2014/08/14 - 2014/08/14
4026位(同エリア9499件中)
スペキーさん
仕事帰りなどに立ち寄った、駅構内や連携会場などのチケット不要で見られる作品をピックアップ。
入場券の購入を考えている方は、先に無料で見られる作品を見てからでもいいかも。(美術館&新港ピアの作品はおもしろいので、入場する価値はあると思います^ ^)
ルート:
みなとみらい駅→横浜美術館前→インターコンチネンタル→ヨコハマ創造都市センター→象の鼻テラス→KAAT芸術劇場(18〜21時)
横浜トリエンナーレ2014 [概要]
会期: 2014年8月1日(金)〜11月3日(月・祝)
場所: 【メイン会場】横浜美術館、新港ピア
→メイン会場 旅行記 http://4travel.jp/travelogue/10916687
【連携会場】Bank ART Studio BYK、黄金町バザール、ヨコハマ創造都市センター…
構成:
本を読むことも持つことも禁じられた世界を描いたレイ・ブラッドベリのSF小説『華氏451度』になぞらえたタイトル「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」のもと、「忘却」に着目した400点以上の作品が序章と11の挿話として構成されています。
http://www.yokohamatriennale.jp/2014/
写真はKAAT芸術劇場
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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みなとみらい駅以外を使って会場に行く人は素通りしそうな場所なのですが、みなとみらい駅改札を出て、マークイズみなとみらい直結の出口を出ると、序章の作品に出合うことができます。
マーク イズ みなとみらい ショッピングモール
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みなとみらい駅〜マークイズみなとみらい地下3階
−序章−アンモニュメンタルなモニュメント
ギムホンソック「クマのような構造物−629」
ゴミ袋がクマ型になっています。耳もしぼって、クマ型。
スマホでパシャリとしている人が何人も。 -
ギムホンソック「8つの息(7273)」 (2014年)
同作品が横浜美術館内と新港ピアのデッキにもあります。 -
マークイズみなとみらいを上がって1階から出れば、目の前は横浜美術館
ヴィム・デルボア「低床トレーラー」(2007年)
全長15m以上にもなる、1990年から手がける「ゴシック」シリーズのひとつ。その細やかな装飾は地面に映し出される影もアートになるほどです。
記念撮影にもいいですね。横浜美術館 美術館・博物館
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横浜美術館のグランドギャラリー
ここは美術館内ですが、チケット拝見場所の手前なので、なしでもOK。
−序章2−世界の中心になにがある?
マイケル・ランディ「アート・ビン」 (2014年)
高さ7m、幅7.8mの大きな大きなゴミ箱 -
横浜美術館のグランドギャラリー
笠原恵実子「OFFERING-Monica」 (2005年)
木製の貯金箱
こちらもグランドギャラリー(巨大ゴミ箱の後ろ)にあるので、入場せずに見られます。 -
横浜美術館のミュージアムカフェ「Café 小倉山」では、
−第7話−光にむかって消滅する
が展示されています。
天井に吊り下げられているガラスも作品で、三嶋りつ恵「光のかげ」という作品です。Cafe 小倉山 グルメ・レストラン
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三嶋親子によるユニットで、母 りつ恵のガラス作品と、息子 安住の絵画作品が展示されています。
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三嶋安住「月と木」 (2013年)
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三嶋安住「幻想の竹林」、「海の夜明け」、「草原と流星」 (2013年)
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三嶋安住「清める波」、「優しい空」 (2013年)
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三嶋りつ恵「タイタン」 (2013年)
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三嶋りつ恵「細胞」 (2014年)
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ヨコハマグランドインターコンチネンタル1階アトリウムロビー
飯嶋桃代「colorful stars in the white heavens ?」(2013年)
展示期間:8月9日(土)〜10月15日(水)
材料: 綿布、ボタン
協力: 女子美術大学立体アート専攻
他よりも展示期間が短いのですが、スイカ型の建物の高級ホテル「インターコンチ」1階ロビーに展示されています。ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル 宿・ホテル
