LIGA ESPAÑOLA リーガエスパニョーラの第35節 <br />REAL MADRID レアルマドリード対 OSASUNA オサスナ戦を、レアルマドリードのホーム、サンティアゴベルナベウ球場で観戦してきました。<br /><br />勤務先がレアルマドリードのスポンサーのため、ホームでの毎試合、常に社員の誰かが試合観戦に行かなければならないことになってい、今回は私に番が回ってきた。<br /><br />今期のレアルマドリードは調子が良い。<br />リーガはアトレティコマドリードとバルサと上位を争っていますが、残り後3節、アトレティコが2勝すればアトレティコのリーグ優勝決まりです。でも、まだレアルマドリードにもバルサにも可能性は残っている状況。<br />COPA DEL REY（国王杯）は先日レアルマドリードが、バルサとの決勝戦に 2-1 で勝って、今期のカップを既にひとつは手に入れました。<br />そして、UEFA チャンピオンズリーグも準決勝第1戦対バイエルンミュンヘン戦はホームで勝ち、来週火曜日に第2戦。是非決勝戦に進んで、今期のチャンピオンズリーグのカップも手にしたいところです。<br /><br />リーガ下位にいるオサスナとの試合は、4-0 と圧勝。<br />クリスティアノロナウドの華麗なシュートを間近で見られました。<br />ゴールの多さのみでなく、試合前に国王杯のお披露目、前日に亡くなったバルサ元監督ティトビラノバへの黙祷、雨上がりの虹まで出た、盛りだくさんの2時間でした。<br /><br /><br />表紙の写真：この試合大活躍だった CR7　負傷から完全回復したことを見せつけた

リーガエスパニョーラ第35節レアルマドリード VS オサスナ観戦

19いいね！

2014/04/26 - 2014/04/26

642位(同エリア2652件中)

#サッカー

エリア

マドリード(スペイン)

旅行の満足度: 5.0

スタジアムへは地下鉄で来る人がほとんど。行きは徐々に人が集まってくるので特に問題はありませんが、帰りは8万1千人収容できるスタジアムの多くの観衆が一気にメトロを目指しますので、とても混雑します。試合終了5〜10分前に席を立ってスタジアムを後にすることをお勧めします。今回そうしても、メトロのチケット購入にかなり並びました。
ESTADIO SANTIAGO BERNABÉU　サンティアゴベルナベウ球場
1947年に建設されました。スタジアムの名になっているベルナベウ氏は1943年から1978年まで在任していたクラブ会長。

