2014/04/20 - 2014/04/20
152位(同エリア1117件中)
昆虫博士さん
スカジットバレーのチューリップ祭とシアトルに行ってきました。
イースター(復活祭)の連休を利用して、アメリカに陸路で初入国ししました。入国直後にスピード違反で捕まり、先制パンチを食らいました!カナダと比べると、アメリカは交通違反に厳しい国ですね。
スカジットバレーはオランダに次ぐ世界2位のチューリップの産地で、開花に合わせて4月にチューリップ祭が行われます。色とりどりのチューリップが一面に咲き、素晴らしかったです。
次に、シアトル南部のボーイング社創業の地にある航空博物館に行きました。広大な敷地に多数の飛行機が展示してあります。超音速旅客機コンコルドや大統領専用機の内部に入れるので、飛行機好きでなくても楽しめます。
最後に、シアトル・ダウンタウンのパイク・プレイス市場でアメリカ料理を食べて、初日は終了です。早朝出発だったので、有意義に時間を使えました。
■ シアトル&スカジットバレー 1泊2日 ■
1日目) チューリップ祭, 航空博物館, パイク・プレイス市場
http://4travel.jp/travelogue/10878913
2日目) パイク・プレイス市場, 宇和島屋, ゴールドラッシュ国立歴史公園
http://4travel.jp/travelogue/10880587
- 旅行の満足度
- 5.0
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カナダ・アメリカの国境は混むと聞いていたので、バンクーバーを朝6時出発し、7時くらいに国境に到着です。
カナダ国旗とアメリカ国旗が上げられている建物が、ちょうど国境線なのでしょう。ピースアーチ州立公園 広場・公園
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北米(カナダ、アメリカ、メキシコ)には出国審査はありません。
なので、カナダから車で走って行くと、そのままアメリカの入国審査になります。
この時間帯は、まったく混んでいません。 -
初めての陸路でのアメリカ入国なので、車から降りて この入国管理局で “I-94W” の申請が必要です。
ここでも、待ち時間はほぼありませんでした。
I-94Wの申請が必要な場合は、国境に早朝着がよいですね。 -
その場で申請用紙(日本語あり)を書くと、このような用紙をパスポートにホッチキスで付けてくれます。
90日間有効で、その間は国境で車を降りる必要がなくなります。
その場で1人6ドルを支払います。
陸路で入国する場合には、ESTA(電子渡航認証システム, Electronic System for Travel Authorization)の事前申請は不要です。
■ 参考クチコミ ■
バンクーバーからシアトルへのアメリカ陸路入国、出入国カード取得にかかる時間と入国直後のスピード違反に要注意
http://4travel.jp/overseas/area/north_america/america-washington_state/seattle/tips/11136352/ -
アメリカに入ると、キロメートル表示からマイル表示に突然変わります(1マイル=1.6キロです)。
そして、当然ですが、カナダ国旗が見られなくなり、アメリカ国旗になります。
国境を越えてしばらく走ったところで、痛恨の事態が発生!!
後ろにライトを点滅させたパトカーがひっついて来ます。
車を停めると、スピード違反でした!
17マイル(27キロ)オーバーで、175ドルの罰金。。。
アメリカは交通違反に厳しく、カナダの感覚で走っていると駄目ですね。 -
国道5号線を南下し、マウント・バーノン(Mt. Vernon)で下道に降ります。
このあたりはスカジットバレー(Skagit Valley)と呼ばれ、オランダに次ぐ世界2位のチューリップ産地です。
チューリップの他にも、スイセンも有名です。 -
バンクーバーを朝6時に出て、開園時間のちょうど9時にチューリップ祭の会場の1つ チューリップ・タウン(Tulip Town)に到着です。
チューリップ農家がこの時期にチューリップ畑を開放しています。
入場料は大人5ドルです。チューリップタウン テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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風車のミニチュアもあり、オランダっぽいです。
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手前の緑の部分は、すでに刈り取った畑です。
まだ刈り取られていないチューリップ畑が、向こう側に見えます。 -
刈り取ったチューリップは、このようになります。
この後、5〜6月頃に球根を掘り上げるのだと思います。 -
チューリップの列が等間隔で続きます。
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トラクターが入れるように、タイヤ幅に合うようになっています。
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そして、4〜5列ごとに色が変わります。
色とりどりで、絵になりますね。 -
チューリップ畑の中に少し入って写真を取ると、チューリップに囲まれた とても綺麗な写真になります。
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チューリップの花と言えば、赤・白・黄のイメージがありますが、今はいろんな色や形があります。
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一説によると、チューリップは現在8000種以上あるようです。
1種類ずつ全て名前がありますが、ここでは省略します。 -
花びらがカールしています。
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大きなピンクの花です。
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バラのようなチューリップもあります。
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トラクターによるツアーも行われていて、これにも参加しました(大人2ドル)。