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様々な人々の記憶やぬくもりを思い起こさせる、無数のボタンが埋め尽くす壁面に、身体を思わせるシルエットが浮かび上がります。
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ヨコハマ創造都市センター(YCC)
http://ycc.yafjp.org/findasia
「Find ASIA」横浜で出逢う、アジア創造の担い手
会期はヨコハマトリエンナーレと一緒
11:00〜19:00
馬車道駅1b出口直結、桜木町駅徒歩5分
この建物は、全館(B1F、1F、3F)が無料で鑑賞できます。ヨコハマ創造都市センター (旧第一銀行横浜支店) 名所・史跡
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ヨコハマ創造都市センター(YCC)
馬車道駅直結のヨコハマアイランドタワーと直結している建物です。
1Fエントランスにある、情報センターの壁には
アジア11都市(バンコク、香港、高雄、クアラルンプール、マニラ、北京、シンガポール、ソウル、シドニー、東京、横浜)に滞在するクリエーターたちが参加して制作したCREATIVE©ITIES「創造©都市」のインフォグラフィックス作品が描かれています。
微妙にシドニーが違和感ですが、まぁいいか。
都市の地図はよく見ると、各都市の特色が出ていて面白いです。 -
1Fエントランスには、インテリアデザインブランドPAP DESIGNがデザインした、カードボードを使用した家具が置いてあります。
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1FのYCCカフェは、トリエンナーレ期間中、「Yokoso Cocowa Cafedesu(ようこそ ここは カフェです)」という名前のカフェにはや変わり。
営業時間: 11:30〜19:00(18:30LO)
http://yocoso-cocowa-cafedesu-lpack.tumblr.com/
ちなみに私は中をのぞいただけですが、金曜日は19:00〜22:00に「PACKのスタンドバー」をやっています。
2014年8月2、8、15、22日 9月5、12、26日 10月10、17、24、31日 -
ヨコハマ創造都市センター(YCC)1F
LPACK「Yokoso Cocowa Cafedesu(ようこそ ここは カフェです)」
横浜のクリエーターやアーティストを中心に募り集めた家具や廃材を組み合わせ、オリジナルのカフェ空間を作り出しています。
手前にはカフェでも頼める「横浜トリエンナーレ天然水」のペットボトルが並んでいました。 -
LPACK「Yokoso Cocowa Cafedesu(ようこそ ここは カフェです)」のメニュー
アイスティー300円
オーガニックジュース(オレンジ/アップル)300円 など
作品に囲まれた空間で、この価格ならカフェでまったりしていきたくなります。
閉館の19時間際だったので、そうもいかなかったのですが、ほかの連携プログラムを見るときにでもまた寄りたいな。 -
墨者工作室/インク マン スタジオ「Yokoso Cocowa Cafedesu」
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ヨコハマ創造都市センター(YCC)1F
LPACK「Yokoso Cocowa Cafedesu(ようこそ ここは カフェです)」 -
今井俊介「無題」 (2012〜13年)
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墨者工作室(インクマンスタジオ)「夏虫国(The Country of Summer Insects)」 (2013年)
中国人アニメーションユニットの処女作。17分のアニメーション作品です。 -
SHIMURAbros. /シムラブロス「SUN」 (2013年)
横浜出身の姉弟ユニット。なるほど、志村さんブラザーズか。 -
「SUN」の前に「ここに立ってください」と書いてあったので立ってみました。
-
SHIMURAbros. /シムラブロス「SUN」
おぉースポットライトに照らされて影が出来ました。 -
青山悟の「世界を縫う」
工業用ミシンで刺繍作品を制作する青山悟が、ミシンを会場に持ち込み「世界」を縫います。
現在制作中の刺繍作品の公開制作を行うとともに、会場を巻き込んだ記録映像を制作予定しているそうな。、
滞在プログラムアーティストとして、会場にて公開制作を行っているので、時間によっては作っているところを見られるかもしれないです。 -
「みんなで青山悟と世界地図をかく!」
国・都市・町・・・そこから感じるイメージを自由に絵で表現しよう!
100に分割されたセクションを選んで、鉛筆でかき込むという参加型の作品。
みんなでかいた世界地図の輪郭は刺繍作品の下絵になるとのことです。
かいてますねー。 -
青山悟の「Map」
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「世界を縫う」の横に、水槽が・・・?
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アルビノビルマニシキヘビ かしら?
