2014/05/02 - 2014/05/03
312位(同エリア819件中)
かずおさん
去年は屋久島、その前は沖縄、さらにその前は北海道と例年は飛行機で出掛けていたゴールデンウィーク後半ですが今年は久々に何の予約も取らずに迎えることとなりました。かと言って家でじっとしているわけではないのでどこへ行こうかと考えて決めた行き先は広島県。以前から一度見てみたいと思っていた呉の音戸の瀬戸公園に咲くつつじがちょうどこの時期が見頃とのことと、因島の数ヶ所で咲いている除虫菊も一度見てみたかったので合わせて訪れてみました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2月に生口島での進水式を見に行ったときと同じく昨晩のうちに三原まで移動していたので、今日のスタートは三原から。呉線の電車に乗って一路呉を目指します。
-
昨年11月に海霧を見た須波付近を走行中。ちょうどあの時と同じく太陽が瀬戸内海から上ってきています。また半年後、改めて海霧も見に来たいものです。
須波駅 駅
-
呉駅に到着。昨年閉店した駅前のそごうは看板が外されたもののまだ何も手を付けられていない様子・・・跡地は何になるのでしょうか。
呉駅 駅
-
今日も天気は良さそう、駅前のバスターミナルで音戸の瀬戸へ向かうバスを待ちます。
-
バスは海上自衛隊を横目に見ながら南へと走ります。今日は一般公開やってるかな?久々に行ってみようかと思ったものの、祝日などは関係なく日曜日のみの公開なのですね。また日曜日に来る機会があったら行ってみよう。
-
潜水艦の見えるアレイからすこじまが見えてきました。左の番号が消されている船は既に除籍されているものでしょうか。
アレイからすこじま 名所・史跡
-
最初の目的地である音戸の瀬戸公園への最寄りはもう少し先ですが、手前のバス停で下りてみました。あとは歩いて行きましょう。
-
もうここまで来れば音戸の瀬戸は目の前、しばし行き交う船を見ながらのんびりしていきましょうか。ちょうど松山から広島へと向かう石崎汽船のフェリーが見えてきました。これ一度乗ってみたいのですよね〜なかなか機会もないですが、音戸の瀬戸を船で通り抜けてみたいです。
-
去年3月に開通した第二音戸大橋の下で松山へ向かうスーパージェットとすれ違い。なんというタイミングの良さ!
-
古い方の音戸大橋をくぐって松山の方へと進んでいきました。左手には音戸の渡しの船もいますね。今日は歩きですし、後で乗ってみようかな。
-
スーパージェットの立てた波が収まるのを待っていたかのように、渡し船が対岸へと向かって行きます。
-
音戸の瀬戸公園があるのは奥に見えている音戸大橋の袂。歩けば10分位かな?この時期にはたくさんの人が来るというので混んでくる前に行きましょうか。
-
第二音戸大橋をくぐって・・・ん?なんか橋の向こうに同じような赤い橋がありますね?歩道橋か何かかな?
-
この坂を登り切った場所が音戸の瀬戸公園、この先のカーブを曲がれば見えてくるはず。
-
音戸大橋への高度を稼ぐために道はループ状になっていて、その周辺が音戸の瀬戸公園になっています。歩道がないのがちょっと怖いですが車が来ないタイミングを見計らってつつじを撮ります。ちょっと見頃には早かったかな?
