日帰りプチ旅行～坂本龍馬ゆかり・鞆の浦のホテルでランチと露天風呂を満喫しました

2014/07/02 - 2014/07/02

友人が6/30期限のポイントがあるので、日帰りランチとお風呂でも行かない？と誘ってくれたので、ちょこっと行ってきました。
利用したのは、鞆の浦では人気№1のホテル欧風亭です。
ここでランチと露天風呂のセットプランがあるというので気分転換してきましたよ。

鞆の浦は、坂本龍馬といろは丸で知られていますが、「崖の下のポニョ」で宮崎駿監督一行が滞在したところでもあり、つい先日はヒュー・ジャックマン主演の映画「ウルヴァリン」の撮影が行われたそうです。
鞆の浦は、瀬戸内特有ののんびりとした箱庭のような落ち着いた景色が美しい観光地です。
お魚料理とぶらり散歩、瀬戸内の美しい眺めを楽しめます。

エリア 鞆の浦・鞆公園(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回行ってきたのは『ホテル欧風亭』
鞆の浦では、人気?1の老舗ホテルです。

ＨＰはこちら
http://www.ofutei.com/

ＪＲ福山駅北口からシャトルバスが出ています。
http://www.ofutei.com/access/sougei/index.html
また、10人以上だとホテルから無料でマイクロバスが迎えに来てくれるそうです。
（どちらも要予約）

ＪＲ福山駅からは車で約30分でホテル欧風亭に到着します。
標識は出ていますが、道路からホテルへの入口が少し分かりにくいかも。
福山から行くと、中国銀行鞆支店を通り越してすぐの路地を左折すると、ホテルの駐車場入り口が見えます。

ホテルのロビーでデイユースで予約してあることを告げると、11時半になったら1階の『お食事処 海浬』にお越しくださいと言われ、しばらくロビーで待った。

ロビーからは、海側が大きなガラス戸になっていて、瀬戸内海が一望できます。
この日は曇天だったので、ちょっと遠くがかすんで見えますが、晴れていれば海の色ももっと青く、空もくっきりと見えたことでしょう。

ロビーから大きなガラスの引き戸を開けて直接テラスに出られました。
少し日が差してきて、とてもいい雰囲気〜。
ここはどこのリゾート？という感じです。

売店などもチェックしている内に11時半になり、売店横の通路を通って、一番奥のレストラン【お食事処 海浬】へ行きました。

【お食事処 海浬】
http://www.ofutei.com/kairi/index.html

お食事処 海浬は、オープンキッチンになっており、板前さんが新鮮な魚介類を目の前で調理してくれるタイプの高級なレストランです。

今回、私たちが予約していたのは、海鮮バーべキューランチ。
煙が出るけど、焼き肉屋さんみたいに、室内で食べるのかな？と思っていたのですが、レストランの中を通り抜け、外のテラスに案内されました。

暑いいと嫌だな〜と思いましたが、屋根があるのと、お天気が曇りだったこともあり、意外と海風が涼しく感じられ、全然暑くなかったです。

こちらの側のテラスは、先ほどのロビー側とはまた雰囲気が全然違っていました。
小さな漁船が数多く停泊しており、ちょっとベトナムののんびりした漁港みたいな雰囲気です。
でも、もう朝の漁を終えているので、全然漁師さんもいなくて、とても静か。

これが私たちが利用したプランです。
毎年夏に人気のプランらしいですね〜。

毎年大人気！！日帰り【ランチでＧＯ】海幸のテラスで炭火バーベキュー【入浴付】
http://www2.489ban.net/v4/client/plan/daytrip/customer/ofutei

海鮮バーベキューをここで焼いてくれるのかな？

最初、テーブルで熱〜い鉄板でジュージュー焼くのかと思っていましたが、これだったら暑くないし、煙たくないね・・・と話していたら、女性従業員の方が来られて、炭を入れた石窯のような七輪（？）を持ってきてくれました。

な〜んだ、やっぱりテーブルで、自分たちで焼くようです。

海鮮ＢＢＱの準備ができるまで、まずは先付け。
穴子の南蛮漬けでした。しっかりと味が付いていて、緑色のガラスの器も冷たくしてあって、美味しかったです。

もう一品は、素麺サラダ。
驚いたのはその量の多さ。これだけでお腹がいっぱいになっちゃうんじゃないかと思うほどたっぷり入っています。
これも冷たくしたお皿に、色とりどりの素麺に、トマト、レタス、水菜、薄切り蓮根と茹でた鶏肉等がのせられており、胡麻ドレッシングがかかっていました。ヘルシー！！

