2013/10/05 - 2013/10/05
10283位(同エリア22993件中)
yazzさん
今回の訪タイは、1万円で買ったアジアアトランティック航空の片道航空券を利用してやってきた。ということは、帰国便のフライトを手配しなければならない。この片道チケットを買ったのが7月。それから出発までの2ヶ月間、なんとか安いチケットがないかと探しまくった。片道チケットとなると当然LCCを利用することになるが、バンコクから東京まで直行で飛んでいる会社はない。
KUL経由のエアアジア、SIN経由のスクートそしてジェットスター、MNL経由のセブパシフィック(関空入り)、エアアジアでHKGに飛んでピーチに乗り換える(関空入り)なんて手もある。だが通常料金では、なかなか安くはならない。う〜ん、どうしよう・・・
としばらく悩んでいたが、ある日、エアアジアのセール情報が飛び込んできた。東南アジア地区限定だが、運賃が無料となるFree Seats Saleだ。ちょうど帰国時期に空席があったのでBKK−KULとKULーSINの2区間を運賃無料でゲットすることができたのだ。これはラッキー♪
後はSIN−TYOをなんとかするだけだが、これはスクートのセールに期待した。スクートは公式サイトではセールの告知を行わないが、フェイスブック限定でセール情報を流している。なかでも毎週火曜日の朝2時間限定で行う「Morinign Glory Tuesday」セールが狙いだ。毎回対象となる行き先が変わるが、就航都市が少ないので2ヶ月もあれば必ず東京行きがセールの対象になるとの読みがあった。
そして、出発直前の9月になって、念願の東京行きがセールの対象となったので即予約したのだ。これで、帰路の旅程が確定できた。KUL、SINと2カ所のストップオーバーとなるが、直行便のチケットを買うよりかなり安く抑えることができたのだ。めでたし、めでたし♪
ということで、バンコクから帰国の旅は、懐かしのドンムアン空港から始まったのであった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 飛行機
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-
今回ゲットしたBKK−KUL間のチケットは、運賃は無料だが燃料費350バーツと空港税700バーツは支払わなければならない。さらに、今回大きなスーツケースを持ってきたので、その預入荷物500バーツ(20kgまで)が追加。そして、クレジットカード決済料90バーツもかかるから、合計で1640バーツが総額だ。
円にすると5千円程度で、かなり安く飛べることになったのだ。 -
ドンムアン空港を利用するのは何年ぶりだろう。ウドンターニで開催された友人の結構式に出席するためノックエアを利用した時以来だ。
今回は、荷物が多いのでホテルから空港までタクシーを利用した。スティサーンからだと都心より大部近いのと、ウィパワーディー・ランシット通りが空いていたのでトールウェーを使う必要がなかったため、タクシー代はチップ込みで150バーツで済んだ。 -
エアアジアのカウンターはターミナルを入って左側にあり、
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国際線のチェックインは、左端の1番カウンターを利用する。
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しかし、今回はあらかじめインターネット・チェックインをしてメールに添付されたQRコードを入手していた。
これがあれば、カウンターに並ばなくとも自動チェックイン機を利用して手続きができる。もちろんスマホが必要となるけど・・・ -
ドンムアン空港の場合、自動チェックイン機がターミナル屋内でなく出発階の屋外に設置されているので注意が必要だ。案内表示がないので係員に聞くまでわからなかった(1番カウンターの前のドアを出ると外の壁際に設置されていた)。
チェックイン機には日本語メニューもあるので安心。言語を選択すると・・・ -
QRコードを読み取りセンサーにかざすようイラスト付きでメッセージが出る。
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ここで、右下の読み取りセンサーに対して、このようにスマホの画面をかざす。
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すると搭乗券が出てくる。至って簡単。
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こちらが今回、手伝ってくれた係員のお2人。ドンムアン空港では、この機械を使ってチェックインする人がほとんどいないそうだ。なので、以前は屋内にあった機械を屋外に出してしまったのだという。
「皆さん、エアアジアに乗る機会があったら使ってくださいね。」ってPRしてくれとお願いされてしまった。こんな美女達にお願いされたんじゃあ、やるっきゃないよね! -
まあ、今回は預け入れの荷物があったので、結局カウンターには並ぶ羽目になったんだけどね。でも、空いてた。
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手ぶらになったことだし、それでは久しぶりのドンムアン空港を散策してみよう!
