2014/11/18 - 2014/11/18
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j-ryuさん
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☆11月上旬にようやく訪れることができた“福島県いわき市の禁断の渓谷”こと
“戸草川渓谷”に名残りの紅葉を見に行ってきました。
東北の湘南とも称される温暖ないわき市の紅葉は同じ福島県でも最も遅く紅葉します。
その中でも戸草川渓谷は阿武隈山地にあるので沿岸部よりは早く色付きますが
それでも11月下旬になってようやく見頃を迎えました。
戸草川渓谷のある県道390号線はほぼ全面通行止め状態なので
前回はかろじて入渓できる“いわき市田人町貝泊”地区からのの上流ルートを使いましたが、今回はどこまで入れるか分からないまま、
一か八かで才鉢地区から入渓する下流ルートを辿ってみました。
(こちらのルートの方が我が家からは断然近いもので・・・)
結果としては二階滝までは行けましたが、その先は復旧工事が始っていて
行けませんでした。
でも二階滝の手前(下流の才鉢側)にも小ぶりながら優美な滝があるこを知り
十分楽しむことがきたと共に、また新たなお気に入りスポットが増えました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
☆いわき市周辺&戸草川渓谷へのルートMap①
Google Mapに加筆
※https://www.google.com/maps/@37.0080035,140.6467125,8799m/data=!3m1!1e3 -
☆戸草川渓谷へのルートMap Zom
Google Mapに加筆
※https://www.google.com/maps/@37.0080035,140.6467125,8799m/data=!3m1!1e3
郡山市やいわき市内から戸草川渓谷へ一番便利なルートは県道14号線(御斎所街道)ですが、2011年の東日本大震災で大規模な土砂崩れがおきしばらく通常止め、ようやく再開したと思ったのも束の間、2014年4月の豪雨で再び土砂崩れで通常止め、この9/26にようやく片側通行ができるようになりました。
しかし、その再開した御斎所街道才鉢地区から戸草川渓谷沿いの県道390号線は2008年からずっと通行止めで入れないので、かなり遠回りですが県道71号線(勿来・浅川線)の田人町貝泊経由で入ることになります。
ただ、その県道71号線貝泊から戸草集落への県道390号線の進入地点には一般車両通行止めの看板があります。
基本的には集落の人しか利用できない道路ですが、戸草川渓谷入り口の駐車場までは問題なく車で行けます(舗装道路ですが集落から先は車がすれ違えない細い道路なので、くれぐれも注意して運転してください)
と、ここまでは前回と同じ説明ですが
今回は入れないと思っていた才鉢側(鮫川と戸草川の合流地点)からも500mほど上流に入れることが分かりました。
鮫川に架かる橋を渡り道なりに500mほど進むと巨大な金属性の道水官が戸草川渓谷を横断していて、その少し先が現時点では才鉢側からは入れる唯一の駐車場です。 -
☆戸草川渓谷 県道390号線才鉢側通行止め地点&駐車場
ここが才鉢側から車で行ける最終地点&駐車場(10台分くらい)です。
私が朝8時に到着した時はゲートが閉められていましたが、9時頃から災害復旧工事が始り工事車両が出入りするようになりまた。
私は工事関係者が来る前だったので、なんとかこの先の復旧現場前まで行けましたが、途中関係者の一人には迷惑顔をされました。
十二分に気を付け、工事現場前まで(二階滝)しか行かないことを前提に
しぶしぶ了解してもらえました。
立ち入り禁止地区なので当たり前と言えば当たり前です。
これから復旧工事が本格化すれば完全復旧するまで、まさに『禁断の渓谷』です。
復旧工事期間はH,27年3月27日とありますが、本当に間に合うのか疑問です。
崩れた土砂を取り除くだけなら間に合うと思いますが、崩れた崖の保全はかなり難工事に見えました。
それともネットを掛ける程度の簡易処置なのか・・・
いずれにせよ、残念ながらしばらく戸草渓谷には行けそうにありません。 -
☆戸草川渓谷の紅葉。
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☆戸草川渓谷の紅葉。
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☆戸草川渓谷の紅葉。
赤、黄色、オレンジ、緑とまるでカラーパレットのように鮮やか(^^ゞ。 -
☆戸草川渓谷の紅葉。
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☆戸草川渓谷
