2014/04/20 - 2014/04/20
326位(同エリア3963件中)
紅い翼さん
4月に入り、沖縄は1年で最も美しく過ごしやすい時期とされる「うりずん」の季節。このベストシーズンに旅に出ずしていつ行くのか~!
「久米島」への1泊2日の旅(18・19日)から戻ってきた直後でしたが、この日もとってもお天気がよかったので、那覇市街から車で1時間くらいで訪れることができる、西海岸・読谷へぶらりドライブへ☆
青い空と海の間に立つ残波岬灯台の雄姿と断崖絶壁が続く光景を眺め、美しい曲線を描いた石垣に囲まれた沖縄のグスクに登り、昔ながらの「やちむん」と呼ばれる陶器をセレクトし……。
日曜日の午前中だけの短めの旅でしたが、那覇市街からも比較的近い読谷の、バラエティに富んだスポットを巡ってゆくことができました♪
【旅の行程】
・残波岬 ~ 残波ビーチ ~ 座喜味城跡 ~ やちむんの里
【美ら島おきなわぶらり旅】
・那覇編~琉球王国のシンボル・世界遺産首里城から金城町石畳道へ~
http://4travel.jp/travelogue/10796702
・南部編~琉球王国最高の聖地・斎場御嶽と美ら海と~
http://4travel.jp/travelogue/10800518
・本島東海岸1Day Drive①~天空の城・勝連城登城記~
http://4travel.jp/travelogue/10806029
・本島東海岸1Day Drive②~宮城島&伊計島上陸記~
http://4travel.jp/travelogue/10807686
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
〔 残波岬 〕
(さっそくというかいきなりですが)この日最初の目的地は、沖縄本島西海岸・読谷村にある「残波岬」です。
那覇市街からだと、車でだいたい1時間くらいのアクセスになります。残波岬灯台 自然・景勝地
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周辺一帯が公園として整備されている「残波岬いこいの広場」の駐車場へ車を止めて、まずは「残波岬灯台」まで歩いてゆきましょう☆
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ゴツゴツした岩場の奥に、塔高約31メートルの白亜の灯台がそびえています!
灯台の上に登ることができると聞いていたのですが、何やら冊に囲まれてますね……もしかして工事中か〜?
予感したとおり工事中で、灯台の中には入ることができませんでした…。
思いつきのドライブなので、リサーチ不足でしたね(苦笑) -
(残波岬の風景①)
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ギリギリまで海に近づいてみると、磯釣りのおじさんたちの楽園?でした。。。
私はせっかちな人間なので、どうしても釣りってできないんですよね……。 -
灯台の周辺はこんな岩場が続いています。
もちろん安全用の柵とかないので、近寄る際は足元にご注意を。 -
(残波岬の風景②)
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(残波岬の風景③)
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灯台の近くには、1373年に琉球から当時の明国への初の進貢使として東シナ海を渡った、ここ読谷出身の「泰期(たいき)」の銅像もあります。
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灯台から続く遊歩道を、もう少し先まで歩いてみましょう。
この日はお天気も良くて、海風が心地いい〜。 -
お……あの清楚な感じの白い花はテッポウユリ♪
昨日まで訪れていた久米島でも咲いていたので、ちょうど開花の時期なのかな。
・おきなわ島旅紀行・久米島編【1】〜「球美の島」周遊の旅 テッポウユリが彩りを添える城跡&奇岩・絶壁へ〜
http://4travel.jp/travelogue/10878036 -
イチオシ
(残波岬の風景④)
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しばらく行くと展望スポットがあり、ここからの景色はというと…。
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イチオシ
断崖絶壁に打ち寄せる東シナ海の波!
