京丹後市間人

2013/11/25 - 2013/11/26

間人をたいざと読める人は、地元の人以外にはそう多くないでしょう。聖徳太子の母間人（はしうど）皇后に由来する地名ということですが、幻のブランド蟹でも名を知られた間人・・・京都府とはいえ日本海に面したこの地は京都駅から３時間超、東京〜京都より時間がかかりました。
<行　程>
一日目
東京→（新幹線）→京都→（きのさき５号）→福知山→（北近畿タンゴ鉄道宮福線丹後あおまつ１号）→宮津→（北近畿タンゴ鉄道宮津線）→網野・・・旅館の送迎車で間人温泉郷『昭恋館よ志のや』へ
二日目
間人近辺を車で観光・・・峰山→（北近畿タンゴ鉄道宮津線）→天橋立→（はしだて６号）→京都

エリア 丹後半島(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

京都駅で山陰線特急きのさき５号に乗り、福知山で北近畿タンゴ鉄道（KTR)宮福線の丹後あおまつ１号に乗換えです。
すごく可愛い車両で車内も明るくて清潔、綺麗な女性の車掌さんが迎えてくれました。

北近畿タンゴ鉄道（KTR）路線図
福知山〜宮津を走る宮福線と西舞鶴〜豊岡間の宮津線があります。

終点は天橋立

車内の風景

ショップとカフェ

トイレ

運転席

宮津駅、ここで宮津線豊岡行に乗換えます。

駅のホームにこんな看板が。守ろう、乗ろう！！

網野駅、ヨットをイメージした駅舎だそうです。旅館の送迎バスが迎えに来てくれてました。

間人温泉郷昭恋館よし志や・・・まだ５時前ですが時雨模様で薄暗くなってきました。

旅館からの眺め・・・間人の町並みと日本海

昭和の面影が感じられる屋根瓦の町並み・・・昔は丹後縮緬の工場が連なっていたそうです。

間人漁港・・・５隻の蟹漁船が行儀よく並んでいます。

１F　ロビー・フロント、２F　ダイニング、３F客室

夕食前にお風呂へ・・・４Fの漁火浴場

露天風呂

露店風呂からは港の夜景が素晴らしい・・・時雨混じりで寒かったけど。

食事は２階のダイニングで・・・海側の掘りごたつの個室です。
「間人蟹と北洋蟹〜量を抑えたフルコース」にしたけど、蟹のオンパレードで十分に堪能しました。
間人蟹は松葉や越前と同じ種類のズワイガニですが、近場の漁場での日帰り操業のため鮮度抜群で味が良く、漁獲量も少ないため幻とまで言われているブランド蟹です。

旬の地魚のお造り（スズキ、ブリ、白エビ）、アンキモ

間人蟹の刺身
小鉢は腹の身を削り取ったもの

焼き蟹、蟹みそスープ・ごはん

茹で蟹

甲羅蒸し

蟹すき、雑炊
最後にデザート・・・柚子のシャーベット、メロン

階段の踊り場

お部屋は３階の山側和洋室「胡蝶」

寛げる部屋でした。

朝・・・曇りで海は荒れてます。

朝食前に一風呂・・・今度は大浴場

丸くて大きな湯船

脱衣所
いい雰囲気です。昭和の香りが漂っているようです。

フロント、売店

ロビー

エントランス

間人漁港と５隻の蟹漁船
雲の切れ間から青空が見えるようになってきましたが、風が強くて車の外に出ると吹き飛ばされそうでした。

立岩と後ヶ浜
立岩は高さ２０m以上、周囲１kmにわたる巨大な柱状玄武岩。
白波がすごい！！

水無月神社
間人には中江や東という姓の人が多く、間人（はしうど）皇后の供人が当地に残った子孫とのことです。水無月神社はそのうちの東氏の氏神様のようなものらしく、今でも祭礼が続いているそうです。

水無月神社の謂れ

犬ヶ岬

丹後松島

経ヶ岬灯台

灯台をズームアップ！

経ヶ岬灯台の駐車場からの眺望

丹後半島の海は素晴らしい！

帰りは峰山駅から乗車、天橋立で特急はしだて号に乗り換えて今晩の宿泊地京都へ向かいます。