まずはドンムアン空港を拠点とする航空会社をチェック!エアアジアの他に、ノックエア、オリエントタイ航空そして新しいタイの航空会社シティー・エアウェイズが今年の7月より仲間入り。
各社のチェックインカウンターの番号は、
1〜3 エアアジア(国際線は1、2と3が国内線)
4 シティー・エアウェイズとチャーター便
5 オリエントタイ航空
6、7 ノックエア
となっている。 -
出発ロビーには、エアアジア側、ターミナルの一番北端にミニマートがあるが物価が空港価格で市内よりインフレしている。スワンナプーム国際空港と違ってセブンイレブンなどの一般的なコンビニは、公共エリアには一切ない(国内線ゲートにセブンイレブンがあるが、制限エリア内なので国内線の搭乗券を持ってなければ利用できない)。
空港内はファーストフードやレストランを含めて全ての価格がインフレしている。そのため、空港に来てからお菓子やジュース類を買おうとしている人は要注意。市内価格で買おうと思ったら、長い通路を渡って国鉄ドンムアン駅の売店まで行かなければならない。 -
VATリファンドの為の税関検査場は一番北側の出口の横にある。ここでスタンプを押してもらう。その横がエアアジアのチケットカウンター。
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その左隣にもVAT REFUNDの文字があるが、ここは単なる情報窓口なのでスタンプを押してくれない。さきほどの緑看板の税関と間違えないようにしよう。その隣が郵便局。
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その先にあるのが荷物預かり所。
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その先にクルンタイ銀行とバンコク銀行の両替所が並んでいる。
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さらに南へ進んで行くとターミナル中央あたりに空港案内所がある。この辺は、スワンナプーム国際空港が開港する前と変わってないようだ。
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その先にノックエアーとオリエント・タイ航空などのチケット・カウンターがある。
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出発フロアの一つ上、4Fはレストラン街になっており、懐かしいシーロム・ビレッジや・・・
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中華の米飯なんかが入居している。いずれも空港価格なので割高だ。
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1Fの到着ロビーに降りていくと、喫茶店があったり・・・
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キオスクのようなマガジンショップがあった。ドンムアン空港には、ケータイ会社の店舗がないから、ここは各社のSIMカードも販売していた。しかし、ぼったくり価格!ドンムアン空港から入国する人は、市内に着いてからセブンイレブンやケータイ会社の直営店でSIMカードを買ったほうがよい。
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空港のインフォメーション・カウンターが1Fにもあって、ここは到着客からの問い合わせが多いのだろう。空港からの移動手段を聞いてみたが、ここの係員は英語も上手いし親切だった。
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次は、ドンムアン空港から市内への交通手段をチェック。まずは定番のタクシーから。
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ここでもスワンナプーム国際空港と同様、カウンターで目的地を言って指定されたタクシーに乗るスタイル。メーター料金に加えて空港チャージ50バーツがかかるのも同じ。
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空港チャージを節約したい人は、出発ロビーで客を乗せてきたタクシーをつかまえて乗車してしまうという手がある。
ただし、係員に見つかると罰金を徴収されてしまうので、いやがる運転手も居る。 -
めんどうになることを避けたいのなら、国鉄ドンムアン駅へ通じる通路から、この階段を下りて空港のすぐ脇を通っているウィパワーディー=ランシット通りからタクシーを拾おう。
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ちなみに、国鉄ドンムアン駅へ行くには、屋内に戻ってエレベーターで3階出発ロビ−に上がり・・・
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この通路を利用する。
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途中で右へ入る分岐点があるので、右の通路を進めば国鉄ドンムアン駅へ行くことができる。ここを入って、すぐ右の階段を降りると先ほど紹介した空港外でタクシーを拾うポイントへ至る。
