ボンジュー！ モロッコ 　　（５） ハマムで汗を流したら

2014/08/29 - 2014/09/05

ボンジュー！
今回の旅は、憧れの地・モロッコ。
色彩に愛された街たちを６泊８日で駆け巡る。

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

-+-+ narration
旧市街の調査は完了した。
しかし、名無しのダンテ隊には更なる任務が課された。
世俗文化の調査である。
我々は調査開始の号令を、アジトで待つのであった。
-+-+

ボンジュー！
リアドの主人にスパを予約してもらっていたので、
部屋で寝て待っていた。

コン、コン

いよいよ召集である。
リアドの主人に連れられて、近道を抜ける。
彼の背中には、浮世絵美人！

しかし、気の利いたコメントも思いつかないうちに、
スパに到着してしまう。

そして、「フナ広場はあっち」とだけ言い残して、
彼は再びリアドへと戻っていく。

スパでは、ハマムとマッサージのコースをお願いした。

マッサージはとても気持ち良かったのだが、
ハマムのオヤジに手を抜かれ、かなりの不満足。

なんと、アカスリが一瞬で終了した。
韓国のアカスリと比べるべきではないと思うが、
比較にならないほどのお粗末さ。

それでもチップを渡してしまったことが、
悔やんでも悔やみきれない。

相方さんと合流。
相方さんの方は、マッサージもひどかったみたい。

皆様には、是非オススメしたくない！

外に出ると、辺りは暗くなり始めていた。
宿の主人に教えられた道で、フナ広場へ行った。

夕食はどこで食べようか。
フナ広場でレストランを探していると、
前菜＋主菜＋デザートで８０ＤＨの店を見つけた。

入口の看板に書かれたメニューはフランス語だったが、
スタッフが懇切丁寧に教えてくれ、
それがこの店に決めた決定打となる。

階段を屋上まで昇ると、テラス席に通される。
そして、メニューを見て愕然。

入口の看板に書かれたメニューとまったく違う！

店は間違っていないはずなので、
スタッフに「セットで８０ＤＨなのか」と聞けば、
「そうだ」と答える。

ただ、メニューでは１品だけで６０〜７０ＤＨするので、
ホントに８０ＤＨか疑わしい。

怖くて相方さんに「出よう」と申し出るのだが、即却下。
不安ながらも、ここで食べることにする。

しかし、更にもう１つ問題が。
前菜と主菜をそれぞれ選んだのだが、
メニューにデザートがない。

スタッフに尋ねると、
「ケバブ」と意味不明な回答。

そんなにいっぱい食べれないだろうし、
デザートはあきらめることにする。

食事はおいしかった。
しかし、不安を感じながらの食事は、
楽しくないし、食が進まない。

メニュー通りの金額を請求されたらと思うと、
不安は更に膨らんでいく。

結局、料理は３分の１ほどしか食べることができず、
早々にお会計。

幸いにも、料金は１人８０ＤＨではあったが、
サイアクな食事となった。

自分は気が滅入っていたが、
相方さんは、こんなときもショッピングに走る。

モロッコ名産なのかよくわからないのに、
パシュミナのスカーフを購入。

なぜスカーフを買おうと思ったのかは謎だが、
店員さんの笑顔に癒されたのは、事実。

で、極めつけは、
１杯のオレンジジュース。

あいにく、オヤジの姿はなかったが、
息子さんの愛情絞りをいただく。
親子共々、元気にさせてくれるんだよね。