2014/11/01 - 2014/11/03
85位(同エリア1561件中)
ひでまるさん
昔から、なぜか惹かれていた兵馬俑。
そんな兵馬俑で有名な古都・西安は、中国の遥か西方に位置してて訪れるのはなかなか大変と思い込んでいたけど、調べてみると、北京から新幹線みたいな特急列車で5時間ほどで行けることが判明。
更に調べてみると、北京〜西安は寝台列車も走っているとのこと。
一度は体験してみたかった海外での寝台列車の旅。
宿無し、寝台列車での2泊はなかなかしんどいけど、この旅程なら2泊3日でも行けるなぁ
とタイミングを狙っていると、
三連休なのに東京〜北京便がマイルで空席あり。
しかも、朝に日本を出発して
夜に戻って来るというベストな時間帯。
中国旅行、どんだけ人気ないんだか。
ということで、
二週間前くらいに予約を始めて、
ささっと行ってきました。
【旅程】
○ 11月1日(土)
・ 09:25 羽田空港
↓(NH1255)
12:35 北京空港
・ 故宮博物院
・ 20:43 北京西駅
↓(Z19(寝台列車))
○ 11月2日(日)
・ 07:58 西安駅
・ 兵馬俑
・ 大雁塔、城壁
・ 19:55 西安駅
↓(Z20(寝台列車))
○ 11月3日(祝)
・ 07:10 北京西駅
・ 天壇公園
・ 14:50 北京空港
↓(NH906)
19:10 成田空港
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東京は小雨が降る中、
荷物を増やしたくなかったので、
傘も持たずに最寄り駅までダッシュ。
そのため、喉もカラカラになり、
羽田に着くや否やカードラウンジへ直行!
今更ながら、とあるゴールドカードを入手したんです。
前日に日銀が金融緩和政策だかを打ち出して円安がさらに進み、出国の前に余計なことをしてくれるぜと思って新聞を読みながら、リンゴジュースを3杯くらいガブ飲みして機内へ。
結局、1元=18.8円くらいになってしまったので、今回の旅は、1元≒20円と割り切ってます。 -
北京に着いたら、
その足で、実は未訪問の故宮に行く予定なので、
「ラストエンペラー」をiPhoneで見ながらの機内食。 -
定刻どおりにランディングして、
机場戦で市内へ移動。
北京は2年振りくらいです。
と言っても、前回は、
乗り継ぎを利用しての束の間の滞在だったので、
ちゃんと訪れるのは6年振りかな。 -
地下鉄を乗り継いで、天安門に到着。
空が曇ってるのは、
天気が曇りなのか、
はたまた、PM2.5の影響なのか。天安門 建造物
-
天安門の下をくぐって、故宮に到着。
世の中にはこんなに言語があるのかと思わせるほどのたくさんの種類の音声ガイドの充実っぷり。故宮博物院 城・宮殿
-
では、早速入場しましょう。
中国の観光地は、ハイシーズンとそうでない時期で料金が違うんですが、11月は、場所によってハイシーズンに区分されたり、そうでなかったりまちまち。
故宮では11月はローシーズンに区分され、入場料は40元でした。 -
これまで韓国・ソウルを数え切れないくらい訪れてるボクにとっての感想は、景福宮の中国版(笑)
故宮も景福宮もどちらも王宮なので、そりゃそうですよね。
赤い屋根が中国っぽい。
もう少し青空の下なら良かったなー。 -
この雲龍石はお見事!