才鉢側駐車場から県道390号線を歩き出すと、絶えず谷底から渓流音や滝の音が聞こえてきます。
谷底を覗けば鬱蒼とした木々の間からわずかに渓谷が見えますが、戸草川渓谷のほとんどがV字渓谷なので谷底に降りることができません。
そんな厳しい条件の中、唯一谷底に降りられそうなポイントを見つけ出し、
降りてみました。 -
☆戸草川渓谷
渓流の向こうに小ぶりな滝が見えるので、右側の岩を伝わって行ってましょう。
道路沿いの紅葉は一番の見頃でとても綺麗でしたが、
11月下旬になるのに、やはり谷底は日当たりが悪いので色付きがイマイチです(ーー;)。 -
☆戸草川渓谷
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☆戸草川渓谷 山女魚滝
今回は長靴でしたが右岸を伝わって運良く滝のまん前まで来ることができました(^^♪。
落差は2mあるかないかの小さな滝です。 -
☆戸草川渓谷 山女魚滝
Netなどで、この小さな滝を名前を色々調べてみましたが残念ながら見当たりませんでした。
この戸草川渓谷はヤマメやイワナの生息地で通行止めになる前は
釣り人もたくさん来ていたそうです。
もしかしたら釣り人仲間の間では名前があったかも知れませんが、私の旅行記では便宜上『山女魚滝』(やまめたき)と呼ばせていただきます。 -
☆戸草川渓谷 山女魚滝
小さな滝ですが、引き気味に撮ると銘石『鮫川石』や周囲の木々と相まって
とてもフォトジェニックで優美です。 -
☆戸草川渓谷 山女魚滝
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☆戸草川渓谷 山女魚滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
『山女魚』の直ぐ上流にはこれまた名称不明の段瀑があります。
これまた勝手ですが便宜上『魚止め滝』とベタな名前を使わせてもらいます(^_^;)。 -
☆戸草川渓谷 魚止め滝
『魚止め滝は』は上段が4mほどの直瀑、その下が長さ6mほどの滑滝です。
直瀑の落差は4mと滝としてはかなり小ぶりですが、ヤマメやイワナにすれば自力で遡上するのは困難だろうと『魚止め滝』とベタな名前にしてみました。 -
☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
子供の頃、どうして大きな滝の上流にも魚がいるんだろうって疑問に思っていましたが、鳥が咥えていって滝の上流で間違って落としたケースもないわけではないが、ほとんど人為的なパターンが多いと知り、ちょっと現実的な答えにがっかりした覚えがあります(^^ゞ。 -
☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
滝の真上横から。 -
☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
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☆戸草川渓谷 魚止め滝
下流方面。 -
☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
二階滝へ行くには一度谷上の県道まで戻らなくてなりません。
今回は紅葉がちょうど見頃だったので、それはそれでまた楽しみでした。 -
☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
通行止め&入渓禁止なので仕方ありませんが
工事車両以外人っ子一人いない渓谷で紅葉の独り占め(^^ゞ。 -
☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷 二階滝
前回2階滝への降り口を見つけたておいたので
今回はすんなり谷底まで降りられました。
でも、獣道ていどの踏み後なので初めての人は見つけられないかも(ーー゛)。 -
☆戸草川渓谷 二階滝
やはり谷底の木々は色付きが良くありませんが、
滝に覆いかぶさるモミジなどが紅葉していてたので
前回よりはやはりキレイです。 -
☆戸草川渓谷 二階滝
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☆戸草川渓谷 11月4日の二階滝
前回11月4日の時の2階滝です。
やはり晩秋の2週間の差は大きいですね。 -
☆戸草川渓谷 11月4日の二階滝
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☆戸草川渓谷 二階滝
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☆戸草川渓谷 二階滝
