クリスマスシーズンの北欧

2010/12/10 - 2010/12/17

クリスマスシーズンの北欧を見たくて　ヘルシンキとコペンハーゲンへＧＯ！
３度目の　「おばさんだって自力でひとり旅」

今回は　貯まったマイルを使用。

12/10 成田〜コペンハーゲン （SAS)
　　コペンハーゲン〜ヘルシンキ（blue 1)

11 ヘルシンキ市内　エスプラナーディ公園クリスマス市

12 Valtteriフリーマーケット、ヴァンハ・クリスマス市、
　　　セウラサーリ・クリスマスの小道

13 　ヒエタラハティー・アンティークマーケット、
　　　ルチア祭パレード

14　ヘルシンキ〜コペンハーゲン（blue 1)

15 コペンハーゲン街歩き　チボリ公園クリスマス

16　コペンハーゲン〜（SAS)

17　成田着

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

貯まっていたマイルを使い　２度目のヘルシンキ、初コペンハーゲンへ。
　
とても空いていて　３人掛けを一人で使用。

夕食から朝食までの間　自由に取りに行ってよい食べ物や飲み物があることに気付かずお腹がぺこぺこになるも　無事コペンハーゲン到着。

ここからがいつも緊張する乗り継ぎ。

案内板に従い　入国審査。
長い列が出来ていましたが　乗り継ぎ時間も余裕があるので問題なし。

とりあえず　ゲート確認、とショッピングモールのような心惹かれる空港内を移動。

他と比べるとそんなに広くない空港、それでも確認してから戻る元気もなく　ゲートの前で一人寂しく１時間待ちます。

乗り継ぎ便では　私が外国人。
気後れしないように　「大丈夫です！問題ないです！オーラ」を出す。

時間通りに　ヘルシンキに到着。
犬の見本市があるらしく　空港内にはワンコさんたちがたくさん。
普通に歩いています。

予習していたのに　何故かバス乗り場を見つけられず　今回もタクシーでホテルへ。
ここでもワンコ連れがチェックイン中。

Sokos Hotel Vaakuna 駅のすぐそば。
下には　スーパー。便利です。

７２時間有効のツーリストカードを購入し　冬のヘルシンキめぐりに出発。

（前回も同じように券売機で買ったツーリストカード、カードとは名ばかりで実際はペらっとしたレシート。周りに駅員もいなかったので　近くにあったkioskのおばさんに　カードを買ったのにこれしか出てこない、と泣きつくと　あっさり、「これがそうよ」と教えられた過去あり）

いつ見回りにこられてもいいように　しっかり保管。
（バスは乗る時にのみ見せ　他では乗り降りする時にチェックなし。）

トラムで遊園地などを眺めながら街をほぼ一周。
途中　スノーボードやスキーを持った人が普通に乗りこんで来ます。

お気にいりのHaniemi到着。
広場では　クリスマスのリースを売る屋台が。

大好きなマーケット。
　
春とは　印象がぜんぜん違います。

ひたすら待つ、じっと待つ。

前にあるのは　ご主人様の自転車でしょうか。

このままでは埋もれてしまう．．．

クリスマスの飾りつけ。

もみの木に赤いクッションが置いてあるだけでもおしゃれ。

ディスプレーの飾り付けも　プリティ！

うす暗い街　あたたかな照明。

サンタの車。

なんの飾り付けもないツリー。

大きさといい　雪の積もり具合といい　パーフェクト。

冬のヘルシンキ中央駅。

石像も雪帽子をかぶっています。

クリスマス市で買ったフェルトの飾り、吊り下げて使います。

素朴でかわいいです。お買い物第１号。

朝起きたら　２重窓の外側がこんなことに。

きれいな結晶。

天気はいいけど　寒い！！

午前中に屋内のフリーマーケットへ。

好きなものを見つけ出す楽しさ。細々と買い物。割れ物多し。
滑って　ガシャーンとならない様にペンギン歩きでホテルに戻ります。

午後から　この旅、一番楽しみにしていた、セウラサーリ・クリスマスの小道へ。

ヘルシンキ郊外の小さな野外博物館で行われるクリスマスの催し。
　
訳もわからず　乗ったバスから突然降ろされ　取り合えず　同じ所に行きそうな人が乗り換えたバスへ。
（遊ぶ気まんまんの子供たちとそりを持ったお父さん。）

どんどん街から離れ　無事　入り口に到着。

川は凍り　雪で覆われています。

おじいちゃん、おばあちゃんの合唱があったり

ポイントで　絵はがきやクッキー、リフレクターなどもらいながら進みます。

焼きソーセージで腹ごしらえ。

子供たちの合唱があったり

キリスト降誕劇があったり

かわいいキャンドルが置いてあったり、　ほっこり手作りのあたたかな催しです。

焚き火でみなさん　持って来たものを焼いているようです。

いい匂いがしてきます。

わかるでしょうか？

木の上にフェルトで作った　妖精や森の動物がいます。

木の根元や　小屋の軒先などにもちょこんと置いてあります。

こんなところに！と見つけるたびに嬉しくなります。

小さな子は　親が引っ張るそりで移動。

ムートンなどが敷いてあり快適そう。

こじんまり座るも良し。

腹ばいになるのも良し。　楽しそうです。

冬のフィンランド、リフレクターは必需品。

みんな　ピカピカ光っています。

大満足で　クリスマスの小道を後にし　バス停へ。

雪のせいで　入り口にはバスが来ないということで　３００ｍほど歩いて教えてもらった場所へ。

そこでもバスは時間になっても来ず　やって来た係りの人が何やら説明。
待っていた人は何故だかバラバラといろいろな方角へ。ピンチ。　訳がわからない。

街に戻る地元の人に付いて行くというアジア系のカップルを見つけ　とっさにぽろっと口から出たのが　
I will follow you.　．．．松田聖子か、と　自分に突っ込みを入れながらも必死です。