-
-
つつじをアップで。
-
音戸大橋と先程のループを見下ろす公園駐車場まで来ました。まだ緑の部分が見えているとはいえかなり花もついていて十分です。鮮やかな色で咲き誇っています。
音戸の瀬戸公園 公園・植物園
-
ちょっと場所を変えて
-
さらに上の方へとつつじの花畑が続いています。
-
その上まで登ってみました。奥のループ橋、音戸大橋、そしてつつじの花となかなか面白い構図になりました。
-
つつじを手前にして橋をぼかしてみたり。
-
第二音戸大橋が完成したとは言っても結構な交通量があるので手前の道路も車が頻繁に通ります。なかなか車に遮られないように撮るタイミングが難しいもの。
-
-
第二音戸大橋と合わせて撮ることも出来ます。
-
音戸の瀬戸の海面が見えないのが残念ですね、フェリーと組み合わせて撮れる場所があればまた面白いのに・・・探せばあるのかも知れませんが。
-
ここも歩道が無いですが歩きましょう、音戸大橋を渡って対岸の倉橋島へ向かいます。
音戸大橋 名所・史跡
-
写真ではなかなか表現が難しいですが潮の流れが速いです。
-
渡し船が行ったり来たり
-
倉橋島側のループ橋、新しい橋がなかった頃はここでいつも渋滞が出来ていたようですが今はそのようなこともなく。
-
ループ橋と音戸大橋。
-
ループを下りきったところにある清盛塚。
清盛塚 名所・史跡
-
音戸の瀬戸 自然・景勝地
-
渡し船の乗り場まで来ました。こちらには来たばかりですが、この船ですぐ戻ることとします。
-
それにしても次々に船がやってきます。その間を縫うようにして渡し船も行き来しています。
-
ここでまた石崎汽船のフェリーが、今度は松山行きですね。デッキにも人が居ますね〜一度乗ってみたいから羨ましい!
-
-
年季の入った待合室に掲げられた料金表、人だけなら70円です。
-
それでは乗りましょう。ここでは特に時刻表のようなものはなく、人が来たら随時運行ということになっているようで、自分のときは誰も乗る人はいなかったようで貸切状態でした。
-
それでは出発
-
おっと、先にこの船を通さないと・・・
-
小さい船故に波の影響をモロに受けます。海の上では木の葉のようなこの船、「どんぶらこ」という表現はこういう時に使うものなのだと実感、こういうアトラクションだと思えば楽しめます。
-
日本一短いとも言われる120mばかりの航路、乗ってから約2分で対岸に到着しました。
-
先ほど渡った音戸大橋には歩道が無い上に高さもあるので地元の人の足として残っているこの航路、これからも末永く頑張ってほしいものです。
-
-
またフェリーが来ました、中島汽船とは聞いたこと無い会社だな〜と思って調べてみたら松山とその沖に浮かぶ忽那諸島の島々とを結ぶ船会社とのこと。では何故こんなところに??ドックにでも向かうのかと言えば、普通にお客さんも乗せているのでそうではなさそうですし。
-
見慣れないフェリーが通り過ぎれば、また渡し船は反対側へと動き始めました。
-
温泉もある倉橋島や、その先に続く江田島にも行ってみたいのでまた機会を見つけて訪れたいと思います。
-
バスで再び呉駅へと戻ってきました。
呉駅 駅
-
朝乗ってきた路線を今度は逆方向に、三原行きの電車に揺られて東へ向かいます。途中海の近くを通るところもあるので写真に収めておきました。
-
三原駅から歩いて5分ほどの場所にある三原港まで来ました。個人的には、この前後が対称になっている形のフェリーを見ると瀬戸内海に来ている実感が湧きます。これから向かう因島の重井行きは左側の船、乗船も始まっているようなので早速乗りましょうか。
三原港 乗り物
-
佐木島の鷺港を経由して重井まで向かいます。
-
時間になったようで出航です。ゆっくりと船が動き始めました。
-
新幹線の駅もある三原市の中心にある三原港を出ればしばらくはマンションなどの景色の中を通ります。町外れにあることの多いフェリー乗り場ですがここは便利な場所にあります。
-
港を出れば右に旋回していよいよ瀬戸内海へ。
-
今乗っている船は車も載せられるフェリーですが、人だけの乗船であれば高速船のほうが速くて便利、値段もきっちりフェリーと差をつけていますけどね。この船は因島の土生港から来て三原港へと入っていくようです。
-
正面に小佐木島を見ながら瀬戸内海を南へ。ちょうどいま航行している辺りが冬の初めに海霧が見られる海域ですね。今度は船の上から見てみたいなぁ〜
-
その海霧を見下ろすスポットである筆影山と竜王山。
-
映画の舞台にもなったことがある宿祢島(すくねじま)の横を通ります。
-
三原港で隣に停まっていた向田行きのフェリーが後を追うようにして見えてきました。さらにすれ違うようにして来た高速船は、2月に進水式を見た内海造船の工場がある瀬戸田からの船のようです。
-
それにしても今日はいい天気、青い空と青い海が気持ちいいです。
-
佐木島の鷺港に到着、ここでたくさん乗っていた車の殆どが下りて行きました。この次に向かう因島はしまなみ海道で陸続きなのでわざわざ時間を合わせなければならないフェリーを使う人は少ないのですね。
-
鷺港の出航とほぼ同時に遠くを見れば先程の高速船が三原で折り返してきました。早いですね〜
-
あっという間に追い越されてしまいました〜その一瞬を背景を流して撮ってみました。
-
高速船はもうあんな場所まで。あの先に見えている集落がこれから向かう重井かな?
