2014/06/27 - 2014/06/29
50位(同エリア62件中)
uni4さん
4月の軍艦島の旅の時、石炭遺産について興味が湧き、北海道の石炭遺産を見に行こうと思った。
6月の今年最大の祐気取り日は北東、それならばと、北海道の夕張へ行こうと思い立った旅。ラベンダーの咲く前の美瑛もついでに回って、夕張の世界唯一の石炭博物館と三笠にある本物のSLが運転できる三笠鉄道村へも回ってきた旅。
最終日 石炭遺産めぐりです。最初は日本で唯一 本物の蒸気で動く蒸気機関車の運転体験が出来る三笠鉄道村へ行きます。
1.出発・白金青い池編
http://4travel.jp/travelogue/10918042
2.美瑛ドライブ編
http://4travel.jp/travelogue/10918073
3.三笠鉄道村SL運転編
http://4travel.jp/travelogue/10918235
4.夕張石炭博物館編
http://4travel.jp/travelogue/10918258
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JALグループ 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「ルートイン札幌北口駅前」の朝食バイキングです。
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朝食会場です。
この日は6月末の日曜日、前日にフロントで「満室で明日の朝食会場が混みますので、お早めにお越しください。」と言われていましたが、7時前に行ったのに20名以上の行列。座席は空きがあるのですが、バイキングなので、食べ物を取るところで渋滞してます。 -
ホテルを出て、白石駅で友達と合流し、三笠市にある「三笠鉄道村」まで約1時間のドライブです。
もともと廃線となった幌内線の跡地に作られた鉄道博物館です。
三笠鉄道村
http://www.s-304.com/ -
1階の平面図
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2階の平面図
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この鉄道村の売りはなんと本物のSLを運転できる「SL機関士体験クラブ」というのがあります。
日本で唯一、本物の蒸気で走るSLを自分で運転できるのです。ほかにもSLを運転できる施設はありますが、蒸気の代わりに圧縮空気を使っているので、石炭で走っているところはありません。
運転をするには初回のみ学科講習10000円を受ける必要があります。
また運転1回あたり5000円(回数が多くなると割引あり)掛かります。
今回インターネットで学科講習と1回の体験運転を申し込みしました。
受付で告げると、事務室で受講証用の写真撮影をして、10時30分から学科講習が始まるのでそれまでに集まってくださいとい言われた。
といっても学科を受けるのは自分一人でした。 -
まだ時間があるので、鉄道村の中を散策。
これが運転できるSL S-304号です。もともと、製鉄所の入れ替え用機関車だった機関車です。 -
通常は30分に1回、お客さんを乗せて1往復しています。(300円)
その時間の合間を使って、SLの体験運転をしています。 -
広い敷地内にディーゼル機関車やラッセル車など、普段近くで見られない車両が置いてあります。
三笠鉄道記念館 美術館・博物館
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SL列車のほか、右下のトロッコ列車で、廃線の跡を旅できます。
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左手の車両は食堂車です。レストランとして使用しています。
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DD15 17 ラッセル車です。
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ラッセル付のディーゼル機関車です。
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DD14 1
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チキ6147
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長物車で、鉄道クレーン車です。
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DD51 610
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DD16 15
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機関庫にDD13 353
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この車両は実際に運転室へ入ることが出来ます。
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運転席
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SLが2台あり、C12 2と59606がありました。
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C12の運転室
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ED76 505
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こちらも運転台に入れます。
三笠鉄道記念館 美術館・博物館
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運転席
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鉄道村の建物内の展示 ここは入場料(530円)が掛かります。鉄道の歴史や、信号の仕組みた、幌内線の収蔵など展示してあります。
運転体験の人は無料でどうぞと言われました。 -
展示物
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タブレット交換の機械です。
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2階に上がると自分で運転できるジオラマがあります。
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1回300円で、車両に付けたカメラを通して手前の画面に映し出され、運転している気分になります。
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お子様向けにプラレールのコースがあります。
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講習会場は2階にあるリニアモーターカーです。
本来はビデオシアターのようです。 -
約1時間の講習のうち、30分は三笠鉄道村のSL講習について、残り30分は幌内線のさよなら運転のビデオとSL操作のビデオです。
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テキストや受講証などです。受講者は自分で517番目で、すでに多くの人が体験されています。
多い人は160回も体験運転をされているそうです。
軍手はもらえます。
受講のあと、SLの機関士さんの詰所へ案内され紹介されました。
同じ日にすでに10回体験された兵庫の方が来られていて、今日は10回乗っていくそうです。いろいろと皆さんと話しているうちにお昼になり、各自昼食へ。 -
と、いっても周りになにもあるわけではないので、必然と食堂車へ・・・
メニュー ラーメン各種600円、一番高いカツカレー、エビフライカレーで700円です。
この日は暑い日だったので、お子様方はかき氷250円が飛ぶように売れてました。 -
自分は塩ラーメン600円
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13時のお客を乗せる列車に同乗してレクチャを受けます。
詰所で、ナッパ服と帽子を借りて、SLに向かいます。
10回未満の人は客車を切り離して単機での運転となります。 -
運転室を下から眺めます。
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まずは定期列車を運転室から見学していきます。機関士さんがポイント、ポイントを説明してくれます。が、すでに頭の中はすっからかん!
1往復して乗り場へ戻ってきました。 -
客車を切り離して、「じゃあやってみましょう」と言われ運転席へつきます。
「じゃあ汽笛ならして!」と言われ汽笛のひもを引くと「ぼぉぉぉー」と汽笛がなります。逆転機(ギア)をローにして、ブレーキを緩め、加減弁(アクセル)を開けてシリンダーへ蒸気を送り込み、SLが動き出します。
加減弁は、コンコンと一気に開けず少しずつ蒸気を送り出します。だんだんスピードが出てきます。ブローバルブを引いて、シリンダーに溜まった水を排出します。
これがSLが出発したとき、左右から蒸気が「ボーー」と噴出すものです。
ある程度スピードが出ると、ギアをニュートラルにして、ブレーキを中立の位置にセットし、停止点のちょっと前から100の位置にあげて、停止点に向けてブレーキを調節して、停止点で止めます。次に帰りです。
ギアをバックに入れ、汽笛を鳴らし、アクセルを入れてバック運転で戻ります。
運転していて、ポイント・ポイントで指示を出してくれますので、ほとんど言われるまま運転。
あっという間に戻ってきました。 -
あっという間の一往復でした。降りる時には、フラフラ感と達成感が入り混じた感じでした。
ナッパ服と帽子を返して事務室へ戻り、料金15000円を支払います。
そのあと、ちょっと時間があったので、ミュージアムショップを見学。
国鉄時代のマニアックな商品が並んでいます。 -
入場券や記念切符など、いろいろあります。
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なぜか銚子電鉄グッズがあります。
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昔の鉄道書籍の復刻本とか、大正時代のお召列車のダイヤグラム(50円)とか。
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制帽などもあります。
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トロッコ運転の案内 ふもとにあるクロスフォード公園のそばから乗車して、往復5kmの幌内線の線路をモーターカーで自走します。
(運転者1200円/同乗1000円/子供500円)
運転するには運転免許が必要です。専用軌道だけならいいのですが、途中道路を横切ります(要は踏切あと)。ここを通過するのに自動車運転の免許がないといけないようです。 -
また、職員さんが運転するトロッコ列車は三笠鉄道村から乗車します。
トロッコの折り返し点まで往復しています。
あっという間に予定時間の2時になってしまい、後ろ髪を引かれながら、次の目的地、夕張の石炭博物館へ向かいます。
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