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これが国鉄ドンムアン駅。ここから列車でフアランポーン中央駅まで行くこともできる。
ただし、時間帯によっては2時間に1本しか来ないときもあるし、長距離列車が多いため大きく遅延することもザラなのでお勧めできない。 -
そして、これが駅の売店。空港から最も近い、市内価格で物を買うことができる場所はここ。
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タクシー乗り場の北側にはエアポート・バス乗り場がある。
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昨年よりドンムアン空港と都内を結ぶエアポートバスが運行されるようになった。運行当初はA1、A2と2路線あったのだが、現在、運行しているのはA1路線のみ。
ドンムアン空港と北バスターミナルをBTSモーチット駅経由で結ぶ路線で、途中、他のバス停には停車しない特急バスだ。運賃は30バーツ。
タクシー以外だと、これが都心へ出る唯一の実用的な交通手段。
係員に戦勝記念塔行きのA2はなぜ廃止になったのか聞いてみたところ、A2の利用客が少なかったことと、使用できる車両の数が限定されているので利用客の多いA1路線に資源を集中させたとのこと。
戦勝記念塔へは、モーチット駅でBTSに乗り換えて行けるしね。
以前は、A1、A2ともに空港発はノンストップの特急便だが空港行きは通常の路線バスと同様、各バス停に停車するという異例の運用形態だったが、A1だけになってからは空港行きもノンストップ特急となっため利用し易くなった。 -
こちらがA1路線に使用されているバス。普通の路線のエアコンバスと同じ車体だ。なので、大きな荷物を置いておく専用スペースはない。
朝9時から深夜11時半まで20分間隔で運行されている。 -
エアポートバス乗り場の北側が、スワンナプーム国際空港行きのシャトルバス乗り場。航空券を持っている人なら無料で利用できる。
早朝5時から深夜12時まで30分間隔で運行(早朝5時から9時までと、深夜9時から12時までは1時間間隔)。 -
エアポートバス以外の路線バスを利用したい場合は、空港内には乗り入れていないのでウィパワーディー=ランシット通りの歩道を北へ250メートルほど歩いたところにあるバス停を利用する。
歩道に出るには、さきほどタクシーのところで紹介した通路を利用する。 -
このバス停には、以下の路線バスが停車する。
29番 フアランポーン中央駅(BTSモーチット駅、戦勝記念塔、MBK経由)
59番 王宮前広場(BTSモーチット駅、戦勝記念塔経由)
95ก番 ザ・モール・バーンカピ店
187番 シープラヤー船着場(戦勝記念塔、MBK、スリウォン経由)
510番 戦勝記念塔(BTSモーチット駅経由)
523番 北バスターミナル(BTSモーチット駅経由)
538番 ラーマ病院(戦勝記念塔経由)
554番 スワンナプーム国際空港バスセンター -
さて、空港へ戻って搭乗の準備をしよう。
その前に腹ごしらえ。エアアジアは機内食も有料で割高だからね。空港内のレストランはインフレしてるからミニマートでお弁当を60バーツで購入。これでも市内で買うより高いのだけど、許せる範囲。 -
機内で食べたら同じような品が150バーツだからね。
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飲み物だって35バーツと市内価格の2倍以上の値段だけど・・・
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機内だと60バーツなので、まだマシだ。
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では、いただきます♪
空港のミニマートは、セブンイレブンのように電子レンジがないから冷飯のままだけど、美味しかったよガパオガイのカイダオ乗せ。 -
出国審査と手荷物検査を終えて制限エリアへ。
改装されて解放感のあるショッピング・エリアとなっていた。
免税店の他にも・・・ -
タイシルクのジムトンプソンや・・・
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日本人に大人気のナラヤ・・・
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おなじみのスターバックスなどがあった。
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今日のフライトはバスゲート。
エアアジアだから、いつもそうなのかな? -
バスで駐機場まで行ってタラップを登って搭乗するいつものスタイル。
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機内は結構混んでたなあ。私のように運賃無料セールを利用して乗った人が多いのだろう。
私の隣2席には、大柄なマレーシア人2人組が座ったので、もの凄く窮屈だったが、後ほど二人揃って他の空席へ移動してくれたからラッキー♪
あのまま2時間耐えていたらかなり辛かっただろう。 -
ということで、さよならバンコク!
また来る日まで!
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