といっても、この日はぜんぜん穏やか〜な感じでしょうか。 -
(残波岬の風景⑤)
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北側を眺めてみると、水平線の向こうにかすかに望めるのは本部半島かな。
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そして振り返れば、蒼い空と海の間に立つ「残波岬灯台」☆
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(残波岬の風景⑥)
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イチオシ
絵になる光景なのでもう1枚いっときましょう♪
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〔 残波ビーチ 〕
ここまで残波岬灯台から園内の北側を歩いてきましたが、いったん駐車場に戻り、こんどは西側に広がるビーチの方へ行ってみましょう☆残波ビーチ ビーチ
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波打ち際まで出てみるとこんな感じデス♪
昨日久米島のビーチも見てきましたが、沖縄の海はどこもキレイですね〜。
・おきなわ島旅紀行・久米島編【3】〜「球美の島」周遊の旅 エメラルドグリーンの海と白い砂浜…ハテの浜上陸記♪〜
http://4travel.jp/travelogue/10879496 -
(残波岬の風景⑦)
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(残波岬の風景⑧)
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お……この小さな堤防の先まで歩を進めてみましょうか。。。
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そこからは見渡す限りの東シナ海の水隗。
このはるか遠くが中国ですか……。
先ほどの当時の明国に渡った泰期の話もありましたが、沖縄の立地の重要性がよく分かります。 -
(残波岬の風景⑩)
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そしてすぐそばに「残波ビーチ」と、その奥に見えるのが「残波岬ロイヤルホテル」の高い建物。
この日はお天気も良くて、ビーチにもぼちぼち人が集まっているようですね。
残波岬周辺で、白亜の灯台と「美ら海」を楽しむことができましたので、そろそろ次のスポットへ向かいましょうか。 -
〔 座喜味城跡 〕
「残波岬」から南へ向かい、次に訪れたのが、世界遺産・琉球王国のグスク及び関連遺産群にも指定されている「座喜味城跡(ざきみじょうせき)」(国指定史跡)です。座喜味城跡 名所・史跡
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(ちょっと離れた場所の地図ですが)城跡を囲むように、周辺一帯が公園として整備されています。
ではでは、さっそく城跡へ進んでゆきましょう♪
※ちなみに、史跡内の入場料金は無料でかつ営業時間?的なものは特に設けられていないので、いつでも入れるようです。 -
(座喜味城跡の風景①)
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美しい琉球松の林を抜けてゆくと、これまた見事な石垣が見えてきます☆
この「座喜味城跡」は、15世紀前半にこの地方を治めた按司(豪族)であった護佐丸(ごさまる)が築いた城で、「一の郭」と「二の郭」の2つの郭から構成されています。 -
きれいに整えられたアーチ型の門をから城内「二の郭」へ。。。
ちなみに沖縄に残る最古のアーチ門なんだとか。 -
(座喜味城跡の風景②)
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城門の奥には袋小路になっている「武者隠し」もあって、かなり実戦を意識したお城のようです。
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(座喜味城跡の風景③)
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「二の郭」と「一の郭」をつなぐ城門を抜けてゆくと、ここに建物があったことを示す石組が残されています。
お……奥に見える階段から城壁の上に行けそうですね〜。 -
(座喜味城跡の風景④)
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(座喜味城跡の風景⑤)
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イチオシ
「座喜味城跡」の魅力は何といっても、この目を見張る城壁の曲線美でしょう!
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(座喜味城跡の風景⑥)
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一部に立ち入り禁止区間があるとはいえ、城壁の石垣の上にを歩くことができる城跡はなかなか無いので、普段見る景色とは異なっていて面白いですね〜。
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さっきまでいた「残波岬」はアチラ。
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イチオシ
さすが、名築城家とも呼ばれた護佐丸の最高傑作と言われるほどの、とっても魅力的な城(グスク)です!
それに世界遺産に指定されているとはいえ、この静かな雰囲気がイイですね〜。
観光客が押し寄せる首里城とは正反対。。。
・美ら島おきなわぶらり旅 那覇編〜琉球王国のシンボル・世界遺産首里城から金城町石畳道へ〜
http://4travel.jp/travelogue/10796702 -
(座喜味城跡の風景⑦)
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城跡を散策したのち、その周囲をぷらぷら歩いてみます。
まあ、地元民なので時間を気にする必要ありませんし。 -
あ……ここにもテッポウユリの白い花が!
