2014/03/01 - 2014/03/01
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jilllucaさん
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やはり北海道に、札幌に来たらこの日本一魅力的なレッサーパンダ・ファミリーに会いたくなっちゃいます・・・そう、ココ&セイタファミリーです。
2007年、円山動物園(マルズ)に初めてやってきたレッサーパンダでもあるココちゃん、そして、ココちゃんの旦那さんとして2008年にやって来たセイタ君、この2匹を中心に回り始めたマルズのレッサーパンダ世界は、2010年のリリーちゃん(現・埼玉県こども動物自然光線)、ライラちゃん(現・南紀白浜アドベンチャーワールド)の誕生、2012年のキンちゃん、ギンちゃんの誕生、そして、昨年秋にはギンちゃんのお婿さんとして千葉からエイタ君が加入と、着実に成長を続けてきました。
ココちゃん、セイタ君、キンちゃん、ギンちゃん、エイタ君とアジアゾーン高山館レッサーパンダ舎が醸し出す独特の幸せな雰囲気を味わいに今回もマルズに足を運びました。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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昨日の釧路市動物園(旅行記→http://4travel.jp/travelogue/10863129)に続き、本日は札幌市円山動物園です。
円山動物園の入園料は大人600円ですが、僕は1000円の年間パスを所持しているのでそれを提示して入園です。
なお、3月は学生タダです。 -
2度目の冬を迎えたアジアゾーンです。
写真手前から熱帯雨林館、高山館、寒帯館の3つの建屋で構成されています。 -
こちら高山館のレッサーパンダ放飼場です。
3つの屋外展示場といろいろと使いわけ可能な屋内展示室を持つレッサーパンダ舎です。 -
今日は3つある屋外放飼場のうち左右の2つを使用しての展示となっていました。
建屋に向かって右の放飼場にはマルズのレッサーパンダのアダムとイブであるセイタ君とココちゃんが同居していました。
秋頃には虫歯で奥歯のほとんどを抜歯したココちゃんの体調も考えて今後はこのペアでのペアリングはないとの事でしたが、ココちゃん専用の竹の葉ぐちゃぐちゃご飯が舌にあったのかココちゃんは体重を増やすほどに元気、そこで、再びココちゃんとセイタ君の同居が行われました。 -
このペアは普段は大喧嘩ばかりなのにしっかりと交尾は出来るとても不思議なペアなんです。
持ち前の運動神経で樹上等の制空権を握るココちゃんは2006年6月24日埼玉県こども動物自然公園生まれ。 -
一方、ココちゃんに比べると運動音痴だけど男の意地で地上の覇権は譲らないセイタ君は2005年6月23日長野市茶臼山動物園生まれ。
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今の時期は放飼場には雪山が出来ており上空も地上もあったもんではありませんが、この2匹には暗黙のお約束があり、やはり雪山の上ではココちゃんが強く、下ではセイタ君が強いのです。
普段は全くもって喧嘩三昧の2匹ですが恋のタイミングは相性ばっちり、マルズの常連さんによると今年は2月8日に1度目の交尾が見られ、2度目は2月18日・・・レッサーパンダは1度目の交尾の10日から2週間後に2度目の交尾をすると妊娠する率が高いとされており、ココちゃん、セイタ君のペアは今年もセオリー通りの素晴らしい恋をしてくれました。 -
ココちゃん&セイタ君の放飼場から1つとばして建屋に向かって左側の放飼場には2012年7月20日生まれのココちゃん&セイタ君の娘のキンちゃんとギンちゃんが出ていました。
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こちらキンちゃん。
双子姉妹のギンちゃんとの見分けは濃い毛色です。 -
ギンちゃん。
キンちゃんに比べると薄い毛色です、ちょっとややこしですがぱっと見で金色の方がギンちゃんです。
ブリーディングローン(繁殖の為の貸借契約)で円山所属となったギンちゃんには昨年10月に千葉市動物公園からエイタ君がお婿入りしてきましたが、次回の恋のシーズンからの同居となるそうで今シーズンの同居はありませんでした。 -
ハルニレの木に登るキンちゃん&ギンちゃん。
先ほど見分け方は毛色と書きましたが、今だけ限定の見分け方に尻尾のモフモフ感の違いと言うのがあります。
上を登っている尻尾がシュッとしているのがギンちゃん、下のモフモフ尻尾がキンちゃんとなります。 -
キンちゃん&ギンちゃんの放飼場のお向いの木にはレッサーパンダ用の吊り橋が仕舞われていました。
2月にお披露目で3日間ほど稼働した吊り橋ですが冬場は強風や落雷のおそれがあるために一旦撤収、また春に再開する予定とのこと。 -
今日の屋内展示室(からくりハウス)の担当はエイタ君。
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エイタ君は2010年7月3日千葉市動物公園生まれ、あの風太君とチイチイちゃんの息子さんです。
円山に来て早や5ヶ月経ち環境にも完全に馴染んでいるようで、持ち前のエンターテナーぶりを存分に見せつけているそうです。 -
毎日ではないですが10時30分頃からレッサーパンダのガイドがあります(開催は当日園内の掲示板等で確認してくださいね)、まずはキンちゃん&ギンちゃんの放飼場から。
いつも通り木に登って待機するキンちゃんとキーパーさんに登ろうとするぎんちゃんです。 -
キンちゃんリンゴゲット!!