-
こちらはあくまでマイペースで。のんびりとした船旅を愉しみましょう。
-
そして重井への到着アナウンスが流れる頃になると、見えてきました除虫菊の花畑。かつては瀬戸内海の島々で栽培されていた蚊取り線香の原料である除虫菊ですが、現在ではその需要も無くなり観光用として因島の数ヶ所で栽培されているのみ。港から歩いても近いので後で行きましょう。
-
重井港に到着。三原から通しで乗ってきた1台と、佐木島から乗ってきた数台、そして数えるほどの乗客が下りて行きます。
-
フェリーはすぐ折り返し三原へ帰っていくようで、その様子を見送ろうと思ったものの何故か出港後すぐ引き返してきました。何が起こったのかと思えば、乗り遅れた乗客がいたようで・・・のんびりしているなぁ〜と実感。
-
真っ白な除虫菊畑が見えています、では早速歩いて行きましょう。
-
堤防沿いにおもむろにおかれた一脚の椅子。
-
車の止まっているところが除虫菊畑への入口のようです。
-
「←除虫菊」という看板が良いですね。蚊取り線香や殺虫剤で「金鳥」というブランドがありますが作っている会社の名前は大日本除虫菊株式会社、もちろん由来はこの除虫菊の花だそうです。
-
-
着きました!見事なまでに斜面を白い色で染めています。
-
たくさんの花が青空に向かって咲いています。
-
先ほどの重井港と合わせて。以前は瀬戸内海の各地でこのような光景が展開されていたのでしょうね。
-
茎そのものが蚊取り線香を思わせるような色ですが、殺虫成分があるのは花の方だそうです。加工していない状態では殺虫効果はほとんどないとのことで、実際にこのお花畑にも虫が飛び交っています。
-
-
先ほど見たものと同じでしょうか、高速船が港に入ってきました。
-
港の沖で止まってしまいましたが・・・
-
あれ?そのまま桟橋には付かず引き返していってしまいましたぁ〜乗る人も下りる人もいなかったのでしょうか。
-
縦位置で切り取ってみます。
-
暑くもなく寒くもなく穏やかな一日。
-
咲き誇る除虫菊
-
対岸には佐木島、奥に見えているのは生口島。この辺りも来れば来るほど新しい発見があって面白いものです、気に入りました。ではぼちぼち次の場所へ行きましょうか。
-
除虫菊畑から少し戻った場所でキジ発見!鮮やかですね〜この後あっという間に近くの林の中へと入っていってしまいました・・・
-
次に向かう先は因島フラワーセンター、1kmほどなので10分ちょっとくらいかな?
-
-
そびえ立つ山は白滝山、その麓にフラワーセンターがあります。
-
今ではここも尾道市ですが合併前ここは因島市でした。除虫菊は因島市の花でもあったそうです。
-
以前は入場料を取っていたそうですが現在は入場無料、ありがたく入りましょう。
尾道市因島フラワーセンター 公園・植物園
-
奥に見えている温室の近くに除虫菊畑があるそうです。咲き誇る季節の花を横目に階段を上ります。
-
ちょっと早かったかな〜満開になればもっと見事なものだったのでしょうね。
-
温室の中にも入っていました。
-
-
それではこの後ろに見えている白滝山に登りましょう。
-
フラワーセンターの外にも除虫菊が。まだつぼみも多いですね〜見頃は来週くらいかな?
-
白瀧フラワーラインと名付けられた道を進みます。ここにも除虫菊の看板が出ていますが、これが後で最後に行こうとしている除虫菊畑のものかな?