かわいい。 -
地下1階に降ります。地下1階には3つの作品があります。
何翔宇/ヘ・シャンユ「My Dream」 (2012年)
「My Fantasy」 (2013年)
「My Dream」は人形の後ろにある5つのモニタに映っている作品。 -
何翔宇/ヘ・シャンユ「My Fantasy」 (2013年)
アーティスト本人を精巧なレジン人形に縮小した作品です。
小さいのに、生きている人間がそこに寝ているみたいに見えました。
人形なのに、大きな音を出したら人間のように起こしてしまいそうで、冷や冷や。 -
SHIMURAbros. /シムラブロス「FLORENCE LAWRENCE, WHAT DID YOU SEE?」(2013年)
2つのスクリーンによる、30分の映像。
横浜出身のアーティストが、異国の地である中国・成都に2か月間滞在して作成した作品。
欧米の有名人や俳優になりきってインタビューに答える中国人に、あなたはフローレンス・ローレンスは知っているか?という質問をしていく作品。 -
新聞記事は、右が1910年2月17日、一回目の死亡記事「亡くなったフローレンス・ローレンスをしのんで」
左が1938年12月29日、二回目の新聞記事「無声映画のスター(フローレンス・ローレンス)服毒自殺」
シャツの下には Steve McQueen says "My own world is beautiful" という文字が。 -
3階に上がると、フロアが真っ暗でした。
チョン・ヨンドゥ「Bewiched」 (2001年)
プロジェクターに映された世界の人々の写真がスライドショーで切り替わる、16分の作品。 -
NOSIGNER/ノザイナー「Space Space」 (2014年)
13,000個のLEDライトを使った空間インスタレーション。
まったり過ごせる椅子が並ぶ、ラウンジを兼ねた空間に、宇宙から見たアジアの夜景を再現しています。
閉館まで時間がなかったので残念ながら急ぎ足で観ましたが、時間があればゆっくり眺めていたかったです。 -
ジー・レイ「Residency Program(レジデンス・プログラム)」
私のYCCの所要時間45分。カフェでお茶をしたり、映像作品を見ていくなら1時間半はかかりそうです。 -
象の鼻テラス「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」
http://www.paratriennale.net/
会期はヨコハマトリエンナーレと一緒(コア期間は〜2014年9月7日)
10:00〜18:00
日本大通り駅[出口1]徒歩3分
パラトリエンナーレは今回が初の試みです。
障害者とアーティストが協働して創作・表現するアートの祭典です。象の鼻テラス 名所・史跡
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SLOW LABEL LAB×井上唯「whitescaper」
象の鼻テラスの天井には、井上唯と障害の有無を問わず800人以上の一般参加者が制作した、形状保持ヤーンを用いたインスタレーション作品が広がっています。 -
ダイアログ・イン・ザ・ダーク アテンド 檜山晃×三角みづ紀「声の矢印、言葉の地図」
手前の三角形の案内サインも作品で、視覚障碍者と詩人による「五感の旅」のための案内サインです。
外を含め、7つの詩(案内サイン)があったのですが、一時雨が降っていたので、外にある案内サインが撤去されていました。
このため、残念ながら屋内にある1つしか見ることができませんでした(・_・) -
きたうら・なみこ「revolution/recurrence –back to the source(原点回帰)–」 (2014年)
東京出身の写真家。中央のつつ状カーテンに覆われている場所に入って、2分26秒の映像作品を見ることができます。 -
きたうら・なみこ「revolution/recurrence ?back to the source(原点回帰)?」 (2014年)
パラトリエンナーレのKEY VISUALとしてつくられた作品で、細胞が生まれる瞬間を切り取った映像作品です。
ポスターでもこの作品からその一瞬を切り出しています。
綺麗な作品でした^ ^ カーテンの中にはクッションもあって、まったり見たくなってしまう空間です。 -
SOUL FAMILY×真鍋大度+石橋素+照岡正樹+堤 修一「music for the deaf」 (2014年)
聴覚障害のダンサー「SOUL FAMILY」と
クリエイティブ集団「ライゾマティクス」の真鍋大度と石橋素、
デバイスエンジニアの照岡正樹、iOSアプリ開発の堤修一
との共同作業により制作された、電気刺激デバイス作品の体験用デモ機です。
机上の筒状の物を握ると音楽に合わせた振動を感じることができ、モニタにはダンサーたちが受信している音楽を可視化したものが映っています。