長さ6.7m、重さ250tの一枚岩に
9匹の龍や雲が彫られてるんだそうです。 -
広い広い故宮ですが、
1時間くらいでさくっと見終えました。 -
その後は、中国の銀座だとかシャンゼリゼ通りだとか言われる王府井をぶらぶら。
中国の街も随分キレイになりましたねぇ。
街にゴミも落ちてないし、日韓と変わらない感じ。王府井大街 散歩・街歩き
-
休憩と夕食を兼ねてやって来たのは、狗不理包子。
王府井の中央通りからちょっとだけ中に入ったところにあって、
北京ダックの有名店・全聚徳の真ん前です。
それにしても、全聚徳は、北京市内の至る所にありますね。
あのアヒルちゃんに何回遭遇したか。狗不理包子 (王府井総店) 中華
-
注文したのは、豚肉入りの包子。
これで45元≒900円は安くないですよね。
肝心のお味も、可もなく不可もなくといった感じで、作り置きされて冷め気味な包子と無味な黄色いお粥。
なぜ有名店なのか不思議なくらい。
コスパも悪く、オススメしません… -
その後は王府井小吃街も一応チェック。
相変わらず、生きたサソリが串に刺さってました。
ヒトデもグロい。王府井小吃街 その他の料理
-
再び天安門に戻って来た頃には、
すっかり暗くなっていました。天安門 建造物
-
そのまま天安門広場沿いを南下して、
やって来たのは前門。
レトロな街並で、オシャレスポットになってます。
スタバもオシャレな感じで、この辺りはやたらと西欧人が多かったな。星巴克 (前門店) カフェ
-
今日も結構な距離を歩いているので、
糖分補給ということで、
呉祐泰というお茶屋さんの緑茶ソフトクリーム。
6元でした。
疲れてた気分も上昇↑↑ -
その後は、メトロで北京西駅まで移動し、
さぁ、いよいよ西安に移動する寝台列車に乗り込みます!
チケットは、日本人が事前に予約するには予約サイトを通じるしかないようだったので、代理店を通じて予約しておきました。
当日は、駅のチケット売り場に行って、
代理店から送られてくる予約番号とパスポートを見せれば発券してくれます。
何時間前に行けばいいのか不明だったので、余裕をみて1時間前には駅に到着。
だいたい40分前くらいから改札が始まりました。
どうやら、満席で当日券は買えないようだったので、ちょっと割高になるのは悔しいけど、代理店を通じて予約しておいた方がいいですよ。 -
肝心の車内は、こんな感じ。
今回乗車するのは、往復ともに軟臥という一等車両です。
一つのコンパートメントにベッドが4つ。
ベッドの長さは、兵馬俑と同じ180cmくらいのボクでギリギリなサイズ。
これ以上背が高い人は足を曲げないときついかな。
幅は、辛うじて寝返りが打てる程度はあります。
総じて、寝心地は想像以上に良かったですよ。 -
往路は上段、復路は下段でしたが、
個人的には上段の方が好きかな。
昔から、屋根裏部屋みたいなのに憧れてたし、
下段だと、上段の人がベッドの乗り降りをする際に踏まれることがしばしば。
枕元には読書灯も完備。 -
各ベッドには液晶テレビもついてたけど、つかなかったよ??
コンセントは、ベッドごとにはなく、
各コンパートメントにあるポットの下辺りに確か2か所あったので、その点は下段の方がいいかな。
でも、廊下にも幾つかコンセント口があるので、そこで充電すれば問題なし。 -
トイレも、中国にしては可なレベルでしょう。
-
洗面台だってある。
しかも、ハンドソープまで!
到着間際は、顔を洗ったり歯磨きする人で混雑してました。 -
各コンパートメントをつなぐ廊下の様子。
往復ともに「Z」という種類の列車で、
これは、目的地まではどこにも停車しない直通列車。
しかも、この車輌は、軟臥と、その上の高包(高級軟臥)しか種類がなく、そのため、変な輩が乗ってる心配もなく、すごく快適な移動でした。
これで、日本からの手配料も込みで片道8,800円くらいならいいですよね。
やるじゃん、中国鉄道! -
寝台列車での長旅には、王府井の北京apmの地下にあったスーパーで買った食料たちを持ち込みました。
車内にはお湯が出る蛇口も備え付けられていて、
カップラーメンは夜食用に購入。
列車に揺られながら、ビールを飲んでカップ麺をいただくなんて、深夜列車の醍醐味じゃないですか。
パンは、西安到着前に朝食としていただきました。
車内販売はあったけど、食堂車はなかったので、持ち込んで正解◎
左上のペコちゃんは、日本では未発売のミルキー・マンゴー味。
おすすめです。日本でも売ればいいのに。
ちなみに、漢字でミルキーは牛乳糖と表記。
そのまんま(笑) -
11時間もの移動の末、
定刻どおりに西安に到着。
すごいぞ、中国鉄道。
侮れない、中国鉄道。
そして、西安、思っていたより寒いぞー。
息も白いです。西安駅 駅
-
駅を出ると、早速、城壁がお出迎え。
さすが、かつては長安という名で都が置かれた歴史ある街ですね。 -
では、早速、観光開始☆
今回も荷物はリュック一つなので、
ホテルに荷物を置いたりしたりせずにそのまま観光に行ける♪
ということで、今回の旅のハイライト・兵馬俑までバスで移動します。
乗り場は西安駅の東側、駅を背にして左側にあります。
兵馬俑まで行くバスは、乗客がいっぱいになったら発車するようでしたが、この時間帯は、兵馬俑を目指す観光客が多くて、次から次にバスがやって来ました。
人がひと際並んでいる列があるので、兵馬俑行きのバスはすぐに見つかるはずです。
料金は、ガイドブックには往復で7元となっていたけど、往路だけで7元でした。
そもそも、往復の乗車券なんて売り方してなかったし。 -
1時間ほどバスに揺られて、ついにやって来た兵馬俑。
入場料は、なんと150元!!