-
ちょっと暑くなってきました、日陰を選んで登っていきます。
-
ここまで来ればもうすぐ。
-
ここのつつじももうちょっと先かな?またリベンジするならゴールデンウィークではなくその翌週くらいにした方が良さそうですかな。
-
駐車場から先は階段が続きます。
白滝山 自然・景勝地
-
白瀧山の山頂にあるのは八栗寺、五百羅漢があるそうで、他にも瀬戸内海を見下ろす展望台も。
-
まずは山頂の方へ。
-
たくさんの石仏が迎えてくれます。
-
五百羅漢とは言っても実際には700もの石仏があるのだとか。
-
標高226.9m、山頂の展望台に上りました。おお!これはいい景色!沖に浮かぶ小細島、細島、宿祢島、そして奥には先ほどフェリーに乗った三原の町まで見えています。
-
東を見れば因島大橋でつながっている向島、奥には鞆の浦のある沼隈半島の方も見えています。午前中の様子ではもっと霞んで見えるかなと思っていたもののなかなか視界良好です。
-
岩子島とその向こうに広がるのは尾道の本土側。建物の数が違いますね。
-
畑が広がる向こうには生口島とつながる生口橋。
-
因島大橋をアップで。お?下のしまなみ海道は渋滞しているのかな、と思ったものの2車線から1車線に縮小されるところで詰まっているようで・・・GW後半の初日で車の数も多いこともあるのでしょうね。
-
-
-
-
船舶の修繕を専門に行なっている三和ドック、進水式を見に行ったときにここの横を船で通りましたね。あのときの航路もここから一望できてなかなか面白いです。
-
八栗寺の中にも展望台があるのでそちらにもお邪魔します・・・
-
三原の町がはっきりわかりますね。それではそろそろ次の目的地へ行きましょうか。
-
先ほど展望台から見下ろした因島大橋の袂にあるバス停からこの後尾道行きのバスに乗る予定。そこまで歩く途中にもう1ヶ所除虫菊畑があるのでそこに寄ってからいよいよ因島を後にします。車のほとんど通らない道を黙々と歩きます。
-
-
白瀧山から歩くこと25分ばかり、除虫菊畑に着いたようですが・・・
-
見事なまでにほとんどつぼみばかりでしたぁ〜
-
因島大橋と合わせて見られるということで期待していたのですけれどもね〜開花状況をちゃんと調べていなかったのがマズかったか。重井港の畑がちょうど良かったからここもと思いましたが目論見が外れました。よし、また来よう。
-
因島大橋をアップで。1983年に開通した1,270mの橋です。
-
ではこの橋を渡る直前にあるバス停まで行きましょうか・・・サービスエリア併設なので時間つぶしもバッチリです。
-
バス停に着きましたがどうやら尾道行きは行ったばかりのようで。次のバスの時間を確認してサービスエリアに向かいます。
-
しまなみ海道と因島大橋。
-
かなり遅いですがまだ昼を食べていなかったので鯛のごまだれ丼を注文、歯ごたえのある鯛と香ばしいごまだれで美味しかったです。
大浜パーキングエリア 道の駅
-
再びバス停へ、そろそろバスが来る時間かな。
-
やってきた尾道行きのバスは結構な乗車率、発車したらすぐに因島大橋を渡ります。
因島大橋 名所・史跡
-
このバスはしまなみ海道を通りつつも、途中の島では一般道に下りて町中のバス停に止まりながら尾道を目指します。ということで、終点まで乗らず向島のバス停で下りることとしました。本土まで渡船に乗っていこうということで。
-
ここまで来ればもう何度も歩いたことのあるエリア。駅前からの渡船が川を上がってきています。
向島運航 乗り物
-
船のドックもありますが、何やら大きな船が停まっていますね〜
-
今日は福本渡船で対岸へ。音戸の瀬戸に続き今日2回目の渡し船ですが大きさが全然違います。
福本渡船 乗り物
-
時刻はもうすぐ18時、いつしか夕焼けの色に染まりつつあります。
-
また来るよ広島。
-
-
明後日はこどもの日、ふと見あげれば船にもこいのぼりが。
-
渡し船が行き交う尾道の町、好きな風景の一つです。
-
尾道駅まで戻ってきました、それでは今日も朝から動きまわって疲れましたしそろそろ帰りましょうか。
尾道駅 駅
-
急いで帰ることもないので神戸まではのんびり在来線で。季節それぞれに色々な見どころのある広島県、また新たな発見を求めて訪れたいものです。今日はいろいろとリベンジしなければいけないものも出来ましたしね。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
呉・海田・安浦(広島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
141