少し味が薄めでしたがあっさりとしており、後でＢＢＱを食べた時、熱くなった口中を冷やすのにちょうどよかったです。

新鮮なイカ、海老、ほたてと野菜が来ました。
これだけでも充分？と感じましたが、焼いているとビックリ。
お肉が2皿も届きました。

途中従業員の方が、お皿を置く場所がなさそうだからと、もう一つ丸テーブルをくっつけてくれました。こうした心遣いも、よいホテルならでは、ですね〜。

豚と牛と鶏、三種類盛り合わせです。
牛はちょっと薄めでしたが、骨付きカルビも。

時折風向きが変わり、煙が襲ってくるので、椅子を移動させながら完食！！
あ、でも、さすがに素麺サラダは食べきれず残してしまいました。

食事の最後に、少しでしたがスイカが出されました。
甘くてヒンヤリとしてて美味しかったです。

その後、露天風呂も楽しまなきゃ〜と、お腹をさすりながら階上へ移動。
エレベーターで温泉がある階（3Ｆ？)まで上がると、先ほど私たちがテラスで食事をした側の港が上から眺められます。

食事の代金は、レストランで支払いましたが、その時にお風呂利用チケットを渡してくれました。
そのチケットを持って、ロビーの受付でチェックのスタンプを押してもらいました。

入り口で貴重品（サイフや免許証など）を預ける機械があり、暗証番号を入れて預けました。小さい保管庫なので、お財布とカードやメガネ位しか入りません。

お風呂の受付にはだれもいらっしゃらず、これならノーチェックでも入れそうかな？と思ってしまいました。

【泉質】
ラジウム温泉（単純弱放射能冷鉱泉）
【浴用の適応症】
神経痛・筋肉痛・関節痛・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え症・疲労回復・健康増進・動脈硬化・慢性皮膚病・慢性婦人病　ほか

この暖簾をくぐると、大浴場です。

婦人用の大浴場『天海』

殿方用は『天空』といいます。

ぐるっと回ります。

ここで化粧を落とします。
シャンプーやリンス、保湿化粧水や乳液、ＢＢクリームなども置いてありました。
カット綿や、髪を束ねるゴムなどもあり、自由に使えます。

この奥には、ドライヤー席が４席。座ってお化粧ができます。
でもその内ドライヤーは３台で、２台はちょっとパワー不足かな？素早く乾かすには、パワーの強いドライヤーが４台はあって欲しいですね。
（友人情報で、ドライヤーはこの写真で洗面ボウルの下に穴になっている所あたりに入っていたそうです。）

ロッカーで服を脱ぎ、鍵を手首に付けます。
タオルはロッカーの反対側の棚から自由に取ります。
ちっちゃめのタオルのみで、バスタオルはなかったのが残念。
あと、私のロッカーがたまたまそうだったのかもしれないですが、鍵がかかりにくくて少し困りました。

皆さんまだランチの時間だからなのか、まだだれも入ってません。
誰かいたら写真は撮れませんので、とってもラッキー。

こちらが屋内の大浴場。反対側が露天風呂になってます。
ヒノキの椅子と桶がいい感じです。

サウナなどはありませんが、向こうに写っている大きな窓からは、海が一望できます。
行き交う船や、カモメが飛ぶ様などを見ていると、飽きません。

あと、置いてあるシャンプーが馬油シリーズのもので、髪がキシキシすることなく、しっとりと洗いあがりました。香りもいいです。
ピーリング効果のあるジェルも置いてあって、それで体中をこすりました(笑)
ボロボロ角質が出てきて、友人と「ひゃぁ〜」といいながら、メンテナンス

