2011/03/14 - 2011/03/16
363位(同エリア1272件中)
ふらっとさん
この旅行記スケジュールを元に
その1徳島編 http://4travel.jp/travelogue/10659064/
その2鳴門渦潮編http://4travel.jp/travelogue/10660501/
その3大塚国際美術館ルネサンス~バロック編http://4travel.jp/travelogue/10661689
その4渦の道編http://4travel.jp/travelogue/10910158
その6高松栗林公園編http://4travel.jp/travelogue/10913536
その7直島編http://4travel.jp/travelogue/10913537
渦潮見物の後は大塚国際美術館に再入場し、地下1階の近代コーナーから見ていきます。
朝から活動しているせいかちょっと疲れてきましたが、ちらほらと実物を見たこともある絵も登場したりして、また違った楽しみがあります。
閉館時間の17時までラストスパートです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
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地下1階は近代の前にゴヤのコーナーがあります。
入ってすぐに宮廷画家だったころの作品、そして奥には晩年に住んでいた黒い家を再現。
題材も作風も不気味な「黒い絵」が並んでいて、その頃の画家の精神状態がうかがえますが、正直怖くて撮影する気になれませんでした。
ということで撮影したのは有名な「裸のマハ」
さる貴族の屋敷の奥から見つかった、なんともスキャンダラスな絵です。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ボケていますがこちらは「着衣のマハ」
裸のマハとサイズは全く同じなので、普段はこちらを表に出してカモフラージュしていたとも言われています。大塚国際美術館 美術館・博物館
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近代に入りました。
ブーシェの描いたポンパドゥール夫人の肖像画
写真だといまいちですが、ロココの女王の可愛らしいピンクのドレスに目を奪われ、思わず撮影しちゃいました。
この絵のあるロンドンのウォレスコレクションは全ての絵が持ち出し禁止だそうです。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」
ルーブル美術館蔵で1830年のフランス七月革命を描いたあまりにも有名な作品です。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ダヴィッド「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョセフィーヌの戴冠」
この美術館で最も大きな絵との事ですが、本当に縦横デカイ。
ちょっとした宴会場の壁一面くらいあります。
全体写真を撮るには反対の壁ギリギリまで下がらなくてはなりません。大塚国際美術館 美術館・博物館
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そして等身大のリアルな登場人物ギッシリ。
と言っても実際には出席していなかったナポレオンの母親が描かれていたり、リアルなようでいて微妙に脚色されています。
この絵は確か、画家本人が二枚描いているんですよね〜信じられない。
こちらは多分ルーブル美術館の方のはず。大塚国際美術館 美術館・博物館
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イチオシ
がらっと雰囲気が変わってジャン・フランソワ・ミレーの「落穂拾い」
このあたりまで来ると近代に入ったことを実感します。
絵の具や筆使いが変わらなくても、時代は確実に動いているのですね。
この時代の作品はルーブルではなくてオルセー美術館に所蔵されています。大塚国際美術館 美術館・博物館
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こちらもミレー「晩鐘」
二つとも今までいろんなところで目にした絵ですが、ここまで西洋絵画の流れを見てきたことで、このような題材の絵がいかに新しいものであったかがよくわかりました。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ムンクの「叫び」
ノルウェーを代表する画家の代名詞ともいうべき作品。
ミュージアムショップで「叫び」のぬいぐるみまで売っていました。
実は手前の人は叫んでいるのではなく、叫びを聞いて耳を押さえているんだそうです。大塚国際美術館 美術館・博物館
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クリムト「接吻」
二人の衣の金色もまぶしいです。
主役級の作品がこれでもかと続きますが、これでもほんの一部です。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」
夏目漱石も見たというイギリスの絵画。
以前市内の美術館に来た時には見に行きそびれていましたが、ここで見られました。大塚国際美術館 美術館・博物館
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印象派ばかり集めた部屋のようなコーナーもありました。
ゴッホ最後の自画像です。
色調は明るいけど波状の背景が不安定な感じを思わせます。大塚国際美術館 美術館・博物館
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「アルルのゴッホの部屋」
以前のゴッホ展でこの絵と、中にかかっている絵まで忠実に再現された部屋を見ました。
ゴーギャンや画家仲間と過ごすことを心待ちにしていた頃の明るい作品ですね。大塚国際美術館 美術館・博物館
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イチオシ
ゴッホといえば代名詞の「ひまわり」
