2014/07/18 - 2014/07/20
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Weiwojingさん
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ラトヴィアでの最後の訪問地ダウガフピルスへ向かった。当初、この町には寄るつもりはなかったが、隣国リトワニアに入り、首都ヴィりニウスへ行くには都合がよさそうだったので、訪問することにした。
ラトヴィアに関する日本語のガイドブツクにはダウガフピルズに関する情報は全然なかつたので、少々どんなところか不安であったが、前の訪問地ブウスカで得たパンフレットを参考にいざ訪れてみた。この町は人口10万人程のラトヴィア第2の都市で、ロシアとベラル―シに接し、人口の6割はロシア系住民である。
訪れてみると、意外に大きな町で、見どころもたくさんあるようだった。何よりも興味を覚えてのはここにはユダヤ教のシナゴーグがあることで、真先に行きたいと思った。今回のバルト3国旅行で最も興味を覚えたことはユダヤ人の存在であったので、この地にもシナゴーグがあったのは最大の収穫であった。
* このカバーの写真は、ユダヤ教のシナゴーグを訪れた際のもので、普通はあまり中に入ることはできないが、快く見学させていただいた。
- 旅行の満足度
- 4.5
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<Synagogue“Kaddish” シナゴーグ ①>
バウスカの観光案内所でもらったダウガフビルズに関するパンフレットにシナゴーグのことが出ていたので、前日見学したい旨を電話で連絡を入れてみた。電話に出た方はあまり英語が分からず、しかも訛りの強い英語だったので十分伝えきれなかったが、何とか用件は分かってもらえたようであった。
このシナゴーグはホテルから歩いて10分位のところにある。 -
<Syangogue“Kiddish” シナゴーグ ②>
電話で約束した時間は3時半であったが、ホテルでのチェツクインが少し遅れたためにシナゴーグへ着いたのが4時を過ぎてしまった。もうドアは閉まつていて、中に入れなかった。あきらめて近くにあったインフォーメイション・センター行くと、スタッフの方が「あなたは日本の方ですか。シナゴーグから連絡があり、あなたが約束の時間に来なかったので、どうされたのか心配しています。これから行きますか」と連絡を取ってくださった。
再度出かけると、待っていてくださった。 -
すぐ中に入れてくださり、食堂のあるところへ案内された。
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この方が前日電話で話をした男性である。やはり英語は中学1〜2年生くらいで、何とかこちらの話は理解してくれたようだが、相手の方の話はほとんど分からなかった。
この方はユダヤ教でラビと言われる立場の人で、キリスト教での牧師に当たる。 -
英語が心もとないということで、一人の男性が通訳をして下さった。しかし、この方の英語も分かりずらかった。
翌日が聖日の土曜日だったので、その準備で忙しいという中をいろいろなことを説明やら礼拝堂を案内してくださった。 -
「過越し祭り( Paaover )」に飲むワインがあるので飲んでくださいと勧められ、イスラエル産のワインを飲んでみた。
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このような小さなグラスで、何杯も注がれて飲んでしまった。そんなに強くはなかった。
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礼拝堂の中見させていただいた。キリスト教の教会とはかなり異なり、シナゴーグは簡素なまで装飾が少なく、落ち着いた雰囲気がある。
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『トーラ」と言われるユダヤ教の正典を見させていただいたが、見たこともない文字がっしり書かれていて、めまいを起こしそうな感じであった。
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礼拝堂の中にはユダヤ教に関する書籍が展示されていて、多くはラトヴィア語で書かれていたが、中には英語で書かれたものもあり、大いに興味を覚えた。
このシナゴーグには2階に博物館 ( Museum “Jews in Daugavpils and Latgale“ が併設されているが、残念ながら見学することは出来なかった。 -
<ダウガフビルズ大学 ①>
次に、ダウガフビルズ大学へ行ってみた。
斬新なデザインの大学で、キャンパス内を少し歩いてみた。夏休みのせいか学生の姿はなかった。 -
<ダウガフビルズ大学 ②>
そんな広いキャンパスではなかったので、短時間でざっと見ただけであった。 -
路面電車 (トラム)を利用して、町はずれにあるダウガフピルズ要塞へ出かけてみた。電車のの中で切符を切っている女性車掌の姿が見られた。
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<ダウガフピルズ要塞>
18世紀に造られた要塞で、今では跡地を利用して様々な施設がある。 -
要塞内にあるインフォーメション・センターに寄り、ここの地図をもらった。
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要塞内には昔の古い建物が残されているが、人が住んでいる気配はない。
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<Nikolas Gate (ニコラス・ゲート)>
砦から外部につながるゲートがここを含めて数カ所あるが、ここは車の運行はできないようだ。 -
要塞時代の大砲のレプリカが置かれていて、子供たちが上に乗って遊んでいる。
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<St. Peter's in Chains Roman Catholic Church ①>
1848~49年にかけて建立された古いカトリツク教会で、建物はかなり立派である。 -
<St. Peter's in Chains Roman Catholic Church ②>
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教会内部は白を基調とした装飾で、落ち着いていた。しばらく椅子に座り、休ませていただいた。
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祭壇天井部分の絵はイエス・キリストを描いたもののようである。
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背後の絵は聖母マリアであろうか。
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長時間歩き回ったので疲れを感じ、あるカフェで休憩した。喉を潤したのはミネラル・ウォターである。
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ダウガフピルズの街にはあまり古い建物はない、とパンフレットには書いてあったが、歩いていると、必ずしもない訳でなない。かなリ目に付いたと言っても良いだろう。
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リガの街にあるようなユーゲントシュティールの建築様式の建物を見かけることがあったが、この街では非常に少ない。
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歩いていると、このようなかなり多くの古くて、立派な建物がある。
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色合いが美しい建物。
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夕飯にはこれまで何度か食べたことのある「ペリメ二」というロシア風餃子を食べてみた。2種類のペリメをオーダーしたが、いずれもサワークリームを付けて食べるのが一般的なようで、さっぱりして美味しかった。
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<ロシア正教会 ①>
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<ロシア正教会 ②>
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中に入り見学させていただいた。あちこちにイコンが掲げられている。
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この壁画にはどんなストリーがあるのだろうか。
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公園内を歩いていたら、結婚写真を撮っていたカップルと会い、写真を何枚か撮らせていいただいた。
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昼食にどいう訳か中華料理を食べてしまった。昼時、歩いていたら偶然見かけた中華料理の店があつたので、思わず入ったが、やはりこのようなものを身体が要求していたのかもしれない。
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