2014/05/25 - 2014/05/26
277位(同エリア2913件中)
天野川さん
今回は“初”だらけの伊勢参りでした。
両親にとっては、一生に一度(?)の伊勢参り。
私にとっては、初お泊りでの伊勢参り。
人気でなかなか予約が取れないと噂の神宮会館に泊まって、初早朝参拝。
近鉄の“伊勢神宮参拝きっぷ”という存在は全く知りませんでしたが、たまたま別件で近鉄を利用したときに、駅のポスターに前売り限定の“伊勢神宮参拝きっぷ”とあり、お得ならと即購入。
知らなきゃ損なチケットということがわかりました。
両親連れて伊勢参りするには、ぴったりです。
バスの周遊券もついているので、交通ではお財布出す必要もありませんでした。
一番の収穫は、今回やっとお伊勢さんが好きになったということ。
初!静寂な中での伊勢参り。写真も人垣がない状態で撮れました。
満足です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回は、前売り限定の近鉄“伊勢神宮参拝きっぷ”を利用しました。
この“伊勢神宮参拝きっぷ”は、関西発なら6600円、名古屋発なら5900円で3日間有意義かつリーズナブルに旅ができるお得な交通チケット。
例えば、大阪上本町駅から特急で伊勢市駅下車→外宮→バスで内宮へ→宇治山田駅から特急で上本町駅というルートなら、都度交通費を支払うよりも、500円ほど安上がりになる計算。
3日間有効で、往復特急券、松阪〜賢島駅のフリー区間周遊用乗車券、松阪・伊勢・鳥羽・志摩地区の三重交通バス乗車券、さらには赤福餅とお茶がいただける引換券や観光施設割引券もセットされていますから、欲張りな人にはなお結構な内容です。 -
この旅行は両親の「初伊勢参り」にして「一生に一度」の記念すべきもの。
特急はmusutだったんです。 -
ただし、利用は購入日の翌日以降でなければなりません。また、利用期間は来年の3月まで。
購入場所は、大阪府下・愛知県下と奈良線・京都線・吉野線下市口駅以南の特急券うりばのある駅・大和八木駅・桑名駅または指定の旅行代理店のみなど、条件があります。詳しくはサイトで確認してください。
http://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/sanpai/ -
特急なら、大阪上本町から2時間足らずで着いてしまいます。
伊勢は大都市ではないですし、近くに空港も新幹線もありませんから、関西か名古屋方面から出発するパターンが多いと思います。
この伊勢神宮参拝きっぷはお得なのではないかしら。 -
まずは古来からの習わしどおり、外宮(げくう)から参拝。
最寄は伊勢市駅です。 -
駅を出るともう参道。
ちょっと前までは、もう少しさびれていました。
昨年秋の遷宮を境に、地元が頑張ったみたいですね。
お店も増えていますから。 -
天ぷら屋さん。
-
お昼なので腹ごしらえ。
といっても、ちょこちょこ食べ歩きで済ませます。
だって、夜は神宮会館で御馳走が待っているから。
奮発して、あわびと伊勢エビ付きの豪華な夕食にしました! -
このひりょうずという天ぷらはおいしかった!
-
そして御存じ赤福の外宮前特設店で伊勢神宮参拝きっぷの出番。
3粒&お茶の引換券がついているので。
やっぱり本場で食べる赤福は違うなぁ、、と思う、ことにした。。
両親は喜んでいるから。 -
お隣さんは魚系のお店。
生しらす丼の文字が!
絶対食べたい! -
ミニサイズですが、これで600円ほど。
旬ですからね。
これでお腹いっぱい。 -
あっという間に外宮に到着しました。
-
新緑の時期に伊勢参りするのは初めてです。
こんなにすがすがしいとは思いませんでした。
実は伊勢神宮、伊勢参りは、あまりいいと思ったことがなかったのです。
人、人、人。人だからけ。
とくに昨年は。
それだけで「まるで人を見に行くみたい」とこれっぽっちも神聖な気持ちにならず。。
でも、なんだか今日は違うと感じます。
どうしてでしょうね。。 -
御正宮。
真新しいです。 -
木々も生命力がみなぎってます。
-
外宮入口にある式年遷宮記念 せんぐう館。
ここは伊勢神宮と式年遷宮をよりよく知るための博物館です。
ここも参拝きっぷを利用すると300円が200円で入館できます。
初めて訪れましたが、よかったですよ。
遷宮にまつわる宝物の模型が展示されていて、「これが日本の匠の技なんだ」と舌を巻きました。
模型といっても、同じ工程、同じ素材を用いて、途中までの仕上げなどを見せるものです。
実寸大の正殿、つまり神様がお祭りされている社の模型があり、とにかくその大きさに驚きました。 -
外宮から内宮までは三重交通バスで移動。
こちらも参拝きっぷを利用。
まずはおかげ横丁に。 -
やはりすごい人です。
土日ですから。 -
紙芝居
-
立ち飲みで日本酒を!