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出発です。
チューリップ畑の周囲には農地が広がります。 -
少し高い位置から見るのも、地面から見るのと印象が違ってよいです。
料金も安いので、お勧めです。 -
チューリップの花を刈り取っています。
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ちょうど何かの撮影が行われていました。
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なぜか凧(カイト)がたくさん上がっていました。
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会場には売店や軽食を取れるコーナーもあります。
売店では、チューリップ祭りの関連商品が売られています。 -
チューリップの購入もできます。
それにしても、本当にたくさんの種類があります。
1600年代にオランダで起こったチューリップ・バブルを思い出しました。 -
スカジットバレーのチューリップ畑を後にし、さらに南下します。
シアトルが見えてきました。
ボストンマラソン爆弾テロ事件からちょうど1年のため、アメリカ国旗が半旗になっています。 -
シアトル・ダウンタウンを越えて さらに南下し、航空博物館に向かいます。
航空博物館はボーイング社(Boeing)の創業の地にあり、周りにはボーイング社の建物が目立ちます。 -
航空博物館(Museum of Flight)に到着です。
入場料は、大人17ドルです。シアトル航空博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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まずは、道路を挟んで反対側にあるスペース・ギャラリーとエアパークに橋を通って向かいます。
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橋から “赤い納屋(Red Barn)” と呼ばれるボーイング社創業の地が見えます。
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スペース・ギャラリー(Space Gallary)に到着です。
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入って目に飛び込んでくるのは、スペースシャトルの模型。
追加料金を払うと、この内部で宇宙飛行士の体験ができます。
大人1人30ドルもするので、入りませんでした。 -
おそらく実物の宇宙服です。
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スペースシャトルのトイレです。
掃除機のようなホースで汚物を吸い取る仕組みです。
デモンストレーションをしているビデオも流れていました。 -
1986年のチャレンジャー号爆発事故に関するビデオが流れていました。
死亡した7人の乗務員には、日系3世のエリソン・オニヅカ(一番左の男性)も含まれていました。 -
スペース・ギャラリーの屋外のエアパーク(Air Park)には、大型旅客機が展示されています。
まずは、この博物館の目玉である超音速旅客機 コンコルド(Concorde)。 -
世界でコンコルド内部に入れるのは、この博物館だけだそうです。
このコンコルドは、計20機(航空会社向け16機+原型機4機)作られたうちの1機です。 -
座席の広さは、今のエコノミークラスと同じかそれよりも狭い感じです。
乗客定員は100人で、運賃は他機種のファーストクラスの約20%増しだったそうです(Wikipedia参照)。 -
コンコルドの操縦席も見れます。
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大統領専用機 エアフォースワン(Air Force One)。
ボーイング社のBoeing VC-137B という機体です。
1959年〜1962年に使われ、アイゼンハワー、ジョンソン、ニクソン大統領を乗せた機体です。 -
大統領の執務室です。
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昼食は博物館内のカフェ “Wings Cafe” で取ります。
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本日の定食(8.25ドル)
アメリカはカナダよりも食費が安く、ほっとします。 -
昼食後は大展示室(Great Gallary)の見学です。
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ライト・フライヤー(Wright Flyer)のレプリカ。
1903年にライト兄弟が世界で初めて飛行に成功した航空機です。 -
郵便機。
初期の商用飛行機は人を運ぶにはパワーが足りず、郵便などを運ぶのがメインでした。 -
多数の飛行機が展示され、圧巻です。
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女性パイロットの特別展をしていました。
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キッズ・コーナーもあります。
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大展示室のすぐ横にも、宇宙コーナーがあります。
月面車(Lunar Roving Vehicle: LRV)。 -
国際宇宙ステーション(International Space Station: ISS)の実験用モジュール “デスティニー(Destiny)”。
ボーイング社が建造しました。 -
実験モジュールの内部です。
無重量環境下で各種実験をします。 -
売店も充実しています。
各種ワッペン。 -
ボーイング787関連のグッズも売られています。
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シアトル・ダウンタウンに戻って、本日の宿 “ラキンタ・イン, シアトル・ダウンタウン(La Quinta Inn and Suites Seattle Downtown)” にチェックインです。