目の見えない人のための映像と耳の聴こえない人のための音楽とは・・・興味深い作品でした。 -
森永邦彦「聴く服」 (2014年)
ANREALAGE(アンリアレイジ)のデザイナー。
音を奏でる特殊な糸で作られた巨大なシャネルジャケットで、視覚だけに頼らないファッションを提案しています。
説明チラシには、曲に合わせてターンしたり、左右に揺れたり、まるで踊っているかのように動きながら、歌を歌い続けるとあったのですが、動いていなかったです(・・;)あれ? -
目【め】「世界に溶ける」 (2014年)
アーティスト荒神明香とwan documentによって組織された現代芸術活動チーム。
作品は自閉症や発達障害、知的障害のある方が放つクリエイティヴィティを知るためにそれらの障害について知る方へのヒアリングを行い、ヒアリングの記録や作品、そこからインスパイアされた目【め】による写真やドローイングを展開しています。 -
目【め】「世界に溶ける」 (2014年)
ヒアリングで知った、「スライスチーズを食べるとき、最後の部分をまるで山の景色のように少しだけ残して、それを冷蔵庫にストックしている人」や「競馬の落馬シーンだけをずっと記録している人」、「回転するタイヤをずっと見る人」など不思議でいっぱいにもかかわらず、なぜかどこか分かる気がして仕方がない魅力的なエピソードを基にした作品が壁にいっぱいになっていました。 -
目【め】「世界に溶ける」 (2014年)
「同じ行為の連続やパターンの不思議」でいっぱいの作品です。
スライスチーズの写真作品の隣では、ヒヤリングの様子の映像が流れていて、こちらも興味深かったです。 -
崎野真祐美・工房いなば・池田富士美×岩崎貴宏
「アートラピストリー」(2011年)
「タペストリー」(2013年)
「無題」(2014年)
障害者の手と心の動きの痕跡が印された織物作品に現代美術作家の岩崎貴宏が介入し、横浜市の建築物をモチーフに多様な世界観が共存する新しい風景を作り出している。
展示物に誰かが触って壊れてしまったようで、近くに立ち入ることが出来なくなっていました。残念な限りです。 -
SLOW LABEL 横浜×皆川明「sing a sewing」 (2014年)
ファッションブランド ミナ ベルホネンの記事に、湘南福祉ホームの人々が刺繍を施し、アート性に富んだ作品に転換することに挑戦したプロジェクトです。 -
SLOW LABEL 徳島×イザベル・ボワノ
天然灰汁発酵建ての製法を用いて藍染製品を作る NPO法人 とくしま障害者授産支援協議会 と協働して開発した商品を販売しています。 -
KAAT 神奈川芸術劇場
日本大通り駅[3番出口]徒歩5分、元町中華街駅[1番出口]徒歩8分
曽谷朝絵「パブリックビューイング 〜浮かぶ〜」
http://www.kaat.jp/d/soya
ガラスの壁面も「Splash」という作品です。KAAT神奈川芸術劇場 名所・史跡
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KAAT 神奈川芸術劇場
曽谷朝絵「Splash」
ガラスの壁面と吹き抜けが特徴的な劇場のエントランス機能を併せ持つアトリウムを利用し、約20mに渡る外壁ガラス面には光の水しぶきを表現しています。 -
KAAT 神奈川芸術劇場
曽谷朝絵「宙」
パブリックビューイングは18:00〜21:00のみ。
誰でも気軽に見ることが出来る公共の場を曽谷の作品が包み込みことで、来場者が日常の中で芸術と触れ合い、体感することの出来るインスタレーションを作り出しています。
せっかく芸術を身近なものにという意図があるのに、見ている人がほぼ皆無でした。ちょっと主要会場から離れているのと、案内不足も大きそう。 -
色彩の森をイメージしたアニメーションを投影しています。
-
きれいなので、もっと人が多くの人が見に来ればいいのにな。
こんなにきれいなのに、もったいないです。 -
【関連イベント】
スマート・イルミネーション2014
会期:2014年10月30日〜11月3日
17:00〜22:00
公式HP http://www.smart-illumination.jp/
旅行記 http://4travel.jp/travelogue/10946926
2011年から毎年11月の月またぎの時期に5日間を行われているスマート・イルミは、今年で4回目です。今回はトリエンナーレの連携プログラムのうちのひとつになっています。
イルミが好きなので、2012年と2013年に行ったのですが、他では見かけない個性豊かなイルミがいくつもあって、面白かったです。
期間が短いので、前々から手帳に予定を入れておかないと忘れそうになるのですが、今年も行くつもりです。
写真はスマート・イルミネーション2012
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