サンティアゴベルナベウスタジアムスタジアム・スポーツ観戦

 観戦に地下鉄で行く場合の注意点 by MILFLORESさん

フォートラベルおすすめのオプショナルツアー

観光バス1日乗車券つき！サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム見学… EUR 102.0～
81.044 人収容可能な超ビッグなスタジアムです。
レアルマドリードクラブ設立は1902年、歴史長い名門クラブ。
今回の席は、スペイン語で GRADA ALTA LATERAL OESTE と呼ばれている、バックスタンドの前から14列目になります。けっこう間近にグランドが見られるようで、期待できます。チケットに書かれた入場ゲートは PUERTA 15。このコーナーに近い所でした。
試合開始30分前ですが、待ち合わせしていた同行人とスタジアム外のバールで一杯飲んでから入ることにしました。スタジアム周辺にはいくつもバールがあり、どこもこういったボカディージョ（サンドイッチ）を山積みにして試合を見に来ている人達に売り捌いています。
出場選手紹介の放送に伴う「ゥオーゥオー」という歓声を聞きながらスタジアムに入り着席したところで、この日の観戦での特別セレモニーがあることに気が付いた。
国王杯優勝を果たした後のリーグ戦の試合だったため、相手チームが PASILLO（パシージョ＝通路）をつくって、レアルマドリードの入場を迎え、優勝を祝してくれます。
先頭に出てきたのはクリスティアノロナウド、続いてマルセロ。
最後に、キャプテンのカシージャスとラモスが、国王杯を持って出てきました。イケル（カシージャス）は今期はリーグ戦には出ていないので、今晩は見られなくて残念と思っていたのですが、このセレモニーで出てきてくれて嬉しい！（カシージャスファンです。）
そして、中央まで出てきてカップを掲げ、満員のスタジアムにお披露目しました。
因に、国王杯決勝戦で、2点目の勝利のゴールを決めたベイルの走りがすっごいんです！　ご興味ある方はこちらで見られます。↓
http://www.marca.com/2014/04/16/futbol/copa_rey/madrid-barcelona/1397684397.html
キックオフ前には、前日に45歳の若さで亡くなったバルサの前監督ティトビラノバへ1分間の黙祷。この日の試合は、選手全員が喪の黒リボンを腕に付けてました。
バルサ、グアルディオラ監督時代に助監督を勤め、グアルディオラ退任後に後任監督に就任。前期、癌と闘いながらバルサを率いた人。45歳という若さで亡くなったこともあり、今週末のスペインサッカー界はショックに陥っていました。
さあ、試合開始。前半はレアルマドリードは北側ゴールに向けて攻めますので、北寄りの席にいた我々の目の前でボールの競い合いが見られました。
前回来たとき（2010年）は安い上の方の席で観た。今回は全然違います。
前回の旅行記→　http://4travel.jp/travelogue/10438436
最初のゴールは早くも開始6分で入りました。ロナウドが左サイドから綺麗な弧を描いたシュートを、見事にゴールの右上コーナーに打ち込みました。
それを、目の前で観られたんだからラッキー♪　写真は得点を喜ぶ選手たち。
1-0　早くから点が入れば、観客も楽しみながら落ち着いて観られるというもの。
負傷から完全回復していることを見せつけたかったロナウド。積極的に何度も攻めに臨みます。
10分ばかり雨がざーっと降りました。いた所は幸いギリギリ庇が届くところだったので、風に煽られて届く雨粒が少々ひざを濡らすくらいで済みました。
雨が止んで、気が付いたら、向こう側に虹がかかった！
向こうのパルコ席の人達は、良い席なのに濡れちゃうのね。でも、お揃いのカッパを用意してくれてるみたいで、遠くから見てそこだけ青で揃っていて面白かった。
その後ろの濡れないパルコ席。奥の陰になっている部分の前列中央には、ペレス会長がいます。
おっ！　虹がダブルになった！
へぇ〜　あんなボックス席があるんだー。アトレティコデマドリーのホームグランド、カルデロンのボックス席でならリーガ観戦したことあります。→　http://4travel.jp/travelogue/10549207
コーナーキックを蹴るディマリア。
アンチェロッティ監督はずっとベンチ外に出ていました。
南側ゴール裏はウルトラスの席。スペインではほとんど、サッカー試合での大きな暴動騒ぎはありません。日本のプロ野球での応援団のように、試合中の応援の音頭とりをしていました。（下品な言葉を使った掛声も多いですが・・・対バルサ、対アトレティコなど）
目の前にロナウド、モドリッチ、イスコ、マルセロ、ラモスなどがよく駆け上がってきて、前半は見やすかった！　また、ロナウドのチャンス！
残念ながら、このシュートは決まらなかった。
ありゃ、頭突き・・・　
前半は結局 1-0 のまま終わり。休憩中に芝を直す係の人たち。
綺麗な球場よねー　それに、圧倒される大きさです。
後半戦は、今度は目の前にレアルマドリードのGKディエゴロペス。でも、この試合では大したお仕事ありませんでしたね。
前期、カシージャスが指骨折で離脱した際に、古巣であるレアルマドリードに呼び戻された人。カシージャスは「神様」だけど、彼に負けることなく活躍し、結局カシージャスが復帰しても前監督モウリーニョはディエゴロペスを最後まで起用し続けた。（モウリーニョとカシージャスの不仲が噂された）　今期になってアンチェロッティ監督は、リーガはロペス、国王杯とチャンピオンズリーグはカシージャス、という風に起用別けしている。そいう一流のGKが2人もいるチームなのです。
よく走っていたミッドフィルダー、モドリッチ。
後半7分、また、クリスティアノロナウドが1点目と酷似したゴールを決める。この後、次試合チャンピオンズに向けての温存のためでしょう、交代でベンチに入りました。
調子に乗ったレアルマドリードは、後半15分に3点目も追加。ラモスがヘディングで決めました。シュートを決めた祝いのバク転まで披露してくれて、観客が大沸き！
こうなると余裕よね〜
でも、まだまだこの日の観衆を喜ばせてくれようと、どの選手も力を抜くことがありません。
嬉しかったのは、モドリッチと交代でシャビアロンソが出てきたこと。この人も好き〜♪
勝ち試合で気を良くしているスタジアムの観客は、ウェーブで喜びを表現。私も「わーい」とやりましたよー
で、まだ最後の GOOOOOLLLLL が残っていたんですよ。後半38分にカルバハルがヘディングで4点目を追加。
面白かった！　オサスナが可哀想なくらいでしたが、良い試合でした。