木登り名人なレッサーですからこんな無理な姿勢でもリンゴを美味しく食べることが出来ます。
空の青さにキンちゃんが映えますね。 -
ギンちゃんもこんな無理な体勢でもリンゴ食べることが出来ます(苦笑)
レッサーパンダの爪は木登り用ですのでこうやって服に登られるととんでもなく痛いそうです。 -
リンゴうまうまのキンちゃんん&ギンちゃんでした。
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お次は屋内展示室のエイタ君です。
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急いでからくりハウスの吊り橋から展示室に降りてくるエイタ君、さすが運動神経抜群の風太ファミリーの中でも飛び抜けた運動センスを持つエイタ君、躊躇なくするすると降りてきます。
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まずはキーパーさんからの手渡しリンゴを貰うエイタ君。
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お次はリンゴかブドウかちょっと迷っていたエイタ君ですがブドウをチョイス。
レッサーパンダと言えば”リンゴ命”な動物ですが、ここマルズで観察していると実はブドウの方が人気があるように思えてなりません。 -
屋内のエイタ君の次は屋外のココちゃん&セイタ君。
先ほど来何度も書いていますが普段は喧嘩ばかりのこの夫婦なのですが、何故だかばっちりタイミングの会う年に数時間の発情期とこの餌の時間だけは休戦協定が敷かれます。 -
虫歯治療の抜歯で奥歯のほとんどないココちゃんですが柔らかいブドウを本当に美味しそうに食べてくれます。
最近は薄切りリンゴや竹の葉をハミハミしているシーンも見掛けるのでココちゃんなりに工夫してそれらも少しずつ食べているのかもしれませんね。 -
先に自分のリンゴを食べ終えた食いしん坊セイタ君がココちゃんにしら〜っと近づきブドウを狙います・・・、
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休戦協定破棄!!
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「わ〜、ごめんなさいぃ〜」byセイタ君
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遠巻きにココちゃんのブドウを見つめるセイタ君。
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ブドウを死守してドヤ顔のココちゃん。
本当に毎回観客の期待に応えてくれる素晴らしい夫婦ですね(笑)
翌日知ることになるのですが、今シーズンのココちゃんとセイタ君の同居は本日で無事終了、翌日からは別居でセイタ君は単独、ココちゃんはキンちゃん&ギンちゃんとの3匹展示に戻ったそうです。
年齢やココちゃんの体調等を考慮すると今日がこのマルズのベストカップルの最後の同居日になるのかもしれず、いい日に訪問したものだとつくづく思いました。 -
マルズにはレッサーの他にも会いたい子がたくさんいて、ほんと1日じゃ全然足りないんですよね・・・短い時間ですが他の子にも会いに行きましょう。
アジアゾーン寒帯館のユキヒョウ予備放飼場からレッサーパンダ舎を眺めているのはリーベちゃん&リアンちゃん親子。 -
メイン放飼場にはリーベちゃんの旦那さんでリアンちゃんのパパのアクバル君。
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屋内展示室にはシジムちゃん。
僕が円山を訪問するとこのパターンの展示ばかり・・・常連の方に「たまにはシジムちゃんが外の日はないんですか?」とお聞きしたところ「割と外に出てますよ」との事。 -
同じく寒帯館のアムールトラ放飼場、予備放飼場にアイちゃん。
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メイン&屋内には相変わらず威風堂々のタツオさん。
タツオさんのあまりの迫力に僕はいつもここでかなりの時間を費やしてしまいます。 -
アジアゾーン熱帯雨林館。
午前中のマレーグマ屋内舎はウッチーちゃんとハッピーちゃんの女性陣。
春になればハッピーちゃんとウメキチ君の同居が始まるのかな? -
ラブラブ・コツメペアのサン君とイヨカンちゃん。
今年こそチビウソの誕生を期待したいですね。 -
チョーかわいいマレーバクのワカバちゃん。
昨年はお婿さん候補のトーヤ君が広島からやってきました、今年はまだまだだそうですが来年以降期待大ですね。 -
そして本日は世界の熊館ホッキョクグマ舎で”ホッキョクグマ「ポロロ」と「マルル」を送る会”です。
13時半からの会なのですが多くの常連の皆さんは朝からホッキョクグマ舎で愛すべき双子との別れを惜しんでおられたようです。 -
1歳3ヵ月のポロロちゃんとマルルちゃん、まだお母さんのおっぱいが恋しい年齢ですが明後日それぞれの新天地に旅立たなくてはなりません。
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ニュース報道によれば園の予想をはるかに上回る1000人以上の方が送る会に来られたそうです。
「送る会」の様子は別の旅行記を作りますね、是非こちらもご覧くださいね→http://4travel.jp/travelogue/10864664 -
いつ始まりいつ終わったか定かでない「送る会」(苦笑)の後は類人猿館のオランの子供のハヤト君に会いに。
彼は何やら濡れタオルを絞って遊んでいました。 -
再びアジアゾーン熱帯雨林館マレーグマ舎へ、午後になりマレーグマ界のスーパースター・ウメキチ君登場!!