約3,000円ですよ。
太貴了!!! -
では、早速、1号坑から入ってみましょう。
-
この人混みはもしや??
-
キターーーーーー!!
この眺めを見るためにやって来たんです! -
兵馬俑は、秦の始皇帝の陵墓を守るために造られる兵士や馬の陶製像。
この1号坑には、約2,000体の兵馬俑が並んでいます。
1体1体顔の表情なんかも微妙に異なっているようです。
すごいですね。 -
馬の像なんかもあります。
兵馬俑の平均身長は178cmとのことで、ボクと大体同じくらいです。
1体の代わりに並んでみても溶け込めるかもしれないな、とくだらないことを考えてしまった。 -
坑道の奥の方にはミイラのような兵馬俑も。
修復中のようです。 -
振り返ると、兵馬俑の数を上回るほどの観光客たち。
-
2号坑には、兵馬俑のレプリカが展示されてます。
膝をつくver. -
馬を率いるver.
馬の目のあたりが結構リアル。 -
胸板薄過ぎver.
-
2号坑にあるお土産屋さんでは、
兵馬俑の第一発見者である楊さんが、
パンフレットにサインをして販売してます。
たまたま井戸を掘っていたら出てきたんだとか。
さぞかし、びっくりしたでしょうね。 -
3号坑道はこんな感じで小規模なつくりでした。
以上、兵馬俑でした。
ここから、無料のシャトルバスがあって、
秦の始皇帝陵に行けるらしいけど、
その無料シャトルバス乗り場が見つけられず、
さっさと西安市内に戻ることにしました。 -
兵馬俑を出発したバスは、途中、唐の皇帝・玄宗と楊貴妃のロマンスで知られる華清地を経由して、1間ほどかかって再び西安駅へ。
車窓から見えたのは、多分、玄宗と楊貴妃の愛を表現したであろう派手な噴水(苦笑)
帰りのバスはなぜか8元でした。 -
西安駅前に戻って来て、
この後は、予約していたカプセルホテルを目指して駅前通りの解放路を歩いて南下します。
と言っても、北京へ帰る時も寝台列車泊なので、カプセルホテルは泊まるために予約したわけではなく、シャワーを浴びて休憩するためだけに予約したわけです。
ちょっともったいないけど、一泊1,000円しないくらいだったので、ま、いいかなと。
その道中、西安名物の肉夾莫屋さんを発見!