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☆戸草川渓谷 二階滝
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☆戸草川渓谷 二階滝
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☆戸草川渓谷 二階滝
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☆戸草川渓谷 二階滝
道路レベルの紅葉はキレイですが
谷底の色付きは似たようなもの。
11月下旬でこの色付きですから、もしかしたら谷底は
日当たりが悪いので、あまり鮮やかに紅葉しないで落葉するのかも。 -
☆戸草川渓谷 二階滝
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☆戸草川渓谷の紅葉
二階滝の少し上流の『二岐の滝』まで見たかったのですが
『二岐の滝』は一番大きな土砂崩れ現場(工事中)の少し先なので
今回はあきらめて戻ることにしました。 -
☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
この日の天気も前回同様にピーカン。
同じ福島県でも特に冬になればなるほど会津、中通り、浜通りの天気に大きな違いが出ます。
会津は典型的な日本海型気候で雪や曇天が多くなり、浜通りは太平洋型気候で雨の少ない晴天が続きます。
特に“いわき市”の冬は関東とほぼ同じ天気です。
中通りは、会津と浜通りの中間型天気です。 -
☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
滝をスローシャッター効果でシルキーに表現するのにピーカンは最悪ですが、
戸草川渓谷はこの時期ピーカンでも午前中は滝にほとんど陽が当たらないので、晴天を気にしなくてすむので有難いです。 -
☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷の紅葉
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☆戸草川渓谷
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☆戸草川渓谷
才鉢側駐車場の直ぐ下の谷底からの滝音が聞こえてくるので
降りてみましたが、滝も小ぶりで渓流もごくふつうだったので
次の目的地に向かいことにしました。
次の目的地こそ本当に『東北最後』『みちのく最後』の紅葉の名所です。
最南端ではありませんよ(^_^;)。
なんとあの漂泊の歌人・西行や黄門様こと『水戸光圀公』も訪れたことがあるんだとか。
お楽しみに!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 銭形幸一さん 2014/11/23 22:54:45
- 人気のない渓流
- こんばんは。
今までの滝に焦点を当てた旅行記と様相が変わりましたね。
戸草川渓谷、マイカー規制されている状態になってしまっているんですね。
私が去年紅葉の時期に歩いた静岡の奥大井の東俣林道は文字通りマイカー規制されている林道で紅葉と南アルプス南部の山々、大井川がとても美しかったです。
今回の旅行記拝見していて東俣林道を思い出しました。
こんなフォトジェニックな滝はありませんでしたけど。
カラーパレットという表現が本当にぴったりです。
「工事車両以外人っ子一人いない渓谷で紅葉の独り占め」、これって快感ですよね。
- j-ryuさん からの返信 2014/11/24 05:41:09
- RE: 人気のない渓流
- おはようございます。
いつもご丁寧にコメント&投票ありがとうございます。
> 今までの滝に焦点を当てた旅行記と様相が変わりましたね。
≫福島県の紅葉はこれらが最後なので、目的地の選択肢がないんです(^_^;)。
> 戸草川渓谷、マイカー規制されている状態になってしまっているんですね。
≫マイカー規制はあちこちありますが、ここは人間も本当は立ち入り禁止なんです。
> カラーパレットという表現が本当にぴったりです。
≫全山真っ赤な紅葉はもちろん素晴らしいですが、グラデーションの紅葉は写真的にも見栄えがしますね(^^ゞ。
> 「工事車両以外人っ子一人いない渓谷で紅葉の独り占め」、これって快感ですよね。
≫禁断を破っているので旅行記を公開するのはちょいマズイ気もしますが、
独り占めは快感です(^_^;)。
j-ryu
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