2014/08/29 - 2014/09/05
8位(同エリア401件中)
おま。さん
ボンジュー!
今回の旅は、憧れの地・モロッコ。
色彩に愛された街たちを6泊8日で駆け巡る。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ボンジュー!
4Travelの皆様、ごきげんよう。
我々は今、雲の上。
モロッコへの旅路でございます。
これだけは言いたい。
3ヶ月も前に航空券を購入したというのに、
夏休み、取れないかも・・・とか、
西アフリカにエボラが・・・とか、
旅行を前に、数々の問題が発生したのである。 -
ボヤキはこれぐらいにして、
ドーハ空港(カタール)でのこと。
到着後、トイレ前のベンチで歯磨きをしていたら、
空港スタッフに注意された。
まだ旅は始まったばかりなのに、ヘコむ。 -
で、カサブランカ(モロッコ)行きのフライトは、
何のアナウンスもなく、出発が1時間遅れ。
理由ぐらいは教えてくれ!
ようやく飛び立ったと思えば、
目の前(トイレ前)が社交場となって騒がしいし。
異常に長い8時間だった。 -
自宅出発より27時間。
予定より1時間遅れでカサブランカ空港に到着。
荷物を受け取ると、到着口まで列ができていた。
仕方なく並んでいると・・・
ゴツ!
左足首にずっしり重い衝撃。
苛立つ心を抑えていると・・・
ゴツ!
またしても、重い衝撃。
後ろのヤツのカートが当たったのだ。
3度目の衝撃を受けたとき、
思わず自分の足がカートを蹴り返す。
やられたら、やり返す。
そして、二度と衝撃はなくなった。
さて、到着口を出たのだが・・・
自分の名前を掲げている人が見当たらない。
国内の移動は、旅行会社に手配しているので、
ドライバーが待っているはずだが。
荷物を相方さんに任せ、空港内を探す。
程なくして、ドライバー発見。
到着ロビー出口付近で、地味に待っていた。
「あっ、おまです。」
ドライバー氏は「ハロー」と返す。
普通はここで自己紹介が始まるはずなのだが、
それ以上の言葉はなく、黙々と荷物を担ぎ始める。
・・・どちら様?
名前は存じ上げませんが、
ソフトバンクCMのお兄ちゃんに多少似てるので、
ダンテ氏と呼ぶことにする。
こうして“名無しのダンテ隊”は結成された。 -
本日の移動はまだ終わらない。
これから3時間かけてマラケシュまで行く。
ダンテ氏に導かれるまま白のプラド(車)に乗り、
モロッコの旅が本格的にスタート!
・・・の5分後、路肩に停車。
ダンテ氏、ミネラルウォーターを買う。
それ、合流前じゃね?
それと、もう1つ問題が。
運転の合間に、アブナイ咳をしているダンテ氏。
ゲホッ ゲホッ
これ、感染するヤツだよね?
とりあえず、健康なドライバーに代えてくれ。 -
鳴り止まない咳を聴きながら、白プラドはマラケシュに入る。
人々の笑い声が聞こえる新市街を抜け、
旧市街を取り囲む壁の手前で停車。
「ボンソワール」
突然、助手席に乗り込んできたのは、ボンソワール氏。
何者だろうか?
ボンソワール氏は道案内をしてくれてるようだが、
何となくだけど、宿(目的地)から遠ざかってるような気が。
気のせい?
ダンテ氏は電話をかけまくっていたかと思えば、
停車し、通りすがりの小学生に道を尋ねる。
迷子である。
それからは、しばらく順調に走ってるように見えたが、
再び路肩に停車。
今度は若い兄ちゃんに声を掛ける。
助手席は若い兄ちゃんに交代。
そして、ボンソワール氏は荷台に格下げである。 -
やがて、何の変哲もない場所で停車。
そこで出迎えてくれたのは、宿の主人であった。
通りすがりの若い兄ちゃん、ありがとう。
迷子になったダンテ氏、さようなら。
「この宿は初めてだから」
宿に着くや否や、言い訳を始めるダンテ氏。
ドライバーのクセに道に迷う。
しかも、言い訳する。
こんなことは、前代未聞。
ドライバーとしての質を疑ってしまう。
ツアー料金をケチッたのがいけなかったのだろうか。 -
マラケシュでの宿は、リアド・ダール・タニア。
「リアド」とは、いわゆる民宿。
部屋は広くないが、
フレンチ・モロカン調の小洒落たリアドである。 -
イチオシ
時計を見ると、21時半を過ぎていた。
予想より3時間遅れ。
迷子になったことで、少なくとも30分のタイムロス。
予定ではレストランが立ち並ぶフナ広場に出て、
モロッコ料理を堪能するつもりだったのだが、
明日からのことも考え、今夜は部屋でゆっくりすることにした。
そのため、モロッコでの最初の食事は、
機内食の残りもの(ミートパイ)ととん汁(持参)になった。
わびしいけど、仕方ない。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- mistralさん 2014/10/04 13:48:17
- 懐かしいモロッコ!
- おま。さん
こんにちは。
mistralと申します。
モロッコの旅行記、さかのぼって最後から
拝見しました。
5月に同じようなコースをたどりました。
すでに懐かしい気持ちで拝見しました。
それにしても、おま。さんのコメントですと
お怒りのコメントのはずが
楽しい?コメントになっていて
最後から最初まで
楽しませていただきました。
mistral
- おま。さん からの返信 2014/10/06 11:59:52
- RE: 懐かしいモロッコ!
- ありがとうございます。
確かに、現地では怒っていましたが、
相手は外国人ですからね。
仕方ないって思っちゃうんですよね。
これが日本人相手だったら、
旅行会社にガッツリ文句も言いたくなりますけど。
まぁ、色々と問題点はありましたが、
モロッコが楽しかったことには、変わりありません。
おま。
-
- プリさん 2014/10/03 23:38:16
- 投票ありがとうございます
- とても面白そうなモロッコ旅行でしたね。わたしももっとゆっくりできたら良かったのですが、日程と費用の関係で強行ツアーになってしまいました。
それと個人旅行は何が起こるか分らん、という不安感とドキドキ感がたまりませんね。また次の旅行記を楽しみにしています。
- おま。さん からの返信 2014/10/06 12:07:18
- RE: 投票ありがとうございます
- そうですよね。
これでもシャウエンを諦めたり、フェズを1泊にしたりと、
移動ずくめの旅行でしたからね。
お互い、時間とお金がもっとあればいいですね(笑)
安心できるパッケージツアーも好きですけど、
個人旅行は、やめられませんね。
ただ、もう少し英語力が必要そうですが。。。
おま。
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