小腹も空いたので一つ購入。6元でした。
今回の旅で、これが一番美味しかったなぁ〜 -
しかし、探せどもカプセルホテルが見つかりません…
近くのホテルやお店の人、警察にまで聞いてみたけど、知っている人はいなく、30分ほど探してみましたが、結局、諦めてしまいました。。。
歩き回り疲れたので、近くのバス停からバスに乗車。
幸い、次なる目的地・大雁塔まで遊6のバスが通ってました。
運賃は2元。乗車後、写真手前の女性係員に払います。
この女性係員、剃ってあげたいくらいヒゲの産毛がすごかった(笑) -
バスで通りがかった小寨というエリアは、地下鉄も走ってて、ショッピングモールがたくさん。
西安随一の繁華街っぽくて、この日は日曜日、すごい人混みでした。
遊6のバスも大混雑になり、女性係員が吠える吠える。
赤ちゃんを抱っこしたお母さんが乗って来たので席を譲ったら「謝謝」と言ってもらえました。 -
バスを降りて大雁塔に到着すると、大音量のBGMに合わせて噴水ショーの真っ最中♪
「川の流れのように」とか、運動会で良く使われるクラシック(多分、「ギャロップ」という曲目)とか、いろんな曲が流れていました。
天気も良いし、カプセルホテルが見つからなくて沈んでいた気分も上々↑↑大雁塔 建造物
-
では、大雁塔に登ってみましょう。
今年・2014年に、「シルクロード」の構成建造物の一つとして新たに世界遺産に登録されたんですよね。
ここは、境内の入場料:50元のほかに、
塔への入場料:30元が別途かかります。 -
塔の内部。
こんな螺旋階段を7階まで上がって行きます。
結構、息が上がる。
ちなみに、大雁塔とは、652年に唐の玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために建立した塔。 -
上からの眺めはこんな感じ。
歴史ある街並みが一望できました。 -
以上、大雁塔でした。
さよなら、玄奘さん。
次は、城壁の南門:永寧門を目指し、再びバスで移動します。
西安のバスは、停留所に路線図が漢字で書いてあり、日本人ならなんとなく読めるはず。
主要な観光地はバス路線が網羅されている様なので、乗りこなすと便利ですよ。
結局、地下鉄には一度も乗らず、地上の景色を見ながらバスで移動しました。 -
南門(永寧門)の停留所で下車し、
城壁に上がる前にちょっと寄り道。
この辺りにはユースホステルがいくつかあるのは知ってたので、見つけたホステルに駆け込み、シャワーだけ借りられないか交渉。
夏場ではないとはいえ、三日間体を洗えないのはさすがに辛いので…
その結果、なんとタダでシャワールームを貸してくれると言ってくれました!
ついでに、ドライヤーなんかも借りちゃいました。謝謝!
そのお礼と言ってはなんですが、宣伝させていただきます。
ここが西安随一のホスピタリティのホステル・西安書院ホステルですよー。 -
気分もさっぱりして、じゃ、城壁に上がりましょう。
城壁の高さは12mとなかなか高いですが、
入場料も54元となかなか高いです。明代城壁 史跡・遺跡
-
城壁の南門:永寧門。
城壁は、これまで、クロアチアのドゥブロブニクや、韓国の水原を歩いたことがありますが、西安の城壁は、ほかの城壁と違って、平坦な道が続いています。 -
ということで、城壁に上がったら、どうしてもやりたかったこと。
それは、自転車での城壁一周!
ということで、レンタルサイクルを借りて出発だー!
レンタル料は、2時間で45元。
はじめにデポジットとして、更に200元払います。
(自転車の返却と引き換えに200元は戻ってきます。) -
時刻は17:30過ぎ。
だんだん暗くなって来ました。
で、よく考えたら、帰りの北京までの寝台列車が19:55発なので、19:00には西安駅に着いてなきゃヤバい。
ということは、城壁を18:30くらいには出ないと間に合わない…
この時、全長何kmあるのか確認しなかったけど、とにかく観光気分そっちのけでペダルを漕ぎまくり始める。 -
完全に日が沈み、城壁を照らすのは赤い提灯のみ。
足元もあまりよく見えない中、チャリで激走(汗)
帰国してから確認すると、全長14kmもあったらしく、そんなにもの距離を海外に来てまで夢中で自転車を漕ぐなんて、一体、何やってんだか… -
自転車を返却する頃には、時刻は18:30を過ぎてました。
でも、14kmをラップタイム1時間で周ったのは、
なかなか頑張ったのではないでしょうか。
やばい、もう駅に向かわなきゃ(汗)
本当は、鐘楼のあたりをうろついたり、シルクロードの拠点らしいイスラム文化が垣間見れる通りを歩いてみたかったんだけど、完全にtime over…
ということで、最後に街のシンボル・鐘楼だけ流し見て西安駅までバスで移動。
西安は、半日くらいではとても見終わることができない素敵な街でした。鐘楼 建造物
-
時間がない中でも、スタバのマグはチェック。
西安ver.は、兵馬俑でした。 -
では、再び寝台列車に乗って北京へ戻ります。
車輌は、往路と全く同じなので割愛しますね(笑)西安駅 駅
-
西安では、時間がなくて夕飯を食べ損ねたので、
またまたカップラーメンを持ち込み。
旅立ちを決めてから付け焼き刃で見始めた教育テレビの中国語講座で学んだフレーズ「辣不辣?」(辛いですか、辛くないですか)と売店のおばちゃんに聞いてみたら通じたよ!
