ナビによる)。具体的に祀られているのは、辛亥革命や抗日戦争などで国の為に命を落とした人。また、最近ではSARSで殉職した医師や看護婦・警察官や消防士等も祭られているそう。
ここで、重要なのは、今や親日国としてフレンドリーな台湾。しかしながら過去の暗い歴史の中では「抗日」として日本と戦っていた歴史があるってことを忘れてはならない。今台湾の人で日本語が喋れるのはビジネスとして喋れた方が有利だからという理由で勉強する若い人もいるが、特に歳をとった人などは戦争中に日本軍に日本語を話すよう強制されていた為に喋れるのだということは、絶対に忘れてはならない。
ということで、旅行中にお年寄りの人に日本語で話しかけられても、間違っても「日本語お上手ですねぇ〜」なんて軽はずみな発言をしてはならない。場合によっては激怒される可能性もある。韓国とかでも同じ。
あと、自分達が行った時に日本人女の子3人組がいた。んで、本堂のところで「いぇ〜い」とかわいいポーズで記念写真を撮っていたが、ここは33万人もの霊が祭られた所。「日本のお寺でそんな写真とらないでしょう」と突っ込みたくなったが、「そうゆう所なんだ」という意識を持って行くのが礼儀だと思う。
(写真:本堂は色鮮やかで立派な建物だった) -
そんな感じで中を見学していると、係員に突然何かを言われた。しかも台湾語だったので全然わからず。特に悪いことをしているつもりは無かったので「イングリッシュプリーズ」と言ったら、ちょっと困った顔をしてから「チェンジ」と言ったので恐らく「衛兵交代がもうすぐ始まるよ」と教えてくれた模様。どうやら入り口の門から始まるようで、だだっ広い広場を戻り入り口の門の方へ戻る。
しばらく待つと衛兵が事務所から出てきた。中世紀念堂と同じく、よく訓練された感じで足並みもぴったりと揃っている。見た感じすごく若そうな人たちばかりなので、軍隊の中のただの「下っ端」なのかと思っていたが、エリートらしい。
入り口にいる衛兵から交代するのかと思っていたのだが、まず本堂の方に向っていった。
(写真:だだっぴろい広場を乱れずに行進していく) -
そのまま本堂まで行進していき、本堂の衛兵との交代儀式が始まる。こちらも中正紀念堂と同じような動きでスムーズに交代が完了。多分こちらも5〜10分ぐらい儀式に時間がかかった。
(写真:本堂での衛兵交代) -
ここでちょとした情報を。
本堂での衛兵交代が完了すると、交代要員の衛兵は入り口の門の方へ戻っていく。新しく交代した衛兵の写真を観光客がバシバシ撮ろうとするので、交代した直後は衛兵の周りは人でごった返す。
ところがどっこい、今度は交代要員の衛兵が入り口の門で交代の儀式をやるので、観光客は一気にそちらの方に行ってしまう。なので、本堂の衛兵のまわりはものの5分ぐらいですっからかんになる。このタイミングが写真の絶好のチャンスなので、交代直後は写真を撮るのを少し待ったほうがいい。
(写真:衛兵交代直後の衛兵周辺の様子(写真左)と5分後ぐらいの様子(写真右)人は誰もいなくなるので写真のチャンスだ) -
静かになった本堂でゆっくりと見学。ここも衛兵を置くことで、中正紀念堂と同じく、台湾としてのアイデンティティーを守っているんだなぁ〜と感じた。
(写真:静かになった本堂。1時間も動かない衛兵の仕事は大変だなぁ〜と思う) -
中央の広場も人がいなくなるとこんな感じでがら〜んとしている。
-
さて、忠烈祠見学を終えて戻ることに。バス停は来るときに降りたバス停の反対車線ではなく、忠烈祠を超えてさらに行った所にあった。帰りはだいだいのバスが圓山駅に行くと思うが、一応バス停にある路線図を確認して乗った方がいい。
次に向ったのは、豆花を食べに行く。昨日食べたばかりなのだが、以前台湾に来たときに食べた豆花の味が忘れられず、あの味をもう一度食べたかったのだ。向ったのは「古早味豆花」
豆花では結構な有名店らしい。場所は地下鉄「雙連駅」からは少し離れており、徒歩で15分ぐらいのところにある。どのガイド本にも載っているので、観光客ばかりかと思いきや、地元の人が結構食べていた。 -
ここでもインゲン豆がトッピングされたオーソドックスな豆花をチョイス。ついでに体に良さそうだったので仙草茶という真っ黒なお茶も頼む。
ここの豆花のお味は、相変わらず美味かった。昨日食べた「騒豆花」の豆花は豆の臭さ的な物も少しはあったが、こちらの豆花はそのような臭さも無く優しい甘さ。絶対に欧米人には受け入れられないとは思うが、日本人にはこのぐらいの甘さがスィーツとしてはちょうどいい感じだ。
仙草茶はその色から結構苦いのかと思いきや、甘く味付けされていて、ほどよい苦さがおいしく、これもグビグビいけちゃう感じで、体に良さそうな味だった。 -