空中の木の幹に仰向けで寝っころがりドンゴロスの切れ端(?)で遊ぶというさすがのパフォーマンスを見せてくれました。
いつ会ってもなにやら楽しそうなことをしているウメキチ君なのです。 -
高山館レッサーパンダ舎に戻ってみると既に収容後の晩御飯が屋内のガラス張り展示室に準備されていました・・・キンちゃん&ギンちゃんのキャラ弁です。
今日はレッサー担当のキーパーさんが午前中の半ドンだったそうなので代番さんの手を煩わさないように早目に準備したのでしょうね。
いつのまにやらマルズの閉園時刻は冬期の16時から夏期の17時に変更になっており、18時から用事のあった僕はレッサーの収容を待つことなくマルズを後にすることになりました。
次は新緑の季節に来たいですね。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 南国ぱいんさん 2014/03/04 11:51:37
- 写真見ただけでノックアウト!
- 雪すごいけど
レッサーパンダカワイイ〜
雪の中の虎すご〜い!
カワウソっぽいのも
バクっぽいのも
雪の中のZOOは魅力満載ですネ!
- jilllucaさん からの返信 2014/03/05 07:19:59
- RE: 写真見ただけでノックアウト!
- 南国ぱいんさん
おはようございます。
> 雪すごいけど> レッサーパンダカワイイ〜
ありがとうございます。
冬の北海道の動物園は魅力的、特に雪の中で活発に遊ぶレッサーパンダはほんと魅力てきですよ。
雪が降ると彼らのテンションが上がるのが手に取るように分かります。
> 雪の中の虎すご〜い!> カワウソっぽいのも> バクっぽいのも
コツメカワウソ、マレーバクにとっては少々つらい環境ではありますが、暖かい室内でのんびり春を待っています。
> 雪の中のZOOは魅力満載ですネ!
はい、本当にそうですね!!
jillluca
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- まみさん 2014/03/03 12:11:28
- ボロロとマルルはどこに移動するのでしょう
- ミルクも移動したし、、まあ、そろそろお母さん離れの時期でしょうか。
しかし、北海道はほんとに雪すごいですねぇ。。
でも、雪の中で生き生きしたレッサーパンダはほんとに魅力です。
- jilllucaさん からの返信 2014/03/03 20:16:56
- RE: ボロロとマルルはどこに移動するのでしょう
- まみさん
こんばんは〜。
ポロロちゃんが徳島、マルルちゃんが熊本です・・・そろそろ到着する頃ですね。
> ミルクも移動したし、、まあ、そろそろお母さん離れの時期でしょうか。
野生では2歳くらいで子離れ、親離れですが、飼育下ではこれくらいのタイミングが多いようですね。
男の子はそれでもいいと思うのですが、女の子はしっかりと母グマから子育て術を学んだ方が将来的にいいと僕なんかは思うのですが・・・。
> しかし、北海道はほんとに雪すごいですねぇ。。
> でも、雪の中で生き生きしたレッサーパンダはほんとに魅力です。
でも、釧路なんかはびっくりするくらい暖かで、コート脱いでも暑いくらいでしたよ。
冬の北海道の動物園はほんと魅力的ですよね、特にレッサーは活き活きしていて楽しいですね!!
jillluca
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