ありがとう、矢部太郎!
そのほか、お土産に買ったジャスミン茶の茶葉は100gで9元。 -
疲れもたまっていて、帰りの車内は爆睡で、あっという間に北京に到着。
帰りも定刻どおりの到着でしたよ。
中国の列車って、本当に優秀ですね。
このあたりは、東アジアの国民性なのかな。 -
時刻は8時前。
この時間だとショッピングを楽しむようなお店も空いてないので、頤和園か天壇かどちらにしようか迷った末に、手軽に行ける天壇へ。
ここも、北京を代表する世界遺産の一つです。
入場料は、祈年殿などの入場も混みで、ローシーズン扱いの30元でした。
この日は、中国は平日・月曜日。
移動のメトロ車内は、朝ラッシュと重なり激混みでした。
そういえば、メトロでは、降りる人を待ってから乗り込む習慣が北京では定着してきたらしく、感心。天壇公園 広場・公園
-
天壇公園に入ると、
太極拳をする人や、 -
大きな筆に水を付けて地面に字を書くお年寄り。
本当に達筆で感心します。
いかにも中国らしい一面。 -
イチオシ
天壇の見どころは、やはり祈年殿。
青空も広がって、本当にキレイです!
やっぱり、初日に故宮を訪れたときの曇り空は、PM2.5の影響ではなく、「曇り」だったんですね。 -
その後、皇穹宇や圜丘壇をさくっと見て、人民たちがだんだん増えてきたので、天壇をあとにします。
もし、ホテルに泊まっていたら、さすがにこんなに早朝に天壇まで来るのはきついので、朝に到着する寝台列車は、弾丸トラベラーにとってはありがたかったです。 -
天壇からの帰り道、たまたま見つけた包子屋さん。
一つ1.5元だったので、使い道に困っていた角の貨幣たちをかき集めて一つ購入。
中にはうずらの卵が一つ入っていて、はっきり言って、狗不理包子よりもおいしかったぞ。
そのくせ、狗不理包子は8個で45元ということは、45元÷8=1つあたり5.625元ですよね。
ということは、この包子屋さんの約4倍の値段ということかー。
もう行かないや… -
さらに歩いていると、たまたまスーパーを見つけたので、入ってみました。
お菓子売り場には、たくさんの種類のポッキーたち。
多分、元祖・日本よりも種類が豊富です。 -
その後は、メトロを乗り継いで、行ったことのないCBD(Central Business District)というエリアへ。
が、特に見るところもありませんでした…
この変わった建物は、CCTV(中国中央電視台)のビルですよ。 -
再び、メトロに乗るべく、国貿駅の地下を降りて行くと、フードコートと書かれてた看板を発見し、ちょうどお昼時でもあるので、行ってみることに。
その先には、お昼時にも関わらず閑散としたさびれたフードコート。
せっかくだから、一番賑わっていた入口近くの麺屋さんに決ーめた☆ -
指さしでも注文できるもの、ということで、看板にでかでかと書かれてた「鴨血粉糸湯」というものを指さし注文。
お値段:18元でした。
漢字からしてちょっと怪しかったけど、味は問題なし。
帰国してから調べてみたところ、これは南京名物の料理で、鴨の血を固めたような内臓モノが入った春雨麺料理とのこと。
ラー油を入れすぎて、熱くて辛くて食べるのが大変だったけど、結構ボリュームがあって大満腹。
じゃ、そろそろ空港を目指しますかね。 -
熱くて辛い物を食べたあとだったので、冷たくて甘い物が食べたくなり、空港に着いたその足でマックへ直行。
日本で売られることはないであろうタロイモ味のパフェみたいなのが大々的に宣伝されていたので指さし注文したけど、「没有」と言われてしまい、しぶしぶマックフルーリー。11元でした。 -
最後に、スタバのマグカップをチェック。
6年前に買った万里の長城が描かれた北京ver.は健在で、
それ以外にも、大連、呼和浩特、哈爾浜、青島、天津などなど。
ボクは1か国につき首都級の都市1つと決めているけど、全部集めてる人は、中国のを集めるだけですごい数になるんでしょうね。 -
