2014/05/12 - 2014/05/12
1751位(同エリア22948件中)
yazzさん
現地在住の友人が食べ放題のお店に連れてってくれるという。食べ放題と言うと、そう、焼き肉〜!っていうのが定番で、現地では「ムーガタ」と呼ばれている。安い店だと100バーツ程度で焼き肉やいろんな料理・デザートなどが食べ放題。庶民の強い味方なのだ。
だが、今回のお店は、ただのムーガタ店とはひと味違うのだ。焼き肉に加えてエビ、カニ、ホタテなど新鮮なシーフードも食べ放題で、なんと!198バーツ(約600円)というタイ人もびっくりの激安価格設定!しかも、エビは生け簀からまだ生きてるものを掴み取りするらしい。
小さなソイ(小路)の中にあるため、近所に住んでいる人でないとまず発見できない隠れた店だが、宣伝しなくても口コミで人が集まり毎日賑わっているという。
う〜ん、こりゃ気になるねえ。じゃあ、さっそく行ってみよう!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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バンコクでシーフードというと、まず思い浮かぶのが中華街ヤワラートという人も多いはず。
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レック&ノーイ・シーフードとか・・・
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T&Kシーフードなんかが超有名で、夕方から観光客が押し寄せてもの凄い混雑ぶり。確かに、旨いんだよね〜♪
でも、暑い中、行列に並ぶの辛いし、値段も高い!さらに、交通量の多いヤワラー通り際で排気ガス吸いながら食べるのも健康的じゃあない・・・なんて話をランナムに住んでいる現地の友人としてたら、「家の近所にシーフードが食べ放題の激安店があるよ。」と教えてくれた。 -
じゃ、行くしかないね!というわけで月曜日の夜に行く約束をした。
やってきたのは戦勝記念塔から東に徒歩10分の距離にあるディンデーン三叉路。この先にある小さなソイ、ブンチューシーの中にお店があるという。
ソイの入口にお店の看板が出ていた。 -
お店の名前は「N-Joy(エンジョイ)ブッフェ」。
ソイを30メートル程入ったところにお店はあるらしい。 -
ソイの入口にはバイクタクシーがずらりと客待ちしていたが、30メートルなら歩いていける距離だ。右手にはバイクのYAMAHAのディーラーが、左手は麻薬制圧委員会事務所(タイ語だとポーポーソー)があるので目印として覚えておこう。ソイの中はかなり暗くて入口からだとお店の看板は見えない。
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看板のとおり30メートルほど歩くと右手に駐車場があり、その先に「N-Joyブッフェ」はあった。
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入口から見た店内はこんな感じ。月曜日だというのにほぼ満席の繁盛ぶり。
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とりあえず席に着いて、まずはビールを注文。ビアチャーンの1リットル・ピッチャーが169バーツとお手頃価格だ。
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ここの料金システムだが、焼き肉食べ放題コースが一人139バーツ(お一人様で来店の場合は159バーツ)。追加59バーツでシーフードも食べ放題コースとなる。つまり、一人198バーツで全部食べ放題なのだ。
ここに来る客は、当然、ほぼ全員がシーフードも食べ放題コースを選択するらしい。まあ、当然でしょう! -
では、さっそくシーフードを取りに行きませう。ハマグリ、ムール貝、ほたて、カニなど新鮮なシーフードがたっぷり!