ここに1泊だけして、明日バンクーバーに戻る予定です。
1泊 計138.88ドル(宿泊費118.23ドル+20.65税ドル)で、駐車場と朝食が無料です。La Quinta Inn & Suites by Wyndham Seattle Downtown ホテル
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荷物を置いて、パイク・プレイス市場に歩いて向かいます。
“スペース・ニードル(Space Needle)”という184メートルのタワーで、1962年のシアトル万博に合わせて建造されました。
現在はシアトルのシンボルになっています。
“グレイズ・アナトミー 恋の解剖学(Grey's Anatomy)”という私が好きなアメリカ・ドラマはシアトルが舞台で、背景に登場するので、実物が見れて嬉しいです。 -
シアトルにはモノレールも走っています。
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バンクーバーよりもビルが多く、都会な印象です。
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パイク・プレイス市場(Pike Place Market)に到着です。
この周辺は、やや治安が悪そうな雰囲気が漂っています。パイク プレイス マーケット 市場
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豚のレイチェルです。
パイク・プレイス市場のシンボルです。 -
実は、この豚像は寄付金を入れる貯金箱になっています。
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到着時間が遅かったので、閉まっている店が多かったです。
明日、出直します。 -
午前中に訪れたスカジット・バレーのチューリップでしょうか、たくさん売られています。
1本だと1ドルで、たくさん買えば買うほど 1本あたりの値段が下がります。 -
夕食はパイク・プレイス市場の地下にある “サウンドビュー・カフェ(Sound View Cafe)” です。
パイク・プレイス市場のすぐ前にある観光案内所で聞くと、この店がリーズナブルでよいと教えてくれ、さらに10%割引券もくれました。サウンド ビュー カフェ カフェ
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その名の通り、レストランからは “ピュージェット湾(Puget Sound)” がよく見えます。
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せっかくアメリカに来たので、アメリカ料理を注文しました。
スープは、クラムチャウダー。
ちょっと塩辛かったですが、美味しかったです。 -
メインは、クラブケーキ・バーガーにしました。
クラムチャウダーもクラブケーキも、アメリカ東海岸にルーツがある食べ物です。
味はまずまずでした。 -
この店のすぐ出たところにも、金色の豚がいます。
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スターバックス1号店に向かいます(写真の左端)。
スタバは1971年にこの場所で産声をあげました。
庶民的というか、ガラの悪い場所で生まれたのですね。 -
現在のスタバのシンボルマークは緑色ですが、この1号店だけは現在でも創業時の茶色のシンボルマークです。
スターバックス1号店 専門店
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スタバ1号店限定 マグカップ(1個10.95ドル)。
マグカップ・コレクターには垂涎の的かも知れません。 -
スタバ1号店限定 マグカップ その2(1個10.95ドル)。
アメリカ製です。
同じものが日本のAmazonで4980円で売られていて、びっくり。 -
ホテルに戻ります。
今日は朝5時起きだったので、疲れていて すぐに寝ました。
翌日は、パイク・プレイス市場に出直し、その後 日本の食材が買える宇和島屋、そしてゴールドラッシュ国立歴史公園に行きました↓
http://4travel.jp/travelogue/10880587
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この旅行記へのコメント (2)
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- ElliEさん 2014/04/29 09:46:31
- 国境越えはやはり早朝ですね
- 昆虫博士さん、こんにちは。
今年はチューリップ祭りに行かれず残念でした。
広大な畑の様子は素晴らしいですよね。
昆虫博士さんの旅行記で見られてよかったです。
国境越えは朝早く。と、わかっているのに、いつもどうしても遅い時間になってしまいます。
2月に行った時は、I-94Wをもらうのになんと〜2時間半も並びました。
窓口が全く誰も仕事していないんです。
人はいるんだけど、何をしてるんだか、列の人が呼ばれないんです。
周りに聞いても、2時間半は最悪記録でした。
アメリカへ行くのはほんとにイヤになります。
パイクプレイスはいつ行っても活気があって楽しいですね!
次の旅行記を楽しみにしています。
- 昆虫博士さん からの返信 2014/04/29 15:48:26
- RE: 国境越えはやはり早朝ですね
- ElliEさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
チューリップ祭、初めて行きましたが、色とりどりのチューリップが一面に咲いていて 美しいところですね。
来年も時間があれば行きたいです。
I-94Wをもらうだけで2時間半待ちは 凄まじいですね・・・お疲れさまでした。
早起きすると午後にはどっと疲れが出ますが、国境で無駄に待つことを考えると それが一番よいのかも知れませんね。
カナダと比べると、アメリカは物価が安くて ほっとしました。
今回のI-94Wが切れるまでは、ちょくちょく行こうかなと思っています。
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