こちらは、いつものコース。
やっぱり酒なくしては旅ではない。 -
宇治橋。
明日、早朝参拝するのですが、今日も行きます。
本当は美術館や博物館に行く予定が、お年寄りにはちょっと多い行程らしく、やめました。
普通の伊勢参りだけにします。 -
杭。
向こう側が川上で、大雨の後は上流から大木が流れ着き、水位も高く、どうかすると宇治橋が危険な状態になるため、ここで堰き止める役目なんだとか。
とはいえ、それでも宇治橋は高く作られていますけど。
こんなに穏やかな川が、と思いますが、五十鈴川も荒れることがあるのですね。 -
川を渡って参道です。
このあたりは、なにかあるとイベントが催されるスペースですが、明治中期までは民家があったと言います。神宮関係者やおかげ横丁のようなお店など。
信じられませんが。。
退いてもらったとのこと。 -
五十鈴川。
昔は手水舎というものがありませんでした。
ですので、自然の川が清める役目を果たしました。
古来の方法で清めます。 -
ちょっと、ガイジンさん、足まで清めるの?
文化の違いを感じます。
私にはちょっとできないなぁ。 -
川辺を超えると、神域です。
-
人。人。
御正宮。 -
神鶏。
人慣れしていて、逃げません。 -
神宮会館。
伊勢神宮から5分ほど。 -
夕食です!
さすが伊勢志摩。
海の幸はこれでもか、というほど。
このほか、伊勢エビとお造り盛り合わせ、焼アワビなどがでました。
詳しくは下記に書いていますので、よろしければどうぞ。
http://neroloop.boo.jp/archives/1727 -
翌朝6:30ロビーに集合して、早朝参拝へ。
本日は月曜日にもかかわらず、3班に分かれて行きました。
70人ほどが参加しており、神宮会館での宿泊者は3分の2が参加するそうです。 -
宇治橋。
ほとんど人けがありません。
おぉ、お泊りすると、いいことありますね。
朝は5時から参拝OKです。 -
神宮会館の方。
とってもわかりやすい説明でした。 -
ちなみに、外宮にいらっしゃる豊受大御神様は、遷宮から500年経ったころ、天照大御神が時の天皇の夢枕に立って、一人でいるのはさみしいから、籠神社にいる豊受大御神に来てもらって、自分のお世話をしてほしいと訴えたことから、あの場所にお越しいただいたとか。
そういうわけで、天照大御神様のお食事を担っている神様として、食と産業の神様として崇められているのです。 -
ここから神域です。
-
参道には落ち葉が少ないですが、あのような職員さんが一生懸命掃き清めているのだとか。
境内では、害をなさない限りはそのままにせよとのことで、かんきつ類の木などもあるし、多種多様な木々が茂っています。
榊などを社殿に飾っているので、てっきりこのあたりから拝借しているのかと思ったら、「たぶん、伐ってはいけないとおもうので、別の場所から持ってきているのでは?」とのことでした。 -
御正宮前の建屋。
何かといったら、ここで調理する場所なのだとか。
通常は外宮で朝夕の食事をお供えしているのですが、特別な行事では、ここに豊受大御神に降りてきていただき、伊勢神宮で最も特別な食べ物であるあわびをここで調理して、御正宮に運びます。
調理といっても、貝に刃物を入れ、塩を振るだけだそうです。 -
静かです。
とても清らかな空気のなか、参拝します。
ここから先は写真撮影は不可です。 -
御正宮の近くにある建物です。普段は食べ物を入れる場所ですが、この形は正殿の作りに近い建築物で、こちらを巨大にしたもの。
-
この仕事ぶり!
美しいですね。
式年遷宮にあたっては、何年もかけて素材を探し回り、集めていくといいますから、伝統を守るのは大変なことです。
式年遷宮にまつわるお金の話になりました。
国からはもらっていなくて、国民からのお賽銭、式年遷宮のための浄財、さらには、全国の神社へのお賽銭が回ってきて、あの20年に一度の建て替えが行われているといいます。これには驚きました。
私たちのささやかな喜捨が、日本の伝統継承に役立っていたなんて。 -
二千年。。
-
早朝参拝から戻ってきました。
-
この時期と秋の2シーズン、神宮会館ではバラが見ごろです。
バラ園について、よろしければ、下記を参照ください。
http://neroloop.boo.jp/archives/2622 -
裏手には土俵もあります。
相撲はもともと神事ですのでね。
これほど間近でみれたら、迫力あるでしょう。 -
宇治山田駅。
お伊勢さんしか行きませんでしたが、実りあるお話を聞けて、本当に楽しい旅行となりました。
初伊勢参りでこんなに有意義な内容になった両親がうらやましいです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ひびき56さん 2014/10/23 14:03:21
- 伊勢神宮参拝の手本となりました
- 拙旅行記に投票くださりありがとうございます。
まだお伊勢さんには参拝経験がなく、こちらの旅行記で予習ができました。
- 天野川さん からの返信 2014/10/23 19:41:13
- RE: 伊勢神宮参拝の手本となりました
- すずめだかさん
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
できるなら、春がオススメです。
また、年末年始は混み合います。
でも、遷宮が終わり、峠を越したかもしれませんね。
楽しい旅を!
> 拙旅行記に投票くださりありがとうございます。
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> まだお伊勢さんには参拝経験がなく、こちらの旅行記で予習ができました。
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