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エビはというと、生け簀がありちょうど店員がバケツから生きたエビを補充していたところだった。入れ終わると同時に店内の客達が恐ろしい勢いで生け簀めがけて駆け込んで来た。
トングも用意されていたが、そんなものを使う奴はいない。客達は生け簀に手を突っ込んで取れるだけエビを確保しようとする。エビ争奪戦だ!写真なんか撮ってる場合じゃあない。
川にタンブンに行った方ならわかるだろうが、投げられたパンを競って食いつくナマズをイメージして欲しい。私も一匹のナマズとなって、手を突っ込んでとにかくエビを取りまくった。
なにせ生きてるんで、皿に乗せても跳ねまくって押さえるのが大変だ。やっとの思いで9匹のエビを確保したところで生け簀はカラに。他の客達は一人20匹以上確保していたようだ。恐るべしタイ人達。 -
カニさん♪
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まずは貝、イカ、カニから焼いて行こう♪
カニさん新鮮で甘みたっぷり、激ウマ。 -
続いてメインのエビさんね。
皿の上でも、飛び跳ねるのであちこちに散らばって管理が大変だった。 -
う〜ん、いい感じに焼けてきた。
炭火焼きは、やっぱりエビに限る。甘くてぷりっぷり。さすがさっきまで生きていただけあって、超新鮮! -
お魚くんも忘れちゃいけないね。
これは、店員が調理したものだが、塩加減が絶妙で臭みもなく以外や以外、かなりの旨さ。
値段は激安だけど、シーフードは全部旨い。 -
もちろんお肉も食べ放題。
友人はお肉とシーフードをバランス良く食べていたが、私はお肉は一切れだけね。
なんたって、今日はシーフードを食べに来たのだからね。
ちなみに、お肉のほうも美味しかったよん。一切れしか食べなかったけど・・・ -
食べ始めはこんな感じ。肉、シーフードの他にもヤム・タレーなどのタイ料理、肉まんなどの点心類、そば、デザート、アイスクリームなどいろいろあるのだけれど、今回、私はシーフード一筋。
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そして2時間後。ちなみに時間制限とかないので、ほんとに食べたいだけ食べてOK。
問題はエビの確保かな。定期的に補充されるのだけど、その度に争奪戦となり一瞬でなくなるから、常に生け簀を監視していないと思う存分食べられるというわけではないのだ。まあ、私は十分満足するほど食べたけど・・・
これが安さの秘密かな? -
食べ残すと罰金取られるので注意。
1匹につきカニ30バーツ、エビ、イカ20バーツ、貝類10バーツ。
店員さんに聞いたところ、この店、ソイの中にあってわかりにくいせいか、テレビや雑誌が取材に来たことがないとのこと。口コミで客が来るので毎日繁盛してるから宣伝の必要もないらしい。
もしかするとマスコミ関係者がプライベートで食べに来てるのかもしれないが、ほんとうに良い店はメディアで紹介すると混雑して自分たちが入れなくなるから、あえて紹介しないのかもね。
支店出せば、もっと儲かるのにと言うと、家族経営でやってるから低価格で提供できている。支店を出す予定はないときっぱり。この規模が家族経営にちょうどよいのだろう。
ということで、今後も近所の住民に愛される隠れた名店でやっていくようだ。 -
では、最後に行き方。
【BTSウィクトリーモニュメント駅から】
戦勝記念塔方面(北側)に出て、ラーチャウィティ通りを東へ10分ほど歩くとディンデーン三叉路に出る。そのまま道なりに北東へ進み、高速道路をくぐって一つ目のソイ(ブンチューシー)を左折。ソイの入口がYAMAHAバイク販売店なので、それが目印。夕方になるとお店の看板が出ているので、それを頼りにしてもよい。ソイを入り30メートルほど進むと右手にJ-Noyブッフェはある。
【路線バスで】
・戦勝記念塔から 12、54、163、171、172、529、538
・セントラル・ワールドプラザから 13、24、54、73、514
・サイアムから 54、73
・シーロムから 163、172、514
ティエラ・ホテル・バス停下車。バス停の前がYAMAHAバイク販売店なので、その横のソイ・ブンチューシーを入って30メートル右手がN-Joyブッフェ。
■N-joyブッフェ
住所:8/1 Soi Bun Chu Si, Ding Daeng, Samsen Nai, Phayathai, Bangkok 10400
電話:084-677-3322、089-792-8729
営業時間:16:30〜24:00(年中無休)
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