帰りは成田に定刻よりも早く到着し、タイミングよく空港発のバスにも乗り込めて、思っていたよりも早く帰宅できました。
今回の旅、宿なし、寝台列車泊が2泊という強行軍でしたが、中国の寝台列車は想像以上に快適で、これなら、寝台列車でほかの都市を巡るのもありかなと思いました。
西安の滞在時間が短すぎて十分に堪能しきれなかったのは否めませんが、念願の兵馬俑も見ることができたし、それなりに満足できた旅でした◎
かかった費用も、航空券はマイレージ手配だし、宿なし寝台列車移動だったので、お小遣いを入れても5万円もかからずに堪能できました。
謝謝!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- tanupamさん 2014/11/11 12:56:21
- 短期でもびっしり
- ひでまるさん
こんにちは
3日間という短期での旅行、楽しく読ませていただきました。
夜行は強制的に朝はやく到着しますから、一日が有意義に
過ごせますよね。西安だけでなく、北京でもいろいろな
場所に行っているので、行動力に脱帽、です。
しかし、入場料高いですね。
私が行った時よりも、円安ということもあって、かなり
値上がりしているような。
その割に、市内バスや電車は安い。
観光地の入場料バカ高さと、乗り物の安さのアンバランス
が、一般人民にはどうなんだろう、と常々考えさせられます。
また、次作も楽しみにしています。
tanupam
- ひでまるさん からの返信 2014/11/12 00:15:01
- RE: 短期でもびっしり
- tanupam さん
こんばんは!
書き込み、ありがとうございます。
いつも予定を詰め込みすぎるので、
結構、慌ただしくなってしまうのですが、
今回は、中国の列車が
こんなに時間通りだとは思ってなくて、
余裕をみていたので、結構マイペースに観光できました。
確かに、バスや地下鉄が1〜2元なのに対して、
兵馬俑の入場料がその150倍っていうのはすごいですね…
観光地への入場料が、
バスや地下鉄の定期券代くらいするんでしょうかね(笑)
そんな、日本では考えられないような物価のギャップも
海外旅行のおもしろいところですよね☆
ひでまる
-
- ぴぴまるさん 2014/11/09 08:42:34
- とても参考になります。
- ひでまるさん
おはようございます。
ご無沙汰しています。ぴぴまるです。
北京と西安の旅行記大変たのしく拝見しました。
9月の連休に初北京を考えていたので(結局断念:泣)とても興味深く、また西安まで寝台列車で行くという、時間的にもとても効率よく、有給なしで見どころを廻れて本当に参考になりました☆
ひでまるさんのインドネシア旅行記についても同じで、私が行きたいな〜と思っているところに行かれていて、本当に参考になりました。
ありがとうございました☆
ぴぴまる
- ひでまるさん からの返信 2014/11/09 14:09:49
- RE: とても参考になります。
- ぴぴまる さま
こんにちは。
いつもメッセージ、ありがとうございます!
そうですかー、北京旅行を計画されていたんですね。
最近、日中関係もあまり良くないこともあって、日本人観光客は多くありませんでしたが、でも、3〜4時間で行けちゃうくらい行きやすいし、周辺には世界遺産も6つくらいあるので、一度は絶対行かれることをオススメしますよ!
メトロも発達してて、個人旅行でも回りやすいですしね。
そして、中国の寝台列車も意外とクオリティーが高くてオススメです。
中国も広いので、観光地がたくさんありますからね。
今後も、さくっとどこかに行けたらいいなぁと思います。
ひでまる
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