反対側は露天風呂になっています。
手すりにつかまって、ぼ〜っと海を眺められます。

海風が気持ちいいので、長く浸かっていられます。
夜になると、星空を眺めながらのお風呂。
明け方入れば、日の出が拝めるとか。

欧風亭では、屋上に貸切の絶景露天風呂なるものがあります。
それだけの代金は必要ですが、とても満足度が高いと聞きました。

一度は泊ってみたいなぁ〜。
http://www.ofutei.com/bath/index.html

ホテル欧風亭の屋上貸し切り絶景露天風呂の写真です。
これは欧風亭のＨＰにあったのをお借りしました。

こんな素敵な景色と夜空を楽しみながら露天風呂なんて、一生に一度でいいから経験してみたい。。。と思いました（無理そうだけどね）

1時間もすると、結構暑くて湯あたりしそうなので、化粧して髪も乾かし、外に出ました。希望を言うなら、着替えスペースがもう少しエアコン効いていたらよかったのにな。

湯あがりラウンジ「うらら」
そこからは子供用のミニプールも行けます。
お子様連れにはいいですね。

私たちは2台設置されているマッサージチェアに座って、しばし至福の時〜。
私は何と2回通りもマッサージしてしまいました。
無料で利用できるのが嬉しいです。

その後、まだ帰るには少し早いので、前回行きそびれた対潮楼へ行ってみました。

欧風亭は少しフェリー乗り場からは歩くので、自動車を移動させ、対潮楼へ。

フェリー乗り場反対側の石の坂道を上がっていくと、ここに出ます。
幟が裏返しになって見えていますね。

ここを右に入ったところが対潮楼。
とても眺めがよいことで知られていますが、歴史的な事件としては、坂本龍馬いろは丸と紀州藩明光丸とが衝突・沈没した後、その事件の談判・交渉場所となったのが対潮楼です。

福禅寺 對潮楼 名所・史跡

対潮楼の対の字は、旧字体で書かれています。

【對潮楼】
　 福禅寺は、平安時代（天暦年間９４７〜９５７の創建）の真言宗の寺院です。
　 創建は元禄年間(1688〜1704)。
　 小高い丘の上に建ち、大広間から見る海上の眺めがすばらしい。迎賓館として利用され、景色は「日東第一形勝」(対馬から江戸の間で一番美しい景色)と賞賛された。

福禅寺 對潮楼 名所・史跡

階段を上がると福禅寺が見えます。

時折観光の小グループと行きかう位で、とても静かです。

対潮楼もそうですが、鞆の浦は歩いて行ける所に、江戸時代を彷彿とさせる素敵な小路があちこちにあり、雰囲気良くそぞろ歩けます。

またフェリーで平成いろは丸にのって仙酔島に渡ると、そこにも温泉や宿泊・休憩できる所があるので、１泊してのんびり温泉と街歩きを楽しむにはちょうどいいですね。

対潮楼からは、海に浮かぶ弁天島の美しい姿や、穏やかな海が一望でき、窓枠から見えるその眺望が、まるで額縁の絵のようだと言われています。

200円の拝観料を支払って上に上がると、素晴らしい風景が広がっています。

逆光になってしまって、なかなかうまく撮影できませんでした。
パンフレットのようには行きません。
さすがプロはプロだわ〜。

そうしている内に小型の船舶が通り過ぎて行きました。

平成いろは丸はとても雰囲気があるフェリーですが、ちょうど仙酔島に向けて出港したところに遭遇。
急いで写真を撮りましたが、やっぱり逆光なのと慌てていたのとで、かろうじてこの映像です。

対潮楼の柱あたりに、小さな望遠鏡みたいなものが設置してありました。

「カメラをレンズにあてがうと、珍しい景色が見えます」ってなことを書いてありました。

ほんとかな？と、自分のスマホのレンズ部分を合わせて見ました。
焦点を合わせるのがなかなかでしたが、弁天様がこんな大きく見えましたよ〜。

常夜灯のあたりや、鞆の浦名物の保命酒を製造直売している会社を訪問しようかと思いましたが、ゆっくりしすぎて、帰宅の時間が迫っておりました。

とりあえず、美味しいと評判の感謝グループのソフトクリームが食べたいというので、そのお店にの寄って帰ります。
私は杏仁豆腐のアイス。
友人は豆乳アイス。
いずれも税込み324円
どちらも珍しいお味で、ヘルシーでした。

鞆の浦の美しいノスタルジックな街並みのそぞろ歩きや、取れたての魚介を買ったりしたかったのですが、時間がなくて、早々に帰ってしまいました。

また次に訪れたら、こんどはゆっくり街歩きも楽しみたいです。

私たちがソフトクリームを頂いた雰囲気の良いお茶屋さんは、このお店です。

『お茶処仙水庵』

メイン道路沿いからちょっと１本奥に入ったところにありますが、この店の前が駐車場になっているので、道からすぐ見えます。赤い「感謝」の幟が、目印。
小高い所にありますので、眺めがとってもいいです。
ここのお店の前に座って、瀬戸内の海に浮かぶ弁天島を眺めながら、あっさり目の豆乳アイスを頂いて帰りました。

この画像は、【鞆物語】さんのHPからお借りしました。
http://tomomonogatari.com/