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(座喜味城跡の風景⑧)
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小さな展望スポットを発見……ってたぶん円形の貯水槽の上部でしょうけど。
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(座喜味城跡の風景⑨)
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やっぱりここから見ても、沖縄の海はきれいですね〜。
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このあたりで「座喜味城跡」の散策も終わりにしましょう。
これまでに訪れた首里城や勝連城跡と比べると、規模はやや小さめではあるものの、美しい曲線を描いた石垣群の保存状態も良く、沖縄のグスクらしい風景に出合うことができました♪
・美ら島おきなわぶらり旅 本島東海岸1Day Drive①~天空の城・勝連城登城記~
http://4travel.jp/travelogue/10806029 -
〔 やちむんの里 〕
そしてこの日最後に立ち寄ったのが、「座喜味城跡」から車で10分ほどのところにある「やちむんの里」です。
(小さくてちと見づらいですが)全体の地図も載せておきます。
とりあえず一番手前(下側)にある比較的大きめの駐車場に車を停め、てくてく歩いてゆくことに。やちむんの里 名所・史跡
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沖縄では焼物のことを「やちむん」と呼び、400年もの昔から造られてきたそうですが、ここ読谷の「やちむんの里」には現在約20の陶芸家の工房が集まっていて、今も日々新たな「やちむん」が生み出されています。
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左右に焼き物の工房が点在している道を進み、中心部へ入ってゆくにつれ、沖縄っぽい朱色の屋根の建物が増えてきました。
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イチオシ
お〜〜これまた立派な登り窯ですね〜。
先ほどの地図に「読谷山窯」ってありましたけど、もちろんバリバリの現役だそうです。
すぐそばに薪も置いてありますし。 -
(やちむんの里の風景①)
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(やちむんの里の風景②)
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1番奥まったあたりまで歩いてきました〜。
お天気がいいのはありがたいですけど、4月といえども陽射しがけっこう強い……。
ちょっとあの木蔭で一息いれますか。。。 -
イチオシ
(やちむんの里の風景③)
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お……ちょうど乾燥させてる途中かな。。。
こういう陶器の里を訪れるのも、九州に居たとき以来になるのでかなり久しぶり。
有田とか伊万里とは器の趣きがぜんぜん違いますけどね。
・陶磁器の故郷を訪ねて〜有田内山地区小旅行〜
http://4travel.jp/travelogue/10597026
・肥前の諸街道をゆく【1】〜唐津街道から唐津城下町と名護屋城、そして伊万里へ〜
http://4travel.jp/travelogue/10591946 -
この先にあるのがもう1つの登り窯である「北窯」でしょう。
といっても、あんまりウロチョロするのも陶芸家の方たちの邪魔になりそうなので、ここから眺めるくらいにしておきましょうか。 -
赤瓦にシーサー……さすが絵になります!
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そろそろお目当ての「やちむん」お買い物タイム♪
各陶芸家の方の工房でも展示・販売していますが、まあシロウトなので「北窯」で焼成された器を扱う共同売店「読谷山焼 北窯売店」に寄ってみることに。
※定期的に陶器市なのどイベントもやっているそうなので、それに合わせて訪れてみるのもいいかと。 -
こちらがその建物。
すぐそばに駐車スペースもあったので、車でもここまで入ってこれるようでした。
でもここまで来る道すがらも雰囲気があるし、そんな大した距離でもないので、歩く方をおすすめしますが。 -
こちらでは、北窯で焼かれた4名の陶芸家の作品を販売しています。
これだけあると、どれにしようかな〜と目移りしてしまって、しばし店内をうろうろと。。。
ちなみにぱっと見ですけど、この売店が1番人が集まっていたような気がします。 -
結局落ち着いた色彩のコップを購入♪
今夜はこれでオリオンビールかな〜。
昨日まで久米島に行っていて、ちとお疲れ気味だったこともあって、この日の旅はここでおしまいに。。。
那覇市街から1時間ちょっと車を走らせただけで、これだけ美しい自然と琉球王朝時代からの歴史・文化が残っている地・読谷。
(今日行ったスポット以外にも、まだまだ見どころがありますし)またいつか訪れてみたい場所になりました☆
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この旅行記へのコメント (2)
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- みかりさん 2014/05/26 13:23:36
- 半日ドライブでも・・・
- 紅い翼さん、こんにちは!
久米島の旅の翌日に読谷村へドライブ旅だったのですね・・・。
沖縄のベストシーズンが4月だったとは知りませんでした。
残波岬は、私が若い頃に初めて訪れた沖縄の観光地です。
その時に「残波岬ロイヤルホテル」に泊まったんだから・・・
今もあるとなると、恐ろしく老舗ホテルになってますね。(笑)
(恐らく、当時は新しかったんだろうけど)
那覇から1時間車を走らすだけで・・・こんなにも自然と歴史を感じられる
場所があるんですね。単なるリゾート地と言うだけじゃ無い、沖縄は
魅力がいっぱいの観光地ですね。
若い頃は、それこそリゾート目的100%だったけど、今ならまた違った
視点で観光も出来そうだし、何よりのんびり癒されそうです♪
みかり
- 紅い翼さん からの返信 2014/05/26 23:26:52
- RE: 半日ドライブでも・・・
- みかりさま
どうもこんばんは。
沖縄で最初に訪れたのが残波岬だったとは。
それじゃあキレイなビーチでゆっくりできたんじゃないですか?
前日まで久米島を訪れていて、「はての浜」とか美しい海を十分堪能してきたところだったので、他にも景勝地があったのですが、今回はちょっと目先を変えて、座喜味城跡とかやちむんの里に足を延ばしてみました。
城跡にしても焼物にしても、やっぱり沖縄独特の趣きがあって、なかなか興味深いですし。
もちろん、リゾート地でぼ〜〜〜とするのもアリですけども♪
紅い翼
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