アルルの部屋に飾るために描いた黄色が印象的な絵です。
しかし黄色い家に黄色い絵ってちょっとどうなんでしょう。
初めて見たとき、花びらが半分とかほぼ落ちている花を描いている、というよりそれが花瓶に生けてあることにびっくりしました。大塚国際美術館 美術館・博物館
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こちらもゴッホで「種まく人」
ジャン・フランソワ・ミレーの同名の絵をモチーフにした作品です。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
木漏れ日に照らされた人々の楽しそうな様子が伝わってきます。大塚国際美術館 美術館・博物館
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マネ「草上の昼食」
なぜか女性が裸なことでスキャンダルを醸した作品です。
周りにある絵に比べてもかなり大きく、しかも裸の女性とばっちり目が合う構成なので、目の前に立つとかなり気まずい感じ。
批判されたのもま〜納得できますね。大塚国際美術館 美術館・博物館
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こちらもマネ「笛を吹く少年」
このようにシンプルな背景は斬新だったそうです。
陶板なので光の当たり具合で結構光ってしまっています。大塚国際美術館 美術館・博物館
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こちらは名前が似ていて紛らわしいモネの「ラ・ジャポネーズ」
日本趣味がてんこ盛り。
打ち掛けに描かれた武者が気になります。大塚国際美術館 美術館・博物館
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イチオシ
モネ「日傘をさす女」
顔がはっきりしていないのは、最初の妻が亡くなった後の作品でしょうか。大塚国際美術館 美術館・博物館
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モネ「印象・日の出」
印象派の名のもとになる記念すべき作品。
びっくりするほど小さくて、危うく通り過ぎるところでした。大塚国際美術館 美術館・博物館
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屋外の大睡蓮のほかにも、モネの「睡蓮」がありました。
こちらは日本風の太鼓橋も描かれています。大塚国際美術館 美術館・博物館
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こちらも睡蓮と太鼓橋。
さっきのより少し赤っぽいのは季節が変わったからかな?大塚国際美術館 美術館・博物館
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ドガ「舞台の踊り子(エトワール)」
ドガの踊り子の絵はたくさんありますが、舞台上と舞台袖の見える角度が絶妙だと思います。大塚国際美術館 美術館・博物館
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スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
昔美術の教科書で見て以来大好きな絵です。
点描法で描かれたこの絵を至近距離で見られて幸せでした。大塚国際美術館 美術館・博物館
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この後1階に行くつもりが、乗るエレベーターが違っていたらしく先に2階へ。
食事風景ばかりを集めたテーマ展示です。
ゴッホ「ジャガイモを食べる人々」
パリに出てくる前に描かれたので、ゴッホ特有の原色遣いは見られません。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ルノワール「舟遊びの人々の昼食」
ムーラン・ド・ラ・ギャレットと同じく歓声が聞こえてきそうです。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ブリューゲル「農民の婚礼」
見覚えのある絵だと思っていたら、私の持っている「モルダウ」のCDのジャケットに使われていました。大塚国際美術館 美術館・博物館
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そのほか、レンブラントの自画像を集めたコーナーもありましたが、閉館間際の美術館で同じ顔に囲まれるのは正直ちょっと怖いです。
1階の現代コーナーを駆け足で見ていきます。
モディリアーニ「若い小間使い」
細長い顔の人物を描く画家ですが、瞳がない目がもっと印象的でした。大塚国際美術館 美術館・博物館
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ゴーギャン
「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」(長い!)
ゴッホのもとを去りタヒチで描いた大作。大塚国際美術館 美術館・博物館
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イチオシ
ピカソ「ゲルニカ」
先程外に出るときにも見ましたが、やはりこれはじっくり見なくては。
大きすぎて写真に全景が入りませんでしたが。
中学の頃、これを模写する試験があって四苦八苦したのを思い出しました。
実は私は、負のエネルギーで描かれるアートはあまり得意でないのですが、負のエネルギーが爆発しているかのようなこの絵は、そんな臆病な心をも鷲掴みにしてしまいます。
閉館時間まで粘ったところで、美術館前からバスに乗って鳴門駅に戻り、特急で今夜の宿がある高松まで向かいます。
その6高松栗林公園編http://4travel.jp/travelogue/10913536へ続く。大塚国際美術館 美術館・博物館
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