順番は逆な気もするが、ついでにお昼ご飯もこの辺で食べようということになって、ガイド本に載っていた牛肉麺の店に行こうと歩き始めたが、だんだん歩くのが面倒になってきたので、この「古早味豆花」からすぐのところで、結構混んでいた一軒の牛肉麺の店に入る。「感恩牛羊肉小館」というお店。
店の前でメニュー表を見ながらどれにしようか?と悩んでいると、店員のおばちゃんが「牛肉麺?」とオーソドックスな牛肉麺の写真を指差して聞いてきたので、うなずくと店の中のテーブルに案内された。ついでに「太麺?細麺?」と聞かれて、いつもだったら何となく「細麺」をチョイスしがちなのだが、この時は何故か太麺をチョイス。「辛い?辛くない?」とも聞かれたので「辛くない」をお願いした。
(写真:牛肉麺のお店「感恩牛羊肉小館」) -
しばらく待つと、牛肉麺が運ばれてきた。牛肉の出汁がたっぷり出たっぽいスープに手作り感のある太麺がうまそうだった。
食べてみると、やはり牛肉だけあって、それなりに牛肉独特の臭さはあるものの、味は美味い。中に入っている肉も、出汁が出きってパサパサになった感じは無く、やわらかく味わい深い感じがあった。
ただし、牛肉麺なので帰国の日や乗り物にたくさん乗る前には控えておいた方がいいかもしれない。じぶんはおいしく頂いたのだが、妻はこのあとバスや飛行機に乗ったので気持ち悪くなってしまったらしい。
(写真:独特の臭みはあるものの、太麺に味がからんで美味い) -
地元密着のお店なのか、地元民がふらっと入って食べて行き出て行くといった感じで回転率はかなり良い感じ。店のおばちゃんも忙しそうだった。原チャリで、メットをかぶったままふらっとよって買って行き、また戻るというスタイルの人もいた。
(写真:メットをかぶったまま注文して買って帰る。地域密着型な感じがする店) -
「古早味豆花」 と「感恩牛羊肉小館」の位置関係は図のような感じ。地下鉄「雙連駅」からは少し離れているものの、マストな店なのだ。特に豆花の「古早味豆花」はオススメだ。
(図:どちらの店も地下鉄「雙連駅」から徒歩15分ぐらいのところにある) -
さて、そろそろ帰国の為のホテルへの集合時間も近づいてきたのでホテルに向う。途中適当な中華まん屋で肉まんを買う。もう、どこで何を食べても美味い。
(写真:帰る途中、適当な店で買った肉まん) -
また、途中でパイナップルケーキっぽい味の月餅のようなものも購入。パイナップルのような味の餡が程よい甘さで美味かった。
-
ツアーで必ず行かなくてはならないお土産店も30分ぐらいの拘束時間だったので、これぐらいだったら許せる範囲。自分達が選んだのはエアチケットとホテルだけの完全フリープランだったのだが、これなら値段も安かったし十分ではないか?と思う。
(写真:帰りのバスからみた台湾国旗) -
今回の台湾旅行は当初の目的通り食べてばかりの旅だった。天気が悪かった日も1日だけだったのでラッキーだったのかもしれない。新しい発見を求める旅ではなく、ド定番なポイントを周ったのだが、それはそれで楽しかった。今度は台中や台南等の場所にも行ってみたい。
(写真:松山空港に到着してしまった) -
今回の旅で再確認したのは、やはり台湾は食べ物のクオリティーが高く、どこで食べても美味いということ。正直わざわざ目的の店をチョイスしておかなくても、混んでる店に入れば間違いない気がする。
台湾は日本人旅行客が多いからか、だいたいの所で日本語が通じてしまう。これは海外旅行という点から考えても、楽しさを半減させてしまっている気もするが、逆に海外旅行に対して躊躇している人にとっては、良い事なのかもしれない。国内旅行以上海外旅行以下といった感じで、添乗員付きのツアーなんかに参加しないで自力で十分頑張れる旅行先だと思うし、オススメの旅行先なのだ。
気楽な旅行先としてオススメだが、やはり旅行に行く前には台湾の歴史・政治・国内情勢や近隣諸国との関係を事前にある程度勉強していくべきだとも思う。ただ楽しい旅と思って行くのとある程度の基礎知識を持って行くのでは、旅の深さや厚みが全然異なるのは、今まで行ってきた旅でいつも感じることなのだ。
たぶん、またすぐに台湾旅行の計画は立ててしまうんぢゃないか?と思いつつ、今回の旅は無事終了。
(写真:帰りの機内食も普通に美味い)
これまでの台湾日記とこれからの日記
Day1 出発・九份・饒河街観光夜市
http://4travel.jp/travelogue/10953771
Day2 阜杭豆漿・中正紀念堂・淡水・占い・小籠包
http://4travel.jp/travelogue/10953898
Day3 朝市・お茶・マンゴー・ミャンマー人街
http://4travel.jp/travelogue/10954035
Day4 朝ごはん3連発・忠烈祠・豆花・牛肉麺・そして帰国
http://4travel.jp/travelogue/10954090
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