雪道になれている地元民の後を　黙々と付いて歩くこと３０分。

市内中央部に行くバスにやっと乗車。ヤレヤレ。
ちゃんと付いてきているか　時々それとなく確認してくれたカップルさん、ありがとうございました。

カンピという中心部にあるバスステーションに到着。　　

ここからは前に散々歩き回ったのでわかります。

広場で　タイヤのチューブに紐をつけてゆっくり回っているだけのアトラクションで　子供がゆる〜く遊んでいます。

ヘルシンキ滞在最終日。

午前中　アンティークマーケット、ストックマンなどを回り　グラスやカップ、はさみに湯たんぽ、手袋、版画などなど　気に入ったものを購入。

重さや予算と相談して厳選…したつもり。好きな物だらけで困ります。　
国旗の色の大小の鋏は大のお気に入りで　毎日活躍しています。

夜はヘルシンキ大聖堂から出発する　ルチア祭へ。

昼とは雰囲気が違います。

どういう関係者だか　仲間内で車に乗ったり、

車でそりを運んだり、

プレゼントを運んだり、

小さいサンタを運んだり、

準ルチア？のお姉さんたちは歩いたり

いよいよ本日の主役が登場し、　みんなでフィンランディアホールまで行進します。

私もなんとなく　行列の後ろを歩き　ホテル近くまで行進。

今日はヘルシンキからコペンハーゲンへ　飛行機で移動。


小さく書いてあったblue 1の標識を見逃し　無駄に長くチェックインカウンター前で待ってしまいましたがが　無事に　飛行機へ。１時間半ほどでコペンハーゲン到着。

ここでも　ホテルまで不甲斐ないタクシー移動.

Hotel Alexandra 駅のそば。

思いのほか移動に疲れ、ふがいなくもタクシーでホテルへ。

HotelAlexandra
THE ONLY DANISH RETRO DESIGN HOTEL IN COPENHAGEN
とあるように　部屋数は多くありませんが　それぞれ違ったデザインで　私が泊まったスタンダードタイプでも十分すてき。

何より　この重量感のある鍵。
とても持ち歩く気にならない重さ。

前回のヘルシンキ旅行ではカードキーを落として青くなり（フロントで拍子抜けするほどあっさり無料で再発行されましたが…）、今回も　静電気か何かのせいで使えなくなり　超感じの悪いお姉さんから　携帯と一緒にしてたんじゃないか、とか嫌味を言われ　やってない！！と言いつつ　へこむ。

キードロップにドスン。しかも部屋番号は　これ以上ないくらい覚えやすい１００。

コペンハーゲン街歩き開始。

ヘルシンキと比べると洗練されていて　かわいらしさもプラス。
ずっと都会。　リフレクターをぶら下げている人やカラフルな帽子をかぶっている人はほとんどいません。

知らない街。　都会。

寒さで徐々に体力も消耗していたのか

寂しい．．．帰りたい．．．と旅で初めて心細い思いに。

が…　レゴショップを発見し復活。　
おばさんなのにテンションがあがる。

あれもレゴ、これもレゴ。　
大きいものから小さなもの。何でも作れてしまうレゴ。

サンタ+そりのマグネットと　ビンテージミニフィギュア　コレクションを購入！

洗練された飾りつけ。

メルヘンチックな飾りつけ。

だんだん暗くなってきて、　

レゴで沸いてきたエネルギーもいつしか切れて、　

寒さに凍えながら　ホテルに退散。

この日、予定していた遠出は諦め　街歩き。

博物館で石器時代やバイキングの発掘品を見たり

アマリエンボー宮殿に行って

衛兵交代を見たり

寒さに震え　今までで一番迷いながらも歩き回り。

聖アルバニ教会にも偶然行き当たり

探し歩いた　ラウンドタワーに登ります。

今年　エッフェル塔、スットクホルム市庁舎の塔、と成り行きで歩いて登り　ここも絶対制覇しようと狙っていました。

もっともここは低くて階段もなく　見てわかるようにスロープになっているので　歩いて登るしかありません。

夜のチボリ公園。

ぷっくりしたハートがいっぱい。

チボリ少年音楽隊。
アンデルセンの童話の世界。

ハート。　ハート。コペンハーゲンはハートでいっぱい。



寒さに徐々に体力を奪われ　コペンハーゲンでは不完全燃焼。

旅で初めて心細くなり、帰りたいと思ったけれど　クリスマスの雰囲気は十分満喫。　

レゴで持ち直したのが私らしい。


寒く、暗く、長く続く冬。

北欧の人が春を待ち焦がれる気持ちが　よくわかりました。